資金管理団体

2014年10月18日 (土)

辞任の前に、電事連が原発再稼働を駆け込み訴えか?&リニア新幹線で国土脆弱化した日本を、もし東南海地震が襲ったら・・・おお、コワっ!

 日経新聞(電子版)が、オネーちゃん大臣・小渕君が辞任の意向をレレレのシンゾーに伝えた、ってぶち上げている。ちょいとフライング気味とはいえ、ここまで具体的な記事が出たってことは、週明け早々にも辞任ってことになるのかもね。で、その後は、民主党に告発された前歯の立派な法務大臣・松島君共々、司直の手に委ねられることになれば面白いんだけれど・・・。小沢狂想曲では、逮捕だ起訴だ議員辞職だって、検察とマスメディアが手を組んで世論をさんざん煽ったんだから、今回は大臣辞任でシャシャン手拍子なんてことになったら許しませんよ、ったく。

小渕経産相が辞意 政治団体収支問題で首相周辺に

 でもって、オネーちゃん大臣が辞任しそうだって官邸から囁かれたのかどうか、電事連会長が老朽原発の早期廃炉を要請するためにオネーちゃん大臣と会談したってね。原発再稼働させるはずだったのに、辞任なんてことになったらしばらくはそんな話はどこかに吹っ飛んじゃいそうだから、辞任騒動のどさくさに老朽原発の廃炉を決定させて、「安全重視の姿勢を強調することで、再稼働に対する批判をかわ」そうってことなんでしょう。言ってみれば、電力会社の駆け込み訴えてっことですね。

 それにしても、このタイミンクでってのも、露骨なもんです。利用価値がなくなる前に、最後のお勤めをオネーちゃん大臣にさせようって腹なんだね。ようするに、女性活用のシンボルも、トカゲのシッポに変わりはなかったってことです。

<小渕経産相>老朽原発「廃炉早期決断を」…電事連に要請

 さらに言えば、小渕と松島のスキャンダルってのは、ひょっとしたら在特会のアイドルおばさんから目を逸らさせるためのスピン報道の可能性もあるかも。こちらをほじくられると、レレレのシンゾーまで確実に巻き込まれますからね。そうなったら政権そのものが崩壊しかねないから、だったらここは女性活用のシンボルである小渕君の首を差し出すことで、最悪の事態だけは回避しようっていう魂胆に違いない。

 そんな国会がてんやわんやの真っ最中に、これ幸いとばかりに、JR東海のリニア新幹線を国土省が認可しちゃいました。JR東海の名誉会長の葛西君とレレレのシンゾーはしょっちゅう酒食を共にする仲ですからね、なんらかのバーターがあったんだろうなあ。でなけりゃ、国土破壊につながりかねないこんな危険な計画に、真っ当な神経してたらそう簡単に乗れるものではありません。

環境・採算不安 積み残し 巨額リニア 見切り発車

 なんてったって、南アルプスの地下をトンネルで貫通しちゃおうってんだから、活断層も何も知ったこっちゃないってわけです。御嶽山が噴火したり、箱根山や富士山だって近い将来に噴火する恐れがあるって言われるってのに、そんなとこにトンネル掘って一朝事が起きたらどうなっちゃうんだろう。そうした最悪の事態を想定していなかったことが原発事故を繋がったってのに、なんとも能天気なもんです。

 さらに、核のゴミと同じく、リニアのゴミとなるに違いない掘削した後の残土処理だって目途が立ってないってんだから、とんでもなく杜撰な計画ってことです。国土破壊につながるリニアは、国土強靭化どころか国土脆弱化のシンボルみたいなもんなんだね。

 東南海大地震が起きたら、南アルプスの下に掘ったトンネルのおかげで日本沈没が現実になるかもしれない・・・なんて妄想に背すじが寒くなる土曜の朝であった。

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2014年10月17日 (金)

オネーちゃん大臣はもうアウトだろうけど、このスキャンダルを隠れ蓑にどんなことを画策してるんだろう&「TPP妥結するぞ」ってミラノで違憲首相が喚いている。「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない」んじゃなかったのか。

 文化放送『おはよう寺ちゃん』を聴いてたら、金曜のコメンテーター、映画監督の井筒君が、オネーちゃん大臣・小渕君の政治団体スキャンダルにつて、「ほんの瑣末なこと」って抜かしたのにはビッリ。このオッサン、前歯の立派な法務大臣・松島君の「うちわ疑惑」も同じようなことを同番組で喚いてたんだが、現職の大臣の公職選挙法及び政治資金規正法違反疑惑のどこが瑣末なことなんでしょう。その昔、井筒君はTV番組で、堂々と選挙になんか行かない、って高言したことがあるんだが、そんな奴に政治家のカネの問題を「瑣末なこと」なんて言う資格はありませんよ、ったく。かつて、テレビ朝日『虎の穴』における 映画を自腹で観て批評する「こちとら自腹じゃ」のコーナーで小気味いい映画批評してた頃から、井筒君には好感持ってたんだけど、ガックシですね。

 でもって、オネーちゃん大臣・小渕君の公職選挙法及び政治資金規正法違反疑惑は、もうアウトですね。指摘される通りなら法にひっかかる、って本人も委員会で答弁してたから、遅かれ早かれ辞任ってことになるんじゃないでしょうか。一歩間違えれば、議員辞職だって視野に入ってきますからね。それだけは避けたいってのが正直なところなのでは・・・。ミラノで遊んでるレレレのシンゾーと落とし所を検討中ってところか。

観劇費負担なら公選法抵触 小渕氏「確認する」

 そのレレレのシンゾーだけど、ミラノくんだりまで出張って、なにやらプーチンと非公式会談するらしい。話し相手になってくれるのはプーチンくらいしかいないから、何か愚痴ってくるんじゃないのか。そんなことより、TPPです。レレレのシンゾーは、ミラノで開かれた企業経営者との会合で、「TPPの交渉妥結に意欲を示した」そうだ。おいおい、聖域なき関税撤廃なら撤退するんじゃなかったのか。妥協点を探るような交渉するんだったら、まったくお話になりません。

安倍首相、TPP妥結に意欲

 ま、こんなことはいまさら言ってもせんないことで、いつのまにかTPPは妥結することが目的になっちゃってますからね。総選挙の時の自民党のTPP反対の看板画像をFacebookにアップすると即削除って噂もあるし、もうみんなして安倍政権の嘘を後押ししてるんだから世話ありません。

Tpp

 オネーちゃん大臣の金銭スキャンダル発覚が、レレレのシンゾーの外遊中ってのも、ちょいと臭うなあ。もっと重要な何かから目を逸らさせるためのダミーだったりして。そう考えると、井筒君の「瑣末なこと」発言もわからんではないのだが、そんな深い読みがあってのこことは到底思えんのだけれど・・・。

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2013年4月22日 (月)

寄付金還流で税金ちょろまかした国会議員17人が判明。どうせ氷山の一角なんだろうが、市中引き回しの上、百叩きにでもしてやりたい気分だ。

 ワクチン審議する小委員会の委員が製薬会社から寄付金もらってたって。ま、原子力村と同じ構造なんでしょうが、こうしたアカデミズムのモラルハザードにこの国はいたって寛容だからね。こういう記事も時たま湧いて出てくるけど、いわばガス抜きみたいなもので、大学の研究費のあり方を抜本的に見直すなんてことはしたことがない。それどころか、原子力村の御用学者のセンセイたちのように、どんなに賄賂まがいの寄付金もらってたって、利益相反で追求されることはないんだからお気楽なもんです。

 で、モラルハザードといえば、政党支部や資金管理タ団体を使って寄付金を還流させて税金ちょろまかしていた議員センセイたちを忘れるわけにはいきません。共同通信によると、自民12、民主2、維新3の合計17人の衆参国会議員の名前があがっているんだが、こんなのは氷山の一角で、おそらく大多数のセンセイたちがこうした詐欺まがいの行為に手を染めてるんでしょうね。

 ま、法的には罰せらるものではないから、汚ねえなあ、ってことくらいですんじまってるんだが、イチロー君の騒動のときに確か「道義的責任」がどうたらこうたらって皆さんおっしゃってましたよね。としたら、こちらの税金ちょろまかしってのは、まさに「道義的責任」の典型みたいなもんじゃなかろうか。

国会議員17人が寄付還流 税優遇受ける、自、民、維新

 レイシスト石原の三男坊のでくの坊・ヘボタカの公職選挙法違反だって、れっきとした犯罪にもかかわらず、なんとなく不問に付されちゃってるけど、これもよくわからない。こういうことを糾弾することなく、ほったらかしにしているってのは、こちらはマスメディアのモルハザードってことなんだろうね。

 つまるところ、違憲総理と違憲議員が蝟集する違憲国会が国を動かしてること自体、大いなるモラルハザードなんだから、何をかいわんやとはこのことか。「最悪の悲劇は最高の喜劇である」なんて言葉があるけど、まさに今の日本はそれを体現しちゃってるってことなんだね。いやはや。

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2010年1月28日 (木)

資金管理団体の不動産取得・・・町村君、うすら笑いしている場合じゃないよ。

 かつて、「良識の府」と呼ばれた参議院も、政党の思惑が暗躍する「不要の府」と成り下がってしまったようだ。26日の参院予算委員会では、自民党の西田某なる議員が、陸山会の不動産取得について、「法的に持てないようになっているから当然、モラル上の問題も出る」などと喚いていたが、この問題をモラル云々という曖昧な論議にすりかえていいのだろうか。あくまでも政治資金規正法に違反しているかどうか・・・それが問題なのだ。で、陸山会が違反しているかというとまったく法的に問題はない。政治家の資金管理団体が不動産取得を禁止されたのは2007年の政治資金法改正以降のことで、それをモラル上問題だなどと言ったところで意味がない。こんな質問は予算委員会ですべきことではない。

 また、西田某は全閣僚に個別の意見を問い質すという茶番劇を演じてくれたが、どうやら足元を見ていなかったようだ。はなゆーさんの「低気温のエクスタシー」によれば、うす笑い町村君の政治資金管理団体も政治資金で不動産を購入していたとか。さらに、みんなの党のいつもニコニコ江田君のところも政治資金で不動産を購入していたらしい。

・「低気温のエクスタシーbyはなゆー」
[飛び火]町村信孝議員も政治資金で不動産を購入していた
[資料]町村信孝議員の資金管理団体の政治資金収支報告書
江田憲司議員(みんなの党)の資金団体も政治資金で不動産購入

 24日のテレビ朝日『サンデープロジェクト』で、町村君はお得意のうすら笑いを浮かべながら、「私は三度も収支報告書をチェックしています」とのたまいつつ、いかに陸山会の不動産購入が異常なことかとほざいていたが、君にこそ「李下に冠を正さず」という言葉を差し上げよう。

 資金管理団体が政治資金で不動産を取得することは現在では確かに禁止されている。しかし、過去に遡ってみれば、誰もが当然のようにしていたことなのではなかろうか。法律には不遡及の原則がある。つまり、かつての行為が、いまは禁止されているからといって処罰の対象にはならないのだ。それを現在の時点でモラル上云々などというのは、片腹痛い。いっそのこと、政治家全員の調査をしてみてはいかがだろう。新聞もTVもなぜやらない。そうした情報公開をした上で、陸山会に難癖をつけるのは結構だが、うすら笑い町村君のように自分のことを棚に上げて言われたんじゃたまらない。

 ようするに、何が良くて、何が悪いのか、ということをまったく検証せずに不確実な情報を垂れ流すから、あたかもそこに犯罪があったかのようなイメージがひとり歩きをしてしまうのだ。そして、そこに乗っかるうす笑い町村君のようなヘタレも出てくる。

 つまるところ、小沢狂想曲というのはメディアの問題なのだとつくづく思う。仮に、検察の筋書きが正しかったとしても、この騒動におけるメディアの偏向した報道姿勢と検察の脱法行為は糾弾されてしかるべきだろう。

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