銀行口座を持ってるだけで手数料・・・キャッシュレス化で預金者は銀行の奴隷と化す!?
10月の消費税増税に絡んでポイントがどうしたこうしたってんで、キャッシュレス化が急速に進んでいる。でも、零細な小売店にとってはキャッシュレス化って、カード会社に手数料取られるだけで何のメリットもないんだよね。単価100円の商品を売って、カード決済の手数料を数パーセント取られたら利益どころか赤字の可能性だってないわけじゃありませんからね。
でもって、消費者にとってのキャッシュレス化ってどうなんだろうと思ってたら、なんと銀行が「預金口座の維持のため手数料をとることを検討」というニュースが聞こえてきた。一瞬、うん?と首を傾げたんだが、すぐにピンときましたね。キャッシュレス化ということは、何かを買えばその購入金額は銀行口座から最終的に引き落とされるわけで、預金者としては「口座の維持のための手数料」を取られるからって銀行預金を解約してタンス預金にシフトするという選択肢がなくなるってことを意味している。
そもそも、自分の金を引き出すだけでも場合によっては手数料をとられるという理不尽な状況をどうにかすべきなのに、預金口座維持のための手数料なんてそれこそ「開いた口がふさがらない」(小沢一郎)、ってなもんです。これは、もはや強制的なか「税金」みたいなもんですよ、ったく。
・預金口座に手数料検討の動き マイナス金利で収益悪化も背景に
開いた口がふさがらない。既に金利なんてないに等しいのに、今度は預金を持っているだけで手数料とは。もはや罰金の世界。実質賃金の低下に消費税増税。アベノミクスは生活者をどこまで苦しめれば気が済むのか。生活を第一に考える政策だけがこの国の経済を回復させられる。 https://t.co/HIU9yWuPrI
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) 2019年9月19日
「死亡税」や「貯蓄税」なんてのが検討されているという噂もひっきりなしに流れてくるいま、一般大衆労働者諸君は為政者と上級国民のためにせっせっと汗を流す奴隷と化すことになりますよ。
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