シュレッダー佐川、不起訴! これで公文書改竄はやり放題!&「セクハラ罪という罪はない」「柳瀬元秘書官の面会記録は確認困難」を閣議決定&TPP承認案採決強行!
おそらくそんなこったろうと予想はしていたものの、大阪地検がシュレッダー佐川君を不起訴処分にしちゃいました。それにしても、内容が大筋で変わってないから「虚偽公文書作成容疑」の立証はは困難ってのは、法律上はそうだとしてもとてもじゃないけど納得いくものではありません。
そんなこと言ったら、公文書の書き換えなんてやりたい放題だろう。そもそも公文書管理の基本というのは、決裁済みの文書に役人が恣意的に手を入れる行為そのものを禁じているはずなんだよね。しかも、今回の改ざんは、ペテン総理の私人の嫁や政治家の関与がなかったかのように見せるために、彼らの名前を削除したりしているわけで、それは立派な「虚偽作成」だろう。
財務省のガサ入れをしようとしない時点で、こういう結果になることは読めていたんだが、まだ検察審査会がありまからね。逃がしやしませんよ!
ところで、そのうちやりかねないぞって冗談めかして言ってたら、本当にやりやがりました。なんと、「現行法令にセクハラ罪という罪は存在しない」って閣議決定しましたとさ。その程度によって、強制わいせつ、傷害、人権侵害などの犯罪行為とされる場合だってあるのがセクハラなんだよね。そのうち、「いじめ罪って罪はない」って言い出すいじめっ子が出てくるのは確実ですね。
さらに、「柳瀬元秘書官の面会記録は確認困難」って閣議決定もしたってね。首相官邸の面会記録は個人情報にも関わるから破棄してるとさ。これは嘘だね。ただでさえテロなどに対する厳格なキュリティーが求められているってのに、面会記録を破棄するなんて絶対にあり得ません。
そのうちどこかから面会記録が出てきたら、この閣議決定はペテン総理の首を締めることになるのは確実だろう。ないと言ってたデータがダンボール何十箱分も出てくるのが役所ってもんですからね。
で、モリカケ問題の影に隠れて、TPP承認案が強行採決。ホント、何を考えてるんだろうね。こんなことしてると、アメリカからFTAを強要されることになるのがわかんないのかねえ。こういうドサクサにまぎれてってのはペテン政権の得意技なんだけど、改竄前の森友関連文書の提出が23日に延期されたのも、残業代ゼロ法案をその日に強行採決する予定だからという噂もある。
つまり、強行採決で森友関連文書から目を逸らさせようってことだ。なんとまあ姑息なことを。でも、それにコロっと騙されちゃうひとたちってのがいるのも事実なんだね。そうしたひとたちの存在こそがペテン政権を支えているわけで、やっぱり最終的な責任は国民にあるってことを改めて自覚した土曜の朝であった。
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