TPP

2017年1月27日 (金)

「貿易交渉、日米2国間協議へ」・・・これでTPPの合意内容をベースにした日米FTAへ一直線。手始めに、日米会談の手土産は水道事業の民営化だったりして(?)

 「云々」と「伝々」は似ている・・・って、ペテン総理の読み間違いを弁護している自民党幹部がいるってんだが、そういう問題じゃないから。そもそも、「伝々」なんて日本語はありませんよ、ったく。そんなことより、野党を批判する答弁すら役人の作文ってことが重要なポイントで、だからこそ何のためらいもなく堂々と「でんでん」って読んだんだね。つまり、言ってる意味すらわかってなかったってことだ。

 でもって、ネットでは、こんな噂話が飛び交っている、なんでも、「その昔、アベの若いころ、自民党の部会で、『ガイチテキ、ガイチテキ』と発言するので、不思議に思った宮澤喜一が、こっそりと原稿を見たら『画一的』だった、という話がある」 そうで、これが事実なら「でんでん」もむべなるかなってことだ。

 そんなことより、TPP離脱はどんなことしても翻意させてみせる、って大見得切っていたペテン総理が、とうとう日米2国間貿易交渉に含みを持たせた答弁したってね。2月10日に日米会談がセッとされそうで、おそらくそこで日米FTAに向けた密約が交わされるんだろう。へたすると、水道事業の民営化が、手土産なんてこともあるかもしれない。水道法改正案がこの国会に提出されるというのも、その布石か。

貿易交渉、日米2国間協議へ TPP固執の首相が軟化

 そう考えれば、日米会談がひょっとこ麻生同伴ってのも合点がいく。なんてったって、水道事業の民営化はひょっとこ麻生が以前から口にしてることですからね。「おめー、言ってたよな」ってトランプにひと睨みされて、オベンチャラ笑いするひょっとこ麻生の姿がいまから目に浮かぶようだ。

 TPP見ていてもわかるように、ペテン総理のやっていることは交渉ではなくて、ここまで譲歩しますからお手柔らかにっていう宗主国への陳情みたいなもんですからね。

 元レバノン大使の天木直人氏がブログで、

トランプ大統領は貿易・金融・為替問題で米国の国益を日本に押しつけてくる。
トランプ大統領は在日米軍経費を含む防衛予算を大幅に増やせと迫って来る。
それに対して安倍首相は断れない。
断ったらトランプ大統領に怒られる。
飲むしかないのだ。

・天木直人のBlog
究極の密約会談となるに違いない安倍・トランプ首脳会談

 と書いていたが、妄想するにこうした流れは大統領選直後の朝貢面談の時にあらかじめ決まっていたに違いない。

 これからは、日米FTAに向けての大キャンペーンが新聞・TVを賑わすことだろう。今頃は、御用学者総出で日米FTAがいかに必要かという屁理屈をこねくりまわしているんでしょうね。勝手にしやがれ!

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2017年1月22日 (日)

「豊洲の土地代578億円は石原に責任あり」」。小池百合子が石原慎太郎に強烈なボディブロー。

 予見不可能な迷走トランプ台風で世界中がてんやわんやの大騒ぎ。笑っちゃうのが、あっせん利得疑惑の布袋頭・甘利君で、トランプ゚のTPP離脱宣言を受けて「TPP不参加は米国にとって大損失」「一番うれしいのは中国」なんてことを愚痴ったそうだ。いまさらおめえごときが何を言いやがる、ってなもんです。

「TPP不参加は米国にとって大損失」「一番うれしいのは中国」甘利明前経済再生担当相

 そんなことより、ぼったくりバーのチーママ・小池君が、レイシスト石原にズシンと響くボディブローを見舞ってくれた。これまで、東京都は「都が豊洲の土地を578億円で取得したのは違法だ」としてレイシスト石原に購入金額全額を請求するよう住民訴訟を起こされていて、都はレイシスト石原には責任はないという立場をとってきていたんだね。

 ところが、チーママ・小池君は、そんな都のスタンスを180度転換して、レイシスト石原に責任があるのは当然ってことでこれからの裁判に取り組んでいく意向を示したそうだ。弁護チームも再編成して具体的な検討に入るそうだから、レイシスト石原もさぞや寝つきが悪いに違いない。ていうより、ひょっとしたら近いうちに入院なんてことになるかもね。こういう時は、病院に逃げ込むのが政治屋の常套手段ですから。

小池百合子知事「石原慎太郎氏に責任なし」対応を見直しへ 豊洲移転巡る訴訟

 そもそも、豊洲に関しては、単に土地絡みの利権だけでなく、都心の一等地である築地周辺の再開発というもっとスケールの大きな利権が絡んでますからね。レイシスト石原だって、そんな利権を取り巻く駒のひとつにしか過ぎないんであって、掘り起こせば掘り起こすほど豊洲移転=築地再開発の闇は深くなるばかりってことだ。それをどこまで掘り進めることができるかは、レイシスト石原をどこまで追い詰められるかにかかっている。

 ひょっとしたら、とんでもない疑獄事件にまで発展するかもしれない。チーママが単なる政治的な駆け引きで豊洲問題を捉えているようだと、こちらもまた大怪我する可能性がある。自分が消されないために、都議選直前に豊洲移転を宣言して、それを選挙の争点することで、築地再開発にまでつながる利権の闇と戦う覚悟をしているとしたら拍手喝采なんだが・・・果たして、女は度胸といくかどうか。

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2017年1月21日 (土)

トランプ、TPP離脱を正式表明。ひょっとしたら日米FTAで話がついているのかも。「アメリカファースト」はペテン総理のためにある言葉みたいなものですから。

 アメリカアメリカアメリカアメリカ・・・トランプの大統領就任演説はこればかり。でも、こういう単純化したスローガンにシビレちゃうひとたちってのがいるのも確かだ。ペテン総理の「経済経済経済経済、そして改憲改憲改憲改憲」ってのも同じだね。

 でもって、ととうとうトランプがTPP離脱を正式に表明した。ああ、それなのに、ペテン総理は昨日の施政方針演説で「TPPの合意は、今後の経済連携の礎となる」って性懲りもなく喚いていた。なんとも、マヌケな話だ。これでどうやったってTPPは機能しなくなったわけだから、既に国会を通しちまった1兆円円を超すTPP関連予算はどうしてくれるんだろうねえ。

 おそらく、TPPからの離脱を表明したトランプは、今後は日米FTAを迫ってくるのは間違いないところで、その時には「TPPの合意は、今後の経済連携の礎となる」とペテン総理が言っているようにTPPの合意内容を基本にした交渉になってくるんだろうね。つまり、どう転んでもアメリカ流のシステムで日本は席巻されることになわけで、へたすりゃTPPどころの話ではなくなるかも。真っ先にターゲットになりそうなのが国民皆保険制度で、オバマケアを反故にしようとしているトランプは必ず仕掛けてくるとにらんでいるんだが、果たしてどうなることやら。

・トランプ新政権 TPP離脱の方針を表明

 トランプが何をやらかすかについては揣摩憶測が飛び交っているんだが、それでも大統領就任式では「私は合衆国大統領の職務を忠実に遂行し、全力を尽して合衆国憲法を維持、保護、擁護することを厳粛に誓う」と宣誓することが義務づけられている。ところが、ペテン総理の施政方針演説では最後の最後に「憲法施行七十年の節目に当たり、私たちの子や孫、未来を生きる世代のため、次なる七十年に向かって、日本をどのような国にしていくのか。その案を国民に提示するため、憲法審査会で具体的な議論を深めようではありませんか」って改憲を強調しているんだね。

 これって、明らかに憲法遵守義務違反で、内閣総理手大臣が口にすべきことではない。なんてったって改憲は国民の総意に基づくもので、総理大臣が施政方針演説で改憲に言及すること自体、憲法違反なのだ。アメリカの大統領が「憲法を維持、保護、擁護」することを誓うのとは雲泥の差だ。

施政方針演説

 施政方針演説の冒頭から、日米同盟強化の旗振りをするような男ですからね。ひょっとしたら、ペテン総理こそ「アメリカファースト」そのものなのかもしれない。

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2016年12月10日 (土)

発効しないTPP承認。これからはTPPの枠組みを土台に、日米FTAを迫られることになるだろう&長渕剛『乾杯』の過激な絶唱にカンパイ!!

 韓国大統領弾劾のドタバタに乗じるように、TPPがコッソリと承認された。誰ひとりとしてその内容を理解していないっていうのに、さらにアメリカは脱退必至というのに、ペテン総理は「発効が不透明になっても、公正な経済圏を作るという戦略的な意義を世界に発信する」なんてとぼけたことのたまってるんだから話になりません。さらに、既に執行されているものもあるTPP関連予算についてはも、中止するつもりはないだとさ。利権が動き始めちゃってますからね。美味しいところは手放すもんかってことなのだろう。なんてったって、予算総額は1兆超えてますから。

TPP発効見通しなく承認 トランプ氏、2国間交渉の意向

安倍首相、TPP予算を残す方針 トランプ大統領就任後も

 でも、ちょっとうがった見方をすれば、このペテン総理の発言って、二国間交渉を声高に吠えているトランプにとっては飛んで火にいる夏の虫なんじゃないだろうか。つまり、TPP承認したことで、その枠組みを日米FTA交渉の土台にすることができるってことだ。「公正な経済圏を作るという戦略的な意義って言ってたんだから、これを基本に交渉しようぜ」ってトランプに迫られたら、ペテン総理は「へへえ~、オデーカン様」ってなるに決まってますから。

 もっと勘ぐれば、そうしたことを織り込んだ上でのTPP承認強行なのかもしれない。だとすれば、トランプとのおべっか会談で約束しちまったということなのだろう。ま、妄想ですけど。

 いずれにしても、日米FTAになったら、1980年代の関税自由化の嵐以上に、日本はあらゆるジャンルで譲歩させられることになるだろう。TPPには12ケ国が参加してたから、弱小国家でもタッグを組めばアメリカの圧力に抗することができた。でも、二国間交渉では弱肉強食ですからね。前門の虎は退治したけど、さらに獰猛な後門の狼が出現したってわけか。

 ところで、長渕剛の『乾杯』のニューバージョンがなかなかに過激だというんだが、あのフジTVがよく放映したもんだ。というわけで、消される前にとくとご覧あれ。


【長渕剛】FNS歌謡祭 初出演!『魂の叫び〜乾杯』(2016/12/07... 投稿者 happy274

長渕剛がFNS歌謡祭でワイドショーや歌番組を真っ向批判! 凍りつくフジ、『とくダネ!』は長渕映像を封印

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2016年11月29日 (火)

無意味なTPP承認のために国会会期延長で40億円以上の税金無駄使い&美濃加茂市長逆転有罪。甘利は野放しで、証言デッチ上げの疑惑もある裁判がこれかい。

 TPP承認と年金カット法案成立のために、臨時国会の会期を延長するんだと。TPPなんかトランプが離脱宣言したんだから、発効の見込みは限りなくゼロに近いわけで、そんなことのために国会延長するってのは単なる税金の無駄使いだろう。なんてったって、国会運営費は1日当たり3億円とも言われる。14日間延長するというから、ざっと40億円以上の税金が露と消える計算だ。

 そうまでしてTPP承認を急ぐ理由は何か? 「安倍政権は発効すらしないTPPを承認するばかりか関連法案も成立させ、予算措置も講じるという。これでは、真の目的は各省庁による予算枠の獲得であり、TPPはそのだしに使われただけなのかと、うたぐりたくもなる」と東京新聞社説は書いているが、おそらく真相はそのあたりにあるのだろう。

・東京新聞社説
国会会期 何のための延長なのか

 実際、TPPを当て込んで、これまでに約1兆1900億円の関連予算を組んで皮算用してたわけで、TPPがパーでんねんになっちゃったら、根本から見直しを迫られますからね。既に動き出している利権だってあるだろうし、どうにか辻褄合わせしないとえらいことになりまっせ・・・というのが議員シェンシェイや役人どもの正直なところだろう。とにかく、税金をどう分配するかではなく、どうやって自分たちの懐に還流させるか、そのための方便をひねりだすのがこやつらの仕事ですからね。

日本の予算1兆1900億円 米、TPP離脱を表明

 ところで、受託収賄罪に問われた美濃加茂市長の控訴審で、逆転有罪が言い渡された。う~ん、何か釈然としないなあ。一審では市長に金を渡したという業者の証言は、「余罪の追起訴を免れるため虚偽供述した疑いがある」ということで無罪判決だったんだよね。この業者は巨額融資詐欺で取り調べ中で、言ってみれば司法取引があったんじゃないのかというわけだ。

 でもって、不思議なのは、控訴審では業者の証人尋問は実施されたのに、美濃加茂市長にはまったく発言の機会が与えられなかったことだ。証言以外に具体的な証拠は何もないんだから、金を渡した側だけに発言を許可するというのはいかがなものなのだろう。

 そもそも、業者の証言は警察とグルになってのデッチ上げという噂もあったわけで、刑事訴訟法改定で司法取引が当たり前になったら、冤罪が増える可能性もあるんだよね。美濃加茂市長の裁判は、そうした観点からも注目すべきものなのだ。

 それにしても、大臣室で金受け取った布袋頭の甘利はお咎めなしなのに、美濃加茂市長が市議時代に受け取ったという30万円にはやる気満々の検察ってのもなんだかなあの火曜の朝であった。

「逆転有罪」市民に衝撃 美濃加茂市長、控訴審判決

・東京新聞社説
市長逆転有罪 迷走のつけは市民に

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2016年11月24日 (木)

「なんで海でボートなの」(海の森水上競技場)、「なんで汚染した土地に移転なの」(豊洲問題)、「なんでアメリカ離脱なのに採決するの」(TPP)・・・状況の変化に対応できない政治家や役人が一番罪深い。

 雨が雪に変わって、寒さが身にしみる朝である。こんな日は築地もさぞかし寒かろう。というわけで、昨日の早朝に築地市場で不審な火事が。祭日で市場は休みだったから、火の気はないはずなんだね。ひょっとしたら、放火? 豊洲に市場が移転したら築地の跡地は1兆円の価値があるって噂ですからね。利権絡みでよからぬこと企む輩がいないとも限らない。ていうか、匂うなあ。

築地市場 水産加工品の競り行う場所で火事

 築地の話が出たところで、久しぶりに東京オリンピックにちょいと文句垂れてみたい今日この頃。なんでも、ボート会場が海の森水上競技場に決まりそうな動きとか。ぼったくりバーのチーママ・小池君が「復興五輪」の目玉として宮城県の長沼ボート場案を喚きだして、さも改革の嵐なんてすったもんだしたあげくに最後はこれかい。

 お役人はどうにか建設費を圧縮してとうんたらかんたら言い訳してるけど、今朝の東京新聞によれば年間維持費が安く見積もっても2億円もかかるとか。これって戸田漕艇場の年間維持費の4倍超に当たるんだとさ。東京都は海の森水競技場で国際大会を開催したり、戸田を使えない高校生やシニア層のニーズがあるからどうにかなるさって強きの姿勢らしいが、国際大会の誘致活動はこれからの話で、いまは何も決まってないってんだから、捕らぬ狸してるだけってことだ。

 そもそも、選手たちからは、「海水はボートが腐食しやすく管理が難しい」「羽田から発着する飛行機の騒音で集中しにくい」「風が強く、コースによって不利がある」なんて声が聞こえてきてるのに、それにはまったく耳を貸さないのは変な話なのだ。おそらく、オリンピッ後にはこうした問題が改めて浮上して、誰も使わなくなっちまうんじゃないのか。「ほら見たことか」って声がいまから聞こえてくるようだ。

「海の森」赤字は年間2億円 維持費は戸田の4倍超

 「なんで海でボートなの」という疑問は、「なんでこんな汚染した土地に移転なの」という豊洲問題と同じなんだね。どちらも、「そもそも論」を無視した結果だ。決まった以上は何が何でも決定通りでごり押しする役人根性とそれに絡む利権集団の存在がガンなんだね。

 状況が変化したら原点に戻る。これって行政の鉄則だろう。アメリカが離脱するというのに、TPP採決に意固地になるペテン総理もまったく同じ穴のムジナだ。「そもそも論」に立ち返れば、撤退する勇気も湧いてくるだろうに、一度掴んだ利権に必死にしがみつくもんだから、結果として取り返しのつかないことになってしまう。

 それはともかく、このままだとオリンピック後は、レガシーどころか廃墟となった施設が東京の新名所ってことになりますよ。

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2016年11月23日 (水)

やっぱりトランプの狙いは日米FTAか!? おべっか面談でペテン総理は口約束しちゃったんじゃないのか?

 トランプがついにTPP離脱宣言。二国間の貿易交渉を重視するってんだが、おべっか会談でひょっとしたらペテン総理は日米FTAの約束してきちゃったんじゃないのか。11日のエントリーで「トランプの狙いは、日米FTAと日本の軍備増強。ペテン総理の思惑とも合致しているに違いない」って書いたんだけど、どうやら的外れでもなかったようだ。

「TPPは就任初日に離脱する」 トランプ次期大統領が動画メッセージ

 TPPが頓挫したのはめでたいことだけど、日米FTAはへたするとTPP以上に厄介なものになるかもしれない。韓国はアメリカとのFTAによって、米国企業の韓国法人には韓国の法律を適用させないとか、知的財産権の管理は米国がするとか、韓国で損害が出た米国企業は米国でのみ裁判を行うとか、とんでもない不平等条約でめちゃくちゃにされちゃってますからね。日本も同じ道を歩むことになりますよ。

米韓FTAの驚くべき内容

 それにしても、トランプのビデオメッセージというやり方は、まるでSF小説が描くところの近未来の独裁国家みたいで、なんとも嫌な気分にさせられる。こんな男を「信頼できる指導者」だなんてヨイショしてるんだから、ペテン総理のアメポチ振りはもはや正気の沙汰ではありませんね。

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2016年11月 7日 (月)

「脱原発、卒原発。明日なくそうとは言わない。でも運転40年は厳格に守りましょう。原子力規制委員会の厳しい安全検査を通ったものだけを再稼働しましょう」(蓮舫民進党代表)。この政治センスのなさは致命的だ!&TPP強行採決に内閣による国会運営への介入の疑い!?

 鹿児島県知事選、新潟県知事選の結果は、「脱原発」が自民党への対立軸になり得ることを教えてくれた。昨日のエントリーで紹介したご隠居ソーリ・小泉君の「野党は原発を争点にすれば自民党に勝てる」という発言を待つまでもなく、シロートにだっていそのくらいの政局の読みはあるってもんだ。

 ところが、野党の中にあって、とりわけ存亡の危機にある民進党にそうした嗅覚がまったくないのが困ったものなのだ。昨日も、クラリオン蓮舫君は大津市の党連合委員会でこんなことをのたまってくれた。

「エネルギーをつくりましょう。自給自足をしましょう。脱原発、卒原発。明日なくそうとは言わない。でも40年で運転(制限制は)厳格に守りましょう。原子力規制委員会の厳しい安全検査を通ったものだけを再稼働しましょう」

 なんかずれてるんだよね。「(原発を)明日なくそうとは言わない」なんてことを平気で口にしちゃう政治センスのなさは致命的だ。さらに、「原子力規制委員会の厳しい安全検査を通ったものだけを再稼働しましょう」なんてのは論外で、それじゃあ自民党がやってることと何も変わらない。いまだって原子力規制委員会の安全検査を通過したものが再稼働しているわけで、民進党の代表がこんな程度の認識しかないってことがわかったら、原子力村はさぞかしほくそ笑むことだろう。

 「明日なくそうとは言わない」じゃなくて「明日からなくしましょう」って宣言するくらいの迫力がなければ、民進党はもう消えた方がいい。

蓮舫代表「脱原発、卒原発。再生エネ、進めよう」

 ところで、明日にもTPP承認法案は衆議院を通過しそうなんだが、4日の騙し討ちのような委員会の強行採決について、そもそも法的な手続きに瑕疵があるとブログ「街の弁護士」さんが指摘している。

 なんでも、衆議院規則第41条に「委員会は、議院の会議中は、これを開くことができない。但し、議長の許可を得たときは、この限りでない。」と定められていて、4日の午後1時には本会議が予定されていたとか。「当然ながら、TPP特別委員会の招集を知らされていない議長の許可はない。したがって、TPP特別委員会の招集は、衆議院規則違反だという主張は当然だ。」ということになる。5日のエントリーで書いたように、道理で悪代官面の大島君が激怒したわけだ。

 では、誰が委員会を招集したかということだが、どうやらペテン総理が手を回した可能性が高いとか。となれば、「内閣が国会議長の頭越しに国会の運営を支配する」ことになるわけで、「衆議院規則違反かどうかという以上に重大な問題を孕んでいる。」という指摘はズバリ正鵠を射ている。

 韓国大統領がどうしたこうしたと芸能スキャンダル風に微に入り細にわたり報道するのと同じように、このペテン総理の悪行を追求するメディアが存在しないことに、この国の荒廃ぶりが窺がえる月曜の朝であった。

・街の弁護士日記 SINCE1992at名古屋
安倍政権による三権分立の破壊  TPP強行採決の本質

 最後に、腐りきった富山市議会の補選があったんだが、なんと投票率は29.94%とか。こうした一般大衆労働者諸君の無関心が政治屋のやりたい放題に繋がっているいることも忘れてはいけない。

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2016年11月 5日 (土)

TPP強行採決! 誰一人として理解してないくせに、よくもまあ!!

 いずれはこうなるとわかっていたとは言うものの、亡くなった三笠宮の「斂葬の儀」の日にわざわざTPP強行採決するとはねえ。こういう神経を逆撫でするようなことを平然と仕掛けてくるのがペテン総理の意地の悪いところで、TPPに反対もしくは慎重であるべきという国民の声に対するレイプみたいなものだ。

TPP法案、賛成多数で可決 特別委、抗議の中採決強行

 それをまたTVのニュースは淡々と垂れ流すだけ。テレビ朝日『報道ステーション』なんか、専門家による解説も一切なく、キャスターのボーヤがちょいと顔をしかめて終わりだもんね。でも強行採決の裏側ではいろいろあったようで、自民党の佐藤議事運営委員長には何の相談もなかったのだとか。ちなみに、この御仁こそ、貸金業者と深い付き合いの農水大臣・山本君が「強行採決は佐藤氏が決める」とおちゃらけかまして顰蹙買った「佐藤氏」そのものなんだね。でもって、悪代官面の大島衆議院議長もこの強行採決には激怒しているとか。

 TPP強行採決のそんな舞台裏をTBSはしっかりと報道していたそうだが、テレ朝はまったくスルー。これまでTPPの本質をちゃんとし報道してこなかったという点ではTBSだって大きな顔はできないが、強行採決当日の報道番組のあり方としてはテレ朝は論外ですね。

議運委員長も知らされずTPP強行採決20161104NEWS23 投稿者  

 それにしても、ペテン総理が「我が党においては結党以来、強行採決をしようと考えたことはない」なんて答弁しておきながら、その舌の根も乾かないうちにこれだ。数の驕りなんて生易しいものではなくて、国会で議論をするということをハナっから拒否してるんだね。何かと言っちゃ口にする「丁寧な説明」なんてのも口先だけ。「由らしむべし、知らしむべからず」そのものだ。

 もっとも、民進党もくだらない。そもそも、TPPが政治スケジュールに上がったのは民主党政権の時で、ましてや推進論者のノダメが幹事長なんだから、反対にも迫力がない。貸金業者と深い付き合いの農水大臣・山本君の「冗談言ったら首になりかけた」発言がなければ、昨日はすんなり採決で終わってたわけで、「国会をバカにしている」(クラリオン蓮舫)なんていまさら喚いてもまったく迫力ありません。

  アメリカ大統領選が混沌とする中でこんなにTPP採決急いだのは、「『ボクちゃんが一番でTPP批准したもんね』と自慢したかっただけ」という指摘があるようだけど、あながち的外れとはいえないのかも。こんなボンクラに国の舵取りまかせるなんて、ろそろ一般大衆労働者諸君も目を覚まさないと、取り返しの付かないことになりますよ。

TPP“騙し討ち強行採決”は安倍首相の強い意向だった! 民主主義を無視し嘘を撒き散らす安倍政権の増長

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2016年11月 4日 (金)

15日に駆け付け警護を閣議決定するらしい。TPPも同じで、この国はそんなに急いでどこへ行く。

 貸金業者と深い付き合いの農水大臣・山本君のおちゃらけ発言をTVはさんざん流しているんだが、肝心要のTPPについてはまったく問答無用なんだから困ったものなのだ。今朝もラジで経済評論家が「民主党時代にTPPを決めたのに、なぜいま民進党が反対するのかわからない」なんてことをのたまっていいた。おいおい、それを言うなら野党時代に「TPP断固反対」だった自民党にも言及しないといかんだろう。

 それよりもなによりも、TPPになぜこれほどの反対の声があるのかってことを分析するのが経済評論家の役割なんじゃないのか。いったいどんな合意をしたのか、そのディテールはまったく闇鍋状態なんだから、こんな条約に誰が賛成できるってんだろう。経済評論家なら、8000ページもあろうかというTPP合意文書をちゃんと読んだいるんだろうから(まさか読んでないとは言わせませんよ)、その内容についてまずはしっかりと説明していたたきたいものだ。できやしないだろうけど。

TPP国会承認求める議案 採決めぐり駆け引き続く

 そんなことより、15日にも南スーダンに派遣されている自衛隊への駆け付け警護任務付与の閣議決定をするそうだ。略奪やレイプなどで民間人多数が犠牲になっているのにPKOが対応を怠ったというので、ケニヤ出身のPKO軍司令官が更迭され、それに反発したケニヤが南スーダンに派遣している軍隊を撤退させるという騒ぎも持ち上がっている。そんな状況の南スーダンはまぎれもない内戦状態で、そんなところにPKOで自衛隊を派遣していること自体が間違いなんであって、ましてや駆け付け警護だなんて正気の沙汰ではありませんよ、ったく。

駆けつけ警護付与、15日閣議決定へ 南スーダンPKO

 なによりも、南スーダンの状況は、PKO5原則に違反している。

1.紛争当事者間で停戦合意が成立していること
2.当該地域の属する国を含む紛争当事者がPKOおよび日本の参加に同意していること
3.中立的立場を厳守すること
4.上記の基本方針のいずれかが満たされない場合には部隊を撤収できること
5.武器の使用は要員の生命等の防護のために必要な最小限のものに限られること

 こんなことはわかりきったことなのに、網タイツの防衛大臣・稲田君は、「自衛隊が活動しているジュバ市内は落ち着いている。PKO(参加)5原則は維持された状況だと思う」なんてことをなんとかのひとつ覚えで繰り返すだけ。2日の夜に南スーダンから帰国した柴山とかいう首相補佐官も、「自衛隊が活動するジュバ市内は極めて安定していた」なんてことをほざいていた。ようするに、駆け付け警護のためのアリバイ工作しているわけだけど、

南スーダン首都「PKO5原則維持の状況」 稲田防衛相

柴山首相補佐官、南スーダンで自衛隊活動を視察

 ひょっとしたら駆け付け警護で自衛隊員から死傷者が出ることを織り込み済みなんじゃないのか。万が一死傷者が出ようものなら、改憲だ、軍備拡張だ、集団的自衛権だ、って政治利用しようって魂胆なんじゃないのかねえ。

 でなけりゃ、誰からも要請されていないのに駆け付け警護に固執する理由がわからない。それはTPPも同じで、その裏にはアメリカのネオコンの影がチラホラ・・・というわけでお後がよろしいようで。

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