愚劣な真夏日報道キャンペーン&仙谷曰く、「企業会計上、脱原発はできない」とさ。
昨日は真夏日とかで、熱中症に気をつけましょうとかなんとか、TVは大騒ぎ。暦のうえでは初夏なんだから、「犬が吠えた」ってニュースにならないのと同じくらい暑い日があっても当たり前で、何をいまさらってことなんだけど、昨日の異常な真夏日報道を観ていて、一昨年のGWの時の渋滞報道を思い出してしまった。民主党の公約だった高速道路無料化にケチつけるために、GWの高速道路渋滞が深刻化するなんてキャンペーン張って、逐一道路状況を報道していたのと、昨日の真夏日報道はそっくりなんですね。で、その裏には当然、夏場に電力不足になったら大変なことになりますよ、っていうことが隠されているわけで、言ってみればサブリミナル報道なんだね。きっと、これからもこうした大げさな真夏日報道は続いていくんでしょう。
関電管内の夏の電力が14.9%不足するとした政府の需給検証委員会の報告に対して、民主党の原発再稼働反対・賛成のいずれの側からも「ほんまかいな」と疑問視する声があがっているそうだ。ま、需給検証委員会の数字ってのは原発再稼働するためのアリバイ作りみたいなもんで、委員会に参加した有識者の中からも異論が出てるってんだから、ロクなもんではありません。で、こうした疑問視視する声ってのは、なんでも原発再稼働に関して賛成・反対の意見をとりまとめている作業部会の合同会議の席上でのことだってんだが、この会議にはゴロツキ仙谷君も出席していたんだと。で、ゴロツキは、おそらくそうした意見が出ることで原発再稼働がストップされちゃたまらんと思ったんでしょう、こんなこと口走ったそうです。
「需給問題とは別に、再稼働せず脱原発すれば原発は資産から負債になる。企業会計上、脱原発は直ちにできない」
これが与党の政調会長代行の言葉です。まるで、企業の顧問弁護士みたいです。なんだ、やっぱり電力会社の経営維持するために原発再稼働しようとしてるんじゃない。ま、ここまでハッキリ言うってのも、なんですね、そうとう国民も舐められたもんです。「企業会計上、脱原発できない」か・・・アホくさ。
・東京新聞 TOKYO Web
関電管内「電力積み増し可能」 民主合同会議 検証委報告を疑問視
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