憲法改正

2017年1月 6日 (金)

おそらくは、「共謀罪」と「緊急事態条項」をセットにして、この国を独裁国家に仕立てようって腹なのだろう。

 「今年の解散はない」という年頭会見でのペテン総理の発言は、「今月の解散はない」の間違いだったって永田町雀がさえずってるそうだ。それにつられて、テレビ朝日『スーパーJチャンネル』では「衆院解散については首相は嘘をついてもいい」なんて与太をコメンテーターのオッサンが訳知り顔でのたまっていた。でも、ちょっと待てだよね。「解散は総理の専権事項」と一緒で、どこにそんな法的根拠があるんだ。「嘘つきは泥棒の始まり」とも言う。そろそろ、こうした風説をしっかり検証して、解散権の乱用に警告を発していかないと、ペテン総理のいいようにされちまいますよ。

解散「年内ない」 後で政府筋「今月の間違い」

 とにかく、3分の2の議席があるうちに、何でもかんでも強行採決しちまおうってのがペテン総理の腹なんであって、20日召集の通常国会で提出しようと企んでいる「共謀罪」なんかその典型だ。これまで、3回提出したものの、そのつど廃案になったといういわくつきの法案なんだが、今回は東京オリンピックのテロ対策という大義名分を振りかざして、本腰で取り組もうってわけだ。

 法案の名前も「テロ等組織犯罪準備罪」になるってね。「共謀罪」ではあまりにも刺激的だからってんだが、こうした言い換えはペテン総理の得意とするところだ。しかし、どんなに言葉を言い繕うと、「話し合いは罪」という本質は変わらない。なんてったって、「十分に意思疎通できる仲間同士で、目くばせでも意思を伝えられれば、成立する場合がある」って国会でも答弁してますからね。

 さらに、適用対象を「組織的犯罪集団」に限定するから一般大衆労働者諸君はあたかも対象外のようなことも言っている。これなんか暴力団を適用対象としていたのに、70安保の時にデモ取締りに頻繁に使われるようになった「凶器準備集合罪」を彷彿とさせる言い草だ。

 ようするに、法律と言うのはひとたび成立してしまえば、その運用範囲はどんどん拡大していくもので、「共謀罪」が成立した暁には、居酒屋で気に食わない上司の名前をあげつらって「殴ってやる」なんてオダ上げたただけでお縄になる時代がやってきますよ。

「共謀罪」通常国会提出へ 野党・日弁連は反対

 ペテン総理は、党の新年仕事始めの会合で、「改憲の議論を、今年はいよいよ深めていく」って挨拶したそうだが、おそらく「緊急事態条項」を頭に置いてのことなのだろう。テロ対策を口実にした「共謀罪」と災害対策を口実にした「緊急事態条項」をセットにすることで、実質的な独裁国家にこの国を仕立てようという腹に違いない。ここをしっかりとおさえておかないと、大変なことになりますよ。

自民仕事始め 首相、改憲に意欲「新しい憲法を作っていく年に」

 最後に、先日のエントリーでマイナンバーについて書いたんだけど、ブログ「街の弁護士さん」が詳しく説明してくれている。取引先からのラマイナンバー要請通知がうざいと思っている方は、是非、ご一読を。

・街の弁護士日記 SINCE1992at名古屋
仕事始め   特定個人識別番号(マイナンバー)提供お断り

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2016年12月 9日 (金)

「恒久的な法整備」を無視して「生前退位は一代限り」&厚木基地騒音訴訟の「高度な公共性」は自民党改憲草案に散りばめられた「公益」「公の秩序」につながっている。

 グレッグ・レイクの訃報が・・・まさかなあ、ガンだったとは。キング・クリムゾン時代からのファンで、ELPで来日した時の雨の後楽園球場コンサートはいまでも忘れられない。またひとつ星が消えてしまった。合掌。

 ところで、「政府が天皇陛下の退位に関し、皇室典範に今の陛下に限り認める根拠規定を置いた上で、特例法を制定する案の検討に入った」そうだ。結論ありきの恣意的な有識者会議でさも専門家の意見を聞きましたという体裁だけ整えて、最後は「恒常的な法整備」という天皇の意思を無視して、特例法でお茶を濁すとは。そこには、生前退位に反対するに日本会議の意向が働いているのは間違いない。

一代限り、典範改正で対応も=天皇退位、世論に配慮―政府

 それにしても、なんで国会でちゃんとした議論をしないんだろう。有識者会議なんてのはとりたてて権威も権限もないわけで、そんなところの意見なんかより、選挙で選ばれた国会議員がしっかりとした議論をするのが筋というものだろう。事は皇室典範だけでなく、憲法にだって関わることですからね。「天皇は祈っていればいい」なんてことを口走る大学教授なんてのがメンバーの有識者会議なんて、何の足しにもなりません。

 3年前の「主権回復の日」の式典で、ペテン総理や自民党議員が「天皇陛下万歳」と声を上げたことがあったが、おそらくこれからは政府の都合のいいように天皇の政治利用が進んでいくことだろう。

 でもって、自衛隊機の深夜・早朝の飛行差し止めを求めた厚木基地騒音訴訟で、住民側が逆転敗訴。「自衛隊の運行には高度の公共性がある」というのが最高裁の判決理由なんだが、「高度な公共性」というのは便利な言葉なんだよね。

厚木基地騒音訴訟 自衛隊機差し止め認めず 住民側の逆転敗訴

 ここで注目しなければならないが自民党改憲草案だ。現行憲法の21条では「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」とあるんだが、自民党改憲草案ではこの条文に規制をかけるように「前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない。」とある。

 戦う憲法学者の小林節氏が指摘するように、「この『公益』と『公の秩序』は一時的には政府が認定」するもんなんだね。つまり、どんなに表現の自由があろうとも、「公益」や「公の秩序」に反していると政府が認定したら、物言えば唇寒しになるってわけだ。自民党が目論む方向で憲法改正が進んでいったら、基本的人権に関わる訴訟では「高度の公共性」を錦の御旗にした判決が乱発されるようになるかもしれない。

 国が口にする「公益」や「公の秩序」とは、「権力者の利益」「権力保持のための秩序」なのだということを、改めて肝に銘じたい師走の朝であった。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2016年12月 2日 (金)

「日本人の規範意識が薄れてきている実情を考えると、どうしても憲法草案に道徳は書き込まざるを得なかった」(自民党・船田元)。政界の失楽園に道徳について語る資格はない。いわんや、憲法においておや。

 天皇の生前退位を議論している有識者会議について、二枚舌の猪八戒・枝野君が憲法審査会の席上で「少数の恣意的に選ばれた有識者だけで議論されているが、国民の代表の国会が議論しないことは考えられない」って指摘したそうだ。恣意的に選ばれた有識者・・・これについてはおっしゃる通り。たまには正論吐くんだね。

 でもって、憲法学者が憲法審査会で一斉に安保法制に「違憲」を表明した時の自民党の責任者である政界の失楽園・船田君が、基本的人権を規制する項目が多く盛り込まれている自民党憲法草の問題点について、「道徳的側面は現在の日本人の規範意識が薄れてきている実情を考えるとどうしても書き込まざるを得なかった」とフリージャーナリストの神保哲生氏のインタビューに答えたそうだ。

 さらに、「現憲法は多くの権利を保障する一方で、義務に関する規定が少ない。これが利己的な風潮に繋がっているのではないかと懸念している」と性懲りもなく口にしているんだが、失楽園男に道徳についてとやかく言われる筋合いはない。

 自民党改憲草案では、家族と婚姻の基本原則である24条について、「家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。家族は、互いに助け合わなければならない。」と規定されている。とするなら、妻や家族を裏切ってスッタモンダした政界の失楽園・船田君に、「日本人の規範意識が薄れてきている」なんて語る資格があるだろうか。一般大衆労働者諸君に説教垂れる前に、「隗より始めよ」という言葉を肝に銘じるこった。

憲法草案に道徳は書き込まざるを得なかった

  「憲法で権力を縛ることだけが立憲主義ではない」(上川陽子)とか「立憲主義という言葉を、本来の意味を超えて政権に対する好き嫌いで使っている」(中谷元)なんてことまで口にするシェンシェイがいるくらいだから、政界の失楽園・船田君の発言は自民党の意見そのものと思って間違いないだろう。ようするに、根本的に「立憲主義」を理解していないわけで、すべてが改憲ありきの我田引水なんだね。

立憲主義、すれ違い…自民「権力制限は変容」

 白昼平然と嘘をつく男が総裁の政党が考える憲法草案ですからね。ペテン総理の恩師が指摘するように、そこにもまた「無知と無恥」が集約されているってことです。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2016年11月18日 (金)

トランプとの会談は「私的なものだから」国会での帰朝報告の予定なし。だったら公費で行くんじゃない!&「憲法に対する国民の信頼が薄れつつあり」(船田元)って、その根拠を述べよ&共産党の「連立政権構想」に「片思いでは」と水差すKYレンホー。

 トランプとペテン総理の嘘つき同士の会談って、いったい何を話したんだろう。そもそも、トランプはまだ次期大統領でしかないし、スタッフの人選だってすったもんだしてるところなんだから、おそらく具体的な政策の話なんかできるわけがない。ペテン総理は国会で帰朝報告する予定はないって言うし、その理由が今回の会談は「私的なものだから」なんだとか。プライベートなご挨拶ってわけか。だったら公費使わずに、自分の金で行け!

安倍首相とトランプ氏の会談終わる

 ところで、昨日の憲法審査会の自由討議で、政界の失楽園・船田君が、「憲法に対する国民の信頼が薄れつつあり、勇気を持って改正を発議することがわれわれの責務だ」って赤い顔してのたまってくれたとさ。おいおい、「憲法に対する国民の信頼が薄れつつあり」って具体的な根拠はどこにあるんだ。誰か統計でもとったのか。そうじゃないだろ。こんな根拠の薄弱な理屈でもって、改憲を語ろうとする憲法審査会なんてやめちまえ。

「9条改憲」明言は自民だけ 改憲派、与党内も主張に隔たり

 でもって、民進党なんだが、野党4党の「連合政権構想」を表明している共産党に対して、クラリオン蓮舫君が「片思いではないか」とほざいてくれたそうだ。そういえば、かつてノダメも「血液型の異なる者同士の輸血はできない」って共産党との選挙協力を否定していたことがある。事ほど左様に、いつまでたっても風が読めないのが民進党で、どうにか野党4党による共通政策策定のための検討会が始まったというのに、代表自らが水を差すようなことを軽率に口にしているようでは、もう救いようがありませんよ、ったく。

連合政権目指す共産党に蓮舫代表「片思いでは…」

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2016年11月17日 (木)

原発避難児童への「いじめ」は氷山の一角だろう&美浜原発運転延長許可。工事費は原発新設に匹敵。ということは・・・!?&「改憲勢力が3分の2は改憲求める民意」(自民党)なんだとさ。

 東日本大震災+福島第一原発事故から批難した先の学校でいじめ、というニュースはやりきれんなあ。しかも、学校も教師もその事実を知っていたのに何の手立ても講じなかったというのは、それこそ教育の放棄と言うものだ。

 金銭まで強請られていたというから、これは明らかな恐喝事件でもある。しかも、賠償金が入ったんだろうなんて言い草でたかっていたっていうから、回りの大人が「あの家は賠償金入ったんだよ」なんて軽口叩いていたのを耳にしたのかもしれない。

 強請ったお金の返済をめぐって、加害者側で責任のなすりあいして揉めているとも聞く。情けなくて、情けなくて、眩暈がしそうだ。それにしても、学校の名前がいまでも伏せられているのは、在校生の気持ちを斟酌したとしても、なんか釈然としませんね。

しんさいでいっぱい死んだからぼくはいきる 原発避難でいじめの中1手記

 福島第一原発事故はこんな悲惨ないじめにまでつながっているというのに、関電の美浜原発3号機の運転延長を原子力規制委員会が許可しちゃいました。「原則40年」のルールなんてどこへやら、関電はこの延長認可で「現時点では経済合理性があると判断しており、再稼動する方針」なんてコメントしている。つまり、おかげさんで儲かりまっせってことだ。

 このコメントはとても重要な意味を持っていて、これまで廃炉が決定した老朽化した原発はすべて出力が小さいんだね。だから、無理して運転延長しても採算は取れない。ところが、美浜3号機や先に運転延長が決まった高浜原発は出力が大きいから、動かせばそれだけ儲かるという思惑があるんだね。原発の安全性なんか二の次で、万が一の場合の住民避難なんだってどうにかなるさってタカをくくっているに違いない。

 さらに、美浜3号機について言えば、運転延長のための工事費が約1650億円とか。これは新規に原発を建設する費用に匹敵することから、「工事を進めるうちに費用が膨らむ可能性があり、リプレース(建て替え)したほうが良いという判断もある」という声まで聞こえてくるとか。なんのことはない、タブーだった原発新設も視野に入ってきたってことだ。

 福島第一原発事故の反省をすることもなく、ましてや誰も責任とらず、さらには廃炉費用まで電気代に上乗せして一般大衆労働者諸君から搾り取ろうと画策する動きも露骨なってきてますからね。こうした国と原子力村の「いじめ」に毅然とした態度で「NON」を突きつけないと、この国はトランプ・ショックどころの騒ぎじゃなくなりますよ。

「40年ルール」また例外 美浜原発3号機の延長認可

 最後に、憲法審査会が動き出したんだが、昨日の意見表明で、自民党は「国民は、今の憲法では家族や国家を守れないと考え始めている。民意に応えることこそ国会議員の責務」だとさ。その根拠が衆議院で改憲勢力が3分の2を占めたことにあるってんだから、何言ってやがるってなもんです。「改憲」を争点とすることから逃げまくって、「経済、経済」と喚いていたのはどこつどいつだ。それが選挙に勝った途端、「改憲が民意だ」なんて国民を舐めるのもいい加減にしろ。しかも、自民党の改憲草案を「バージョンアップしていく必要がある」とまでほざいてるんだから、どこまでいっても頭がいかれた連中なんだね、いまの自民党ってのは。

自民「改憲は議員の責務」 慎重・反対「憲法理念の実現こそ」

 ちなみに、自民党の意見表明したのは東京選挙区選出の参議院議員で元大蔵官僚の中川雅治君。「中学時代は男子校で、クラスの悪ガキを中心に皆いつもふざけていて、小さくて可愛い同級生を全部脱がして、着ていた服を教室の窓から投げるようなことをよくやっていました」と自身のサイトに自慢げに書き込んで、それは「いじめだろ」って批判されると、「自分はやっていない。そういうことがあったのを見たということ」ってクソみたいな言い訳して呆れられた御仁だ。同じ「雅治」でも、福山とは天と地ほどの差があるポンコツ議員です。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2016年10月19日 (水)

東京を脅しにかかるIOC会長!?&自民党改憲草案棚上げは憲法審査会を動かすための方便&沖縄県民を「土人」と罵ったチンピラ機動隊員

 オリンピック招致プレゼンの通りにやらないんだったら、韓国にボート・カヌー会場持ってちゃうよ・・・なんて出所不明のブラフでIOCが脅しかけてます。ぼったくりバーのチーママ・小池君との会談でも、じっと目線をはずさないで睨みつけてましたから、バッハ会長は。

 チーママも正念場ってところなんだろうが、そんなIOCの圧力があったからなのかどうか、突然、「海の森水上競技場」の設備費が300億円前後に削減できるって都が言い出している。69億円だったのが一時は1000億円を超えて、批判の声が上がったら490億円になって、今度は300億円だと。いかに都の試算がいいかげんなものだったかってことだ。

 さらに、都は「海の森水上競技場」をIOCに認めてもらうために、2年前には「本体工事費は98億円」という虚偽の建設費をデッチ上げてたそうだ。そもそも、ペテン総理の「アンダーコントロール」という、それこそ後世に語り継がれるレジェンドになるだろう大嘘から始まったオリンピック招致ですからね。都の役人だって、平気で嘘つくわけです。もうこんなオリンピック止めちゃったらってなもんです。

<東京五輪>ボート会場 都、IOCに安い金額を虚偽報告

 ところで、国会ではTPPの審議が始まっているんだが、黒塗りの資料のままでどうやって議論しろってんだろうね。新聞・TVはこの学級会レベルにも達していないTPP審議をほとんど伝えようとしていないんだけど、おそらくメディアの中にもTPPを理解している人間がいないからってのもあるんじゃなかろうか。つまり、TPP審議って闇鍋みたいなもので、誰も何がそこに盛り込まれているかわからずにつつき合っているだけなんだね。これもまた、オリンピックと同じで、だったら止めちゃえばってなもんです。

TPP交渉の情報開示で議論 野党「不十分」首相「過程公表せず

 でもって、どうやっても任期中に憲法に手をつけたくてたまらないペテン総理は、どうやら自民党改憲草案の棚上げを渋々ながら認めたようで、おかげで憲法審査会が動き出すらしい。しかし、これもおかしな話で、これではまるで改憲自体が目的になっちゃうんじゃないの。そもそも、憲法審査会ってのは「日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制について広範かつ総合的に調査を行い、憲法改正原案、日本国憲法に係る改正の発議又は国民投票に関する法律案等を審査する機関」なんだから、叩き台になるような案がないなら議論する必要なんてないと思うけどねえ。

自民、改憲草案を封印 憲法審で合意可能項目を模索へ

 もちろん、自民党改憲草案みたいな不埒なものを叩き台にするなんてもっての他だけど、憲法審査会を開くなら、少なくとも国会で改憲が必要かどうか、改憲するならどの条文なのか、ということを具体的に議論してからのことだろう。自民党を中心とする改憲一派が最終的に狙っている条文は9条であることは自明のことなんだから、ペテン総理お得意の誤魔化しやすり替えに乗っかっちゃだめだろう。

 「お試し改憲」なんて通販まがいの言葉を平気で口にするような輩が画策する改憲なんてロクなものじゃありません。自民党にとっては憲法審査会で議論を始まったらこっちのものって思っているに違いないんだから、ノダメのように自民党が改憲草案を棚上げしたら議論を始めてもいいなんてのは自民党を利するだけってことだ。

 ひょっとしたら、新潟知事選に負けたことでペテン総理は年明け解散を諦めたかもしれない。そうなればTPP強行採決も誰に遠慮もいらないし、TPPを通したら改憲に全精力を注ぎ込もうって魂胆なんじゃないのかねえ・・・もちろん、妄想だけど、プーチンとの会談で北方領土がどうなるかがひとつの分岐点になるのは間違いない。2島返還なんてことで話がついたら、一気に解散もあるだろうし、予断を許さない晩秋なのであった。

TPP強行採決「議運委員長が決める」山本農水相が言及

最後に、沖縄・高江で大阪府警の機動隊員が沖縄県民を「土人」呼ばわりしたってね。「ヤクザまがい」とは言うけれど、これはもうヤクザそのものです。

「土人」発言、歴史に刻まれる暴言 警察は県民に謝罪を

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2016年9月27日 (火)

所信表明演説中にアベジョンイルのパフォーマンス。なんというヘンタイ国会だろう&「改憲提案は議員の責任」(安倍晋三)って「憲法遵守義務」が先だろう。馬鹿も休み休み言え

 いやはや、とんでもないものを見せられちまった。なんと、総理大臣の所信表明演説中に与党議員が立ち上がって拍手とはねえ。しかも、ペテン総理自らも拍手しながら議場を睥睨するというオマケつきだ。こんな三文芝居仕掛けたのはゲッペルス気取りの世耕君あたりなんだろうけど、ペテン総理の姿が金ちゃん一家と重なった一般大衆労働者諸君も多いことだろう。国会で「マンセー」まがいのパフォーマンスを見せつけられるとは・・・この国も変態国家になっちまったもんだ。

自民、演説中に立ち上がり拍手=野党「異様な光景」と批判-所信表明

「自民党議員全員の拍手、異常な光景」26分過ぎ201... 投稿者 gomizeromirai

 それにしても、所信表明演説の中身よりもこんなパフォーマンスに注目が集まるってのは、こやつらのやっていることが単なる「政治ごっこ」「政治もどき」ってことの証明みたいなもんなんだね。だから、所信表明そのものが空虚な言葉の羅列になる。そんなトンデモ所信表明でも、ちょいと気になることがないわけではない。ズバリ、「改憲」だ。

 参議院選挙では「改憲」を争点にすることから徹底的に逃げたくせに、案の定、アベノミクスはどこへやら、「改憲について『決めるのは国民。その案を国民に提示するのは、国会議員の責任」』と喚き始めとります。でも、このロジックもおかしなもので、国会議員にはまずもって「憲法遵守の義務」ってのがある。だから改憲提案が国会議員の責任なんてことはどこをどう解釈しても、憲法には書いていない。

所信表明「改憲提案は議員の責任」 首相、発議まで踏み込む

安倍首相の所信表明演説全文

 憲法改正については憲法96条で、「この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行われる投票において、その過半数の賛成を必要とする」ってあるだけなんだね。

 国会議員は憲法改正の発議はできるけど、憲法99条の「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」といえう条文と照らし合わせれば、96条よりも99条が優先するというのが憲法の精神なのだと思う(いちおうなんちゃって法学部だったので、これはあくまでも個人の感想であり、憲法解釈を確約するものではありません)。

 ではどういう時に憲法改正の発議ができるかといえば、それこそ国民の中からふつふつと改憲の声が湧き上がった時に限られるんだね。だから改憲ありきで憲法審査会で議論を始めるというのは、お先走りもいいところなのだ。もし憲法審査会で議論をするならば、まずもって「改憲は必要か?」ということ自体を議論するのが筋ってものだ。

 なんか、自民党の改憲案を土台にして議論するのしないのと言い合っているようだけど、まったく意味のないことというか、それは僭越ってもんだ。もしそうしたいなら、自民党の改憲草案を土台にしての改憲議論は是か非か、それこそを問う選挙をしなくちゃいけない。それくらい改憲のハードルってのは高いはずなのに、なんだか昨日の所信表明では明日にも憲法発議ができゃいそうな前のめりぶりなんだから、ある種の空恐ろしささえ感じてしまう今日この頃なのだ。

自民党憲法草案の条文解説

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2016年8月14日 (日)

「改憲反対」で無理矢理に事情聴取。さらに、「18歳投票率が高いのは特別な取り組みしたのか」と学校に問い合せ・・・「おい、こら!」の時代がやってくる。

 オリンピックも甲子園もけっこうだけど、その裏側では原発再稼働、沖縄・高江での米軍ヘリパッド建設反対に対する機動隊の暴力といった恥さらしなことが起きているのを忘れてはいけない。

 沖縄・高江では、反対派の男性が乗るミニバイクが覆面パトカーに衝突して、公務執行妨害で逮捕された。沖縄・高江における機動隊の暴力はまったく報道しないメディアが、この一件はなぜか記事にした。ところが、覆面パトカーが幅寄せしたことが動画に記録されていたことから男性は釈放。明らかな不当逮捕なのに、新聞・TVは完全スルー。反対派が逮捕されたという“事実”だけが記憶に残るって寸法だ。

・田中龍作ジャーナル
【沖縄・高江発】不当逮捕明らかに 検察勾留できず男性釈放

 警察による市民への圧力は、けっして沖縄だけではない。長崎平和記念式典では、「改憲反対」と叫んだ男性が、警察に連行されるという騒ぎが起きた。警察は「本人の了解を得て警察車両に乗ってもらった」と通りいっぺんの言い訳しているけど、本人は「触らないでください。離してください」と訴えていたそうだから、明らかに警察の脱法行為ですね。

 そもそも、「改憲反対」と叫んだだけで警察が事情を聴かせろなんてのは、言論弾圧以外のなにものでもない。これがもし「改憲賛成」だったら、警察は絶対に動くことはなかっただろう。つまり、ペテン政権にとって不都合な発言は取り締まってやろうと待ち構えていたわけですね。これって、戦前の特高警察のやり方とまったく同じで、「おい、こら」の時代を彷彿とさせる。そのうち、事情聴取だけではすまなくなりますよ。

長崎原爆の式典で安倍首相に「改憲反対」と叫んだ参列者を警察が拘束! 取材中の不当聴取なのにマスコミは抗議も報道もせず

Photo

 警察が戦前の特高並みの市民監視に着手してきているのではないかと思わせる出来事がもうひとつ。なんでも、神奈川県警が参議院選挙における18歳投票率が高かった県立3校に「特別な取り組みをしたのか」と電話で問い合わせていたそうだ。これはもう明らかな脅しで、こういう問い合わせをしただけで教育現場は萎縮していく。そういう狙いもあったのかもね。

18歳投票率で問い合わせ、横浜 神奈川県警、県立高に

 ピーター・バラカン氏が9条のTシャツ着て歩いていたら職務質問されたという話があったけど、状況はさらに一歩進んできたってことなのかも。自民党が単独で3分の2の議席を手に入れたという事実が、そうした警察の特高化を後押ししているのは間違いない。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2016年8月10日 (水)

チーママ都知事はカジノ誘致に意欲満々だそうで・・・舛添降ろしはこれが原因か?&生前退位を改憲に利用しようと世論操作するフジサンケイグループ!?

 いやあ、昨日の暑さにはまいった。よりによって、新橋SL広場の炎天下で待ち合わせしちまったもんだから、熱風にさらされてそのまま昏倒しそうなほどだった。新型ミストが実験的に設置されてたけど、さすがに昨日の暑さでは気休め程度。気温37℃に圧倒されたのであった。

 そんなことより、ぼったくりバー永田町のチーママ・小池君とシンキロー森が会談したってね。にこやかな握手で親密さを演出していたが、密室では果たしてどんな話をしたんだか。手打ちのためのセレモニーって意味合いも、おそらくはあったのだろう。都知事に当選したからというもの、都議会の闇だのオリンピック組織委員会の不透明さなどに対する攻撃はすっかりトーンダウンしちゃってますからね。制度上はできないことはわかっていながらふぢ上げた都議会解散の果たし状も、なんだかウヤムヤになっちゃっているようだし、自民党によるチーママ及びその支援者の処分もいつのまにか沈静化ですからね。

小池都知事、森氏と初会談 リオ帰りの丸川五輪相も同席

 でもって、着々と既得権益の連中が喜びそうな政策には意欲満々で、その一環なんだろう、マキゾエ君が強く反対して頓挫していたはずの「カジノを含む複合型観光施設の誘致」に積極的な姿勢を示したそうだ。そういえば、お子ちゃま弁護士の橋↓君もカジノには積極的だったっけ。どうやら、テーブルの下でこいつらつるんでるみたいですね。

 「カジノを含む複合型観光施設」にはベラボーな利権が絡んでるはずで、ぼったくりバー永田町のチーママ・コ小池君の天敵である都議会のガン・内田君もおそらく一枚噛んでいるに違いない。てことは、喧嘩しているように見せかけて、こいつらともテーブルの下では握手してるってことか・・・なんて妄想のひとつもしたくなろうというものだ。

小池都知事 カジノ含む複合型観光施設誘致に前向き

 カジノなんてのは公約にもなかったはずで、公約したことはやらないで、公約してないことには積極的というのはペテン総理と同じ手口というわけか。まるで既得権益と戦う女戦士なんてイメージがTVの煽りのおかげで定着しちゃっているけど、一皮剥けばしょせんは自民党ってことです。

 ところで、生前退位について、「『生前退位』が可能となるよう、憲法改正をしてもよいと『思う』人が、8割を超えた」ってFNNが世論調査結果を発表。おいおい、生前退位はあくまでも皇室典範の改定でこと足りることで、憲法はまったく関係ありません。こういう世論調査とは名ばかりの世論操作でもって、生前退位を改憲マターと絡めようというフジサンケインケイグループの下心がミエミエの報道は、ペテン総理による天皇の政治利用のお先棒を担ぐ以外のなにものでもないだろう。

「生前退位」可能となるよう改憲「よいと思う」8割超 FNN世論調査

| | コメント (3) | トラックバック (1)

2016年8月 9日 (火)

天皇のメッセージ後のペテン総理の不貞腐れた態度は何様のつりだ&北朝のミサイルに備えて常時破壊措置命令って、気分は戦時体制ってことか!?

 天皇のメッセージは、「象徴」と「家族」という言葉がとても印象的だった。天皇を「元首」として担ぎ上げようという勢力にとっては、何度も繰り返された「象徴」という言葉はさぞかし耳が痛いことだろう。そして、「家族」という言葉には新たな「人間宣言」の意味が込められているような、そんな気がする火曜の朝である。

象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば

 それにしても、天皇のメッセージ後のペテン総理の立ちんぼ会見における不貞腐れたような態度は何様のつもりだったんだろう。皇室典範を改定するとなると改憲が先延ばしになる可能性があるから、クソってな思いがあったんじゃないのかねえ。だから不機嫌そうなツラで会見もそこそこに立ち去ったのかもしれない。感情を抑えられない幼児性がこんな時にも出ちゃうんだね。

 そんなことより、北朝鮮のミサイルに備えて、破壊措置命令を「常時発令」とするそうだ。北朝鮮のミサイル発射を事前にキャッチするのは困難だからというのがその理由とか。そのために、地対空誘導弾バトリオット部隊が常時監視の目を光らせるってんだが、多くの専門家が指摘するように、パトリオットで弾道ミサイルを迎撃するのは至難の業なんだよね。秒速約700メートルで飛んでくるとという北朝鮮のミサイルは、領空侵犯したのを確認してから撃っていたのではまず間に合わない、というのが定説になっているほどだ。

 それでも、常に破壊措置命令を有効にしてパトリオットによる迎撃態勢をとるということは、気分は戦時体制に入りましたってことなんじゃないの。これからは賭け付け警護に始まって、アメリカの戦争に積極的に参加しなくちゃいけなくなるから、いまのうちに自衛隊員の危機感を煽って士気を高めておこうという魂胆なのかもね。

政府 北朝鮮ミサイルに備え破壊措置命令

 そんな時に、「日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を、日々模索しつつ過ごして来ました」という天皇の現行憲法遵守を前提としたメッセージは、「みっともない憲法」と口にして恥じないペテン総理には、なんとも憤懣やるかたなかったことでしょう。そう考えれば、立ちんぼ会見での不貞腐れた態度も納得がいくというものだ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

おおさか維新の会 | おすすめサイト | たちあがれ日本 | でっち上げ | みんなの党 | アカデミー賞 | アベノミクス | イラク戦争 | インターネット | オウム真理教 | オスプレイ | オリブ油 | オリンピック | カジノ法案 | ギャンブル | コンピュータ監視法 | スポーツ | タックスヘイブン | テロ | トヨタ | トラテロルコの虐殺 | トランプ | ニュース | ハーグ条約 | バタフライ | バンクーバー・オリンピック | パチンコ | パナマ文書 | ヒマラヤの氷河 | フィギュアスケート | フッ素 | ペット | マイナンバー制 | マスゴミ | メディア | リニア新幹線 | ロッキード事件 | ロック | ワールドカップ | 三宝会 | 上杉隆 | 与謝野馨 | 世論調査 | 中国 | 中谷元 | 亀井静香 | 事務所経費 | 事業仕分け | 介護 | 介護問題 | 仙石官房長官 | 住民基本台帳ネットワーク | 体罰 | 偏向報道 | 偽証 | 児童ポルノ禁止法改正案 | 党首討論 | 全日本柔道連盟 | 八ッ場ダム | 共謀罪(テロ等組織犯罪準備罪) | 再生可能エネルギー | 冤罪 | 初詣 | 前原誠司 | 創価学会 | 労働者派遣法 | 北方領土 | 北朝鮮拉致問題 | 原子力規制委員会 | 原発 | 参議院選挙 | 口蹄疫 | 古本 | 古本くろねこ堂 | 古賀茂明 | 可視化法案 | 右翼 | 名護市長選 | 国民新党 | 地デジ | 地方分権 | 地球温暖化  | 地震 | 報道ステーション | 墓参り | 外国人労働者 | 外国人献金 | 大口ひろし | 大連立 | 大阪万博 | 天皇 | 夫婦別姓 | 子宮頸がんワクチン | 安倍晋三 | 宗教 | 官房機密費 | 宮里藍 | 家庭教育支援条例 | 密約 | 密約問題 | 小池百合子 | 小沢一郎 | 小沢不起訴 | 少子化 | 尖閣諸島 | 山本一太 | 山谷えり子 | 岡田克也 | 川口悠子 | 平野官房長官 | 年金問題 | 従軍慰安婦 | 復興予算 | 徴兵制 | 心と体 | 思いやり予算 | 性同一性障害 | 憲法改正 | 戦争 | 押尾事件 | 拉致問題 | 捜査一課長左遷 | 揺れる中東 | 政治とカネ | 政治献金 | 政界再編 | 教育再生会議 | 新党 | 新銀行東京 | 日弁連 | 日本会議 | 日本振興銀行 | 日本未来の党 | 日記・コラム・つぶやき | 映画・テレビ | 書籍・雑誌 | 朝日新聞 | 朝青龍 | 東京オリンピック | 東京新聞 | 東京都青少年の健全な育成に関する条例 | 東京電力 | 東日本大震災 | 東電OL殺人事件 | 枝野幸男 | 核軍縮 | 森喜朗 | 検察  | 検察審査会 | 検察裏金問題 | 橋下知事 | 武器輸出三原則 | 武藤貴也 | 死刑 | 残業代ゼロ | 民主党 | 民進党 | 水谷建設 | 沖縄基地問題 | 沖縄密約問題 | 河野太郎 | 河野談話 | 消費税 | 消費者金融 | 清和会 | 渡辺喜美 | 渡辺恒雄 | 渡部恒三 | 熊本地震 | 片山さつき | 猪瀬直樹 | 環境問題 | 甘利明 | 生前退位 | 生方解任 | 生活保護 | 産業競争力会議 | 田原総一朗 | 田母神 | 町村元官房長官 | 痴漢冤罪 | 白紙領収書 | 相撲 | 石原伸晃 | 石原慎太郎 | 石川衆議院議員逮捕 | 石破茂 | 社会保障と税の一体改革 | 社民党 | 秘密保全法案 | 稲田朋美 | 立花隆 | 競馬 | 竹中平蔵 | 竹島 | 第三極 | 箱根駅伝 | 節電 | 築地市場移転 | 細野豪志 | 経団連 | 経済・政治・国際 | 維新の会 | 育児 | 自民党 | 舛添要一 | 芸人 | 芸能・アイドル | 英国式独立調査委員会 | 茨城空港 | 菅官房長官 | 菅直人 | 落語 | 血液型性格判断 | 衆議院選挙 | 裁判員裁判 | 解決金制度 | 記者クラブ開放 | 証拠改竄 | 読売新聞 | 謎の市民団体 | 警察不祥事 | 谷垣禎一 | 貧困問題 | 資金管理団体 | 賭け付け警護 | 辛坊治郎 | 辺野古 | 連合 | 週刊朝日 | 選挙制度改革 | 遺伝子組み換え食品 | 郵便不正事件 | 郵政民営化 | 都知事選 | 都議選 | 野田佳彦 | 関西電力 | 阿久根市長 | 除染 | 陸山会事件 | 集団的自衛権 | 電力会社 | 電通 | 靖国 | 音楽 | 飯島秘書官 | 高市早苗 | 高村正彦 | 高校無償化 | 高速道路無料化 | 鳩山政権 | 鳩山邦夫 | 鳩山首相 | 麻生太郎 | ACTA | FMラジオ | NHK | PC遠隔操作事件 | STAP細胞 | TBS | TPP | TVCM