党首討論

2023年9月 2日 (土)

農水大臣の「汚染水」発言を束になって非難する政治家やメディアの“言葉狩り”・・・正直者が馬鹿を見る!!

 中国の禁輸政策を「想定外」とのたまって呆れられた農水大臣、野村君が、さらに「処理水」発言で非難囂々の憂き目にあっている。海洋放出された汚染水を「処理水」と言い換えてきたヘタレ総理にすれば、身内から出たとんでも発言に地団太踏む思いだったに違いない。

 そんな空気を察知したか、想定外の野村君は早速、「言い間違えたことを全面的に謝罪したい。福島県をはじめ関係者の皆さまに不快な思いをさせて申し訳なかった」って頭下げちゃいました。

野村農相 “汚染水”発言 謝罪し撤回 野党側は追及の構え

 いやいや、アンタは正直に言ったまでのことなんだから、謝る必要なんてありませんて。謝るなら、「汚染水」を「処理水」と言い換えて平然としているヘタレ総理の方だろう。

 それにしても、この「汚染水」発言に、野党もメディアも一緒になって責め立てているけど、これって「言葉狩り」なんじゃないのか。「処理水」って言うことで、海洋放出を正当化しようとする思惑がそこにはある。

 NHKは「中国が使う『汚染水』」って表現をしたそうだが、デブリに触れた冷却水は「汚染水」以外の何物でもない。それなのに、敢えて「中国が使う」という枕詞を付けるNHKの政権へのすり寄り具合は、公共放送局としてなんとも不気味なものがある。

 「処理水」と呼ぼうが「汚染水」と呼ぼうが、その実態に変わりがないわけで、BS-TBS『報道1930』では原発推進派の中からもこんな発言が出ているくらいで、海洋放出の危険性に右も左もないってことなのだ。

「アルプスというのは導入された当初からずっと『トリチウム以外の60種以上の放射線物質を全部取り除くんだ』と言ってきたにも関わらず、残念ながら処理された水の7割で基準値を上回ってますのでアルプスの性能が問われている。2次処理で本当にどの程度取れるのか?ということを専門家が入った第三者機関がきちんと検証して国際社会に発信して、それで海洋放出ということにすれば、アルプス処理水の海洋放出がここまで他国から、あ~だ、こ~だと言われるような問題にならない」(笹川平和財団・小林祐喜)

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2021年6月10日 (木)

【党首討論】質問にまともに答えず、50年前の東京五輪の思い出話で時間稼ぎ、あげくに「ワクチン接種1日100万回を超えた」と嘘までつくカス総理!!

 「討論」ってのは「一定の議題について意見を闘わせること」であって、まずは相手の意見に素直に耳を傾ける姿勢が求められる。ところがどっこい、昨日の党首討論は、その基本を顔も頭も貧相のカス総理が理解していないものだから、のっけから「討論」にならないという体たらくだ。

 ポンコツ討論会の白眉は、なんと言ってもカス総理による57年前の東京オリンピックの思い出話だろう。なんと7分近くにわたって、「東洋の魔女がどうの、ヘーシンクがどうの」と語り始めた時には、目が点になりましたよ。議場も呆気にとられてたものね。

菅首相、初の党首討論「あの瞬間忘れられない」…論点かわし五輪の思い出 「真剣さに欠ける」批判も

 でもって、質問には答えない、思い出話にうつつをぬかすだけでなく、嘘までつきやがるんだから始末に置けない。なんと、ワクチン1日100万回接種について「8日は100万回を超えてきた」と自信満々にのたまっていたんだが、討論後に「毎日、過去の(報告)が上がってくるから、どこで100万回というのは分からないが、このところは大体その数字になっている。正式に超えたので、そう申し上げた」だとさ。ようするに、希望的観測ってやつをあたかも事実であるかのようにくっちゃべったてことだ。

首相、1日100万回接種を党首討論でアピール 実際は60万回か

 とにかく、討論を通して、相手の質問に正面から答えず、言いたいことだけをのたまって後は知らんぶりなんだから、議論が白熱するなんて夢のまた夢。そうした論点ずらしや話しのすり替えを注意する司会役も存在しないから、こんなのを何回やっても時間の無駄というものだ。やっばりアメリカ大統領選討論会のように「討論」をコントロールする司会役が必要なんだね。

 野党の持ち時間が45分。それを党ごとに振り分けるから、共産党なんてたった5分の持ち時間しかないんだもの、まずは討論時間からどうにかしやがれ。

 最後に、BS-TBS『報道1930』で、アンポンタン石破君が「野党の質問の仕方が悪い」って偉そうにゴタクを並べてくれました。この男、終わってるな。


【国会中継】2年ぶりの党首討論 「コロナ」「五輪」は? 菅首相は初の参加(2021年6月9日)

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2019年6月20日 (木)

【党首討論】「総合合算制度の導入」(枝野幸男)、「高額所得者優遇の保険料の見直し」(志位和夫)・・・野党の政策提案を理解できないペテン総理は意味不明な答弁で右往左往!!

 わずか45分の討論、それも野党4党で時間配分するんだから、そもそもからして議論が深まるわけがない。ああ、それなのに、夕方のTVのニュースは各局ともに野党の突っ込み不足という印象操作をするような映像を垂れ流す。なかでもひどかったのがテレビ朝日で、自民党と野党議員の反応なんてのを手書きのフリップにして、エダノンの腰が引けていただのとdisりまくる始末だ。しかも、それがすべて匿名での意見ってんだから、何を意図しようとしているかわかろうというものだ。

 でもって、党首討論はと言えば、初老の小学生・ペテン総理は「言いたいことを言い合って、相手をやり込めるのが討論」と勘違いしているもんだから、どんなに具体的な問いかけがあっても正面から答えようとしない。ていうか、答えられないんだね。

 おそらく、相手の言葉を理解できていないのだ思う。だから、自分の言いたいことしか言わないというか言えないわけで、これを「かわし方が上手い」とおおだてるコメンテーターがいるんだから呆れちまう。

 メディアは馬鹿のひとつ覚えで「議論が深まらない」って喚くけど、実際はエダノンにしろ志位君にしろ、しっかりと政策を提案してるんだよね。たとえば、エダノンは「家計単位で医療、介護、保育、障害者福祉の自己負担に上限を設ける『総合合算制度』」を導入すべきとペテン総理に突きつけた。志位君も「高額所得者優遇の保険料の在り方を正すべき」と迫っている。

 ところが、ペテン総理はどちらの政策も理解できなかったようで、まったく意味不明なことを口走って時間稼ぎする始末だ。とにもかくにも、人としての器が小さく、不誠実で、不勉強で、討論相手への敬意が微塵も感じられない「大バカ者」というペテン総理の実像だけが浮き彫りになった党首討論なのであった。

野党「正面から答えていない」 首相、自説優先の長広舌

党首討論、ひときわヤジ大きくなった瞬間 野党は「対案」を示せたか


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2016年6月30日 (木)

党首討論を「多忙」を理由に拒否するチキン総理&自民都連は小池騒動でおおらわ。最後は大阪のあの男がシャシャリ出てきたりして・・・!?

 フランケン岡田君の党首討論の申し入れをペテン総理が「選挙応援で多忙」を理由に断ったそうだ。そういえば、テレビ朝日『報道ステーション』の党首討論の時にも、民主党政権時代のスッカラ菅君を引き合いに出して「菅さんは(テレビ朝日の)報道ステーションに出なかった。(当時の)党首討論は4回。今度は5回プラス、(インター)ネットの討論もやっているから、回数は多い」ってほざいていた。

 でも、党首討論というのは回数の問題じゃないだろう。ましてや、「多忙」を理由に政権与党の党首が党首討論に背を向けるってのは、それこそ説明責任を拒否したと解釈されても仕方ない。もっとも、ちゃんと仕切りのできる司会者のもとで党首討論やったら、ペテン総理は完膚なきまでに叩きのめされちゃう危険性がありますからね。おそらく、フランケン岡田君の誘い水に乗らないで敵前逃亡したのは、それが本当の理由なんじゃないのか。安保法制=戦争法の時もそうだったけど、「丁寧な説明」ってほざきながら今だ何の説明もしない嘘つきですからね。党首討論拒否したのもむべなるかなってことだ。

 党首討論拒否は想定内だったのか、フランケン岡田君は同時に、「『改憲を参院選でしっかり訴えていく』と年頭会見で発言したにも関わらず、選挙戦に入ったらそのことにまったく触れないのはどういうわけだ、説明しろ」って質問状も出したってね。でも、政治家としての「言葉」を持たないペテン総理は質問状にも答えないっていうか、答えられないだろうね。どこまで行ってもチキンな世襲政治屋です。

・テレビでの討論断られ…民進・岡田氏、首相に公開質問状

 ところで、東京都知事選は、スナック永田町のチーママ・小池百合子君が唐突に立候補宣言して、自民党はおおわらわ。桜井パパも、こうなるといまさら「うん」とも言えないだろうから、自民党の候補者選びはスッタモンダするんでしょう。

 もっとも、政界の一寸先は闇ですから、何が起きるかわかったもんじゃないわけで、自民党はスナック永田町のチーママをめぐるドタバタ劇を逆手にとって、ギリギリまで都知事選候補決定を引っ張って、最後には瓢箪から駒でお子ちゃま弁護士・橋↓君がシャシャリ出てくるなんてシナリオを描いてるんじゃないのか・・・なんて縁起でもない妄想しちまう今日この頃なのだ。

【東京都知事選】「小池百合子氏は電話に出ない」自民・石原伸晃都連会長が批判

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2012年3月 1日 (木)

党首討論は官僚の操る人形劇&秘密保全法案に本気の民主党

 朝っばらからけっこう揺れた。茨城の東海村では震度5弱だったようだが、福島でも震度3~4の揺れで、福島第一原発4号機は大丈夫だったろうか。

 さて、昨夜のW杯予選ウズベキスタン戦は、イライラの募るゲームだった。不完全燃焼というか、欲求不満というか、何がしたいのかよくわからん。後半はフィジカルの面でも相当バテテたみたいだし、ああいう時こそ19歳の宮市の出番だったんじゃないでしょうか。観ているだけで、疲労感のたまるゲームではありました。

 何がしたいのかよくわかなんいのは党首討論も同じだね。一部報道では、党首討論前にドジョウと自転車野郎が密会したって報道もされているけど、ま、消費税増税するための出来レースですね、あれは。東京新聞の社説は、「二大政党の党首が消費税率引き上げに向けてお互いの党をまとめようと励まし合う」と嫌味言ってるけど、これはもう党首討論ていうより談合ですね。官僚の操る人形劇見せられるこちらはたまったもんじゃありません。

 たまったもんじゃないのが、秘密保全法案なんだが、民主党の作業チームが特別秘密の妥当性を国会がチェックする「秘密委員会」(仮称)の設置を検討しているってね。特別秘密ってのは、外交・防衛などの「国家機密」を指すらしいんだが、本気でこんな特高の再来のような法案を通すつもりなんだね、民主党は。おそらく、自民党の一部も大賛成だろうし、思想調査の大好きなお子ちゃま市長の橋↓君もニンマリでしょう。

 マスメディアは、沖縄密約事件で西山太吉記者を人身御供にしたように、今回も秘密保全法案には極めて反応が鈍い。馬鹿だね、ジャーナリストの首根っこ抑える法律でもあるってのに、当事者がまるで無関心なんだもんね。これじゃ、社会の木鐸どころか、木魚にもなりゃあしない。この国のマスメディアの無知・無関心てのは、およそジャーナリズムの体をなしているとは言えません。もっとも、この国にジャーナリズムがあるのか、ということ自体問題ではあるのだが・・・。

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2011年12月 1日 (木)

福井県原発立地4市町の首長が原発新規増設を求める要請書を提出。

 党首討論ってのは、侃々諤々の政策論争をする場のはずなのに、なんとまあ迫力も気迫もないこと。質問に質問で返すというのは、最早、討論とは呼べないでしょう。防衛局長のお下劣発言てのは、党首討論のテーマになるようなシロモノではないんだよね。ま、沖縄の基地問題にしろ、フクイチにしろ、さらには年金問題や消費税増税にしたって、自民も公明もスネにキズ持つ身だから、民主党を攻めきれるわけがない。ようするに、ちょっと三文芝居やってみたってことなんだね。こんなの、もうやめたら。

 さて、いま頃になって、さも重大事であるかのように、福島1号機のメルトダウンした核燃料が、底のコンクリート部を侵食してたって発表があった。これも、おそらくは、そんな危機的な状況もあったけど、いまは沈静化しているから大丈夫ですよ、ってことをアピールするための情報小出し作戦の一環なんだろうね。実際には、格納容器の中がどうなっているか視認することはできないから、シミュレーションを使って推認したに過ぎないわけで、ようするに希望的観測ってやつです。でも、こんなことは、とっくのとうに心ある専門家は指摘してたことなんであって、だからどうした、って東電には言っておこう。

 ところで、福島県は、全原発の廃炉を前提に復興計画を進めることを明文化するそうだ。ま、当たり前田のクラッカー(なんとまあ古いこと)ではあるのだが、同時に原子力村に住民票のある佐藤知事には、これまでの原発推進の責任について是非ともコメントをしていただきたいものだ。被災県の首長として、一貫して被害者面してるのがなんともしゃらくさい。

 それでも、福島県はさすがに事故起しちゃっただけに、「廃炉」に言及せざるを得なくなったわけだけど、原発の地元でありながら事故が他人事の地域もいっぱいある。原発銀座と揶揄される福井県はその典型か。なんでも、原発立地4市町の首長による「福井県原子力発電所所在市長協議会」が、原発の計画的な新規増設を求める要請書を福耳猪八戒・枝野君に提出したんだとか。福耳猪八戒・枝野君は、「国の(原子力)政策の転換があった場合でも(立地自治体に)約束したことへの責任はしっかり果たしていく」と答えたというんだが、これって、「原発新規建設がダメになっても、交付金にかわるお金はちゃんとあげるから安心してね」ってことが言いたかったんじゃないの。ようするに、地元は地元で原発マネーが自治体の財政の要になっちゃってるからね。「大前提の安全を確保し、持続的発展のために電源のベストミックスが求められる中、原発の必要性が示され、活用されていくことを望んでいる」なんていう要望は建前にしか過ぎないと思うけどね。

 でも、地元の利益優先で原発推進を要請するってのも、時代が読めてないというか、なんとも寂しい地方政治の実態が垣間見えてくる。フクイチの大惨事がありながら、「もし原発事故が起きたら・・・」という想像力が働かないってのは、それだけで首長失格だと思うけど、ひとたび原発マネーの恩恵に浴しちゃうと、そのぬるま湯から抜け出すのは並大抵なことではできないのかもしれない・・・そんなこと考えると哀しくて泣けてくる小雨そぼ降る朝であります。

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2011年2月24日 (木)

この国では党首同士の言い合いを「討論」というらしい。

 昨日はン十回目のマイ・バースデー。で、カミさんの奢りで上野へと出向く。当初は、洋食の「さくらい」でお食事なんてとも思ったのだが、十勝豚を食べさせる居酒屋があるというので急遽そちらをチョイス。黒糖焼酎をロックで飲りながら、十勝豚と北海道の魚介を堪能する。最後のベーコンのブロックは絶品なり・・・甘露、甘露。

 不忍池を散策しつつ帰路についたのだが、いたるところにパンダのフラッグが。そっか、バンダが上野動物園に着いたんだと思い出したが、レンタル料が年間8000万円てんだからへらぼうだ。さらに、バンダ舎の改修費に9000万円もかかったのだとか。そこまでしてパンダが見たいか? もっとも、レイシスト石原君もなにやらブツクサ文句垂れてるようだが、新銀行東京に1400億円つぎ込んで、東京オリンピック招致のために150億円をドフに捨てた奴に言われたかないやね。

 さてと、なぜか三等社員って言葉を髣髴とさせる風貌の松木君が農水政務官を辞任した。小沢一派の反乱が始まったてんで、マスメディアは大喜び。これでまた、小沢バッシングのネタができたってな具合なんだろう、しかしまあ、こんなことって小沢一郎を処分したら当然起きるだろうことは想定済みだったんじゃないかねえ、マスメディアも。想定してなかったのはスッカラ菅君とその取り巻き連中くらいなもんじゃないの。いや、もしかしたらこやつらもそのへんはわかっていて、最後は大連立なんてことを画策してるかもな。そうとしたら、マスメディア、特に朝日なんかはグルなんだろうね・・・ま、いわゆるひとつの妄想ではありますけれど。

 昨日は、党首討論というよりは党首同士のただの言い合いがまたあったようだが、もういいかげんにしたら。犬も食わない夫婦喧嘩みたいなもんで、本当に中身の薄っぺらなこと。ようするに似たもの同士の緊張のかけらもない掛け合い漫才を見せられているわけで、いったい政界はどう転んでいくんだろう。噂では、小沢君が「ここ1、2週間で政局になる」って檄を飛ばしたとも言われているけど、議員ってのは辞めたらタダの人になっちゃうわけだから、党首同士が言い合いしているうちに、その裏ではいろんな思惑がせめぎあってるんでしょうね・・・しんどいこって。

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2011年2月10日 (木)

政権維持するためなら憲法改定だって言い出しかねないクズ内閣。

 昨夜は仕事仲間と2ケ月ごとの定例の飲み会で渋谷へ。新年会も兼ねていたのでしこたま飲んだらしい。途中から記憶なし。帰宅して嫌がる我が家のドラ猫を撫で回し、顰蹙を買う。おかけで二日酔いなのは言うまでもない・・・嗚呼。

 さてと、昨日は党首討論なんていう馬鹿げたパフォーマンスがあったようだが、特に突っ込みたくなるようなディベートもなく、これが日本の政治を支える政党の党首かと思うと泣けてくる。ま、いまとなっては政策に大きな相違があるでなし、討論しようにも決定的な争点がないんだからやるだけ無駄ってもんだ。

 スッカラ菅君の頭の中には、どうにかして衆議院で3分の2をとることだけしかないわけで、社民党を取り込むために普天間予算凍結なんてことまで言い出してる。その是非はともかくとして、これって見方をかえるととても危険なことなんじゃなかろうか。普天間予算凍結ってことになれば、当然アメリカは黙っていないわけで、外交問題でもあるんじゃないの。3分の2を確保するためならなんでもありってことは、憲法改定、海外派兵なんてことも平気で言い出しかねない危険性をはらんでいるってことだと思うけどね。つまり、政権を維持するためなら何でもやるって宣言したようなもんで、クズだね、この政権は。

 今日、スッカラ菅君は小沢君と会談するようだが、マスメディアは小沢君の処分について話し合うのだろうと報じている。ま、そういう側面もあるんだろうけど、もしかしたら小沢君に泣きを入れに行くんじゃなかろうか。政権運営がニッチモサッチも行かなくなって、恥も外聞もなく小沢君の剛腕に泣きついて、「ご支援をよろしく」なんてことスッカラ菅君ならやりかねない・・・ま、勝手な憶測だけど。

 京セラの稲盛の爺さんも、民主党の体たらくを慨嘆し、「新しい政治体制ができるかも」なんて話してたようだし、ミャーミャー河村君とピーチクパーチクの大村君が小沢一郎を表敬訪問したりと、ちょっときな臭い感じがする今日この頃ではある。

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2011年2月 7日 (月)

愛知トリプル選挙で赤っ恥かいた民主党に明日はない。

 愛知県のトリプル選挙は、予想通りに河村・大村連合が圧勝。民主党は赤っ恥をかいたわけだが、今朝の朝日は「大相撲春場所中止」が一面トップって何のこっちゃ。どうせ八百長報道するなら、スッカラ菅の八百長(=マニフェストつぶし)を追求するのがジャーナリズムってもんだろう。ま、大相撲に関していえば、国技の危機なんて声も聞かれるけど、相撲が国技なんてどんな条令にもかかれていないわけで、相撲協会が「自任」しているにしかすぎない。そもそも、相撲に関してはその成り立ちなどの歴史からして知られていないわけで、まずは相撲とは何ぞやというところから議論しないと、八百長問題の本質なんか見えてこないんだよね。スポーツなんてことでは解決しない、伝統文化という側面にもっと光を当てて、これからの相撲を論じることが肝要かと・・・。

 さて、愛知県のトリプル選挙でダブルどころかトリプルスコアで大惨敗の民主党は誰が責任とるのかな・・・とらないだろうなあ。選挙前から地方選挙は国政とはリンクしないなんて予防線張ってたくらいだから。へたすると、小沢君の「政治とカネ」が響いたなんて責任転嫁しかねないからね、フランケン岡田君は。

 それにしても、この選挙結果は画期的な地殻変動といってもいいもので、特に住民投票で市議会リコールが成立したことの意味はとてつもなく大きい。地方議会って選挙以外では、なかなかチェックすることができなかったわけで、けっこう勝手なことしてるからね。ボス政治の温床でもあるし、議会制民主主義そのものをご存じない古い体質の議員もいるからね。今後は、どの自治体も市民によるリコールのハードルを低くして、よりダイレクトに市民の声を議会に反映する方法を模索する時代になっていって欲しいものだ。

 同時に、政党に期待できない今となっては、政治家のカリスマ性、先鋭的な政策とそのプレゼンテーションの巧拙といったところが、これからの選挙には重要なファクターになっていくんだろう。でも、それは危うさも伴っている。一時の熱情ってのは、「郵政民営化」を見ればわかるように、冷静な議論をねぐっちゃって、上っ面の雰囲気に流されやすいからね。愛知のトリプル選挙の結果は、これからの地方政治、地方議会のあり方を占うモデルケースでもあるのだが、河村君はともかくとしてもピーチクパーチクの大村君はその重責を担っていけるんだろうか。そっちの方が心配な今日この頃だ。

 で、赤っ恥かいたスッカラ菅君は、自転車野郎の谷垣君と党首討論。ま、分家と本家の討論会で、政策も消費税増税だなんだと双子みたいなもんだから、何を討論するんだろう。これこそが、八百長なんじゃないのと腕組む月曜の朝であった。

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2010年4月22日 (木)

3DTV、党首討論、そして借金だらけの沈没船。

 映画『アバター』がきっかけとなって、映像メディアのキーワードはすっかり3D一色になってしまった。そうこうしているうちに、TVまでこれからのトレンドは3Dなんだとか。いまだにブラウン管TVの我が家には、まったく縁のない話ではあるのだが、それにしてもハードばっかり進化してどうするんだろうね。オバカなワイドショーが3Dになったからって、あまり意味があるとも思えないし・・・。スポーツ中継やアニメ、ゲームソフトなんかは3Dになれば面白いかもしれないが、果たしてどうなるんだろうね。

 その昔、ウインドウズ95が出るちょっと前にインターネットTVというのが発売されたことがあったけど、結局のところPCの普及とともに消えてしまった。インターネットをTVと同じようにお茶の間でって発想だったと思うが、ようするにインターネットがとてもパーソナルなものだということがわかってなかったわけね。3Dも、たとえばゲームソフトでその効果が期待されているようだけど、だとしたら、TVでなくてもいいんだよね。というより、ゲームならばTVである必要はない。

 とどのつまり、3DTVの未来はソフト(番組)づくりにかかってくる。となると、いまのTV屋さんでは無理じゃないかな。結局、映画やドキュメント、アニメといった分野以外に、TV独自の3D番組を作れるとは思えないのだが・・・。でも、3D用のメガネをかけて家族でTV観てる図って、あまりゾッとしない。もっとも、メガネなしでもOKという方式もあるようだけどね。

 昨日の党首討論は、相も変わらず谷垣君は口だけの評論家をしていた。普天間問題に絞り込んだまではいいけれど、何の具体策もないから討論が成立しない。いつまでも鳩山ポッポ君の対応を追及してるだけじゃダメなんだよ。挙句の果ては、「札束でほっぺたをたたくようなやり方はしませんから」って逆襲される始末。これじゃ立場がないってものだ。それもこれも、口だけ評論家の谷垣くんが、これまでの自民党政権のあり方を総括してないからなんだよね。いい子ぶっちゃって、ドラスティックに党内改革ができないから、党首討論も迫力を欠いてしまう。

 ドラスティックな党内改革ができないことを逆手にとられて、口だけ男の舛添君にはいいように振りまわれて、とうとう離党されちゃった。ま、口だけ男の離党は、それはそれでけっこうなことなんだが、谷垣君にはちょっとした痛手であることは間違いない。

 それにしても、口だけ男の離党、そして新党結成は、何の意味があるんだろうね。そんなに党内改革をしたかったんなら、去年の党首選に出ればよかったのに。結局、青木やシンキロー森の懐柔に負けちゃったんだからさ、情けないったらありゃしない。そして、ここへ来ての離党だって。「打倒鳩山政権」とかほざいてるけど、政策はどうなってんだ。チピッコ大将の荒井君なんかの改革クラブの何人かが参加するらしいが、ほざいてるわりには小粒なメンバーでいまひとつ気勢があがりそうもない。

 口だけ男は自民党総裁を狙っていたはずなんだけど、ここにきて離党したってことは、おそらく自民党の抱える借金に恐れをなしたのかもね。メガバンクに100億円を超える借金があって、それは総裁と幹事長が保証人になってるわけだから、仮に総裁になったって借金も抱えることになる。自民党は議席を大幅に減らしたから、今までみたいに政党助成金も入ってこないし、野党だから企業献金もこれまでのようにはいかない。借金満載の沈没船から逃げ出したというのが、当たらずといえど遠からずってところじゃなかろうか。

 ところで、党名はどうする、舛添君。かなりのギャグかましてくれないと、話題になんないかもよ^^

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