メディアは自民党内抗に大はしゃぎするよりも、憲法違反の「臨時国会拒否」の方がよっぽど重要だろう!!
テレビって、つくづくお気楽なものだと思う。皇室の結婚スキャンダルと自民党内抗争の政局報道で、どの局も大はしゃぎ。名古屋入管によるウィシュマさん虐待死はどうなった。憲法違反の臨時国会拒否はどうなった。土建政治の幹事長・二階君に自民党から流れた政党交付金37億円はどうなった。
夕方のニュースを観ていても、政治部記者がいっちょ前の顔して「解散は総理の専権事項」なんて解説したり、「臨時国会召集見送りに野党反発」なんてことを憲法違反の「け」の字も触れずに訳知り顔でのたまったり、ホント、バカ丸出しです。
幹事長人事で出てくる名前が、河野、小泉、石破、甘利、萩生田、野田ってくるんだもの、ちったあメディアも毒づいてみやがれ。
・菅首相、河野氏を要職で起用へ 石破氏処遇案も 自民党役員人事
このところすっかり表舞台から消えたオザワンが一連の自民党内抗争についてツイートしていて、これがなかなか鋭い。っていうか、こういう分析力は、本来はメディアにこそ求められる基本中の基本なんだね。
というわけで、オザワンのつぶやきを紹介して、お後がよろしいようで。
①昔の自民党には、まだ「良識」があった。個別の捜査に影響を及ぼそうとしたり、法制局長官人事で憲法解釈を都合よく変えようとしたり、総理が後援会850人を政府の行事に呼んで飲み食いさせるなんてことはしなかった。超えてはならない一線があった。だが 安倍・菅両氏は何の躊躇もなく一線を越えた。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) September 1, 2021
②国会議員は常識を持っていることが大前提。その上で憲法や歴史について基礎的なことは学んでいることが求められる。つまり三権分立を学んでいれば、権力集中が独裁を招き、人々を不幸にすることは理解できる。だが安倍氏や菅総理には、この常識・良識が欠如している。だから平気で「一線」を越える。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) September 1, 2021
③頭が腐れば、全部腐る。総理が好き勝手やれば、閣僚も官僚もみんな真似をする。総務省における接待問題はこの一例。そのうち、それに取り入ろうとするお友達が巨大な利権集団を作る。そうやって国全体の腐敗が進み、格差は拡大し、多くの国民は困窮する。政権交代以外に国の腐敗を止める方法は無い。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) September 1, 2021
④いま、この国に必要なのは、政治における良識の再生である。今や良識とは無縁の自民党総裁など、誰がやっても同じこと。良識を再生しないと、日本は滅びる。新型コロナで猶予はない。政権交代で自民党政権の不正の全貌を一日も早く明らかにし、その中から「良識」と「民主主義」を再生するしかない。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) September 1, 2021
最近のコメント