陸山会事件

2014年1月16日 (木)

「東電の存続は国民から許された」(東電次期会長)。シンゾーのお墨付きだそうだ&健全な法治国家のために声をあげる市民の会が、田代元検事らを虚偽有印公文書作成及び行使で検察審査会に申し立て。

 今日のうま年の運勢は、「あさましい自分が見える人は幸福なひとである」そうです。ということは、さしずめレレレのシンゾーは不幸な人ってところか。てな妄想も楽しい寒い朝である。

 でもって、この寒空に自衛艦と釣り船が衝突して、死者まで出ちゃいました。釣り船といっても、けっこうな高速船だったそうだが、見通しがよくて波もない穏やかな海で、なんでぶつかっちゃったかねえ。なんとも不思議なんだが、事故を検証する上で、おそらくお互いの速度なんてのも問題になってくるんだろうが、特定秘密保護法が施行されたら、自衛艦の最大速力なんてのはへたすると特定秘密ってことになりかねません。なんか息苦しいというか、見通しの悪い世の中になってきそうだこと。

 ところで、東電の柏崎刈羽原発再稼働を前提にした再建計画を政府が承認しちゃいました。大方の民意は「脱原発」にあるのはまやかしの世論調査でも否定できないところで、そこにもってきて都知事選では「脱原発」が争点になろうとしているこの時期に、こんな再建計画を承認するってことは、国が一般大衆労働者諸君に真っ向から喧嘩売ってるようなもんです。

 しかも、東電の次期会長は、「東電の存続は国民から許された」なんて寝ぼけたことほざいたそうだ。正確には、レレレのシンゾーから、「賠償、廃炉、電力の安定供給の責任を果たすために東電の存続が許されたという点を肝に銘じよ」って偉そうに言われたってんだが、冗談は顔だけにしてほしいものだ。どいつもこいつも責任とらないで、税金でどうにかこうにかもっている会社が何言ってんだか。で、東電が国から借りた金は料金に上乗せされて、結局のところ消費者が肩代わすることになるんだね。つまり、東電が起こした原発大爆発を、国民が後始末してるってことです。

税金頼みでモラル欠如 東電、責任追及ないまま <中日新聞・核心>

 福島第一原発は収束どころか、いまだに汚染水は漏れ続け、3号機からはわけのわかんない湯気がモコモコ立ち昇り、4号機の建屋はいつ崩壊してもおかしくないとも噂されているし、アンダーコントロールなんては「総理の嘘」だったわけで、それでも原発再稼働を平然と口にしちゃう国も東電も常軌を逸してます。

 「あさましい自分」が見えない不幸な人のなんと多いことか、と嘆息するしかない今日この頃なのだ。

 で、歎息しているだけては埒があかないので、健全な法治国家のために声を上げる市民の会、昨年12月20日の不起訴処分を受け、昨日、田代政弘元検事と木村匡良元主任検事を虚偽有印公文書作成及び行使で、検察審査会に申し立てを行いました。まだまだ幕引きにはさせません。

申立書

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2013年8月13日 (火)

「健全な法治国家のために声を上げる市民の会」が新たな告発状を提出。

 昨日、健全な法治国家のために声を上げる市民の会は、「2010年1月15日の石川知裕議員逮捕に関し、当時、大阪地検特捜部から派遣され、陸山会事件の捜査に検察官として加わっていた前田恒彦元検事が、インターネット上で行った衝撃的な内部告発に基づき、『石川議員の逮捕状を請求するために、石川議員に自殺の恐れがないことをわかっていながら、自殺の恐れがあるという、事実と異なる内容を記載した報告書』を作って、裁判所に提出し、逮捕状を取ったという虚偽有印公文書作成および行使により、田代政弘元検事および木村匡良検事を告発」しました。

最高検察庁宛告発状
添付資料1
添付資料2
添付資料3
プレスリリース

 なお、告発の詳細は、会長のブログをご一読ください。

・八木啓代のひとりこど
皆様、第二ステージです!:新たなる告発状を提出してまいりました

 戦いはまだまだ続きます。

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2013年8月 1日 (木)

悪意がなければ「記憶の混同」で捜査報告書が書けるわけがない&「ナチスの手口に学べ」にユダヤ人人権団体が批判声明。それをシラーッと記事にする新聞・TVの腰砕け。

 予想されたことではあるが、捜査報告書を捏造、脚色した田代元検事が嫌疑不十分で不起訴となった。何をかいわんやなのであるが、前回も今回もその理由ってのが「記憶の混同」ってやつで、ま、国民を舐めてます。

 問題となった捜査報告書は、前衆議院議員の石川君を聴取した際のものだが、これって取材原稿みたなもんなんだよね。こうした原稿を書く時は取材メモだとかICレコーダーに記録されたデータを基本にして進めていくのが常識なんであって、そう簡単に「記憶が混同」するなんてことはない。これは断言できます。捜査報告書だって基本は同じでしょ。時には筆がすべるなんてこともあるが、それだって取材対象をいかに格好良く見せるかという思いあればこそであり、相手を貶めることにつながったり、相手の不利益になるようなことを「記憶の混同」だけで書くなんてことはネバーありません。ましてや、捜査報告書であれば、表記次第では犯罪人として告発される者が出てくるかもしれないんだから、一言一句に神経をとがらせるのが検事の職務というものだろう。ま、悪意があればその限りではないんだが、おそらく田代元検事の虚偽報告書ってのもその類でしょうね。

 全柔連と同じく自浄作用のない検察に何を言っても始まらないけど、「記憶の混同」で不起訴になるんだったら、たとえば駐車違反だって「いやあ、記憶混同しちゃってさ。駐車場だと勘違いしちゃったんだよね」ですむんじゃないのか。すまないか。これについては、スケベヒゲのヤメ検・若狭君が、「「否認すれば不起訴になると思う人が増えるかもしれない」てなコメントしてたが、「記憶の混同」と「否認」ってのが流行るかもね。

虚偽捜査報告 田代元検事 再び不起訴

 ところで、ひょっとこ麻生の「ナチスの手口に学べ」発言は、海外のメディアも大きく報じているようで、ユダヤ人人権団体からも批判声明が出されたってね。それをまた朝日新聞なんかはシラーっと記事にしてるんだが、海外メディアや人権団体が批判したからって、慌てて大事のように報道するその姿勢が腹立たしい。つまり、外圧がないと国内の政治家のクズ発言すらほったらかしってことを証明したようなもんなんだね。

・ナチスの憲法改正「手口学んだら」 麻生副総理が発言

 TVのニュースもひどいもんで、「ナチスの手口に学べ」発言をまともに取り上げたところって、少なくともくろねこが観ていた限りではなかったからね。ま、ひょっとこ麻生の発言を改めてとくとお読みください。

麻生副総理の憲法改正めぐる発言要旨

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2013年7月11日 (木)

福島第一原発からの汚染水流出を違憲総理はどう思ってるんだろう。もっとも、選挙演説中に、「総理、質問です。原発廃炉に賛成?反対?」っていうプラカードを没収するような野蛮な奴ですから、何も考えちゃいないだろうけど・・・&東京弁護士会からようやくご返事が・・・。澤弁護士についてなにもかも知ってたんだね。

 福島第一原発からの汚染水のダダ漏れが凄まじいことになってきた。原子力規制委員会はようやく海に漏れ出している可能性をほのめかし始めたが、遅い、遅すぎだね。でもって、東京電力ときたら、この期に及んでも「データの蓄積がないからわかりません」の一点張り。記者会見では「いつになったらデータの蓄積ができるんだ」って質問が出たけど、当然でしょ。でもですね、実際のところは、データの蓄積待っていられるような悠長な問題じゃないだろうに。ったく、危機感がないんだね、このブラック企業は。

 そもそも、汚染水がダダ漏れしてるってのは2年前にからわかってることで、だからこそ小出先生を筆頭に多くの専門家が地下ダム造れって提言してきたんだよね。それを東電はまったく無視して、ノラリクラリと場当たり的な応急処置で済ましてきたわけで、つのツケがい一気に噴出してるってことです。

 おそらく、このまま行くと、事は福島沖の汚染ではとどまらず、太平洋全域にわたって海洋汚染が拡散していくことだって十分に考えられる。本来ならそうしたことを踏まえた上で汚染水対策しなくちゃいけないのに、東電には想像力ってものが欠けてますから、何事も急場しのぎのやっつけ仕事になっちゃうんだね。

 いったいこうした現状を国はどう思ってるのかねえ。特に、再稼働にやっきになってるレレレのシンゾーの意見ってのを聞いてみたいものだ。もっとも、選挙演説の際に、「総理、質問です。原発廃炉に賛成?反対?」っていうプラカードを聴衆から没収するような野蛮な奴ですから、おそらく何にも考えちゃいないだろうけど・・・。

・J-CASTニュース
安倍首相演説で質問プラカードを一時没収 動画がアップ、「やりすぎでは」の指摘も

 ところで、小沢一郎を強制起訴した検察審査会の補助弁護人問題で、健全な法治国家のために声をあげる市民の会の4度目の質問状に東京弁護士会から回答がありました。どうやら、澤弁護士の選任にあたっては、弁護士会の会長と副会長の2人で決めたようですね。さらに、検察官時代に検事という立場を利用した不祥事の事実も知っていたようなんだね。東京弁護士会ってのは、しょせんは検察とお仲間ってことなのかしらん。情けなや。

・八木啓世のひとりごと
東京弁護士会が認めちゃいました

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2013年6月 6日 (木)

企業も国民も一緒くたにした「年収150万円アップ」の絵空事。世間では、こういうのを「ペテン」と言います&東京弁護士会からフニャケタ回答&お子ちゃま市長が顧問弁護士を務めていた「現代の遊郭・飛田新地」潜入動画。

 「騙り(かたり):人をだまして金や物をまきあげること。そういうことをする人」(岩波国語辞典)。で、類語には、「見せかけ」「まやかし」「空事」「インチキ」なんてのがありす。レレレのシンゾーが騙る成長戦略ってのはまんまこの類ですね。それが証拠に、成長戦略発表と同時に株価が下がっちゃいました。市場は正直です。いかに具体性を欠いた「絵空事」かってことがわかってるんだね。

 なかでも、嘘つくのもいい加減にしろってのが、「10年後には国民は一人当たりの年収150万円アップ」ってやつだ。詐欺師だってもうちょいと上手な嘘をつくだろうに、粉飾だらけの言葉を吐くことにかけては人語に落ちないこの男には、嘘ついてるっていう自覚すらないのかもしれない。

 で、「年収150万円アップ」ってのは国民総所得(GNI)を年3%伸ばすことで実現するっていうんだが、これがまたとんでもないまやかしだそうで。GNIというのは「国内で生産されたモノやサービスの価値の合計」で、ようするに企業も個人も一緒くたの話なんだね。でもって、その所得合計を人口で割ったのが一人当たりのGNIなんだと。つまり、個人の給与なんかどうでもよくて、企業が大儲けすれば必然的にGNIは上がるわけで、それでもって「年収150万アップ」ってことになるんだそうな。なんのこっちゃですね。こういうのを、世間では「ペテン」といいます。

 そういうカラクリを知っていながら、「国民年収150万円アップ」なんてところだけを声高に叫ぶことで、新聞・TVは臆面もなくレレレのシンゾー応援団に励んでます。アホかいな。いえいえ、アホちゃいまんねん、パーねんでん、といった心境の朝であります。

 ところで、「健全な法治国家のために声を上げる市民の会」による東京弁護士会への公開質問状第2弾に回答が届きました。東京弁護士会ってのも官僚組織なんですね。詳細は会長のブログで。

・八木啓代のひとりごと
さて、どうお受けになりますか:東京弁護士会を追い詰めてまいります

東京弁護士会からの回答

 最後に、お子ちゃま市長・橋↓君が顧問弁護士を務めていた「現代の遊郭・飛田新地」の潜入動画をご紹介して、お後がよろしいようで。

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2013年5月16日 (木)

「慰安婦制度は必要だった」と明快に言い切る政治家には、自らが一兵士として列に並び、妻や娘が慰安婦になる姿など想像できないのだろう(東京新聞「筆洗」)&活断層認定に文句たらたらの原子力村の人々&東京弁護士会に改めて公開質問状提出

 今朝の東京新聞「筆洗」に、一編の詩が紹介されていた。「慰安婦と兵隊」と題されたその詩は、満州の慰安所で薬を配付していた元陸軍衛生兵によるものだった。現実とはこういうものだと、しみじみと思う。その心情は、「どこの国でもやっている」とか「軍と売春はつきもの」とか本音というにはあまりにも薄汚い言葉を吐く下衆なひとたちには、死ぬまでわからないだろうなあ。「筆洗」はこう結ばれている。

(こりより引用)

性の営みという最も私的な領域まで管理、利用されるのが戦争だ。「慰安婦制度は必要だった」と明快に言い切る政治家には、兵士を派遣する立場の視点しかない。自らが一兵士として列に並び、妻や娘が慰安婦になる姿など想像できないのだろう。

(引用終わり)

 詩の内容については、東京新聞「筆洗」をご一読くださいを。

東京新聞「筆洗」

 さて、下衆なひとたちとくれば、原子力村なんかもそのひとつですね。で、敦賀原発の断層認定に対して、文句たらたらです。

「およそ科学的、合理的な判断とは言えない」(日本原子力発電)
「誠に遺憾」(八木電事連会長)
「調査団は偏っていると思うので今後、大勢の学者が参加してあらためて結論を出して欲しい」(河瀬敦賀市長)
「規制委の形式的な対応は問題がある」(西川福井県知事)

 いやはやです。敦賀市長は、「まだ活断層と断定されたわけではないと読み取った」なんて間抜けなこともぬかしてます。報告書を勝手に読み解いてるわけですね。そもそも、原子力規制委員会の報告書にイチャモンつけること自体、思い上がりもはなはなだしいのだが、そんなことこれっぽっちも考えていないところが原子力村の原子力村たる所以なんでしょう。

 そうした強気な姿勢をとれるのも、原発再稼働に向けてやる気満々な自民党が背景にいればこそで、でなけりゃ、当事者の日本原子力発電が、「およそ科学的、合理的な判断とは言えない」なんてことは口が裂けても言えません。

 にしても、往生際が悪いとはいえ、こうしたイチャモンがまかり通ってしまう可能性がないこともないのが問題なんだね。今回の「活断層認定」ってのは、ちょいとしたガス抜きで、規制委も頑張ってるんだよ、っていうアリバイ作りであるとも限らない。って、こんな風に疑心暗鬼にかられてしまうのも、原子力規制委員会に自民党から相当な圧力がかかっているみたいだからです。もんじゅの再開禁止も含めて、原子力規制委員会が突っ張りとおせるかどうか・・・それが心配だ。

 ところで、「健全な法治国家のために声を上げる市民の会」が東京弁護士会に出した公開質問状に対して、会則をコピーして回答していただいたので、改めて東京弁護士会に公開質問状を提出。ならびに、最高検察庁に捜査要請書、検察審査会に開示請求をしました。にしても、東京弁護士会ってのは、このままいくと検察の仲間ってことになっちゃうんじゃないのかしらん。

・八木啓代のひとりごと
なめたらいかんぜよ:東京弁護士会と検察と検審に行ってまいりました

東京弁護士会からの回答

東京弁護士会への公開質問状(再)

東京第一検察審査会宛情報開示請求書

最高検察庁宛捜査要請書

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2013年4月23日 (火)

「不起訴不当」の議決を引き出した補助弁護士は、札付きのヤメ検弁護士だった。こんなのを推薦した弁護士会ってのもちょいとクエッションマークだね。

 田代元検事の虚偽記載に対する昨日の検察審査会の「不起訴不当」の議決は、ちょいとぬか喜びだったようだ。つまりは、「強制起訴」はなくなったってことで、これでまた再捜査という名目の時間稼ぎをして、不起訴でシャンシャンという段取りなんでしょう。小沢一郎の一件では、「裁判で白黒決着を」が大義名分だったというのに、今回は検察が審査の対象なもんだから手を抜いたってわけです。

 さらに、検察審査会の議決に大きな影響力を持つ補助弁護士が、ワケありのヤメ検弁護士だったというのも笑ってしまう。って、笑ってる場合じゃないんだけどさ。なんでも、この澤新とかいうヤメ検は、相続税申告に絡んで、税務署に「検事正」名で抗議文を送りつけて圧力かけたとかで戒告処分された過去があるそうな。で、これが原因で辞職したわけだけど、こんなヤメ検弁護士が検察が被疑者である事件の補助弁護士を務めるなんてのは、それこそドロボーがドロボーの裁判するようなもんで、とてもじゃないが公正な審議なんて望むべくもない。これが、小沢一郎の強制起訴の際にさんざん言い募っていた、マスメディアが大好きな「市民感覚」ってもんじゃないのか。

 その小沢一郎は、「特定の存在を追い落とすシナリオに沿った証拠を捏造(ねつぞう)した。法治国家であってはならない深刻な人権侵害だ」と検察批判していたが、それはもうおっしゃる通り。東京新聞「筆洗」も、「審査会が小沢氏を二度にわたって『起訴相当』としたのは、審査会を利用して、小沢氏を政治的に葬り去ろうとした組織的な権力犯罪だったのではないか。疑念は膨らむばかりだ。この問題で厳しい処分を受けたのは、末端の特捜検事だけだった。検察という巨大組織を守るための『生け贄(にえ)』にされたように思えてならない」と書いていたが、これもまたごもっとも。

 なんのことはない、「不起訴不当」で一番ホッとしているのは、検察そのものなんだろうね。トカゲの尻尾切りで一件落着の芽が出てきたんだからさ。

 にしても、札付きのヤメ検弁護士を補助弁護士に推薦した弁護士会ってのは、そもそも何考えてんでしょう。弁護士会そのものにも大きなクエッションマークが付く、検審議決だったてのであった。

検察審査会審審査会議決書

検察審査会議決の不透明・補助弁護士はワケあり元検察幹部(江川紹子氏)

・八木啓代のひとりごと
田代元検事不起訴不当議決! その裏の大きな疑惑

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2013年3月14日 (木)

陸山会事件控訴棄却。東電OL殺人事件で一転有罪判決の裁判長ですから&「公約はみんなで破れば恐くない」ってことで、自民党はTPP交渉参加に予定通り賛成しました&前原誠司の「事前協議」曝露の国会質疑をメディアはなぜスルーするのか!

 陸山会の控訴審は、あっけなく控訴棄却で決着。ま、これからは政治資金報告書の「記載ミス」はすべて修正を認めず、裁判にかけるってことなんですよね、裁判長殿。でなけりゃ、法の下の平等なんてのはお題目にしか過ぎないってことですから。なんにしても、東電OL殺人事件で1審は無罪だったゴビンダ・マイナリさんを一転有罪にした裁判長ですから、まともな神経でないことは確かなんだね。こうした判決に、日弁連は抗議声明をなぜ出さないのかねえ。

 まともな神経でないのは、国会事故調の現場調査を妨害した東電の蛮行を検証していた第三者委員会とやらも同じです。なんとまあ、担当者の勘違いで、本社はまったくあずかり知らないことで、他意はないだと。こんな子供だましの報告して、納得させられると思っている、その根性がしゃらくさい。原発に関わってくる専門家ってのは、どいつもこいつもど、うしてこうも曲学阿世の輩ばかりなんでしょう。

 こんなのばかりだから、「低線量セシウムは人体に無害だから、早く住民を福島に帰すべきだ」っていう日本維新の会の若造議員みたいのが出てくるんですね。国会質問でこんなことくっちゃべられちゃ、さすがに総領の甚六・ノビテルも答弁のしようがなくなるわな。やはり、日本維新の会ってのはカルト集団みたいなもんですね。

 ところで、自民党は恥も外聞もなく、TPP交渉参加認めちゃったね。「公約はみんなで破れば恐くない」ってことですね。既に決定した項目に関しては何の意見も言えないどころか、決まった項目が何かも交渉参加してみなけりゃわかんないなんていう闇鍋みたいな状態で、よくもまあ「守るべき国益は守る」なんてことが言えたもんだ。だいたい、日本にアメリカをへこませる交渉力なんてありませんから。もしそんな交渉力があったら、アメリカの占領政策を恒久化する日米地位協定なんかとっくのとうになくなって、文字通り日本は独立してますって。

 それはともかく、15日に予定通りTPP交渉参加をレレレのシンゾーがぶち上げたら、その日は「売国の日」として長く記憶されることになるんでしょう。こんな秘密だらけの条約に参加しようってのは、サンフランシスコ講和条約締結のその日に、コッソリと吉田茂が独断で日米安保に調印したのと同じくらいの、越権行為ではないだろうか。政治評論家の森田実が日米首脳会談の時に、「爺さんの岸信介は密約が大好きだったから、シンゾーもオバマと密約結ぶことが一番心配」ってな意味のことをBS11の番組でコメントしてたけどその通りのことがあったんだろうね。おそらく、聖域なんてものはないことは、TPPに関係している閣僚はみんな知ってるよ。

 湯上りの口先番長・前原君が、「TPPの事前協議で、米側が自動車の安全審査の除外やかんぽ生命の学資保険の内容変更などを交渉参加入りの条件として民主党政権当時の日本政府に要求していた」って国会でいまさらのように曝露して、レレレのシンゾーが「守秘義務があるじゃないか」と気色ばんでたけど、もうかなりのところまで詰められた状況なのは確かなんだね。それなのに、新聞・TVは、いまだに「TPPとは何ぞや」ということをねぐったまま、「TPPに参加しないと国際社会で経済的に孤立する」なんてことを煽りまくっている。おそらく、こうやって、かつては戦争に加担したんでしょうね、マスメディアは。

・東京新聞 TOKYO Web
TPP 米、車・保険で譲歩要求

・街の弁護士日記 SINCE1992at名古屋
TPP  暗黒政治の予兆 国会質疑の抹殺?

 そもそもは、2006年にシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの4カ国で発効した経済連携協定だったのが、TPP(環太平洋経済連携協定)に様変わりするのは、2010年にアメリカが参加してからのこと。その背景には、リーマンショックで疲弊した国内経済回復のためにアジアに乗り出さなくてはというお家の事情があったんですね。で、当然、ターゲットは日本となるわけで、お願いだからそうした経緯も踏まえてTPPを語ってほしいと思うのだが、もう遅いかも・・・と慨嘆する薄曇りの朝であった。

TPPを考える場合に重要な視点

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2012年11月20日 (火)

ようするに、民主も自民も維新も、「戦争できる国」にしたいひとたちの集まりだってことを忘れちゃいけない。

 指定弁護士が上告を諦めて、小沢一郎の無罪が確定したのはけっこうなことだが、マスメディアの皆さんはさぞかしバツが悪いんでしょうね。小沢狂想曲の渦中では、口を極めて罵っていたくせに、無罪確定したとたんに「ささいな」ニュース扱いにしてすっとぼけてます。政治家を「嘘つき」呼ばわりするのはけっこうだが、ならば自らの報道姿勢や言動についても責任もたなきゃ、そこらの飲み屋でおだ上げてるオヤジと一緒だろ。HNKの大越、TBSの杉尾、毎日の岸井、時事通信の田崎、元共同通信の後藤、そしてヤメ検の弁護士のお歴々・・・こやつらをまとめて、名誉毀損で訴えることはできないもんなのだろうか。

 で、石川前衆議院議員らの裁判は続いているわけだが、控訴審の裁判長ってのは、東電OL殺人事件で逆転有罪をくだした御仁だそうな。飯田喜信というこの裁判長は、つい何日か前の控訴審で弁護側の証拠申請をほとんど却下したってね。一審の「推認」だらけの事実認定を維持しようってことなんでしょう。東電OL殺人事件が冤罪であったことも、この裁判長にとっては何の屈託にもなってないってことです。非道な仕打ちを裁くのが裁判所だろうに、その裁判所が非道な仕打ちするようじゃ、一般大衆・労働者諸君は何を信じりゃいいのでしょう。

 衆議院選を前にして、各メディアはこぞって世論調査をしているが、どれもこれも民自維新の三つ巴ってな結果ばかりを煽っております。世論調査とは名ばかりの世論操作をしてるんだね。なかでも、産経新聞の世論調査が凄まじい。「本社・FNN合同世論調査 維新、自民と拮抗 比例投票先」てな見出しはまだしも、小見出しで「改憲派候補47%支持」ときたもんだ。記事には、「憲法改正に関しては47・6%が賛成の候補者に投票したいと答え、『反対の候補者』の16・8%を大幅に上回った」とあるんだが、原発でも消費税でもなく、改憲というテーマ設定に産経グループならではの悪意がひそんでます。

 とはいえ、確かに、「改憲」ってのは「脱原発」とならんで、今回の選挙では最重要な争点ではあるんですね。ああ、それなのに、マスメディアは、こぞってこのふたつの争点ぼかしに躍起になっているように思えてならない。特に、「改憲」については、明らかに日本邪心の会、じじゃなかった維新の会は、憲法9条改定して「戦争ができる国」にしようとしてるってのに、まったくそのことについては触れることはないからね。自民党なんかは綱領に「自主憲法」があるように、もともと「戦争できる国」にしたくて仕方がない党だし、民主党もいまや「集団的自自衛権行使」でまとまりつつあるから、このままだとどっちに転んでも、もれなく「改憲」がついてくるってことになりかねない。

 なんとも危険な時代に突入しようとしてるいまこそ、死語となりつつある「リベラル」の復権が必要なのではなかろうか・・・と、冬の陽の射す青空をまぶしげに仰ぎ見る今日この頃なのであった。

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2012年11月14日 (水)

降って湧いたようにTPPを喚きちらして衆議院選の争点ぼかしを画策するノダメの片棒担ぐマスメディア。

 造幣局が、バングラディシュの貨幣鋳造を受注したそうだ。ふ~ん、貨幣を外注してる国があるとは知らなんだ。ちゃんとした国際入札があって、日本、イギリス、ドイツなど6ケ国が参加して、5億2千万円で日本が落札したってね。日本円にして約2円相当の貨幣だってさ。落札価格が妥当なものなのかどうかは皆目見当がつかないけれど、日本の鋳造技術は国際的にもかなりの高レベルで、そうした技術を持たない国にこれからも売り込みかけるそうだ。原発輪出に比べりゃ、ナンボかマシな国際貢献かもしれないね。

 さて、小沢一郎の控訴審については、朝読毎に産経、日経のクソ社説によって、マスメディアの恥知らずな体質が露になっちゃっていい気味です。朝日なんか、お子ちゃま市長に社をあげて謝罪するなら、小沢一郎に対してもちゃんと落とし前つけないといかんのじゃないか。それはともかく、そんなマスメディアを批判する冷静な司法関係者やジャーナリスト、さらにはブロガーが数多くいるのはなんともたのものしい限りなのだが、なんとこんなひとまで検察批判しとりました。あの、前田捏造元検事です。いまさらオメーが言うか、って突っ込みたくなるところをグッとこらえて、これはなかなかに正論です。騙されたと思って、ご一読を。

・BLOGOS
陸山会事件・控訴棄却について

 ところで、国会は年内解散だなんだと大騒ぎで、マスメディアも提灯記事を書きまくっているわけだが、そんな中で公債発行特例法案の修正案を民自公の3党で合意した。15日に衆院通過、早ければ19日にも可決・成立って報道されているけど、この国はいつのまにか民自公の連立政権になっていたんだね。そりゃあ、自公以外の野党が反発するのは当たり前なんだが、どうもこちらもいまひとつ迫力にかける。民主党に抗議文書渡した後の記者会見なんかでも、出てくる顔ぶれのなんと貧弱なこと。中身はないけど押し出しだけは立派だった、その昔の野党のほうがまだしもってところです。そういえば、春日一幸なんて浪曲師まがいの演説する民社党のセンセイなんか、妙に懐かしい。って、三丁目の夕日してどうする。

 おそらく、この3党の談合で衆議院解散、そして総選挙って道筋をつけていくんだろうけど、この暮れにきて衆議院選なんかしていいんだろうか。政策なんかそっちのけで、年末のドサクサにまぎれて気分で投票させちゃおうって魂胆じゃないのか。3.11の後の都知事選みたいにさ。その都知事選だって、衆議院選挙ってことになったら、どうなるかわかったもんじゃない。ただでさえ、新聞・TVは衆議院選一色で、TPPなんてことを煽りつつ、脱原発や消費税、社会保証問題を棚上げにして、ノダメの片棒担いで争点ぼかしに躍起になってるんだからね。各党が罵り合う選挙戦が繰り広げられて、終わってみたら・・・なんてことは、想像もしたくない晩秋の朝であった。

 

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