北方領土

2023年9月 2日 (土)

農水大臣の「汚染水」発言を束になって非難する政治家やメディアの“言葉狩り”・・・正直者が馬鹿を見る!!

 中国の禁輸政策を「想定外」とのたまって呆れられた農水大臣、野村君が、さらに「処理水」発言で非難囂々の憂き目にあっている。海洋放出された汚染水を「処理水」と言い換えてきたヘタレ総理にすれば、身内から出たとんでも発言に地団太踏む思いだったに違いない。

 そんな空気を察知したか、想定外の野村君は早速、「言い間違えたことを全面的に謝罪したい。福島県をはじめ関係者の皆さまに不快な思いをさせて申し訳なかった」って頭下げちゃいました。

野村農相 “汚染水”発言 謝罪し撤回 野党側は追及の構え

 いやいや、アンタは正直に言ったまでのことなんだから、謝る必要なんてありませんて。謝るなら、「汚染水」を「処理水」と言い換えて平然としているヘタレ総理の方だろう。

 それにしても、この「汚染水」発言に、野党もメディアも一緒になって責め立てているけど、これって「言葉狩り」なんじゃないのか。「処理水」って言うことで、海洋放出を正当化しようとする思惑がそこにはある。

 NHKは「中国が使う『汚染水』」って表現をしたそうだが、デブリに触れた冷却水は「汚染水」以外の何物でもない。それなのに、敢えて「中国が使う」という枕詞を付けるNHKの政権へのすり寄り具合は、公共放送局としてなんとも不気味なものがある。

 「処理水」と呼ぼうが「汚染水」と呼ぼうが、その実態に変わりがないわけで、BS-TBS『報道1930』では原発推進派の中からもこんな発言が出ているくらいで、海洋放出の危険性に右も左もないってことなのだ。

「アルプスというのは導入された当初からずっと『トリチウム以外の60種以上の放射線物質を全部取り除くんだ』と言ってきたにも関わらず、残念ながら処理された水の7割で基準値を上回ってますのでアルプスの性能が問われている。2次処理で本当にどの程度取れるのか?ということを専門家が入った第三者機関がきちんと検証して国際社会に発信して、それで海洋放出ということにすれば、アルプス処理水の海洋放出がここまで他国から、あ~だ、こ~だと言われるような問題にならない」(笹川平和財団・小林祐喜)

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2020年9月30日 (水)

プーチン・菅電話会談直前に、北方領土でロシア軍が軍事演習!&杉田汚水脈発言に「党として適切な措置がされていくべき」(橋本聖子)!&共同通信論説委員を首相補佐官に正式起用・・・「権力の番犬」から「権力の飼い犬」へ!!

 自称苦労人・カス総理がプーチンと電話会談したってんだが、どうやら適当にあしらわれただけのようだ。なんてったって、電話会談の直前に北方領土でこれみよがしにロシア軍が演習してるんだもの、これって北方領土はロシアのものよって言ってるようものなんだね。

 プーチンはKGBの優秀な工作員だったんだから、ペテン師・シンゾーが8年もの間適当にあしらわれたのと同じで、タナボタのカス総理ではとうてい太刀打ちできるわけがない。2島返還をチラつかせられつつ、経済援助をしこたま要求されるのがオチってものだ。

菅首相「2島引き渡し」軸に交渉 プーチン大統領と初の電話会談

ロシア軍 北方領土で軍事演習開始と発表

 ところで、杉田汚水脈の「女性はいくらでもうそをつける」発言に、五輪担当相のベロチュー橋本君が「党として適切な措置がされていくべきではないか」と真っ当な対応してくれたってね。そもそも、かつての自民党だったらこんな輩を野放しにせずに、即刻除名処分にしてるはずなんだね。そうした自浄作用があればこそ、自民党内での政権交代で戦後何十年にもわたってこの国の政治をいいようにしてこれたのだ。

 辞職要求の署名が9万筆を超えたってのに、メディアはほとんどこの一件をフォローしていない。国会が開かれていないってこともあるんだろうけど、メディアがまっく「権力の監視」という機能を果たしていないってことも、こうしたクソ議員をのさばらしている原因のひとつなんだね。

杉田水脈氏の発言、橋本聖子氏「残念」 9万件の署名も

 そう言えば、27日のエントリーで紹介した、共同通信論説委員・柿崎明二君の首相補佐官起用が正式に決まったってね。「権力の監視」をするはずが、「権力の飼い犬」になっちまったってことで、なんとも情けない今日この頃なのだ。

首相補佐官に共同通信前論説委員 柿崎明二氏

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2019年9月 8日 (日)

「(北方領土は)スターリンが全てを手に入れた。議論は終わりだ」(プーチン)&「今こそ『嫌韓』あおり報道と決別しよう」・・・・新聞労連が声明!&れいわ新選組全国ツアー開始!!

 昨日のエントリーで紹介したウラジミールへの愛のポエム演説は、どうやら片思いだったようだ。なんと、プーチンから強烈な返礼が・・・「(北方領土は)スターリンが全てを手に入れた。議論は終わりだ」とさ。つまり、初老の小学生・ペテン総理は袖にされたわけで、とんだ赤っ恥となりましたとさ。

北方領土 「スターリンが手に入れた」 プーチン氏

 「外交の素人」と海外メディアから揶揄されるのもむべなるかなってもんです。これまでにロシアに注ぎ込んだ数千億円の経済協力ってのは、すべて無駄金だったというわけで、本当ならペテン総理の責任問題に発展してもおかしくないんだよね。ああ、それなのに、マスメディアはこぞって「外交の安倍」なんてイメージ作りに手を貸してるんだからお話になりません。

 手を貸していると言えば、嫌韓ムードを煽りまくっているのもそのひとつなんだが、なんと新聞労連が「『嫌韓』あおり報道はやめよう」という声明を出した。声明そのものは評価はするけど、だったらペテン総理とつるんで酒池肉林の新聞社幹部の存在にも異議を唱えて欲しいものだ。

「今こそ『嫌韓』あおり報道と決別しよう」 韓国をめぐる報道で新聞労連が声明

 嫌韓煽り報道の裏にはペテン総理一派の「ご意向」があるはずで、その橋渡しを鮨友の幹部連中が担っているのは間違いない・・・ま、妄想だけど。「最大の敵は身内にあり」という言葉を、新聞労連はいまこそ噛み締めるべきだろう。

 最後に、れいわ新撰組の全国ツアーのお知らせです。まずは北海道からスタート!!

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2019年6月23日 (日)

「参議院選挙においては審議すらしない政党を選ぶのか、審議をする政党を選ぶのか、それを決めていただきたい」(安倍晋三)。審議拒否は自民党の十八番!!&「北方領土を日本側に引き渡す計画はない」(プーチン)。これがばら撒き外交の成果!!

 検察のドジのせいで収監されるべき犯人が逃亡して、ワイドショーはまさにパニック状態。TBS『ひるおび』ではお追従タレントの恵があたかも保釈したことが悪いようなことを言っているのには呆れちまった。犯人が逃亡したのはあくまでも検察・警察の間抜けな対応が原因であって、保釈したこととは何の関係もない。感情が先走るこういう意見が出てくることが一番危険なんだよね。

逃走の小林誠容疑者を横須賀市内で逮捕

 ところで、初老の小学生・ペテン総理が、読売テレビの番組に出演して、「今度の参議院選挙においては審議すらしない政党を選ぶのか、審議をする政党を選ぶのか、それを決めていただきたい」ってほざいたってね。

 早速、予算委員会開かないで審議拒否している口でよく言うわ、とクロスカウンター食らっちゃって炎上してます。この男は自分のテリトリーであるメディアでは言いたい放題するのが常なんだが、よくよく考えてみればこんな発言を一方的に垂れ流すメディアってのは放送法に抵触してるんじゃないのか。まるで政府広報のような番組を選挙前というタイミングで放映するTV局そのものにもっと批判が集中すべだと思うけどね。

参院選「与党で過半数」=勝敗ライン、低めに設定-安倍首相

<ファクトチェック 安倍政治の6年半>(3)森友・加計問題 ゆがむ「政」と「官」 忖度の疑念 消えないまま

 さて、そんなペテン総理のなんとかのひとつ覚えに「地球儀を俯瞰する外交」というのがありまして、なんと参議院選挙における自民党の公約の第1の柱に「外交」を位置づけるんだとさ。単に税金ばら撒いているだけで外交的に何の成果も上がってないのによく言うわ、ってなもんです。

 ところがそんな流れに水を差すように、G20を前にしてプーチンがペテン総理の内角をえぐるような強烈なシュートを投げ込んできた。曰く、

「北方領土を日本側に引き渡す計画はない」

 2島返還どころの話じゃないじゃん。結局、経済援助だけ背負わされた平和条約でシャンシャンになるんじゃないのか。その時にどんな言い訳するか、これは見物ですね。いっそのことまたお腹痛くなって、退場してくれればいんだけれど・・・。

北方領土引き渡す計画なし=首脳会談前にけん制-ロシア大統領

【くろねこの競馬予想】

 荒れる宝塚記念は一筋縄ではいかないG1。自分でレースを作れるという視点で、本命はキセキ。1枠1版は逃げ馬にとっては絶好のポジション。おそらく、緩い流れになると思うのだけれど、そうなるとキセキの後をピタリとマークするだろうスティッフェリオの存在が恐い。人気もないようなので、思い切ってこの馬を単穴に指名。行った行ったもあるかも。
◎キラキ、○エタリオウ、▲スティッフェリオ、△レイデオロ、アルアイン、リスグラシュー

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2019年5月14日 (火)

「戦争で北方領土を取り返す」(日本維新の会・丸山穂高)&内閣府が景気は「悪化」の判断。消費税増税延期のための地ならしか!!

 日本維新の会の中でも鼻つまみ者の丸山穂高が、北方領土ビザなし交流訪問団に参加して、なんと酔っ払ったあげくに、「戦争で北方領土を取り返す」と元島民の団長にしつこく絡んだってね。音声記録によれば、こんな具合です。

 丸山「戦争でこの島を取り返すことは賛成ですか?反対ですか?」
 団長「戦争で?」
 丸山「ロシアが混乱しているときに取り返すのはOKですか?」
 団長「戦争なんて言葉は使いたくないです。使いたくない」
 丸山「でも取り返せないですよね?」
 団長「いや、戦争はすべきではない」
 丸山「戦争しないとどうしようもなくないですか?」 
 団長「いや、戦争は必要ないです」

 当然、この発言には抗議の声が起こったんだが、さすが維新の中でもクズ野郎の呼び声が高い丸山君。酒に酔っていたことは謝罪しつつも、「戦争云々」発言については「賛成か反対かを聞いただけ。北方領土を戦争で取られたわけですから、取り返すということに対して賛成か反対か聞いたと。別にそういう話があってもいいわけじゃないですか。それに対して何をダメだとおっしゃっているのかよくわからないです」と言い訳したってね。

 でもって、日本維新の会代表であるチンピラ松井君は、「前後の脈絡を精査しないといけない・・・」なんて他人事のようなコメントしてるんだね。「戦争しようぜ」って言ってるようなもんなんだから、こんな温いコメントでチャラにしようとしてもそうはいきませんよ。

<北海道>酒に酔い維新議員 島返還に戦争持ち出し元島民抗議

 酔っ払って口にすることってのは、多くの場合「本音」でもあるんだよね。普段は理性でおさえていても、酒が入れば人間ってのは素の面が出ちゃいますからね。そもそも、この男は酒に酔って口論となった相手に噛みついて大ケガ負わせた過去があるんだね。その時には、「公職に在職している間は、公私ともに一切酒は飲まない」って言ってたんだから、もうエクスキューズは痛痒市内。即刻、退場しやがれ!!

 話変わって、景気が6年2ケ月ぶりに「悪化」という判断を内閣府がしたってね。何をいまさらというのが株価の恩恵を受けていない一般大衆労働者諸君の感想だろうが、これって「消費税増税延期」に向けての地なししってことなんだろうね。

 顔も頭も貧相な官房長官のガースは、それでも10月に消費税増税を実施するって強がったふりしているけど、「リーマン・ショック級の出来事が起こらない限り」って前ふりしてるから腹の中は「延期」で固まってるんじゃないのかねえ。そして、衆参ダブル選挙ってのが現実味を帯びてきたってことか。

景気、6年2カ月ぶり「悪化」 3月動向指数 中国の減速響く

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2019年4月24日 (水)

「消費税5%」案が浮上・・・なんだ、山本太郎のパクリか!?&「北方四島は日本に帰属する」を外交青書から削除。自称愛国者発狂!!&WTOの「日本産食品は安全」は、ペテン政権の大嘘だった!!

 選挙に勝つためなら何でもありってことか。なんとまあ、「消費税5%に下げる」案が囁かれているんだとか。「消費税延期」では「またかい」ってことになるから、だったらもっとインパクトのあることやってやろうってとなんだろう。これが本当だとすれば、なんとも節操のないことだ。自分たちの都合でこうもコロコロ変わるんじゃ、政策なんてのは何の意味も持たないってことになる。

安倍政権、増税延期どころか「消費税5%に下げる」案が浮上

 そもそも、「消費税5%に」ってのは、突貫小僧・山本太郎君が打ち出していた政策のひとつで、言ってればこれをパクったってことなんだね。山本太郎君の呼びかけに立憲や国民が二の足どころかほとんど無視しているうちに、自民党が美味しいところを持っていこうとしているとも言えるんだね。

 エダノンとタマキンが統一候補で会談したそうだが、いまさら何やってんだか。

立民、衆参同日選への対応急ぐ 軌道修正、他党は歓迎

 ところで、2019年版外交青書から、「北方四島は日本に帰属する」って文言が削除されたってね。日ロ平和条約をどうしても初老の小学生・ペテン総理の任期中にまとめたいもんだから、プーチンの顔色窺がった結果なんだろう。ペテン総理の後ろ盾である日本会議などの自称愛国者の皆さんは、ここは一斉にブーイング浴びせるところだろう。でなけりゃ、自分たちもペテン総理と同じ似非愛国者ってことになりますよ。

「北方四島 日本に帰属」削除 「対北圧力 最大限」も回避 19年版外交青書

 話変わって、WTO(世界貿易機構)が韓国による日本の水産物の禁輸を正当とした判決なんだが、ペテン政権は「日本産食品の科学的安全性は認められた」という一審の判断は揺るがないって強弁したんだね。ところがどっこい、そんな文言は一審の報告書のどこにも書かれていませんでしたとさ。

 しかも、「第一審は『日本産食品が韓国の安全基準を十分クリアする』と認定していたものの、上級委はこれを取り消していた」そうで、その理由が「食品に含まれる放射性物質の量だけに着目した第一審の判断は議論が不十分」だからなんだと。

 てことは、「日本産食品の科学的安全性は認められた」というペテン政権のメッセージは嘘だったってことなんだね。「アンダーコントロール」にひけをとらない大嘘を、それでも新聞・TVは無批判に他人事のように報じるだけなんだから、そりゃあ私人の嫁を引き連れて海外遊山と洒落こめるわけだ。

WTO判決「日本産食品は安全」の記載なし 政府と乖離

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2019年2月 1日 (金)

統計偽装がバレちゃったから「連合の調査」にすり替えて自己弁護する愚鈍な世襲政治屋!&「北方領土の日」に「島を返せ」のたすきは使用禁止!!

 厚労省の統計偽装について、口だけの進次郎がなにやらほざいているようだ。こんなのが新聞・TVでは「小泉氏、厚労省の体制を厳しく批判」なんてニュースになるんだからなんともお気楽なことで。

 でもって、統計偽装でアベノミクスの成果にほころびが出てきたってんで、初老の小学生・ペテン総理は連合による賃金調査を持ち出してこんな答弁しやがりました。

「連合の調査で5年連続で今世紀最高水準の賃上げが継続している。所得環境は改善しているとの判断に変更はない」

 これまで賃金伸び率の根拠としてきた統計に偽装の疑いがあるってのに、そんな事実には知らん振りで、連合の調査がどうしたこうしたとまったく別の事例を引き合いにして自己弁護する始末だ。言い換え、すり替えして問題を矮小化するのはこやつのいつもの手口とは言え、これには連合も嫌味のひとつも言ってやった方がいいんじゃないのか。

 ペテン総理の吐く嘘にはいまさら驚きはないが、やばいのはこうした状況にマヒしちゃうことなんだね。本来なら、新聞・TVが総理大臣のどんな小さな嘘でもとことん責め立てなければならいんだが、それを放棄しちゃってるもんだから、ただでさえ忘れやすい一般大衆労働者諸君の健忘症に拍車がかかっちゃう。

「今やうそついている自覚さえないだろう」(西川伸一明治大学教授)と指摘されるペテン総理の存在そのものが「国難」ということを改めて確認してみる金曜の朝であった。

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2019年2月1日東京新聞「こちら特報部」(クリックで拡大)

 最後に、「北方領土の日」に行われる根室管内住民大会で、「島を返せ」と書かれたたすきの使用を今年は取り止めるってね。代わりに、「平和条約の早期締結を」のたすきになるんだとか。ようするに、ペテン総理の思惑を忖度したってことだ。つまりは、北方領土はうやむやのまま、2島の主権なき「引渡し」でジ・エンドってこと。これがペテン総理のお友だち外交の成果ってわけだ。アホくさっ!!

北方領土の日、「島を返せ」たすきの使用中止

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2019年1月23日 (水)

「毎月勤労統計の違法調査は“織的隠蔽なし”」で幕引き図るとは、特別監察委員会が聞いて呆れる!!&安倍外交とは会談することと見つけたり!&国民民主と自由党が合流!? 気は確かか!!

 厚生省による「毎月勤労統計」の違法改竄について特別監察委員会とやらが報告書を公表したんだが、これはもうあからさまなトカゲの尻尾切りで、国民も舐められたものだとつくづく思う水曜の朝である。

「トカゲのしっぽ切り」では…統計不正、幕引き図る政権

 なんてったって凄いのが、すべて担当者の責任で、組織的隠蔽ではないって言い切っちゃってることだ。さらに、違法性は認めつつも刑事告発は見送るとさ。でもって、事務次官や歴代幹部は訓告、大臣は給与と賞与全額返済でご勘弁とくるんだから、ハナっから結果ありきの内部調査だったってことだ。

 そもそも、特別監察委員会ってのが胡散臭い。弁護士や統計の専門家の8名で構成されているとはいえ、こんな報告書が通用すると思っている時点で、どこ向いて聞き取り調査していたのか想像がつこうというものだ。

 役人が違法行為をしても何のお咎めなしって、福島第一原発事故の責任を追及し続け、志半ばにして亡くなった日隅弁護士の「主権在官」という言葉が改めて胸に突き刺さる。

・田中龍作ジャーナル
【アベノミクス偽装】マスコミが総裁選直前に一斉報道「賃金上昇」「GDP増」 

 さて、話変わって、日ロ首脳会談だ。共同記者会見で、初老の小学生・ペテン総理は、こうのたまった。

「相互に受け入れ可能な解決策を見出すための共同作業を力強く進めていく決意をプーチン氏と確認した」

 ははは、いまさらこれかい。こんなんでわざわざロシアまで私人の嫁連れて遠足に行かれちゃ、たまったもんじゃありません。ようするに、プーチンに軽くあしらわれたってことなんだね。いみじくも、ヤッシー田中君がfacebookでこんな書き込みしてました。

ウラジミール・プーチン大統領の三段論法🕺🏼共同記者発表not記者会見
①1956年の日ソ共同宣言に基づく日露平和条約締結への安倍晋三首相の意欲を確認した
②(平和条約締結に向け)骨が折れる作業が今後控えている
③日露平和条約は両国の国民に受け入れられ、世論に支持されるものでなくてはならない

 こうやって経済援助だけ引き出されて、ズルズル行くが関の山なんでしょう。ペテン総理の外交とは会談することと見つけたり、ってなもんです。

日露首脳会談 北方領土解決策探り合い 共同作業進めることを確認

 最後に、国民民主と自由党が合流するとか。オザワン、気は確かか!!

【速報】国民民主党と自由党“合流”で一致

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2019年1月21日 (月)

日ロ首脳会談を前に「2島決着案検討」!! 戦略・戦術なき安倍お友だち外交の成れの果て!!

 フランスがルノーと日産の経営統合を日本政府に要求してるってね。とんでもなくどす黒い権力闘争がゴーン逮捕の背景にはあるわけで、日産の幹部連中もクーデター起こしたのはいいけど、どう決着つければいいかの戦略がなかったんじゃないのかねえ。

仏政府、ルノーと日産の経営統合を提案 日産の反発必至

 そんなことより、明日の日ロ首脳会談を前にして、初老の小学生・ペテン総理が「北方四島のうち色丹島と歯舞群島の引き渡しをロシアとの間で確約できれば、日ロ平和条約を締結する方向で検討に入った」とさ。でもって、「2島引き渡しを事実上の決着と位置付ける案」だってんだが、おいおい「2島で決着」ってそんな話はしっかりと国会で議論して、国民的コンセンサスを得る努力をしてからの話だろう。

安倍政権、2島決着案を検討 北方4島返還「非現実的」

 そもそも、「主権」の問題はどうするんだ。バッカじゃなかろか。外交のグランドデザインがまったく描けてなくて、すべてが行き当たりバッタリのその場しのぎってことだ。そのためには、嘘も平気で口にする。

 つまるところ、「毎月勤労統計」の違法調査がバレちゃって、アベノミクスがとんだまやかしだったことも周知の事実となりつつあるいま、参議院選挙前にはどうしても北方領土にメドをつけて、それを選挙戦の手土産にしたいってことなんだね。

 何をするにしても、自らの地位を死守するために汲々としているわけで、そこには高邁な政治的理念なんてカケラもありません。「慌てるナントカは貰いが少ない」と言われるが、貰いが少ないどころか国を売ることに繋がりかねないんだから、バカをいつまでも野放しにしてはいけない・・・てなことを我が家のドラ猫にこっそり囁く月曜の朝であった。

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2019年1月15日 (火)

北方領土の名称変更とペテン総理の大嘘をどうにかしろ・・・ロシアが安倍お友達外交を一蹴!!&うるま市も県民投票不参加。民主主義そのものの否定だね!

 日ロ外相会談って、「やってる感」を精一杯演出しようとしてるんだろうが、なんか舞台裏がミエミエでお寒いもんだ。アベ様のイヌアッチイケーは、2島返還が既成事実のようにくっちゃべってたけど、いつから4島じゃなくて2島返還がコンセンサスになったんだ。こういうのを典型的ななし崩しって言うんだよね。

 でもって、会談では、ロシアの強硬姿勢にごまめはタジタジ。こんなことまで言われる始末だ

「日本が国内法で規定する『北方領土』の名称は受け入れられない」
「首脳間で合意を歪曲したり一方的な発言をしたりしないと取り決めた。約束を守るべきだ」

 ようするに、北方領土は南クリール諸島に名称変更しろ、初老の小学生ペテン総理の大嘘をどうにかしろ、ってことなんだね。これって、もはや北方領土交渉は暗礁に乗り上げたどころか、後退したってことを意味している。連休中のペテン総理はゴルフにうつつを抜かしていたようだが、さぞやお腹もが痛くなってることでしょう。

・ロシア外相、北方領土の名称変更要求 首脳会談は22日

北方領土 ロシア強硬、早くも暗雲 外相会談、共同会見なし

 ところで、辺野古埋立ての賛否を問う沖縄県民投票にうるま市が不参加表明。これで、沖縄、宜野湾、石垣、宮古島の4市とあわせて5市が県民投票不参加ということになった。県民のおよそ3割が投票の機会を奪われるというわけだ。

辺野古移設の県民投票 うるま市も不参加表明

 しかし、不思議なもんですね。不参加を表明している市でも、投票に賛成する有権者は70%を超えているんだね。それを首長や市議会がなんだかんだイチャモンつけて不参加を勝手に決めちまうってことに、なんで本土のメディアは無関心を装うっているんだろう。

 沖縄市の市長は「少数意見、反対している人に配慮をせず、全く強権的になっている」なんてゴタクを並べているが、寝言は寝ながら言いやがれ。さらに、「賛否二択を問う方式では、多様な民意を反映できない」ってのたまっているようだが、ようするに自民党と組んで県民投票潰しをしているってことなんだね。

 石垣市長なんか「(辺野古の)埋め立てにノーという多数意見が出ても、工事は止まらない。意思表示にはなるが、有効性に疑問が残る」なんてぬかしてくれちゃってます。これって、長いものには巻かれろって言ってるようなもので、こんなこと言ってたら選挙そのものだって意味がなくなっちまう。

 こうした沖縄の状況は、それこそが民主主義そのものの危機なんじゃないのか。新聞も「示せぬ民意3割」なんて傍観者づらしてるんじゃありませんよ、ったく!!

辺野古移設、示せぬ民意3割 4市が拒否 沖縄県民投票、告示まで1カ月

 最後に、どうでもいいことだけど、モナ細野が自民党入りを画策してるってね。ホント、節操のない野郎だ。男を下げるとは、こういうことを言うんでしょうね。

細野豪志氏、自民入り探る 無所属の展望見えず二階派接触、地元は反発

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