鳩山邦夫に政治資金還流疑惑。「政治とカネ」はまだまだ終わってませんよ。不道徳な文部科学大臣は首を洗って待ってるこった&TPPで「著作権の非親告罪化」が新たな問題に・・・アニメのキャラ使ってパロディしたら、それだけで逮捕されちゃうかもよ。
由紀夫鳩を「宇宙人だ」とか「目立ちたがり」とか罵倒していた邦夫鳩に政治資金還流疑惑です。なんでも、邦夫鳩が代表の政党支部が事務所の家賃としてカミさんの不動産管理会社に約2500万支払っていたそうだ。指折りの資産家、金満家のくせに、やることはけっこうせこいね。ま、これでいったんは沈静化しつつあった「政治とカネ」にまたスポットが当たって、疑惑献金の不道徳な文部科学大臣・下村君や逃げ切り図るドリル小渕君への追及が再燃してくれたらめっけもなんだけど・・・。
ところで、TPPはいったどうなってんだってことなんだが、ここにきて「著作権侵害による非親告罪化」ってのが浮上してきている。どういうことかと言うと、「これまでは作品のパロディや二次創作をしても著作者が訴えなければ起訴することはできなかった。そのため、たとえば企業研修や教育機関、福祉施設などで、アニメのキャラクタなどが描かれたチラシを配ったり装飾をしたりしても、余程のことがない限り罰せられることはなかった」んだけど、非親告罪化されちゃうと、「たとえば悪意のある第3者が通報しただけで警察は動かざるをえない状況になる」ってことなんだね。
・【TPP問題】TPP交渉に漫画家や弁護士が緊急声明!漫画やアニメが壊滅する恐れ!非親告罪化で誤報も!
アメリカは著作権の延長なども含めて、非親告罪化をどうにか認めさせようとしているってんだが、日本の警察、特に公安なんかにとってもこれって朗報だよね。だって、「悪意の第三者」による通報も問題だけど、そんな通報があろうとなかろうと、さらには著作者が許可を与えていたとしても、警察が勝手に著作権侵害として立件・逮捕できちゃうんだから。たとえば、レレレのシンゾーを揶揄するようなパロディにアニメのキャラなんか使ってたら、それを理由に逮捕することも可能になるわけですね。ドラエモンが「戦争反対」なんて怒ってるイラストもだめね。
牛肉がどうした、砂糖がどうしたと農産物ばかりにスポットが当てられるTPPだけど、何度も書いてるようにTPPってのは農産物なんかは多くのテーマのひとつでしかなくて、社会全体の仕組みをアメリカナイズしていくことだってことにもうそろそろ気付かないといかんのじゃないか。憲法は押しつけだなんていってるくせに、アメリカの特別自治区に成り下るかもしれないTPPに賛成ってんじゃ、保守の旗が泣こうというものだ・・・とつぶやいてみる月曜の朝であった。
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