週刊朝日

2012年10月20日 (土)

お子ちゃま市長の思う壺。週刊朝日の「覚悟」なき挑発

 週刊朝日があっさり白旗上げて、お子ちゃま市長の完勝。どう考えたって、「ハシシタ」なんて挑発的な見出し掲げた時点で、お子ちゃま市長から猛烈な反撃食らうのはわかってるはずなんだから、そりゃないわってなもんです。しかも、対象人物の出自をこれでもかって掘り下げてその人間の本質に迫るってのが佐野眞一の手法でもあるんだから、いまさら「同和」云々で謝罪はするわ、連載は中止するわじゃ、編集部はハナっから「覚悟」ができてなかったってことなんですね。それにしても、「同和」云々ってのは一歩間違えば差別につながる極めて微妙な問題なんだから、原稿チェックってのはどうなってたんだろう。それすらしてなかったってことだと、週刊朝日の編集部ってのは相当脇が甘いというか、こういう挑発的な記事を掲載する資格すらないってことになるね。ま、これで、人気急落中だったお子ちゃま市長も息吹き返すことになるんだろうね。思う壺か。

 差別だってクレームつけられちゃったら何も返す言葉はなくなっちゃうんだろうけど、でもだからといってこんなに簡単に謝罪していいものなのだろうか。さらに、公人中の公人なんだから、自分の出自をとやかく言われたからって取材拒否するのって、何か勘違いしてやしませんかねえ。気に入らないなら裁判でもなんでもすればいいだけの話で、いちいち取材拒否だなんて脅しかけるのはあまりにも子供っぽい。「これでノーサイドだが、その前に言わせてもらう。僕の子どもにどれだけの影響があるか、じっくり想像しろ」ってツイートしてたが、子どもを引き合いに出してどうする。これじゃ、議論にならんわな。

 というわけで、なんとも後味が悪い週刊朝日とお子ちゃ市長のバトルだったのだが、事のついでにレイシスト知事がこんなコメントしてます。「中傷誹謗の域を出ない、本当に卑劣な、差別だと思います。彼の出自を問題にしてね。文筆を借りて、家族までおとしめるという物書きは本当に許せませんな」だと。オメーにゃ言われたくねーや、って佐野眞一が聞いたら言ってるよ、きっと。

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2010年12月24日 (金)

元外務事務次官のトホホなコメント。

 クリスマス・イブに寒波到来。寒い一日になるらしい。おかげで、庭では寒椿が元気に満開。それにひきかえ、イブだというのに企画書書きとは・・・やれやれ。

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 寒波以上にお寒い状況なスッカラ菅内閣が、名護への交付金を停止するようだ。ようするに、辺野古への移設反対してるからってことなのだが、「アメとムチ」もここまで露骨になってくると、ほとんど脅しってこと。このタチの悪さは、ヤクザも真っ青だろう。こうなったら、もう徹底抗戦しかないわけで、ひょっとしたらジュゴンの海が血に染まるかも。しかしまあ、民主党がここまで馬鹿とはねえ。こりゃ、死んでも治らんな。

 ようするに、この国の政治家や官僚は、アメリカの顔色をうかがってるだけってことなんだけど、小泉政権がイラク戦争に加担した時の内閣官房副長官補で元外務事務次官の谷内(やち)正太郎がこんなコメントを朝日新聞に寄せている。イラク戦争検証をテーマにした記事でのことなのだが、

「日本にとって最も重要な同盟国の米国が、国際社会の反対を顧みず武力行使に踏み切ろうとしている時に、『やめておけ』という態度は取り得ないのではないか」

と臆面もなくのたまっていた。いやあ、アメリカと死なばもろともってことか。続けて、こんこともくっちゃべっている。

「同時に私には、サダム・フセインが自国民を抑圧することへの怒りがあったので、『米国がやるから嫌々従う』のてはなく、日本はもっと積極的にかかわるべきだと思っていた」

 物騒な野郎だ。そもそも、私憤ってことか。様々な情報をもとに状況を分析し、国益とは何かを基本に冷静に政策を決定するという姿勢なんかまったくないってことがよくわかる。ようするに、ヤクザの出入りと同じってこと。事務次官時代に下痢気味の安部ジンゾーの外交方針の中心的役割を担っていた輩だけのことはある。こやつは、現在、司法試験に受かってもいないのに最高裁判事になっとります。そういえば、ムネリン鈴木君の裁判との関連で最高裁判事に就任したなんて噂もあったっけ。

 こんな意見を白昼堂々とくっちゃべる厚顔無恥な輩が関与したイラク戦争は、是非とも日本でも検証すべきでしょう。

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2010年10月 6日 (水)

「市民感情」ってなんぞや?

 今週の週刊ポストの巻頭・巻末のカラーページは、『懐かしの昭和の「エロス雑誌」大全」』。「あのころはみんな元気でスケベだった」というキャッチはちょいと恥ずかしいが、この特集で「古本くろねこ堂」が出てきます。戦後すぐのカストリ雑誌を扱っているオンラインの古書店ということで、ちよこっと紹介してくれている。実は、半月ほど前に週刊ポストの編集部から連絡があって、カストリ雑誌に関する特集を組みたいので「古本くろねこ堂」の目録にあるカストリ雑誌を購入したいという話だった。結局、資料が思いの他揃ったということで、その話はお流れになったのだが、せっかくだからというのでお店を紹介してくれたといわけだ。

 カストリ雑誌は、けっこう研究している大学の先生もいるようで、なかにはカストリ雑誌に掲載されている広告について研究している方が購入してくれたこともあった。活字に飢えていた終戦直後の日本にあって、エログロ満載のカストリ雑誌は大いに庶民の心を潤してくれた。そしてまた、猥褻とは何かを期せずして世に問うたその反骨精神には、現在も見習うべき点は多い。興味のある方は、「古本くろねこ堂」にアクセスしてみてください。

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 さて、検察審査会の議決が出て、いろいろかまびすしい意見が飛び交っているけど、なぜ検察は記者会見なり開いて意見を述べないのだろう。昨日の昼のTVでヤメ検の若狭弁護士がそんな意見に対して、「そういう機会があればするんでしょうけど」みたいなことをバツが悪そうなひきつった笑顔でコメントしてたけど、「機会があれば」じゃなくて、意見を述べる義務があるんじゃないだろうか。

 なぜなら、検察審査会は検察の出した結論を審査するものであって、建前上は小沢君を糾弾しているわけではない。ま、議決文書を読むと糾弾そのものだけどね。それはともかく、司法記者クラブはどうして記者会見を要求しないのだろう。職務怠慢だと思う。今朝の朝日の朝刊は、「強制起訴に戸惑う法律家たち。長年、「参考意見」だった市民感情の逆襲は始まったばかりだ」と書いていたが、ならば大いに戸惑ってるはずの検察に意見を求めることがジャーナリズムとしての使命のはずだ。審査されたその当事者から意見を聞かずに、何のための検察審査会の報道なのだろう。

 ところで、メディアのお好きな「市民感情」ってやつだけど、これほどあやふやなものもまたないのだ。およそ健全な市民感情(そんなものがあればの話ではあるけれど)が育まれるためには、公平・中立なジャーナリズムの存在が不可欠なことは言うまでもない。しかし、小沢狂想曲をめぐる報道のあり方を見てくれば、到底、公平・中立なジャーナリズムが存在するとは思えない。厳密な根拠に基づいた冷静な議論こそが求められている時に、メディアはこぞって「市民感情」やらを煽っていたのはまぎれもない事実だ。そんなメディアが、「市民感情」を錦の御旗にして検察審査会の議決を無批判に受け入れること自体、片腹痛い。

 民主党代表戦の前に、大林宏検事総長が日本記者クラブでの講演で、「小沢氏を有罪とする証拠はない」と発言した時に、どれだけのメディアがそのことを報じただろう。残念ながら、ほとんどのメディアは、意図的に無視。つまり、メディアもまた、自らの「見立て」に邪魔な意見は、それが検事総長の言葉だとて報道しないということなんだよね。これって、公平・中立という以前に、ジャーナリズムとしての感性そのものが鈍磨しているとしか言いようがない。

 それにしても、「市民感覚」の逆襲、とは朝日も東スポなみになったということか。

 さらに、今朝の「天声人語」もひどかった。これがかつてはほとんどの大学が入試問題として採用したコラムかと思うと泣けてくる。書き出しが凄い。「起訴される小沢氏は涙した、と報じられた」ときたもんだ。これ、読売の記事だよね。こういう感情的で情緒を刺激するような原稿こそ批判されるべきなのに、スッカラ菅君と同じく抱きついちゃったんだね。 そして、「立つ瀬がないのが検察だ」「平均31歳の検察審査会に「有罪の可能性があるのに不当」とやられた」「幹部は(中略)やけのやんぱちである」とくる。つまり、若造にダメだしされて憤懣やるかたない検察って図を下卑た表現で説明してくれてるってわけ。それよりも、検察に記者会見開かせて意見を糺すのがジャーナリズムの役目だろうに、自分たちの職務怠慢は棚に上げての罵詈雑言。

 村木さんを引き合いに出して、「政治休職」するのが筋、といい募り、毎日も日経も読売も社説で辞めろって言ってるよときたひにゃ、まるで子供の喧嘩だ。誰それちゃんもいってたもん、ってのと一緒。

 こうしてみてくると、「起訴相当」という議決が出たことにこそ意味があるんだってことがわかる。つまり、この後の裁判なんかどうでもいいんだね。とりあえず「強制起訴」しちゃえば、結果はどうあれ起訴されたといことで責任論を煽ろうという寸法だ。自民党の証人喚問なんてのも同じ。ようするに、推定無罪も何もない。起訴されたら、それで終わりってこと。その危うさを真に理解していたら、この段階で議員辞職だなんだって声は出てこない。

 「間違ってはいけないのは、小沢氏の政策や政治手法に対する批判と、刑事責任を混同することです。起訴されたという事実をもって、その人の地位、身分に影響を与えるようなことがあってはいけないのです」、と週刊朝日の山口編集長はコラムで書いていたが、これこそ健全な意見であり、市民感覚だと思うけど・・・いかがでしょう。

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2010年3月 3日 (水)

「知の巨人」から「痴の巨人」・・・。

 講談社がノンフィクションの新機軸を目指すというお題目で始めたサイト「G2」に3回にわたって掲載された立花隆の緊急寄稿に対して、今週の週刊朝日でフリージャーナリストの上杉隆が反論を開始した。というわけで、早速コンビニへと足を向けたのであった。立ち読みで済ませようというのはなんともセコイとは思いつつ、ページを開いてみると、「あっ、この程度か」という内容ではあるのだが、さて知の巨人であるところの立花隆はこの挑発にどう応えるのか今後の流れに興味津々。「立花氏が、上杉氏の指摘に反論があるならば、それを掲載する用意がある。」とまで週刊朝日の編集部に言われちゃったんだから、なんらかのリアクションはあるんでしょうね、先生。

 そもそもは、「GS」に掲載された緊急寄稿が発端なのだが、『異例の再聴取の裏を読む「小沢はもう終わりだ」』、『小沢不起訴」の先を読む』、『小沢と検察、両者の会見から読み取れるもの』、とそれぞれ題された原稿は、ハッキリ言ってろくでもないものだった。なによりも、すべてが憶測の域を出ず、単純に検察情報にたよった創作文は、プロのジャーナリストとしては噴飯ものと言っても過言ではない。

 どうも、小沢一郎と聞くと立花隆は我を忘れてしまうらしい。原稿の端々に私怨にのたうつ先生の姿が垣間見える。そのうえ、検察に懐疑的なジャーナリズムを批判するという愚を犯してしまったのだから、何をかいわんやなのである。

 「問題は、取材をしないのに取材したフリをし、その嘘がバレないように現場で苦労している若いジャーナリストたちを攻撃し、さらに彼らの成長の芽を摘もうとする前近代的な言論人の姿勢である。まさしく立花氏こそ、その旧体制の象徴である」(「週刊朝日」より)

 週刊朝日とすれば売られた喧嘩は買いましょうというところか。で、今回の反論となったわけだが、立花隆の原稿はすでにサイトから削除されているのはどうしたことでしょう。さすがに恥ずかしかったのだろうか。それとも、裁判沙汰になった時にヤバいとでも思ったのだろうか。そういえば、ホリエモン事件の時に、ホリエモンがあたかも暴力団と関係があるかのように書いて、訴えられたことがあった。結果、立花隆は敗訴。その情報源は2チャンネルの書き込みだったらしいという哀しい噂もあったっけ。

 「知の巨人」が「痴の巨人」とまで揶揄されているというのに、当の先生は雲隠れ。上杉隆にツイッターで立花隆の捜索願いという洒落まで流されて、このままじゃ情けないですよ。でもなあ、あんな原稿書くこと自体がそもそも情けないんだけどね。

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2010年2月 6日 (土)

なんという一日・・・。

 昨日は午後からクライアントのオリエンで三鷹に遠征。我が家からは1時間ほど電車に揺られるのだが、この時間は貴重な読書タイム。古本くろねこ堂で販売中の『川田晴久読本 地球の上に朝がくる』をバッグに入れ駅に向かうと、間がいいことに快速がホームにすべり込んできた。がら空きの車内に落ち着き、さあ読むぞ、とページを開いたその時だった・・・まてよ、石油ストーブは消しただろうか、という悪魔の囁きが聞こえてきた。まずい、まったく覚えていない。さあ、どうする、と思った瞬間、次の駅で降りて引き返そう、早めに出てきたので十分約束の時間には間に合うはずだ。と席を立って気がついた。おいおい、この電車は快速だったはずだ。ということは、4つ先まで止まらない。おお、なんという間の悪さよ。よりによってこんな時に快速とは。

 4つ先まで行ってからでは戻ることはできない。しかも、オリエンの後は、6時から渋谷で仕事仲間と飲み会が待っている。ここで戻れないということは、ほぼ半日石油ストーブがつきっぱなしということだ。ましてや、我が家にはドラ猫がいる。石油ストーブを悪戯したら猫の丸焼けができてしまうかもしれない。ああ、それでも引き返すわけにはいかない。頭の中では朝からの自分の行動を逐一たどってみるのだが、石油ストーブのところにくるとパタリと記憶が途絶えている。どうあがいても思い出せないのだ。カミさんも仕事でいないし、お隣に連絡しても我が家は鍵がかかっているから開かない。我が家のドラ猫が炎に包まれている不吉な予感が頭をよぎる。それでも電車は三鷹に向かってまっしぐら。

 結局、不安を抱いたままオリエンにのぞんだのだが、これが不幸中の幸いというか、思いもかけずに早くに終わり、時計を見るとこのまま我が家までとんぼ返りしてもどうにか渋谷に6時に着くかもしれないという際どい時間だった。こうなったら悩んでいる暇はない、ダッシュで改札を抜けて電車に飛び乗った。電車内でも走りたいところだったが、そうもいかない。乗り換えさえうまくいけば、と念じていたら、奇跡といっていいほどのスムーズな乗り継ぎに成功。なんと、1時間弱で我が家に到着。で、石油ストーブはといえば、しっかり消してあったのだった。

 ホッとしたのも束の間、ドラ猫の頭をひと撫でして、今度は渋谷に電車でGO。なんと、待ち合わせの10分前には無事到着。何事もなく飲み会に参加したのであった。三鷹から葛飾の我が家に戻り、それから渋谷にひとっ飛び。なんと2時間で走破するという快挙。やればできるものだと我ながら感心したが、それにしてもなんという一日だったことか・・・。

PS

週刊朝日の山口編集長が検察に反論。なかなか読み応えあります。
http://www.wa-dan.com/yamaguchi/

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2010年2月 4日 (木)

素足にサンダルで記者会見とは・・・。

 理事選の裏切り者探しや朝青龍の暴行事件でスッタモンダの相撲協会だが、その朝青龍暴行事件の調査委員会とやらの記者会見にはおったまげた。友綱親方(元魁輝)のトンチンカンな質疑応答もお笑い種だったが、なによりも素足にサンダルという珍妙なるいでたちに相撲協会の品のなさを垣間見てしまった。こんなのが親方だもんな、朝青龍になめられるわけだ。こんな野蛮なひとたちが理事でございなんてふんぞりかえっている相撲協会に、未来なんてありっこないだろうな。

 ところで、週刊朝日が編集後記で「編集部へもさまざまなルートからプレッシャーがかかるようになってきた」と書いていたと思ったら、東京地検が抗議をしたらしい。編集長に出頭要請というニュースも飛び交っていたが、どうやら電話とFAXによる抗議だったとか。石川君の女性秘書を軟禁状態で脅したという上杉隆氏の記事が原因のようだが、よくもまあ白昼堂々と恫喝するものだ。よほど痛いところを突かれたんだろうなあ。さんざんリークを垂れ流しておいて、自分達に都合の悪い記事には公然と牙を剥く、その傲慢さにこやつらの本性がある。上杉氏がこのところTVから締め出されているのも、検察の息がかかっているからかもしれない。氏には是非とも身辺にご注意願いたい。

 さてさて、河村元官房長官への告発は、どうなるんでしょうね。小沢君への告発は翌日には受理したんだから、まさか無視はしないだろうね。モリケンへの告発も早く受理してちょうだいね。

PS

「古本くろねこ堂」の新着本に、
UFO、心霊関連の機関誌、会報誌をアップしました。
興味のある方はホームページに是非お立ち寄りください。

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2010年1月29日 (金)

週刊朝日と朝青龍

 検察リーク一色のマスゴミにあって、日刊ゲンダイ、週刊朝日の反検察キャンペーンは異色を放っている。なかでも、今週の週刊朝日はいくつかのブログでも話題になっていたので、どうしても読みたかったのだがどこに行っても売り切れ。ところが、昨日地元の駅の売店をのぞいたら、なんと最後の一冊が残っていた。まさに灯台下暗しなのであった。

 暴走する検察の実態を様々な方向から検証した記事に、いまこの国が置かれている危機的状況を改めて痛感した。巻頭の郷原弁護士とジャーナリストの魚住昭の対談は、週刊現代の立花隆と元検事の宗像紀夫の対談と読み比べてみると、立花君と宗像君の対談がいかに欺瞞に満ちたものかが伺われ、とても興味深いものだった。立花隆が石川議員の元秘書金沢某の証言を全面的に肯定するというスタンスに、このひとの終焉を見た思いがする。

 週刊朝日を読みそこなった方は、是非下記のサイトを参考にしてください。

・日々坦々
週刊朝日、検察リークを認める!!
・植草秀一の『知られざる真実』
検察リークの実態を鮮明に示す週刊朝日記事

 さてさて、ちょいと趣を変えて、朝青龍がまたやってくれた。今回は明らかに暴力行為。それも、当初は個人マネージャーとのゴタゴタと報じられたが、ここにきてどうやら知人とはいえ一般人の鼻の骨をへし折ったというのだから穏やかではない。いったんは身内の話としておさめたつもりだったのだろうが、相手もただでは起きない御仁だったところが想定外。そもそも、警察に診断書を持っていった被害者が、まだ話がついていないので被害届は出さないということからして何かあると思っていたら、案の定慰謝料問題が絡んでいたようだ。どうみたって相手はシロートじゃないよな、とつい邪推してみたたくなる。

 ところで、今回の暴力行為は、横綱の品格がどうのこうのというレベルではなく、明らかに刑事事件として立証してほしい。なぜなら、相撲取りとはいえ、格闘家のはしくれ。いくら顔見知りでも手を出した時点で退場だ。その昔、いまは亡きタコちゃん(たこ八郎)と酒を酌み交わしていた時、「元ボクサーだから絶対に手を出したらダメ。手を出したら、仮に向こうが悪くても一切の責任はこちらが持たなくてはならない」ということを話してくれたことがある。いつもヘベレケのタコちゃんだったけど、そういう信念を持ち続けていた姿に、さすがチャンピオンにまでなった男は違うと思ったものだ。

 さあ、相撲協会はどうする。理事選のゴタゴタもあるし、とにかく公益法人ということを忘れてはいけないよ。いつまでもゴッツァン体質でいたら、相撲は滅びるかもしれない。

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