揺れる中東

2015年5月22日 (金)

「情報収集能力強化を検討すべき」(人質事件検証委員会)。これって、事件直後の「対外情報機関の創設を検討」(石破茂)って発言とダブってくるね&「私は総理大臣なのですから」(安倍晋三)。今年の流行語大賞はコレで決まりか・・・アホくさっ!

 安保法制=戦争法案が閣議決定された日の記者会見で、レレレのシンゾーは、「『厳しさを増す国際情勢』とは具体的にどんな点か」という質問に、「北朝鮮の弾道ミサイルは日本の大半を射程に入れている。また、何人もの日本人がテロの犠牲になった。いまや脅威は国境を簡単に越えてくる中では、切れ目のない対応が必要だ」って、助ける気もなかったくせに直近の後藤氏と湯川氏の人質殺害テロ事件を引き合いに出してのたまっていた。

で、その人質事件の検証とやらを仲間内でやっていたんだが、その報告書がまとめられたってね。結論は、「概ね問題がなかった」ってことでお茶濁しちゃいました。中東までノコノコ出かけて喚いた、「ISIL(イスラム国)がもたらす脅威を少しでも食い止めるため、2億ドルを出す」なんて挑発的な発言についても、「問題なかった」そうです。公式には、いまだに遺族にお詫びのひとつも言ってない非情ささも、これでお墨付き与えちゃいましたね。

 ま、こんなこったろうとは思ってたから、「概ね問題なし」って結論には驚かないけどこの報告書には、ちょいと危なっかしい文言があるんだね。それは、「情報収集能力の強化」ってやつで、「平素から外国機関との連携、中東の言語や事情に精通した専門家の育成や採用、インターネット情報の分析能力強化を検討すべきだ」そうだ。なんかさり気なく書いてるけど、これって突き詰めていくと日本版CIAにつながっていくんだね。

日本人人質事件 首相に慎重発言求める 政府報告書で有識者

 思い起こせば、後藤氏と湯川氏が殺害されたってニュースが流れた時に、娘が東電のアンポンタン大臣・石破君が、「対外情報機関の創設を検討」なんてことを喚いていたっけ。その時のエントリーに、「人質事件をもっけの幸いとばかりに、JCIA創設ってわけですか」って書いたんだけど、やっぱりそうした動きは深く静かに潜行してたんだね。

 だからっていますぐにもJCIA創設なんてことはないだろうけど、集団的自衛権行使で自衛隊がバンバン海外派兵されるようになったら、必ず具体的なテーマとして政治スケジュールに乗ってくるんでしょうね。「自衛隊の派遣先が戦闘行為中かどうか確認するためにも情報機関が必要だ」って言い出すのは目に見えてます。

 なんてったって、フランケン岡田君の「総理のおっしゃっている事は、間違っていると思う」って反論に、「我々が提出する法律の説明は正しいと思いますよ。私は総理大臣なのですから」なんて薄らとぼけたことを平気で口走っちゃう男ですからね。「ボクちゃん、エライんだもん」ってな調子だから、この国は相当にヤバイ。ひょっとして、「私は総理大臣なのですから」で今年の流行語大賞は決まりじゃないのか・・・なんて与太飛ばしたところ、お後がよろしいようで。

安倍首相答弁、抽象論に終始=「国民理解」程遠く-安保法制

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2015年2月10日 (火)

「空港で日の丸を隠す。『JAPAN』のウエアを着ない」・・・日本フェンシグ協会のお達しだそうだ。こんなに敏感に反応したら、それこそ思う壺じゃないの。

 完璧な、アッパレな二日酔い。夕方の6時から夜中の3時まで飲んじまいました。というわけで、陽も高くなってようやくベッドから這い出した次第。

 でもって、ヘロヘロの頭で新聞開けば、人質事件の余波でというか、ISISの脅しがきいたのか、日本フェンシング協会がヨーロッパに遠征中の選手に「空港で日の丸を隠す。『JAPAN』のウエアを着ない」なんて指示を出したそうだ。いやはや、これこそISISの思う壺で、「テロに屈した」ってことだよね。逆にテロリストたちは驚いてるんじゃないのか、おいおい、ちょっと脅しただけでこれだぜ、ってなもんじゃないの。

人質事件 スポーツ界にも影響 中東へ派遣中止 安全対策見直し

 ま、選手の安全を考慮すれば、こうした指示も必要なことかもしれないけれど、それをマスコミを通じて世間に公言しなくてもいと思うけどね。どうなんだろう。

 結局、レレレのシンゾーのやったことって、いたずらに恐怖心を国民に植え付けただけってことなんだね。それも、自分は安全地帯から威勢のいい事言ってるだけなんだから、そのおかげでいつどこでテロに遭遇するかわからなくなっちまった一般大衆労働者諸君はたまったもんじゃありません。

 「口は災いの元」って言葉がやけに胸に沁みる、飲んで飲んで飲まれて飲んで、目覚めれば昼の火曜日であった。

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2015年2月 3日 (火)

人質事件でメディアが演出する後藤氏と湯川氏の命の格差。なんか釈然としないなあ。

 新聞・TVは、後藤氏で一色。号外まで出たそうだが、ちょいと釈然としないのはその影で湯川氏の死があまりにも安く扱われているからだ。フリージャーナリス物語にばかり光が当たる報道を目の当たりにすると、ひとの死にも格差があるんだなあとつくづく思う。

 湯川氏にまつわる噂は多々あるとはいえ、だからと言って彼の死が取るに足らないような扱いを受けるのはあまりにも不当ではなかろうか。ひょっとして、隠さなければいけない何かがあるんじゃないのと勘繰りたくもなろうというものだ。ていうか、おそらく何らかの力がそこには作用しているんでしょうね。なんてったって、ダボガミ君や政治家センセイも絡んでいるようだから、湯川氏について掘り下げられちゃうと困ることになるひとたちが大勢いるんだろうね。

 そういうひとたちにとっては、今回の人質事件は自己責任ってことで収束させたいんでしょう。だからなのか、後藤氏に渡航中止要請が出てたってニュースがいまさらのように流れている。昨日のTV朝日『スーパーJチャンネル』では、元防衛大臣の森本君が聞かれもしないのに、レレレのシンゾーの中東外交の正当性をまくしたてていた。BSの番組でも、中東の専門家がヨルダンに対策本部を置いたことを擁護してたし、同じ番組でTV朝日の外報部長とやらが、「仮にトルコに対策本部を置いてもイスラム国はヨルダンの女性死刑囚釈放を要求してきたとも言われている」なんてニュースソースもさだかでない与太を飛ばしていた。

後藤さんに渡航中止要請=昨年9月から3回―政府

 こうしたレレレのシンゾーの人質見殺しをどうにか正当化したいという流れの中で、湯川氏の死もまた取るに足らないものとされているんでしょう。いったい、湯川氏の死の裏側にはどんな暗い闇があるんだろう。そこを追求しない限り、今回の人質事件の真相ってのは藪の中だし、後藤氏の死もまたフリージャーナリストの悲劇として美談仕立てで語り継がれていくことになるのだろう。

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2015年1月31日 (土)

人質事件でヨルダンの国王批判はやたら煽るくせに、安倍政権批判はご法度なんだね。日本の新聞・TVは・・・&戦後70年談話で公明党が与党協議要求。集団的自衛権行使容認と同じシナリオってことか。

 売文家の百田尚樹シェンシェイが、NHK経営委員を退任だとさ。理由はともかく、めでたい!

<NHK経営委員>百田氏が退任へ

 ヨルダンでは日本人人質事件のあおりを受けて、王政批判まで飛び出してテンヤワンヤの様相。すべては、レレレのシンゾーがトルコではなくヨルダンに対策本部を設置したのが原因なんだが、そんなヨルダンの混乱振りを新聞・TVはこれでもかと報道している。

 そのくせ、国内ではどんなことやってるかと言えば、緊急時だから政権批判控えるように、なんて空気をやたら流してるんだよね、マスメディアは。ヨルダン国民が国王批判していることには中東の専門家や学者を呼んできて、やたら細かい分析させてるくせに、自分のお膝元で起きているレレレのシンゾー批判には腰が引けるという、いつもの提灯ジャーナリズムが繰り広げられているわけです。

 本来なら、「ヨルダン国民を見習って、日本でも政権批判の声を上げるべきだ」なんて論調が出てきてこそ、健全なジャーナリズムってなもんなんじゃないのでしょうか。まさに、戦前の翼賛体制ってのは、当時のメディアの王様、新聞が政権批判を引っ込めて、ダンナマリ決め込んじゃったことから始まってるんだからね。

 そんなマスメディアを夜毎の酒池肉林で手なずけたレレレのシンゾーは、国会では余裕綽々です。人質殺害予告ビデオが出てきたもんだから、これ幸いとばかりに改憲に向けてやたら強気な姿勢となっとります。頼んでもいない戦後70年談話についても、NHKの番組で「痛切な反省」「心からのお詫び」といった村山談話小泉談話で使われたキーワード変更を示唆してましたからね。

 先日の国会でも、年金男・長妻君の「村山談話などには日本は先の戦争は国策を誤った、とあるが、総理は国策を誤ったと考えているか?」という質問に、「ひとつひとつの問題に言及するつもりはありません」「村山談話は全体として引き継いでいる」「アジアと世界の繁栄に貢献した」「21世紀22世紀に向けて…」とかなんとか、質問にまともに答えずはぐらかしの連続だったとか。質疑応答どころか、そもそも会話が成り立たないんだから、この男は。

・晴耕雨読
長妻議員「総理は先の戦争で『国策を誤った』とお考えか?」首相は国策の誤りとは認めず

 そんな男が選ぶ有識者とやらが戦後70年談話の素案を作るらしい。でもって、これを集団的自衛権行使容認と同じく、国会に諮ることなく閣議決定で決めてしまおうって魂胆なんだね。これに公明党が、与党協議で意見を言わせろ、ってクレームつけたってんだが、これも集団的自衛権の時と同じ流れです。

戦後70年談話「与党協議が必要」 公明幹事長 歴代内閣の方針重視

 戦後70年談話のこうした流れを、新聞・TVは事実経過を垂れ流すだけで、まったくスルーしてます。そんマスメディアのグータラ振りにますますいい気になってるレレレのシンゾーは、昨日の衆議院予算委員会で、「選挙公約に外交・安全保障や原発再稼働に関する政策は書き込んだ。国民から信任を得れば、公約を前に進めていく努力をしていくのは当然だ。集団的自衛権の行使を容認する閣議決定も(選挙戦で)議論した」なんてボケかましてくれてます。

衆院選挙制度改革:第三者機関の「答申に賛成する」…首相

 選挙の時には、争点はアベノミクスって行ってみたり、大義なき選挙と言ってみたり、新聞・TVは盛んにその無意味さを煽ってたんだから、レレレのシンゾーのこんな不埒な発言を許しちゃいけない・・・はずなんだが、しょせんは夜毎の酒池肉林で垂らしこまれちゃってますからね。なにはともあれ、人質事件が収束してからの政治の動きは要注意なのだ。

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2015年1月28日 (水)

人質知っていながら総選挙強行したんだね&着物着て記念撮影。これがテロへの抗議だって。はあ~?&海保の暴力で辺野古が血の海になろうとしている。

 人質事件はヨルダンまで巻き込んで、最悪な事態になりつつあるけど、レレレのシンゾーは国会で、「昨年11月に(後藤健二氏の)行方不明事案の発生を把握した直後に、官邸に連絡室、外務省に対策室を立ち上げ、ヨルダンに現地対策本部を立ち上げた」って答弁した。ああ、そうかい。日本人が人質となっているのを承知の上で、暮れの選挙を強行して、今年になってからは中東まで武器商人引き連れてノコノコでかけ、さんざん挑発的な発言繰り返したってわけか。「国民の生命と財産を守る」気なんか、サラサラないってことです。

 トップがこうだから、国会議員のセンセイも能天気なもんです。着物着てテロに抗議だってさ。記念写真なんか撮っちゃって、まるでトウの立った成人式ですね。ていうか、これって、晴れ着だろ。なに浮かれてんだ、人の命がかかっているこのタイミングでアルカイダじゃなかったアホカイナです。

着物でテロに抗議

Photo

 ソーリ大臣は人質承知していながら喧嘩は売るわ、議員センセイはおおはしゃぎで記念写真におさまるわ、御用学者からは緊急事態に政権批判するなって翼賛発言が飛び出すわ、一般大衆労働者諸君の中からも自己責任なんて浅墓な意見が吐かれるわ・・・こんな国の様子知ったら、ISISだって、ひょっとしたら後藤氏に同情しちゃうんじゃないのか。

 それはともかく、人質事件の影に隠れちゃってるけど、辺野古ではとんでもないことが起きている。昨日は、辺野古埋立の是非を第三者委員会が検証してる最中だってのに、海底ボーリング調査を再開するための大型作業船7隻が大浦湾内に入ったそうだ。

辺野古に数十トンブロック投入 防衛局、作業を強行 知事中止要請の翌日

 それだけじゃなくて、このところ反対住民に対する海上保安庁の取締りがかなり暴力的なものになってきている。カメラを構えていた女性が海上保安官に馬乗りになられて取り押さえられたりしているってんだから、いったい誰のための海上保安庁なんでしょう。「国民の生命、財産を守る」どころか「米軍の生命、財産を守る」ために住民排除しようとしているんだから、上が上なら下も下です。

「海保の暴力許さない」 辺野古警備で市民370人抗議

 この国のメディアってのは、ひとつ大きな事件が起きると、みんな横並びでそっちにばかり目が行っちゃうんだね。だから、人質事件が注目のいまは、沖縄はなかったことになってます。貧相顔の官房長官は、記者会見で「着々と進めていく」って木で鼻くくってくれてますすからね。それをまた、唯々諾々と垂れ流す記者っても何考えてんだか。

 辺野古で何が起きているか、まずはライブ映像↓をじっくりご覧ください。

録画ライブ 暴力警察VS県民@辺野古 - ATSUSHI THE MIC TV #136754618

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2015年1月25日 (日)

このドサクサに「対外情報機関の創設を検討」(石破茂)だそうです。人質事件を奇貨としようってわけか。

 嫌なニュースが飛び交っているけど、ISISによる人質事件は最悪な結果となるのか?。レレレのシンゾーは「情報戦だ」って喚いていたけど、なんのことはない、情報のカケラすら手に入れることができずに、ひょっとしたら最悪の事態を招いちゃったってことになりますね。日本版NSC(国家安全保障会議)ってのは、こんな時のために設置されたはずじゃなかったのか。これでは、単なる軍事オタクのお遊びみたいなもんです。

・イスラム国殺害脅迫 湯川さん殺害か? ネット上に後藤さんとみられる画像 

 レレレのシンゾーは、「湯川氏殺害か?」の一報に、「言語道断。許しがたい暴挙だ」って反応したそうだが、自分で撒いた種がそうした最悪の結果を招いた一因だってことがわかってるのかねえ。「怒り」を表明するのは誰でもできる。でも、一国のトップである以上、そうした感情をモロ出しにするのではなく、知性と理性で自らの思いを発信することができなくてはいけないんだよね。それができないからエジプトでの2億ドル支援の演説でも、たやら勇ましい文言を並べて意識が高揚しちゃてるから、いまさらどんなに人道支援だって抗弁しても、そりゃあ聞き分けてはもらえません。相手は情報戦には長けてますからね。レレレのシンゾーの心底なんてのは、おそらく鷲づかみのごとく裸にされてます。

 でもって、早速とばかりに、娘が東電のアンポンタン大臣・石破君が「対外情報機関の創設を検討」なんてことを喚いてます。人質事件をもっけの幸いとばかりに、JCIA創設ってわけですか。こういう話が出てくるだろうとは予測してたけど、ま、わかりやすいと言やあ、わかりやすいひとたちです。

石破氏、対外情報機関の検討必要

 それはともかく、殺害が事実としたら、深く頭を垂れる他はないのだが・・・。

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2015年1月24日 (土)

「I am not Abe」・・・これが日本の合言葉、になったら面白いのに。

 夜中に腹痛で目覚める。冷や汗は出るわ、軽い吐き気はあるわで、ひとりトイレで唸っていると、我が家のドラ猫がニャンニャン絡んできて、心配してくれてるのかと思えば、「ふん、遊んでくれるんじゃないのか」とばかりに後ろ足で砂をかけるかのごとく走り去ったのであった。で、寝起きにカミさんに「一服もったんじゃないの」って聞けば、「ふふふ・・・」と怪しい笑い。というわけで、疑心暗鬼な土曜の朝である。

 疑心暗鬼とくれば、イスラム国なんだが、どうやら政府はなんの情報も持ってないようですね。後藤氏の母上が外国特派員協会の記者会見で、ロシアの記者から「日本政府から接触はあるか?」と聞かれて、「日本政府からは全くない」と答えたそうだが、「人命が第一」って言いながら、当事者の家族とコンタクトもとらないんだから、レレレのシンゾーとその不愉快な仲間たちの非道さがわからろうというものだ。

・田中龍作ジャーナル
イスラム国人質 後藤さんの母「日本政府からの接触は全くない」

 でもって、母上の会見をチャカすようなひとたちがいるようだが、こういう悲しいひとたちっているもんなんだね。殺害警告ビデオにバカコラ施して顰蹙買った不埒な輩もいるようで、レレのシンゾーが権力握ってからというもの、日本が、日本人が、どんどん壊れていっているようで、なんともやるせない今日この頃なのだ。

 そもそも、殺害予告までに至ったのは、レレレのシンゾーの一連の挑発外交が大きく影響してるはずなのに、自己責任なんてことが囁かれるんだもん、だめでしょ。日本の新聞・TVはそこんところをオプラートに包んで、後藤氏のジャーナリスト物語でお茶を濁しているけど、欧米のメディアでは「安倍の責任」がしっかりと追求されているんだよね。

・イスラム国騒動で安倍首相の責任を求める声が相次ぐ!ドイツ紙「中東訪問がイスラム国を挑発」英紙「安倍首相の試みにリスク」 new!!

 知り合いが、TV朝日『報道ステーション』で、元通産官僚の古賀正茂明君が、「フランスのジュ シ シェルリじゃないですけど、私は安倍じゃありません、と私達は表明すべきです」って言ったとか言わないとかFacebookに書き込んでいたんだが、どうやら「IamNotAbe」 というハッシュタグも出現したようで、バッジにでもして売り出すところがきっと出てくるんじゃないのとちょっぴり頬ゆるんだところで、お後がよろしいようで。

Photo

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2015年1月23日 (金)

田原総一朗に「後藤さんは危ないところに取材に行って人質になり、日本政府に迷惑をかけた。取材によって国家に迷惑をかけていいのか」って取材電話したのはどこのどいつだ&人質には自己責任。そのくせ、東電はお咎めなしの無責任。

 期限は今日の午後までとかなんとか、新聞・TVは人質事件についてまるでカウントダウンみたいなことしてます。なんか、ウンザリだ。

 でも、そんな他人事報道もさもありなんなんだね。これは、あの田原総一朗君が書いてたんだが、「事件後、ある新聞から取材されたが、その記者は『後藤さんは危ないところに取材に行って人質になり、日本政府に迷惑をかけた。取材によって国家に迷惑をかけていいのか』と聞いてきた」そうだ。新聞記者ってのは、事実を追求するためなら、そもそも危険も顧みず、現場に急行するもんじゃないのか。それが、自分は安全地帯でヌクヌクしながら、国益を楯にしてフリージャーナリストの自己責任論について取材かけちゃうんだから何をかいわんやなのだ。

・イスラム国に拘束された後藤健二さんは日本政府に迷惑をかけたのか??田原総一朗氏に聞く

 これは何も田原君に限ったことではないようで、ジャズ・トランペッターでもあり、大学で「戦争に特化した国際政治を教えて」いる伊勢崎賢治氏とやらもツイッターで、「イスラム国邦人拘束。毎日から電話取材。個人が危ないところに行き、国に迷惑をかけるのはどう思うかと。社の責任で人を送らない大手メディアが何も言える立場にないと言っておいたが、書かないだろうな」とつぶやいている。

https://twitter.com/isezakikenji/status/557454807175135233

 田原君に電話してきた新聞社がどこのどいつかはさだかではいが、食えない奴らですね。マスメディアとして、まずは批判すべき対象が見えてない。つまり、何事もTVのワイドショー感覚なんだね。ワイドショー感覚と言えば、フジテレビはなんとニュース番組でまるでオリンピック開幕まで後何日なんてノリで、人質殺害の期限までのカウントダウンの時計を画面表示したそうだ。翌日には中止したってんだが、マスメディアにとってはただの物見遊山なんだね。人の命がかかってるってのにさ・・・。

 人の命がかかってるのに何の処罰もされないのが東電の幹部連中です。検察審査会が起訴相当とした議決に対して、検察はまたしても不起訴にしちまいました。おそらく、次の検察審査会でも起訴相当となるだろうから、結果として強制起訴になるんだろうけど、検察はようするに逃げちゃったってわけね。焼肉屋が食中毒起こせば、即行強制捜査して倒産にまで追い込んじゃうくせに、なんてこったいなのだ。

東電元会長ら、2度目の不起訴 原発事故で東京地検

 海外で人質になった国民には自己責任で突き放すくせに、世界を破局に導くかもしれない未曾有の大事故起こした東電の幹部はお咎めなしじゃ、やってられませんよ、ったく。

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2015年1月22日 (木)

「人命第一」と言いながら、日英外務・防衛相会議で「わが国としてテロに屈することはない。国際社会でのテロとの戦いに貢献していく」(中谷防衛大臣)と宣言する無神経。人質は好きにしろよってメッセージ送ってるようなもんです。

 殺害警告ビデオは合成だとか、拘束されている湯川氏と後藤氏はスパイだから捕まったとか、真偽のさだかでない噂が飛び交ってます。でもって、またぞろ自己責任がどうしたこうしたという話がネットを駆け巡り、新聞・TVはレレレのシンゾーが人道支援や中庸の立場を明言しているのになんて非道なことをするんだとか、アメリカに踊らされたに違いないシンゾーの外交姿勢をどうにか隠蔽しようと躍起になっています。

 でもって、当のレレレのシンゾーはと言えば、「テロには屈しない」ってハナっから宣言しちゃてますから、二人を何がなんでも救出しようなんて気はサラサラありません。「人命第一で対応に全力を尽くしていく。厳しい時間との戦いの中で徹底した情報戦を展開していく必要がある」なんてほざいてるけど、そもそも湯川氏が拘束され、その後に後藤氏が拘束されて、なおかつ家族に身代金要求されてるってのに、それを知っていながら何の手を打つこともできなかったという時点で、情報戦に負けてます。

後藤さん妻に20億円要求 「イスラム国」側がメール

 これあくまでも妄想だけど、去年の秋に日本の学生がイスラム国に参加しようとしている件で、それに関わったということで私戦予備陰謀罪なんてのを引っ張りだして、イスラム法学者である中田考氏やフリージャーナリストの常岡浩介氏を捜索・聴取したっても、今回のことと無関係ではないのかもね。逮捕までチラつかせてのデッチ上げ捜査で、どうにか繋がっていたイスラム国とのチャンネルも消えてしまったらしいとも言われている。

 おそらく、二人の解放については、水面下でずっと交渉してたんじゃないのかねえ。でも、その経緯は逐一アメリカに報告していたことだろうし、結局はいつまで経ってもラチがあかないところにもってきて、わざわざ8500kmという距離を飛んできて、敵対勢力に資金援助しますなんてことしたもんだから、イスラム国が堪忍袋の緒を切ったってのが真相なんじゃないだろうか。って、妄想ですよ、妄想。

 しかしまあ、「人命第一」なんて言いながら、この渦中にイギリスと外務・防衛相会議なんてのを開いて、「ミサイル開発やテロ対策で連携」なんて声明出しちゃう神経ってのは何なんだろう。元自衛官の防衛大臣・中谷君なんか「わが国としてテロに屈することはない。国際社会でのテロとの戦いに貢献していく」って喚いちゃってます。ようするに、人質は好きにしろよってメッセーヘジ送ってるようなもんです。

身代金は支払うのか 中谷氏は「毅然たる態度」、高村氏「払えない」

 つまりは、沖縄を見捨てたのと同じ構図なんだね。沖縄もそうであるように、マスメディアは事の成り行きを逐一把握していながら恣意的に報道してこなかったに違いない。ニュース番組に出てくる外信部の幹部なんかが一応に沈痛な表情してるのも、自分たちは現地に記者を派遣することなく、危険なことはすべてフリーのジャーナリストにおんぶに抱っこしてきたことへの自責の念の表れと思えば納得もいくんだが・・・そんなに殊勝な奴らじゃないか。ちぇっ!

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2011年2月16日 (水)

中東よりも小沢問題がそんなに重要か!?

 エジプトの政変が飛び火したらまずいぞってんで、バーレーンが1世帯当たり22万円をばらまくことにしたニュースは、一昨日のエントリーで紹介したけど、どうやらそうは問屋がおろさなかったようだ。とうとう市民と警官が衝突して2人が死亡という予談を許さない状況になってきた。イスラム教スンニ派の王族に対して差別を受けてきた多数を占めるシーア派が、いい加減にしろよな、ってことで反乱を起こしているわけだが、ここには米軍の第5艦隊司令部もあったりして、アメリカにとっては中東戦略の要でもあるから、CIAは必死こいて策略練っているに違いない。反米政権なら親玉を暗殺って手があるけど、市民の反乱となるとそうはいかない。チュニジア、エジプトに続いてバーレーンもとなったら、中東のドミノ倒しは現実味を帯びてくる。アラブの石油に火がつく日が刻々と迫っているのかもしれない。

 そんなデンジャラスな国際政治をしり目に、日本ではいつまでたっても小沢問題で獅子てんや瀬戸わんや。朝日の朝刊なんか、「バーレーン、デモ激化」の見出しを見下ろすように、一面にデカデカと「小沢氏の党員資格停止」ときたもんだ。こんな予定調和みたいなニュースが、中東で起きている革命(?)の嵐よりも重要なんだから世も末だ。ま、マスメディアは政局が生きがいみたいなもんなんだから、いまさら目くじら立てても詮無いことだが、小沢問題は恰好のオモチャなんだろうね。でも、いつまでもいじくりまわしてると、我が家のドラ猫じゃないけど逆襲のパンチが飛んでくるから気をつけることだね。

 ワタミの社長が都知事選に出馬表明。みんなの党に担ぎ出されたんだろうけど、どなたかがツイッターで、「レイシスト(=石原)、ポピュリスト(=東国原)、リバタリアン(=渡邊)が首都トップの椅子を争うという、前代未聞の不毛さ」(カッコはくろねこ)と嘆いていたが、なんと言い得て妙でありましょう。ま、レイシスト、ポピュリストは正式出馬表明したわけではないけれど、このトリオで都知事選ってことになったら(あっ、共産党の小池君忘れてた)、「前代未聞の不毛さ」どころの話じゃないかも。

 さあ、民主党の都知事候補はどうなんるんでしょう。スッカラ菅君のオッカアなんてシャレにもならない噂も遠くから聞こえてくるけど、いっそのことスッカラ菅君が総理を辞任して出馬すりゃいいんじゃないの。ゴロツキ仙石君は、次期総理に何もしないできない野田君をって画策しているようだからさ・・・。

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