よごれ髪・与謝野君の「フジサンケイグループの言論封殺」発言に、皆さん、目が点になっちゃって、やましいところあるんだろうね。
プロ野球が開幕したけど、日ハムの二刀流・大谷君は、さすがに野球センスは抜群。オープン戦の頃から、そうとうの器かも、って思ってたけど、後は日ハムがどう育てていくか。ピッチャーとバッターの二刀流っていうマンガみたいな話も見てみたい気がするけれど、潜在能力はかなりのものがあるから、中途半端な選手にだけはして欲しくない。華々しくデビューしたのはいいけど、その後は鳴かず飛ばずって選手はいっぱいいたからね。それだけが心配。って、大きなお世話か。
大きなお世話は、国交省もやってます。なんとまあ、「とびや鉄筋工など技術を持った職人の賃金を引き上げるよう建設業界に要請する方針を固めた」って。ようするに、ジャブジャブお札刷りまくってばら撒いたところで、インフレは進むわ、賃金は上がらないわじゃ、それこそアベノリスクが現実のものになっちゃうからね。レレレのシンゾーが企業に向かって、社員の給料上げってやってくれや、って泣き入れたのを受けてのことなんでしょう。
しかし、よく考えてみりゃ、国が民間の企業に賃金引上げの通達のまがいのことするってのは、どんな法的根拠があってやってるんだろう。っていうか、これって民間への不当介入じゃないの。もちろん、一般大衆労働者諸君にとっては、給料が上がるのは歓迎すべきことだけど、国が言ったからって、はいそうですか、って給料上がるなら世話はない。こんな通達まがいことしなきゃ賃金が上がらないってのは、ようするに経済政策が何の効果も果たしていないってことでしょ。もっとも、レレレのシンゾーは、掛け声だけでまだ具体的な経済政策は何もしてないんだけどね・・・。
昨日のBSフジ『プライムニュース』で、よごれ髪・与謝野君が、アベノミクスをヨイショするあまり異論に目を向けない新聞・TVの姿勢を批判して、「フジサンケイグループの言論封殺」てなことまで口走っていたのは、ちょいと痛快ではあった。デフレに関しては、「民主党に責任はない。自民党の政策に責任があるのであって、自分もそのひとりだ」なんて意味のことも言っとりました。ま、菅政権の経済財政政策担当大臣だったことは差し引くとしても、地上波ではほとんど聞かれないアヘノミクス批判はそれなりに傾聴に値するものではあった。
よごれ髪・与謝野君は、「高度な政策論議が今こそ必要」てなことも強調していが、当たり前のことなんだけど、確かにその通りなんだね。消費税増税、TPP、原発、さらには憲法、今目の前の危機なら選挙制度改革と、「政策論議」しなくちゃいけないことは山ほどあるってのに、国会ってのはほとんど「言論の府」としての役割は果たしていませんから。
自民党復党かなわず、政治家引退してから偉そうなこと言われてもなあ、と思わなくもないのだが、横でノホホンと長老面してノダメをヨイショしていたアル中老人なんかに比べりゃ、上等なもんです。「フジサンケイグループの言論封殺」って発言に、キャスターの反町君も解説委員の小林君も、腰が引けていたのには笑えてしまった。島田綾香の銀座のチーママ風の妙に艶っぽい場のとりなし方に、ドキっとしちまった春の宵であった。
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