「東電の存続は国民から許された」(東電次期会長)。シンゾーのお墨付きだそうだ&健全な法治国家のために声をあげる市民の会が、田代元検事らを虚偽有印公文書作成及び行使で検察審査会に申し立て。
今日のうま年の運勢は、「あさましい自分が見える人は幸福なひとである」そうです。ということは、さしずめレレレのシンゾーは不幸な人ってところか。てな妄想も楽しい寒い朝である。
でもって、この寒空に自衛艦と釣り船が衝突して、死者まで出ちゃいました。釣り船といっても、けっこうな高速船だったそうだが、見通しがよくて波もない穏やかな海で、なんでぶつかっちゃったかねえ。なんとも不思議なんだが、事故を検証する上で、おそらくお互いの速度なんてのも問題になってくるんだろうが、特定秘密保護法が施行されたら、自衛艦の最大速力なんてのはへたすると特定秘密ってことになりかねません。なんか息苦しいというか、見通しの悪い世の中になってきそうだこと。
ところで、東電の柏崎刈羽原発再稼働を前提にした再建計画を政府が承認しちゃいました。大方の民意は「脱原発」にあるのはまやかしの世論調査でも否定できないところで、そこにもってきて都知事選では「脱原発」が争点になろうとしているこの時期に、こんな再建計画を承認するってことは、国が一般大衆労働者諸君に真っ向から喧嘩売ってるようなもんです。
しかも、東電の次期会長は、「東電の存続は国民から許された」なんて寝ぼけたことほざいたそうだ。正確には、レレレのシンゾーから、「賠償、廃炉、電力の安定供給の責任を果たすために東電の存続が許されたという点を肝に銘じよ」って偉そうに言われたってんだが、冗談は顔だけにしてほしいものだ。どいつもこいつも責任とらないで、税金でどうにかこうにかもっている会社が何言ってんだか。で、東電が国から借りた金は料金に上乗せされて、結局のところ消費者が肩代わすることになるんだね。つまり、東電が起こした原発大爆発を、国民が後始末してるってことです。
・税金頼みでモラル欠如 東電、責任追及ないまま <中日新聞・核心>
福島第一原発は収束どころか、いまだに汚染水は漏れ続け、3号機からはわけのわかんない湯気がモコモコ立ち昇り、4号機の建屋はいつ崩壊してもおかしくないとも噂されているし、アンダーコントロールなんては「総理の嘘」だったわけで、それでも原発再稼働を平然と口にしちゃう国も東電も常軌を逸してます。
「あさましい自分」が見えない不幸な人のなんと多いことか、と嘆息するしかない今日この頃なのだ。
で、歎息しているだけては埒があかないので、健全な法治国家のために声を上げる市民の会、昨年12月20日の不起訴処分を受け、昨日、田代政弘元検事と木村匡良元主任検事を虚偽有印公文書作成及び行使で、検察審査会に申し立てを行いました。まだまだ幕引きにはさせません。
・申立書
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