自民党の尻馬に乗った新聞・TVに「TPP公約違反」を糾弾する気力なんてありません&「有罪とされたことは耐え難い屈辱。事実と向き合わない裁判所に深く失望した」(大坪元特捜部長)。権力をほしいままにしてきてあげくに冤罪事件に関わった反省、悔悟ってのがカケラもなんいんだから、あきれたもんだ。。
ふむ、ドラゴンズの次期監督に谷繁、GMに落合ねえ。谷繁はプレーイングマネージャーを希望してるそうだが、そううまくいくんだろうか。落合だって、いまさらGMにするなら、なんで監督を辞めさせたんだ。辞めさせる理由なんて何もなかったんだよね。単に客が入らないとかなんとか難癖つけたただけでさ。ようするに、ドラゴンズのフロントに球団経営のポリシーがまったくないってことの証明みたいなもんですね。
でもって、TPPだけど、もうめちゃくちゃでござりますがな。そもそも、TPPってのは「聖域なき関税撤廃」が原則だったのに、「聖域死守」「国益は守る」なんてたわ言に騙されちゃったわけで、いずれはこうなることはわかってたんだね。当然、そのお先棒を担いだマスメディアには、いまさら「公約違反だ」なんて声高に批難する権利も気力もありません。
今日の東京新聞「筆洗」は、自民党のTPP公約違反について、「日本の国民は物分りの良さを自民党に付け込まれている気がする」と書いていたが、とんでもないね。付け込まれているのは、「国民」ではなくて「マスメディア」でしょ。もし、「国民が付け込まれている」としたら、それはひとえに政府の尻馬に乗ったマスメディアの責任なんだね。このところ、何かと言やあー、「国民にも責任の一端はある」ってな上から目線の論調が飛び交っているけど、公平中立を装った偏向報道を続けているマスメディアに言われる筋合いはないやね。
ところで、郵便不正事件の証拠捏造で逮捕された元特捜部長の大坪君が、「熟慮の上、名誉ある撤退を決意した」そうで、上告を断念だとか。当たり前でしょ。何が「名誉ある撤退」だ。で、こうも言ってます。「有罪とされたことは耐え難い屈辱。事実と向き合わない裁判所に深く失望した」「いたずらに戦い続けるより、残された時間を大切にすべきと思った」・・・よく言うよであります。こやつのおかげで、「名誉」を傷つけられただけでなく、社会からもオミットされた冤罪被害者が果たして何人いたことか。
証拠改竄に絡んだ犯人隠避罪で起訴されたことについては、法曹家の間でも法律論として異論があるということはわかるが、大坪君もその部下の佐賀君も、何が嫌って、こやつら証拠改竄に関わったって言う反省の「は」の字もないことなんだね。裁判となったからには自らを守るためにあらゆる詭弁を弄するのは勝手なんだが、それにはまず自分が冤罪事件に関わってしまったという事実に対してどう責任をとるのかってことが抜けてちゃ、それは単なる自己保身ってもんです。
どう考えても、権力をほしいままにしてきた元検事のふたりの居直りは、許しがたいものがある。検察改革が遅々として進まないどころか、どんどん後退している現状というのも、元検事の不遜な態度を見るにつけ、さもありなんと歯噛みする今日この頃なのだ。
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