検察 

2015年12月12日 (土)

「犯行認めれば処分軽くしてやる」。またしても検事の暴走。だから取り調べの可視化しなくてはいかんのだ。

 昨夜は、東向島にある王貞治さんの生家「五十番」(いまは洋食屋)で編集者仲間と忘年会。イタリア人のデザイナーの飛び入りがあったりして、大いに盛り上がったのであった。

 ところで、検察がまたとんでもないことやらかしてくれた。なんでも、東京地検の女性検事が「犯行を認めれば処分軽くしてやる」って容疑者に持ちかけていたってね。さらに、麻薬取締法違反で逮捕された暴力団関係者には「弁護人を解任すれば接見禁止を裁判所に請求しない」なんてこともチラつかせていたとか。

女性検事「認めれば略式起訴に」 容疑者に持ちかけ

 司法取引制度が国会では継続審議になっているけど、実際に法案が成立したら、検事の勝手な拡大解釈でいろんな取り引きを容疑者に持ちかけて、冤罪の温床になったりするんだろうね。今回のように「罪を認めたら云々」なんてことは審議中の司法取引制度でも認められてはいないっていうけど、取調室という密室では捜査する側のやりたい放題ですからね。やっぱり、取り調べの全面可視化しないと駄目ってことです。

 この女性検事はこの件が発覚して依願退職したそうだけど、おそらくヤメ検弁護士にでもなっているんでしょう。そもそも、依願退職ってのが甘いよね。弁護人解任なんてことまで取引材料にしてるんだから、懲戒免職で法曹資剥奪くらいのことはしてもいいんじゃないの。

 メディアも匿名報道でお茶濁してるけど、こういうのって実名報道すべきじゃないのかねえ。一般大衆労働者諸君だったら、痴漢容疑でさえへたすりゃ実名報道されちゃって職場も首になったりするんだからね。

 それはともかく、いまだにこんな検事がいるんだもん、検察改革なんてのはしょせんは掛け声だけで、誰も反省してないってことだ。そういえば、ジャイアンツの選手の野球賭博事件で日本野球機構が設置した特別調査委員会の委員長に就いたのが元東京地検特捜部長の大鶴君だった。大鶴君といえば、陸山会事件における違法ともいえる強引な捜査で更迭された人物だ。それが弁護士に鞍替えしてたってわけです。上がこんなんだもの、下っ端の検事がめちゃくちゃなのもむべなるかなってなもんです。

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2015年8月 6日 (木)

原爆の日の前日に「核兵器は武器じゃない」と答弁するイカレポンチ&「アメリカの盗聴に「電話で抗議」なんてのは「電話でキス」みたなもんだろう&盗聴拡大、司法取引導入、可視化は限定的・・・刑訴法改悪案で検察・警察が焼け太り。

 広島が原爆で破壊されて70年。そんな節目の日の前日に、国会では気分は軍人の防衛大臣・中谷君が「核兵器は武器じゃない。弾薬だ」ってイカレポンチ丸出し答弁してくれちゃいました。手榴弾、ミサイルに続いてこれだもんね。安保法制=戦争法案はひとたび成立しちゃえば、時の政権の思惑によってどんどん拡大解釈されるってことです。少女に論破されて逃げ出した礒崎君の「法的安定性は関係ねえ」ってのはこういうことを言います。

 しかしなんですね、手榴弾もミサイルも核兵器も武器じゃないって屁理屈が通るなら、これからはたとえばナイフ持ってて職質されても「ナイフは消耗品だから武器じゃない」って突っぱねることもできるかもね。こう考えれば、いま国会で繰り広げられている審議がいかに愚かでいかがわしいものかわかろうというものだ。

 こういうくだらない問答を延々続けることで審議時間切れを自民党は狙っているのはみえみえなんだから、野党の皆さんもこんな愚にもつかない答弁引き出して悦にいってるんじゃなくて、安保法制=戦争法案の本質である「違憲性」についてしっかりと追及すべきだろう。新聞・TVの報道の仕方も、いつのまにか「違憲性」なんかどっかに行っちゃって、法案の重箱の隅つつくことばかりやってますからね。木を見て森を見ずに逆戻りです。

安保法案 「核兵器輸送も排除せず」 防衛相、実現性は否定

 ところで、アメリカが日本を盗聴していたって問題で、レレレのシンゾーは電話で抗議したってね。それも、自分から電話したってんならまだしも、副大統領のバイデンの方からわざわざかけてきたってんだから、アメリカにとっちゃ謝罪セレモニーしましたよっていうアリバイ作りのなにものでもありません。

 「電話で抗議」なんてのは「電話でキス」みたいなもんで、生温いったらありゃあしない。ドイツのメルケルなんて「あんたねえ、友人を監視しちゃいかんぜよ」って猛烈に抗議して、一時はアメリカとの関係に陰りが出たくらいなのに、「ボクちゃんが最高責任者でちゅ」のこの国の総理大臣は、事が発覚しても即座に対応することなくほったらかしでしたからね。「日本を取り戻す」前に「日本を受け渡し」ちゃってんだから世話ありません。「事実であれば、同盟国として極めて遺憾」なんて寝ぼけたことぬかす違憲総理の「愛国心」なんてのは、しょせんこの程度のことです。

米の盗聴疑惑、日本は抑制対応 他国は首脳が直接抗議

 そんなことより、刑事訴訟改悪案が衆議院を通過しちゃいました。郵政不正事件に始まった検察改革が、いつのまにか盗聴の強化、司法取引の導入なんていう検察・警察の焼け太り法案に変質。この法案の肝だった取調べの可視化は全事件の3%程度と限定的で、これじゃあ冤罪は絶対になくなりませんね。へたすると、司法取引によって、さらに増える可能性だってある。こうした法案を世間の目から遠ざけるために国会でふざけた答弁繰り返してんじゃないかと疑いたくもなろうというものだ。

 それを後押しするかのように新聞・TVは刑訴法改悪法案に対してほとんどまともな報道してません。法案が成立してから、問題点がどうしたこうしたなんて後出しジャンケンみたいなことしてるから、戦争やりたい連中に舐められちゃうんだね。

警察と検察による取り調べの可視化義務付け、衆院可決へ

 最後に、東京オリンピック・エンブレムのデザイナーが記者会見をした。「要素は同じだが、デザインに対する考え方がまったく異なる」から倒錯じゃなかった盗作じゃないって言うんだが、コンセプトが違ったからって最終的なデザインが似てたらそれはやっぱり問題なんじゃないのかねえ。それは盗作とはまた別の、クリエイターとしての矜持の問題だと思うんだがどうなんだろう。とりあえず、クリエイターの末席に連なる者として考えるに、昨日の会見はいただけない。そもそも、東京の「T」をモチーフにしようって発想が当たり前すぎて面白くもおかしくもありません・・・なんてチャかしてみたくなる今日この頃なのだ。

佐野研二郎氏、五輪エンブレム制作過程を解説「自身のキャリアの集大成であり、盗用疑惑は事実無根」

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2013年12月21日 (土)

徳洲会グループ事件で、検事が弁護士になりすまして取り調べ強要&「都知事選で特定秘密保護法は争点にならない」(安倍晋三)。ならないじゃなくて、なっては困るが本音でしょ。

 昨日のお昼過ぎ、浅草にちょいと足を向けたら、なんとパラリと雹が降ったのには驚き桃の木なのであった。雪の予報は出てたけど、まさか雹とはねえ・・・。

 で、5000万円で都知事の座を投げ売った獅子頭・猪瀬君だが、その発端である徳洲会グループの選挙違反事件で、なんと検事が弁護士になりすまして、被告の取調べを強行したってね。なんでも、弁護士面会と偽って拘留中の被告を呼び出し、取調べをしようとしたってんだが、これって犯罪でしょ。単に弁護士の名を騙ったとかいう問題じゃすまされませんね。

弁護人、検事が身分偽装と抗議 徳洲会事件で

 それにしても、安手のTVドラマじゃあるまいし、っていうか安手のTVドラマだっていまどきこんなプロットは恥ずかしくて、論外でしょう。一応、特捜は「そんな事実はない」って否定してるけど、マスメディアは疑惑の検事の氏名を公表して、獅子頭・猪瀬君を吊るし上げたように記者会見で追求すりゃあいいのに。これが、やらないんだね。

 ところで、昨日のレレレのシンゾーは昼からTVに出まくりで、夜にはテレビ朝日『報道ステーション』でゴタクを並べとりました。国会答弁でもそうなんだが、なんでこの男はいつも相手の質問にまともに答えようとしないのかねえ。ベチャベチャと回らない舌で饒舌を装ってはいても、中身がまるでないから何言ってるか最後までわからない。

 質問をはぐらかして、自分の言いたいことだけを言い放つというのは、老獪な政治家のディベート術だったりするんだが、この男の場合はそもそも質問内容を理解しているとはとても思えません。おそらく、話しているうちに自分でも何言ってんだがわかんなくなってるんじゃなかろうか。

 40万件以上といわれる特定秘密の管理を首相ひとりでできるのかって質問にも、「ほとんどは衛星写真で、その他には暗号だったり、武器の細かい秘密だったりするから大丈夫っすよ」なんて能天気に答えていた。これってぜんぜん質問の答えになっていないし、そもそも衛星写真や暗号が多いから管理はそれほど難しくないなんてどんな根拠があって言ってるんでしょう。衛星写真や暗号だとなんで管理が容易なんだ。キャスターの古舘伊知郎も、「こいつ馬鹿じゃないの」ってな表情で、あけっにとられてましたからね。

 都知事選では特定秘密保護法は争点にはならないとものたまってたけど、これはもう牽制球ですね。争点にならないじゃなくて、争点になっては困るってのが本音でしょう。だから、「オリンピックを成功に導ける人で国際性のある人」なんてことを持ち出してるに違いありません。

首相、秘密法は争点にならず 都知事選

 おそらく、都知事選はあくまでも地方選挙だから特定秘密保護法は争点としてなじまないってなキャンペーンが、さりげなく息のかかったメディアで始まりますよ。そして、都知事選をオリンピック一色にして、どうにか乗り切ろうってのがレレレのシンゾーの腹なんでしょう。昨日のTV行脚もその布石と思えばわかりやすい。これから、嫌になるほど愚かな政治屋の顔がTVで流れるかと思うと、それだけでウンザリする土曜の朝であった。

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2013年10月 9日 (水)

自民党の尻馬に乗った新聞・TVに「TPP公約違反」を糾弾する気力なんてありません&「有罪とされたことは耐え難い屈辱。事実と向き合わない裁判所に深く失望した」(大坪元特捜部長)。権力をほしいままにしてきてあげくに冤罪事件に関わった反省、悔悟ってのがカケラもなんいんだから、あきれたもんだ。。

 ふむ、ドラゴンズの次期監督に谷繁、GMに落合ねえ。谷繁はプレーイングマネージャーを希望してるそうだが、そううまくいくんだろうか。落合だって、いまさらGMにするなら、なんで監督を辞めさせたんだ。辞めさせる理由なんて何もなかったんだよね。単に客が入らないとかなんとか難癖つけたただけでさ。ようするに、ドラゴンズのフロントに球団経営のポリシーがまったくないってことの証明みたいなもんですね。

 でもって、TPPだけど、もうめちゃくちゃでござりますがな。そもそも、TPPってのは「聖域なき関税撤廃」が原則だったのに、「聖域死守」「国益は守る」なんてたわ言に騙されちゃったわけで、いずれはこうなることはわかってたんだね。当然、そのお先棒を担いだマスメディアには、いまさら「公約違反だ」なんて声高に批難する権利も気力もありません。

 今日の東京新聞「筆洗」は、自民党のTPP公約違反について、「日本の国民は物分りの良さを自民党に付け込まれている気がする」と書いていたが、とんでもないね。付け込まれているのは、「国民」ではなくて「マスメディア」でしょ。もし、「国民が付け込まれている」としたら、それはひとえに政府の尻馬に乗ったマスメディアの責任なんだね。このところ、何かと言やあー、「国民にも責任の一端はある」ってな上から目線の論調が飛び交っているけど、公平中立を装った偏向報道を続けているマスメディアに言われる筋合いはないやね。

 ところで、郵便不正事件の証拠捏造で逮捕された元特捜部長の大坪君が、「熟慮の上、名誉ある撤退を決意した」そうで、上告を断念だとか。当たり前でしょ。何が「名誉ある撤退」だ。で、こうも言ってます。「有罪とされたことは耐え難い屈辱。事実と向き合わない裁判所に深く失望した」「いたずらに戦い続けるより、残された時間を大切にすべきと思った」・・・よく言うよであります。こやつのおかげで、「名誉」を傷つけられただけでなく、社会からもオミットされた冤罪被害者が果たして何人いたことか。

上告断念の元特捜部長、大坪氏 検察の起訴は自由自在

 証拠改竄に絡んだ犯人隠避罪で起訴されたことについては、法曹家の間でも法律論として異論があるということはわかるが、大坪君もその部下の佐賀君も、何が嫌って、こやつら証拠改竄に関わったって言う反省の「は」の字もないことなんだね。裁判となったからには自らを守るためにあらゆる詭弁を弄するのは勝手なんだが、それにはまず自分が冤罪事件に関わってしまったという事実に対してどう責任をとるのかってことが抜けてちゃ、それは単なる自己保身ってもんです。

 どう考えても、権力をほしいままにしてきた元検事のふたりの居直りは、許しがたいものがある。検察改革が遅々として進まないどころか、どんどん後退している現状というのも、元検事の不遜な態度を見るにつけ、さもありなんと歯噛みする今日この頃なのだ。

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2013年8月13日 (火)

「健全な法治国家のために声を上げる市民の会」が新たな告発状を提出。

 昨日、健全な法治国家のために声を上げる市民の会は、「2010年1月15日の石川知裕議員逮捕に関し、当時、大阪地検特捜部から派遣され、陸山会事件の捜査に検察官として加わっていた前田恒彦元検事が、インターネット上で行った衝撃的な内部告発に基づき、『石川議員の逮捕状を請求するために、石川議員に自殺の恐れがないことをわかっていながら、自殺の恐れがあるという、事実と異なる内容を記載した報告書』を作って、裁判所に提出し、逮捕状を取ったという虚偽有印公文書作成および行使により、田代政弘元検事および木村匡良検事を告発」しました。

最高検察庁宛告発状
添付資料1
添付資料2
添付資料3
プレスリリース

 なお、告発の詳細は、会長のブログをご一読ください。

・八木啓代のひとりこど
皆様、第二ステージです!:新たなる告発状を提出してまいりました

 戦いはまだまだ続きます。

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2013年5月29日 (水)

朝日が重い腰上げて「誤報」発言にボソっと反論。その論調の生温いこと。こんなんでお茶濁してちゃダメでしょ&佐賀地検の検事がカッターナイフで容疑者を威嚇!? 検察改革は遠くなりにけりだね。

 ようやく重い腰を上げて、朝日新聞がお子ちゃま市長・橋↓君の「誤報」発言に反論です。遅すぎだけど、やらないよりはマシか。世間からも「売られた喧嘩も買えないのか」って声がチラホラ出てきたし、ここらで何らかのリアクション起こさないとまずいかもって計算が働いたんでしょうね。でも、その論調はなんとも生温いんだね、これが。「誤報」なんて言われたんですよ。ボソっと社会部長の署名原稿でお茶濁している場合じゃないでしょ、ったく。こんなんだから、お子ちゃま市長に限らず芸人まがいのパフォーマンス好きの政治家を付け上がらせちゃうんだよね。これをきっかけに、他のマスメディアも一斉に「誤報」発言をつつき始めたら面白いんだけど、どうなることやら。

・朝日デジタル
「誤報」の指摘あたらない 朝日新聞大阪本社社会部長

 さて、検察がまたしでかしてくれました。佐賀地検の検事が取調べ中の容疑者にカッターナイフを突き出したそうです。録画・録音されていたから発覚したってんだが、録画されててもこんなこと平気でやるんだから、録画されない取調べではどんな脅迫してるかわかりません。やっぱり、どこか神経がマヒしちゃってるんでしょう。おそらく、これまでも同じようなことやってきてるんだろうね。だから、録画されてるにもかかわらず、習い性ってやつでついやっちゃったってところなんじゃないの。この検事は、カッターナイフを突き出した後に、カッターの柄で机を叩いて威嚇したそうだけど、検事にとってはこの程度のことは日常の風景なのかもね。

・東京新聞 TOKYO Web
容疑者にカッター突き出す=取り調べで検事、告発検討-佐賀

 PC遠隔操作事件における長期拘留だって、これと同じような暴力なんだよね。片山氏は「自殺した方が楽」って拘留開示の法廷で心情を吐露したそうだが、これこそが検察の狙っているところで、こうして弱気にさせて自白に追い込むって寸法です。PC遠隔捜査事件は、可視化を要求して以来取り調べは進んでいないからカッターで脅すような物理的な暴力は行使できないけど、留置場に閉じ込めておくだけで十分にその効果を発揮してるってわけです。

・47NEWS
コメント「自殺の方が楽」と片山容疑者 遠隔操作事件、法廷で

 検察改革ってのはどこ行っちゃったんだろう。結局、陸山会事件で検察のリークを垂れ流したマスメディアが、まるで反省していないから、検察を図に乗せているっていう面もあるに違いない。PC遠隔操作事件だって、性懲りもなく検察リーク垂れ流す新聞もあるくらいですから。このままだと、権力と検察の馴れ合いってのは、ますます巧妙になって、振り向けば治安維持法なんて時代がやってくるかも・・・って、朝っばらから縁起でもない妄想しちまった。

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2013年4月23日 (火)

「不起訴不当」の議決を引き出した補助弁護士は、札付きのヤメ検弁護士だった。こんなのを推薦した弁護士会ってのもちょいとクエッションマークだね。

 田代元検事の虚偽記載に対する昨日の検察審査会の「不起訴不当」の議決は、ちょいとぬか喜びだったようだ。つまりは、「強制起訴」はなくなったってことで、これでまた再捜査という名目の時間稼ぎをして、不起訴でシャンシャンという段取りなんでしょう。小沢一郎の一件では、「裁判で白黒決着を」が大義名分だったというのに、今回は検察が審査の対象なもんだから手を抜いたってわけです。

 さらに、検察審査会の議決に大きな影響力を持つ補助弁護士が、ワケありのヤメ検弁護士だったというのも笑ってしまう。って、笑ってる場合じゃないんだけどさ。なんでも、この澤新とかいうヤメ検は、相続税申告に絡んで、税務署に「検事正」名で抗議文を送りつけて圧力かけたとかで戒告処分された過去があるそうな。で、これが原因で辞職したわけだけど、こんなヤメ検弁護士が検察が被疑者である事件の補助弁護士を務めるなんてのは、それこそドロボーがドロボーの裁判するようなもんで、とてもじゃないが公正な審議なんて望むべくもない。これが、小沢一郎の強制起訴の際にさんざん言い募っていた、マスメディアが大好きな「市民感覚」ってもんじゃないのか。

 その小沢一郎は、「特定の存在を追い落とすシナリオに沿った証拠を捏造(ねつぞう)した。法治国家であってはならない深刻な人権侵害だ」と検察批判していたが、それはもうおっしゃる通り。東京新聞「筆洗」も、「審査会が小沢氏を二度にわたって『起訴相当』としたのは、審査会を利用して、小沢氏を政治的に葬り去ろうとした組織的な権力犯罪だったのではないか。疑念は膨らむばかりだ。この問題で厳しい処分を受けたのは、末端の特捜検事だけだった。検察という巨大組織を守るための『生け贄(にえ)』にされたように思えてならない」と書いていたが、これもまたごもっとも。

 なんのことはない、「不起訴不当」で一番ホッとしているのは、検察そのものなんだろうね。トカゲの尻尾切りで一件落着の芽が出てきたんだからさ。

 にしても、札付きのヤメ検弁護士を補助弁護士に推薦した弁護士会ってのは、そもそも何考えてんでしょう。弁護士会そのものにも大きなクエッションマークが付く、検審議決だったてのであった。

検察審査会審審査会議決書

検察審査会議決の不透明・補助弁護士はワケあり元検察幹部(江川紹子氏)

・八木啓代のひとりごと
田代元検事不起訴不当議決! その裏の大きな疑惑

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2012年12月22日 (土)

ホラ見たことか、「原発新設もありね」って腹痛ボクちゃんがぬかしてる&郵便不正事件の検察リークを地裁が認めず。見ててごらん、検察改革もどんどん後退していくから。

 どこかの誰かが仕掛けた「マヤ暦騒動」も、2012年12月21日が過ぎても世界は終らなかったことで一段落。でも、安心してばかりはいられない。日本は確実に終わりに向かって歩き出してるからね。

 その証拠に、ほホラ見たことか、というわけで、腹痛ボクちゃん・シンゾーが、「原発新設ストップを見直し」ってぬかしてる。再稼働は確実だし、これで新設もOKとなれば、なんのことはない、「原発推進でイケイケドンドン、事故ったって知らないよ」の時代に逆戻りするわけですね。なんで再稼働が必要なのか、なんで新設が必要なのか、そんな説明をする気はさらさらありません。これが民主党政権の時なら、マスメディアはおそらく「説明不足」だってとりあえずは批判したりしたはずなんだけど、今回はまったくおとなしい。確か、公約には「原発再稼働の可否は全原発で3年以内の結論を目指す」ってなってたよな。てことは、3年かけて様々な議論をするってことだったんじゃないの。シロートにはそう読めるけどね。それが、まだ政権も発足していない、言ってみれば試験には受かったけど免許交付はまだよってのに、一足飛びに「原発新設」までかましてくれるんだから、調子こいてるよね。

 「数」を与えるってのはこういうことなんだろうけど、マスメディアが原発の「げ」の字も発しなくなった今日この頃、みんな揃って原発動かしたかったんだってことがつくづく胸にしみるのであった。

 ところで、郵便不正事件でさんざん検察がマスメディアに垂れ流したリークについて、村木さんが損害賠償請求をしてたんだが、東京地裁は検察のリークを認めない判決を出しちまった。こうやって、検察改革もどんどん後退していくんでしょう。自民党政権になって、一番喜んでいるのは法務官僚という噂も漏れ聞こえてくるしね。そういえば、小沢一郎をはめたのも自民党のなんたら法務大臣って噂だったもんね。さもありなんです。

 日本未来の党は、阿部知子を共同代表に据えて、首班指名は「阿部知子」ってするらしい。どんな深慮遠謀がその裏にあるのかは知らないけれど(って、あるのかそんなものが)、自民の安倍に未来の阿部か・・・なんだかなあ、の雨の土曜なのであった。

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2012年10月10日 (水)

口だけ右翼の腹痛シンゾーと経団連ヘボクラ会長が、「原発ゼロなんてふざけんじゃねえ」で意気投合。国民に喧嘩売ってます。

 なりすましの書き込みされた事件で、PCの遠隔操作のことばかりがやたらクローズアップされているけど、それ以上に問題なのは、警察も検察も逮捕された男性が否認していることにまったく耳を貸さなかったことなんですね。そればかりか、早々と実名報道したり、「認めたら罪が軽くなる」ともちかけたりして、まんま痴漢冤罪事件と同じ構図です。さらに、証拠隠滅の恐れもないのに、長期拘留していたってのも、留置場を代用監獄に使ういつもの手です。

 そのくせ、誤認逮捕じゃないのと報道され始めたら、なんと同じような書き込み事件で、容疑者が犯行を認めているってのに、「遠隔操作の可能性もあるから念のため釈放しました」ってんだから、何やってんだか。それだけ、自分たちの捜査に自信がもてないってことなんでしょう。だったら、ひとを逮捕なんかしちゃいかんだろう。

 ところで、扉にカバンはさんで電車止めちゃった最高検の公安部長の処分はどうなってんだろう。まったく続報がないんだが、うやむやにしようってんじゃないだろうねえ。これって、明らかに威力業務妨害なんだから、刑法第234条で定める通りに、最低でも「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」ってやつを課してほしいね。その上で、懲戒免職です。

 ところで、口だけ右翼の腹痛シンゾーが代表を務める自民党の山口県連支部が、政治資金からキャバクラ代を払ってたってね。江田五月人形の政治団体が「キャバクラ会合」で叩かれたことがあったけど、今回のキャバクラ代ってのは政治資金使ってるからね。つまり、政党交付金なんかもその中には含まれているわけで、ていうことは税金です。税金でキャバクラはまずいだろ、ねえ、シンゾー君。ま、福島第一原発が爆発して獅子てんや瀬戸わんやの時に、「菅直人が海水注入を中断した」ってデマを垂れ流しておいて恥じることがない奴ですから、政治資金でキャバクラくらい屁でもないんでしょう。「ボクちゃんは行ってないもん。支部の馬鹿が勝手にやったことだから」って思ってるよ、きっと。

 で、恥知らずの口だけ右翼の腹痛シンゾーは、これまた猫いらずじゃなかった恥知らずの経団連ヘボクラ会長と「原発ゼロ見直し」で意気投合したようで、これって国民に喧嘩売ったようなもんです。「原発ゼロは無責任」てなことを性懲りもなくぬかしてるけど、無責任なのは原発推進したあげく、なんの安全対策もとらずに日本を放射能だらけにした自民党と財界だろうに、ホントにこやつらの親の顔が見たいものだ。

 というわけで、共産党の吉井議員の質問に対するシンゾーのお馬鹿な答弁を、何度でもご紹介しておきます。こんな奴なんですよ、口だけ右翼の腹痛坊ちゃんというのは・・・。

吉井英勝:冷却系が完全に沈黙した場合の復旧シナリオは考えてあるのか
安倍晋三:そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない
吉井英勝:冷却に失敗し各燃料棒が焼損した場合の復旧シナリオは考えてあるのか
安倍晋三:そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない
吉井英勝:原子炉が破壊し放射性物質が拡散した場合の被害予測や復旧シナリオは考えてあるのか
安倍晋三:そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない

 「菅直人が海水注入を中断した」というデマとともに、いつまでも覚えておきたいものです。

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2012年10月 5日 (金)

電車にイタズラした最高検公安部長は百叩きの上、所払いにしてしまえ&刑務所の小型油圧ショベルにまで復興予算が使われている。

 昨日のエントリーで、法務大臣のハッキリ申し上げて田中ケーシュー君の今後の「芸」に期待したいと書いたのだが、その日のうちにやってくれました。民主党では鬼門の外国人献金だと。湯上りの口先番長・前原君が外務大臣投げ出した時と同じです。口だけ右翼の腹痛シンゾーが、早速、鬼の首取ったかのように「辞任だ」と喚いてます。でも、100万円の壺を売りつける怪しげな団体とお付き合いがあると噂のこの男から言われる筋合いはありませんね。他人のことより、自分の首洗って待ったほうがいいんじゃないの。

 それはともかく、ハッキリ申し上げて田中ケーシュー君の外国人献金問題は、そう簡単にはおさまらんでしょう。事の経緯の説明いかんでは、3日天下で終わるかも。ていうより、そもそも法務大臣としての資質はゼロというかマイナスですから、早いところ退場していただい方が、検察改革という観点からもよろしいのでは・・・。

 で、その検察ですが、最高検の公安部長の岩崎某が、電車にイタズラして事情聴取を受けたとか。そのイタズラってのが、閉まる寸前の扉にカバンをはさんで、発車の邪魔をしたっていうんだから、今時、中学生ですらそんなことはしません。「仕事のストレスで故意にやってしまった」っていう言い訳も、一般人だったらとてもじゃないが通用しません。それどころか、机叩いて罵られるのがオチです。

 で、こやつは曲がりなりにも法律の専門家ですから、どうすれば心証良くなるかわかってるんだね。「仕事のストレスで故意にやってしまった。申し訳ない」なんていう上申書を警察に出したんだとか。どうにもせこいね、やることが。ま、電車遅らせて市民に迷惑かけたんだから、懲戒免職にした上で、それ相当の罰金取り上げるのが妥当なんじゃないでしょうか。

 ところで、復興予算の斑目じゃなかったでたらめな使い方が問題になってるが、その具体的な内容が見えてきたようだ。なかには、北海道と埼玉県の刑務所の小型油圧ショベルなんてスットコドッコイなのがある。購入費は約3000万円。北海道も埼玉県も被災地に近いから、がれき撤去なんかの仕事に就くための職業訓練に必要、ってのが理由なんだってさ。

・東京新聞 TOKYO Web
これが復興予算か 国会・政府やっと調査

 それもこれも、「日本再生に取り組む」という文言が復興基本方針に盛り込まれているからなんだね。ようするに、復興という名目で税金分捕って、自分たちの好き勝手に使える財源を確保したってわけです。やんぬるかな、ってのはこのことか。復興を食い物にする政治屋や官僚は地獄に落ちろ!

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