新潟知事選の自公推薦候補が配布した法定2号ビラの怪文書まがいのおぞましさ。こんなひとが知事にならなくてよかった、よかった&石原慎太郎、被害者意識丸出しの平成無責任野郎
新潟知事選で負けたくせに、貧相顔の官房長官・菅君は「皆さんのご理解を頂きながら再稼働していく考え方に変わりはない」ってシレっとのたまっている。しかし、今回知事選の争点は「原発再稼働の是非」だったわけで、結果は再稼動に「NON」というのが民意だったんだよね。それなのにこういう発言するってことは、普天間基地移設に伴う辺野古新基地建設と同じで、地元がどんなに反対を突きつけようと、すべては国=ペテン政権の思い描いた絵図通りに強行に押し進めて行くってことだ。
国が地方も取り仕切るってのは、地方創成とは真逆の発送のはずなんだが、どうやらそれをありたがっている勢力ってのがいるわけで、そいう輩が国と一体となって地方を牛耳ろうとしている。今回の新潟知事選で自公および連合新潟が推薦した元長岡市長の森君なんか、その典型だ。その具体的な例として、いま話題になっているのが、森陣営が配布した法定2号ビラってやつだ。
そこには、なんとまあ、
共産党・生活の党・社民党がコントロールする県知事を誕生させてもいいのですか?
赤旗を県庁に立てさせてもいいのですか?
共産党・生活の党・社民党主導の知事では、県政が混乱し、
新潟県は国から見放されてしまいます!!
って書かれている。法定ビラというのは、「候補者本人の宣伝ではなく、国政選挙では政党が、首長選挙では候補者が一つだけ認める確認団体が、政策等を訴えるため」に配布するビラのことだ。選挙に付き物の怪文書とは訳が違う。でも、森陣営の配付した法定2号ビラは、これこそ怪文書だろうという代物なんだね。
そもそも、いまどき、「赤旗を県庁に立てさせてもいいのですか?」なんてアジるそのセンスはいかんともしがたい。あげくには、現在の新潟県の旗は赤が基調となっているため、「県の旗を掲げて何が悪い」とからかわる始末だ。
それはともかく、この怪文書まがいのビラの肝は「新潟県は国から見放されてしまいます!!」ってところで、「新潟青年ユニオン」が公式ブログで書いているように、「私は国とのパイプです。知事なんて誰でもいいんです」ってことなんだね。ようするに、地方自治とは「政策よりも国の言うことを聞くことと見つけたり」ってことだ。
新潟知事選から見えてくるのは、地方自治とは名ばかりの、国と一体となった利権政治屋のおぞましい姿ってことです。
・#新潟県知事選 で自民・公明・連合新潟の推す森民夫さんの法定2号ビラを見て心配になる おかしいだろ、これ。
そうした構図の中にレイシスト石原君もいたわけで、この男、なんとまあ産経新聞紙上で豊洲問題についていかに自分が被害者かってことを、恥ずかしげもなく書き連ねている。いかに政治家としての矜持のカケラもない男かよくわかる。反吐が出そうになるけど、是非、ご一読を。
・豊洲の不祥事、中傷記事に心痛 契約の経緯、役人から報告の記憶一切無い 小池百合子知事はその決断力発揮を
というわけで、本日はお後がよろしいようで。
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