負けるべくして負けた北海道補選。
秋も日増しに深まってきたというのに、健気なイモムシを発見。このところ垣根のまわりに虫のフンらしきものが落ちていたのは知っていたが、毛虫にしては大きいなと思っていたところだったので、これで謎は解明されたというわけだ。そろそろサナギになろうしているのか、あたりをモゾモゾと這い回っている。おそらく、蝶々の幼虫だろうが、どんな蝶々なのかご存知の方がいたらご教授のほどを。
さて、昨日の菊花賞は、ビッグウィークが先行粘りこみで勝利。ローズキングダムは強烈な追い込みを見せるも2着まで。ローズ一族のG1制覇はまたしても夢と消えた。それでも、レースとしては納得だろう。天皇賞ならもっと際どいレースになったかも。ローズキングダムは中距離のエースとして、今後が楽しみ。ビッグウィークは、有馬記念に出てきてたら侮れないかも。久々に先行してしぶといいぶし銀のようなキャラクターが出てきたというところか。
で、3着には穴で推奨したビートブラックが突っ込んできて、馬券的には大喜び。ビッグウィークは頭の高い走法で3000はきついと考えてきってしまったが、ローズキングダムとのワイドであれだけついてくれたら言うことはなし。個人的には大満足の菊花賞であった。
満足いかないのが、北海道補選。うすら笑い・町村君が当選。ま、民主党の候補もチンケなもんだったから、負けて当たり前か。朝日新聞なんかは、「政治とカネ」が争点だったんだから、これで小沢君の政倫審出席が当然のように書いているが、そりゃ我田引水ってもんでしょ。社会面に有権者の今回の投票行動のコメントが出てるけど、「政治とカネ」というよりは民主党のふがいなさこそが敗北の原因って言ってるよ。「誰も通らない裏道さん」も嘆いていたが、ま、朝日にすれば、何が何でも「政治とカネ」にもっていって、小沢君叩きを続けたいんだろうけど、そんな動きに民主党も乗っかろうとしてるんだから、この政党は何を考えてるんだか。
・誰も通らない裏道
北海道5区補選~民主敗北の理由は小沢一郎の政治とカネだと? アホ言うな!!
参議院選敗北もそうだけど、「政治とカネ」だけが原因で負けたなんて本当に思ってるとしたら、おそらく来年の地方選もズタズタに負けるね。最大の原因は、政権交代のために掲げたマニフェストをことごとく反故にしていることにあるってことになんで気づかないのか不思議でならない。それだけ、頭が暖かいってことかしらん。政治主導といいながら、どんどん改革の精神は後退し、武器輸出3原則の見直しといった自民党ですら踏み込むのを躊躇したナショナル・ポリシーをいとも簡単にいじくろうとする、その危うさに有権者は敏感に反応してるんだけど、それがわかっちゃいないんだよな。
うすら笑いが国会に出戻って、これで清和会がまたにぎやかになったりしたら、民主党の罪はますます重くなるだろう。
昨日の「検察・検審を糾弾するデモ」は案の定、マスメディアは無視。そのくせ、表参道のハロウィーンパレードが記事になるんだから、笑ってしまう月曜の朝なのであった。
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