よくもまあ、こんな露骨な嫌がらせができるものだ。なんのことかと言えば、辺野古新基地建設の工事再開だ。県議選が終わったとたんの工事再開って、ようするに「基地反対」の民意なんかに耳傾ける気はありませんと言ってるようなものだろう。なんのための選挙なんだろうね。
・コロナで中断の辺野古工事が再開 知事「大変遺憾」
露骨と言えば、自民党議員に配られた臨時の交付金200万円ってのも舐めた話なのだ。その原資は政党助成金で、つまりは税金なんだね。定額給付金が給付されたのは対象者のわずか3分の1。持続化給付金だって、いまだに5000件以上も滞ったままだっていうのに、自民党の議員ってのは何様のつもりだ。
・自民党議員に税金から200万円支給、申請不要で即時振り込み
何様のつもりとくれば、この「女帝」の右に出る者はいないのが、ぼったくりバーのチーママ小池君だ。何の科学的根拠も示すことなく東京アラートを終了して、ステップ3に勝手に移行宣言して、それをあたかも手土産のようにして、都知事選出馬表明をしやがりました。
・小池氏が再選出馬を正式表明 自民は自主投票を決定
・田中龍作ジャーナル
【都知事選】 不都合な質問には答えない『女帝』にヨイショ質問連発の記者クラブ
お得意のプレゼン・キーワードは、「東京大改革2.0」だとさ。なんのこっちゃ。そんなことより、前回選挙の公約だった「7つのゼロ」はどうなった。


上の表を見れば一目瞭然で、「ペット殺処分ゼロ」以外はどれひとつまともに達成できたものはないんだよね。さらに、築地市場の豊洲移転の大混乱はいまだに尾を引いていて、跡地の利用だっていまだ具体的なイメージは見えてこない。
・【検証】小池都知事、4年前の公約「7つのゼロ」いくつ達成できた?(都知事選)
最悪なのは東京オリンピックで、7月開催にこだわったあげくに、コロナ・パニックへの対策が大幅に遅れたことは間違いない。開催延期になったとたんに、「ロックダウン」だなんて喚き始めて、やたら危機感を煽りまくるというヒステリックな姿を露呈してくれた。
カイロ大学卒業に関する疑惑だって、まだ晴れたわけではない。そもそも、チーママ小池君が世間に知られるようになった頃のプロフィールには、「カイロ・アメリカ大学東洋学科卒業」となっている。これは私立の大学で、国立のカイロ大学とは別物なんだとか。このことについては、あまり問題になっていないんだが、ここが原点なんだからメディアにはしっかりと検証してほしいものだ。

・カイロ大「小池氏は卒業生」声明の正しい読み解き方 都知事選を前にエジプト軍閥が切った外交カード
だいたいですね、大学が声明を出すなんてのも変な話で、卒業証書と成績証明書(主席卒業だそうで)をチーママ小池君が提示すれば、それですべては丸くおさまるものなんじゃないのかねえ。それをしないのは、あるいはできないのは何故なのか。謎が謎呼ぶ「百合子卒業疑惑事件」なのだ。
都知事選では、突貫小僧・山本太郎君の去就が注目されているけど、宇都宮氏で一本化するのが最善だと思うけどねえ。冷静な判断を期待したぃ。
最後に、チーママ小池君の卒業疑惑についてカイロ大学が出した声明の中で、「カイロ大学及びカイロ大学の卒業生への名誉棄損であり看過することができない」として「エジプトの法令に則り適切な対応策を講じることを検討していると警告」しているってんだが、卒業疑惑を指摘することのどこが「カイロ大学への名誉棄損」になるんだ。ましてや、法的な対策だなんて、やるならやってもらおうじゃないか。この声明も、その内容といい発表のタイミングといい、なんか胡散臭いよねえ。
・小池百合子氏の学歴詐称疑惑にカイロ大学が声明「1976年に卒業した」
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