自民党が公約発表。改憲4項目の「緊急事態対応(=緊急事態条項)」に要注意!!&選挙直前に共産党に敵意剥き出しの連合会長。とっとと失せろ!!
自民党が参議院選の公約を発表したってんだが、ま、自民党に限らず政党や政治家の公約ってのはただの口約束、つまり「口約」なんだよね。だからあまり信用しちゃならないんだけど、自民党の場合は選挙に勝ったとたんに「白紙委任」されたかのように居丈高になるからご用心なのだ。
今回の公約では、改憲について「緊急事態対応」ってのがしっかりと明記されている。これって微妙に言葉を変えているけど緊急時には政府に権力を集中するという「緊急事態条項」のことだということを抑えておかなくてはいけない。「憲法秩序を一時停止し、一部の機関に大幅な権限を与えたり、人権保護規定を停止するなどの非常措置」ことができる条項なんだから、桑原桑原なのだ。
そんなわけで、参議院選挙なんだが、野党が32の1人区でどうにか一本化にこぎつけたようだ。とは言え、一致団結しての選挙態勢かとなると、これが煮え切らないんだね。「推薦」だの「支援」だのという建前だけの共闘ってのが正直なところだ。
だからこそ、オザワンは「候補者を一人に絞っただけでは駄目だ。選挙をする態勢がばらばらでは勝てない」って口をすっぱくして言い続けているんだよね。比例名簿を野党で統一しなければというオザワンの提案は正しいと思うのだが、ま、共産党とは共闘できないなんて奴がいる限りは夢のまた夢。
そんな共産党アレルギーの筆頭が労働貴族の連合だ。なんとまあ、こんなタイミングで言わなくてもいいのに、連合会長がこんなこと口走ってます。
「共産党とは歴史的な経過もあり、同じ選挙事務所で力を合わせてやることにはならない」
「連合幹部は共産系統一候補への対応について自主投票になる」
「野党のバラバラ感に終止符を打つ」って言いながら、共産党は排除しますときたもんだ。これって、衆議院選で「排除の論理」でずっこけたぼったくりバーのチーママ小池君を彷彿とさせます。そもそも、共産党は連合を敵視してなんかいないんじゃないの。組織維持のために敵を見誤った連合は、もうその存在価値はゼロです。とっとと失せろ!!
最近のコメント