憲法改正

2023年5月 4日 (木)

ヘタレ総理がビデオメッセージを寄せた改憲派集会の主催は「日本会議」ということをメディアはどうして報道しないのだろう!!

 昨日の憲法記念日に、ヘタレ総理が改憲派の集会にビデオメッセージを寄せたって新聞・TVが報じているけど、具体的にどこの誰が主催した集会なのかは一切触れていないのはどうしてなんだろう。素直に、日本会議主催の集会って報道できない理由があるのか。あるなら是非とも説明して欲しいのだが・・・。

改憲「挑戦し続ける」 立民、発議をけん制―岸田首相


憲法記念日のきょう 護憲派、改憲派が各地で集会|TBS NEWS DIG

 でもって、そのビデオメッセージで、「自衛隊の明記」「緊急事態条項」「教育の充実」「参院合区の解消」なんてことをヘタレ総理は訴えたってんだが、そもそも憲法記念日に「憲法改正」の話をするってどこかおかしくないか。

 憲法99条には「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、 この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」とあるんだから、憲法記念日ってのは憲法の趣旨を改めて確認するのが正しい作法ってものだろう。

 それがいつの頃からか、憲法改正を声高に叫ぶひとたちの檜舞台みたいになっちゃって、昨日の日本会議主催の集会には、国民民主のタマキンも出席してたってさ。恥も外聞もないってのは、こういうのを言うのでしょうね。

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2023年5月 3日 (水)

「緊急事態条項」を災害や感染症にからめてお気楽に語る政治家やメディアの意図するところに要注意!!

 TBSラジオ『森本毅郎・スタンバイ!』を聴いてたら、なんかもう世論は改憲に前向きで、緊急事態条項も災害やテロを考えれば議論に値するみたいなことをくっちゃべっとりました。日経新聞の社説がそうした論調の典型で、

「頻発する地震などの大災害、新型コロナウイルス感染症、中国やロシア、北朝鮮の軍事的な脅威など、備えが必要な課題が次々に浮上している。」」
「衆参両院の憲法審査会で、各党が緊急事態条項の新設、危機における国会議員の任期延長、9条改正といったテーマを積極的に取り上げているのは当然だろう。」

 これって、改憲したくてしようがないひとたちの言い草そのままで、緊急事態条項がなぜ問題なのかという歴史的視点が欠けている。

 東京新聞は1面で、今は亡き憲法学の泰斗、芦部信喜の憲法施行前の論稿を取り上げ。ワイマール憲法を骨抜きにしたナチスの全権委任法を「対岸の火災視できない」という芦部の見解を紹介している。つまり、憲法学の泰斗にして、緊急事態条項への危惧が憲法施行前に既にあったということだ。

 芦部は「時の経過と共に空文に葬り去ってしまうことが、決してないとは言えない」とも説いていて、TBSラジオ『森本毅郎・スタンバイ!』や日経新聞のようにお気楽に緊急事態条項を語るってのは、やっぱり「権力のポチ」の誹りを免れないってことだ。

 ちなみに、ペテン師・シンゾーが国会で「芦部信義を知っているか」と問われて「知らない」って答弁して呆れられたエピソードが忘れ難い。いまさらながらこの国の改憲【】派のオツムの程度知れるというものだ。

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2023年5月 2日 (火)

福島第一原発地下に「1時間あたり4.4シーベル、2時間で人間が死亡する線量」の土のうが放置・・・回収の目途立たず!!&「日本人力士が弱くなったのは憲法のせい」(舞の海)・・・うわっ!!

 テレビのニュースは朝から晩まで、オープニングは大谷大谷でウンザリ。これを嬉々として報じるアナウンサーに内心忸怩たる思いってのはあるんだろうか。

 そんなことより、福島第一原発の地下に、「放射線量が極めて高い土のう」が廃棄物として放置されてましたとさ。どのくらいの放射線量かと言うと、「1時間あたり4.4シーベル、2時間で人間が死亡する線量を測定」したそうだ。

 東電は今年度中に回収作業を始めるって言ってるようだが、先行きは不透明ってのが正直なところだろう。つまり、お手上げってことです。

福島第一原発 地下の放射線量極めて高い土のう 回収作業不透明

 福島第一原発は、格納容器でデブリと見られる堆積物やコンクリートが崩れ落ち、鉄筋が露出しているのが確認されたばかりなんだよね。そこにもってきての高濃度汚染の土のうですからね。こんなんで原発の60年超運転なんてのは、神をも恐れぬ仕業以外の何物でもありません。

 そんなに原発推進したいなら、福島第一原発の事故現場に首相官邸を移したらどうだ。そこで何が起きているか。その一部始終を原発推進派は自らの目で確認すべきだろう。

 ところで、憲法記念日を前に、日本会議の褌担ぎ・舞の海が「日本人力士が弱くなったのは憲法のせい」ってのたまってくれたそうだ。改憲派のアイドルであることは周知の事実だから、こうした発言もさもありなんではあるのだが、それにしてもこの発想の貧困さってのはどうにかならないものですかねえ。

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2023年4月 6日 (木)

「緊急事態条項ばかりを毎週議論するような運営は、参議院では行われてない。これは与党の筆頭幹事と小西議員が丁寧な話し合いを重ねた結果」(山本太郎)と緊急事態条項新設を喚きたてる「サル」どもを一喝!!&神奈川県知事に恥ずかしい不倫スキャンダル!!

 昨日、夕方のTVニュース(ザッピングしてたのでどの局か思い出せないのだが)で、中国人の花見における乱暴狼藉振りを流していた。最初は、えっ、上野の山でこんなこと・・・と思ったら、なんと中国国内の話で、これって大きなお世話なんじゃないのか。ていうか、さりげなく嫌中を煽る恣意的な報道だと思うけどねえ。

 そんなことより、国会だ。参議院で憲法審査会が開かれましたとさ。案の定、自民・維新、・国民の改憲3兄弟は、緊急事態条項新設を声高にまくしたてたとか。これに対して、れいわ新選組の突貫小僧・山本太郎君が冷静かつ嫌味たっぷりにこう批判している。

「国民が求めてもいない緊急事態条項ばかりを毎週議論する勢いの、はしたない衆議院のような運営は、良識の府、参議院では行われてない。これは中曽根会長のもとに与党の筆頭幹事と小西議員が丁寧な話し合いを重ね良識の府に相応しい格調高い本審査会の運営を目指して実践してきた結果」

 これはコニタンへのエールでもあるわけだ。ところが、産経はそんな突貫小僧・山本太郎君の次の発言を切り取って、「れいわの山本太郎氏、サルへの謝罪を立民・小西氏に要求」なんて見出しを付けて報じている。

 「こんな姑息なルール変更はサルはやらない。小西議員には、すべてのサルに対して、真摯に謝罪を求めたいと思います」

 これって憲法審査会を私物化する「サル」への皮肉なんだけど、産経の記者って読解力が小学生以下なんだろうね。恥ずかしくないのかねえ。こういう姿勢が、コニタンをして「修正しないなら意図的な記事として、法的措置を取ります」と言わしめたってことだ。

“緊急事態時の国会機能 維持は” 参院憲法審査会で議論

 ところで、神奈川県知事の大岩君にお恥ずかしいスキャンダルです。なんでも、11年間にわたって不倫を続けたあげくに、選挙に出るってんで別れ話を持ちかけたら相手の女性にぶち切られましたとさ。

 知事選の真っ最中の文春砲は選挙結果に大きな影響を及ぼしそうなものなんだが、残念なことに神奈川県知事選の立候補者って大岩君も含めていまひとつなんだよね。政治家女子48党のお姉ちゃん党首もそのひとり。いっそのこと、共産党推薦の候補者に票が流れたら面白いんだけど、それは無理な相談というものか。

黒岩知事“11年不倫” AVプレイと卑劣な別れ 相手女性の告白240分

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2023年3月31日 (金)

「サル」発言はさすがに言い過ぎだが、「憲法をまじめに議論しようとしたら、毎週開催できるわけがない。衆議院の憲法審査会は、誰かに書いてもらった原稿を読んでいるだけだ」(小西ひろゆき)はその通りなんじゃないの!!

 何やら、コニタンの「サル」発言が問題になっている。なんでも、週1回開催されている憲法審査会について、

「参議院では、毎週開催はやらない。毎週開催は、憲法のことを考えないサルがやることだ。何も考えていない人たち、蛮族の行為で、野蛮だ」
「憲法をまじめに議論しようとしたら、毎週開催できるわけがない。衆議院の憲法審査会は、誰かに書いてもらった原稿を読んでいるだけだ」

 って憲法審査会幹事会後に記者団に話したんだとか。これを産経新聞が鬼の首を取ったように報道したからさあ大変。与野党から石礫が飛び交って、コニタンは渋々謝罪しました。

 どうやらオフレコでの発言だったようだが、確かに「サル」はまずい。でも、「憲法をまじめに議論しようとしたら、毎週開催はできるわけがない」ってところはその通りだと思うけどねえ。

小西氏、憲法審の毎週開催「サルがやること」「蛮族の行為」

 そもそも、今の憲法審査会ってのは、一刻も早く改憲したいひとたちの独壇場ですからね。国民民主のタマキンなんか「緊急事態条項」にやる気満々で、維新と衆院会派「有志の会」と共に「緊急事態条項のうち、国会議員の任期延長に関する憲法改正条文案を発表」しているくらいだ。

維新・国民など3党派が改憲条文案 緊急事態条項の議員任期延長

 「サル」発言は口が滑ったにしても言い過ぎだけど、その言わんとする憲法審査会に対する疑義は真っ当なんだよね。そんな思いもあったのか、コニタンはフジサンケイグループに宣戦布告して、「産経とフジテレビについては今後一切の取材を拒否します」ってヒートアップしている。

 憲法審査会のあり様とは別に、コニタンとフジサンケイグループの戦いの行方はどうなることやら。そして、他のメディアはそれをどう報道するのか・・・けだし見物の場外乱闘になりそうだ。

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2023年3月10日 (金)

高市醜態劇場の影で、着々と進む「緊急事態条項」への布石・・・なんと、維新、国民も条案作成へ!!

 平気で嘘をつく高市君の醜い独り芝居にばかりスポットが当たっている国会だが、実は憲法審査会が開かれていて、昨日は緊急事態条項について議論が交わされた。注目すべきは、維新、国民、無所属議員でつくる「有志の会」が「月内に緊急事態条項の条文案をとりまとめる方向で実務者協議を始めた」ことだ。

 国民のタマキンは「審査会の議論加速に寄与したい」って意欲的ってんだから、何をかいわんやなのだ。とにかく、改憲に積極的な勢力は発議に必要な「数」を持ってますからね。統一地方選の結果次第では、一気に改憲に向けて憲法審査会の議論が活発化する可能性は大いにある。

 ロシアのウクライナ侵略やトルコ・シリア大地震などの天変地異もあったりして、そんな危機的状況の中では政権に強い権限を持たせることの必要性を説く絶好のタイミングですからね。

 緊急事態条項という字面に騙されてはいけない。その実体は、ナチスに無制限の立法権を与えた「全権委任法」そのものなのだから。

緊急事態条項めぐり議論 「条文案作成」に維新・国民民主など着手 衆院憲法審【詳報あり】

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2023年1月23日 (月)

ヘタレ総理が「国防への『決意』を国民に要求」、そのために「世論説得に乗り出す」・・・まるで国家総動員の戦争前夜だな!!

 今日から始まる国会で、ヘタレ総理が「国防への『決意』を国民に要求」するって記事が何やら話題になっている。でも、閣議決定した安保関連3文書の中に、既に「国家としての力の発揮は国民の決意から始まる」って書かれてるんだよね。

政府、国民に「決意」要求 安保戦略、中国にらむ防衛力強化

 そこを突いたのはTBS『報道特集』のキャスター、膳場君くらいで、何をいまさら、ってなもんです。

崩れる専守防衛…「国民の決意」を求める閣議決定に膳場貴子アナが鋭い指摘

 とは言え、「国防への『決意』を国民に要求」って、まるで国家総動員で檄飛ばした開戦前夜みたいなもので、その行き着く先は「緊急時代条項の創設」に違いない。「防衛力の抜本的強化を柱とする新たな国家安全保障戦略を実施に移すため、世論説得に乗り出す」ってのも、そうした流れに持っていくための世論操作に着手するってことなのだ。

 これすべて、国会での議論もなく、閣議決定で決めたことを国民に押し付けていることに他ならないんだね。このところ、「台湾有事」を殊更に喚き散らすテレビ番組があるけど、それもヘタレ政権の軍拡に向けた世論誘導のひとつなのだろう。

 立憲が維新にすり寄って、野党共闘が雲散霧消する中、統一地方選は統一教会(現世界平和統一家庭連合)汚染がありつつも自民党圧勝ってこともないとは言えない。そうなったら、一気に解散総選挙で、「戦争のできる国」に突っ走ることになりますよ。

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2022年11月14日 (月)

「地方議員と連携しながら細かく改憲議論を進めてほしい」(萩生田光一)・・・壺議員が改憲の旗振りするとは、自民党の統一教会汚染は底なしだ!!

 ひょっとして統一教会(世界平和統一家庭連合)の信者じゃないのと疑いの目が向けられている壺売り・萩生田君が、反省のするどころか「そんなの関係ねぇ」とばかりに改憲に向けて雄叫びを上げてるってね。

 なんでも、「地方組織の政策責任者を集めた会議を党本部で開き、憲法改正に向けて『都道府県連でも地方議員と連携しながら細かく議論を進めてほしい』と要請した」そうだ。

 壺議員が改憲の旗振りをすること自体が異様なんだが、「地方議員と連携しながら細かく議論」って手口は、地方議会に食い込んで「家庭教育支援法」を求める意見書を可決させている統一教会の戦略そのものなんだね。

 本気で統一教会汚染を一掃するつもりなら、まずは反社カルトと杯を交わした壺議員の首を切るのが大前提だろう。それもできずに、「関係を断ち切る」なんて言ったところで、それこそ空念仏というものだ。

地方での改憲議論を要請 萩生田・自民政調会長

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2022年7月 5日 (火)

「物価高」もいいけれど、本当の争点は「改憲」!!&「弱い子がいじめられる。強いやつはいじめられない。国も同じ。弱そうな国がやられる」(麻生太郎)!!

 参議院選の争点は「物価高」とメディアがこぞって煽っている。違うと思うよ。自民が狙っているのは、自公維国の改憲カルテットで議席の3分の2を抑えて、選挙後に一気に改憲議論を盛り上げて、発議まで持ってくことなんだね。

 つまり、争点は「改憲」なのだ。ところが、「改憲」を前面に押し出すと、当然のごとく緊急事態条項について議論しなくてはならないし、ひょっとすると自民党改憲草案にまで議論が及ぶことになる。

 そうなると、自民党が目論む「改憲」の恐ろしさってのが否が応でも浮き彫りになって、これまではなんとなく「改憲」もありかなと洗脳されかかっていた一般大衆労働者諸君が俄かに浮足立って、へてすると安全保障関連法案の時のような全国的な反対デモに繋がらないとも限らない。

 そこを忖度したメディアが、争点を「物価高」に絞ってるってことなんじゃないのかねえ。そもそも、選挙の争点はメディアが決めることではない。有権者のひとりひとりが考えればいいことなのだ。

 メディアの選挙情勢調査では、「自民単独過半数、維新躍進」なんてことを先走って報道しているが、その結果、改憲勢力が3分の2を獲得して、発議の可能制が高まるということは、一切報道しない。それこそが選挙情勢調査から見えてくる未来図だろうに、どこの政党が優勢なんてことに矮小化して、いわば有権者にとっては目くらましになっているんだね。

 キツネ目の男・茂木君が「選挙後できるだけ早いタイミングで改憲原案を国会に提案し、発議を目指したい」とのたまい、維新のチンピラ松井君もそれに呼応するように「来春の統一地方選の時に、憲法改正の国民投票をやるべき」とまくしたてているのは、けっして選挙前のアドバルーンではない。既にに「改憲」へのタイムスケジュールが具体的に組まれていると考えるのが現実的だ。

 だからこそ、参議院選の争点としての「改憲」を、メディアはもちろん、野党も声を大にして訴えるべきなのだ。ああ、それなのに、立憲は「岸田インフレ」なんてキャッチコピーをがなり立てるだけで、「改憲」阻止についてはまったく迫力がない。

 選挙が終わって、いつのまにやら「改憲発議」なんてことになっても、それはもう後の祭り。そうならないためには、「決戦は日曜日」ということでよろしくなのだ。

【参院選コラム】改憲勢力、9条改正に踏みこむか 有権者は投票で意思を示そう

緊急事態条項の実態は「内閣独裁権条項」である

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 最後に、ひょっとこ麻生がまたやらかした。なんと、

「子どもの時にいじめられた子はどんな子だった。弱い子がいじめられる。強いやつはいじめられない」
「国も同じ。強そうな国には仕掛けてこない。弱そうな国がやられる」

 だとさ。「安全保障関連法などを整備してきた意義」を強調する流れでの喩え話ってんだが、これってい「いじめられる側にも問題がある」って言ってるようなものだ。こんなのを「麻生節」と持ち上げるから、「馬鹿もおだてりゃ木に登る」ことになるんだね。

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2022年7月 4日 (月)

同性愛差別を街頭演説で喚く安倍の元首相秘書官と「野党の人から来る話はわれわれ政府は何一つ聞かない」とドヤ顔の現役閣僚・・・自民党にはこんなのがウジャウジャ!&「質の悪い子供を増やしてはダメ」(立花孝志)・・・N党の少子化対策は優生思想!!

自民党がいかに政治的カルト集団かということを如実に物語る動画をご覧いただきたい。演説しているのはペテン師・シンゾーの元秘書官で、「神道政治連盟国会議員懇談会」が配布したLGBTへの露骨な差別を書き連ねた冊子そのままのことを街頭演説で喚き散らしてます。

 自民党ってのは、こんなのがウジャウジャいるわけで、それでも「自民党に投票しますか?それとも人間やめますか?」ってなもんです。

 比例の陣笠候補がこうなら、自民党の幹部連中もまたひどいもので、ひょっとこ麻生が「政治に関心を持たなくても生きていけるというのは良い国です。考えなきゃ生きていけない国のほうがよほど問題なんだ」とやらかして顰蹙買ったと思ったら、現役の閣僚である甘利の一番弟子・山際君が「野党の人から来る話はわれわれ政府は何一つ聞かない。本当に生活を良くしたいと思うなら、自民党、与党の政治家を議員にしなくてはいけない」って喚いてくれましたとさ。

 「聞く力」がヘタレ総理のセールスポイントだったんじゃないのか。そのヘタレ内閣の現役閣僚が「野党の人から来る話はわれわれ政府は何一つ聞かない」とはねえ。これって、まさに独裁政治の手法そのものだよね。

山際担当相、「野党の話は聞かず」 発言に反発相次ぐ

 こんな奴らが画策する緊急事態条項を含めた「改憲」が、どれほど恐ろしいものか。そろそろ真剣に考えないと大変なことになりますよ。LGBTに対する差別を公然と口にするくせに、「誰もが自分らしく生きられる国」なんて矛盾したことを口にできちゃう、平気で嘘をつく自民党の慢心に選挙の鉄槌を!

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自民党憲法草案(クリックで拡大)

ところで、N党のヒョーロク玉・立花君がNHK『日曜討論』で、少子化問題に絡めて優生思想丸出しの発言をしてくれたってね。

「子供を増やせばいいということではなく、子どもの質の問題。賢い親の子供をしっかりと産んでいく。サラブレッドもそうです。社会保障というのは、結局は質の悪い子供を増やしてはダメです」

突貫小僧・山本太郎君のフリップにはイチャモンつけるくせに、こういう発言を糺すことなく垂れ流すNHKに公共放送を名乗る資格はあません。

「質悪い子増やすな」 立花N党党首【22参院選】


【少子化対策】立花孝志 “質の悪い子供”発言

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