節電

2012年5月17日 (木)

愚劣な真夏日報道キャンペーン&仙谷曰く、「企業会計上、脱原発はできない」とさ。

 昨日は真夏日とかで、熱中症に気をつけましょうとかなんとか、TVは大騒ぎ。暦のうえでは初夏なんだから、「犬が吠えた」ってニュースにならないのと同じくらい暑い日があっても当たり前で、何をいまさらってことなんだけど、昨日の異常な真夏日報道を観ていて、一昨年のGWの時の渋滞報道を思い出してしまった。民主党の公約だった高速道路無料化にケチつけるために、GWの高速道路渋滞が深刻化するなんてキャンペーン張って、逐一道路状況を報道していたのと、昨日の真夏日報道はそっくりなんですね。で、その裏には当然、夏場に電力不足になったら大変なことになりますよ、っていうことが隠されているわけで、言ってみればサブリミナル報道なんだね。きっと、これからもこうした大げさな真夏日報道は続いていくんでしょう。

 関電管内の夏の電力が14.9%不足するとした政府の需給検証委員会の報告に対して、民主党の原発再稼働反対・賛成のいずれの側からも「ほんまかいな」と疑問視する声があがっているそうだ。ま、需給検証委員会の数字ってのは原発再稼働するためのアリバイ作りみたいなもんで、委員会に参加した有識者の中からも異論が出てるってんだから、ロクなもんではありません。で、こうした疑問視視する声ってのは、なんでも原発再稼働に関して賛成・反対の意見をとりまとめている作業部会の合同会議の席上でのことだってんだが、この会議にはゴロツキ仙谷君も出席していたんだと。で、ゴロツキは、おそらくそうした意見が出ることで原発再稼働がストップされちゃたまらんと思ったんでしょう、こんなこと口走ったそうです。

需給問題とは別に、再稼働せず脱原発すれば原発は資産から負債になる。企業会計上、脱原発は直ちにできない」

 これが与党の政調会長代行の言葉です。まるで、企業の顧問弁護士みたいです。なんだ、やっぱり電力会社の経営維持するために原発再稼働しようとしてるんじゃない。ま、ここまでハッキリ言うってのも、なんですね、そうとう国民も舐められたもんです。「企業会計上、脱原発できない」か・・・アホくさ。

・東京新聞 TOKYO Web
関電管内「電力積み増し可能」 民主合同会議 検証委報告を疑問視

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2012年5月16日 (水)

田代作文検事嫌疑不十分で不起訴の愚&大阪に節電監視の「通報窓口」設置&財務省が東京新聞に抗議文

 田代作文検事が、嫌疑不十分で不起訴となるようだ。一検事が捜査報告書を偽造したってだけじゃなく、特捜部長などの幹部が中心となって証拠をデッチ上げた前代未聞の検察の犯罪を闇に葬ろうってわけですね。指定弁護士が控訴してくれたことだし、これで小沢一郎代表選出馬もなくなったし、完全復帰も阻止できたってことで、とりあえず小沢一郎潰しは一定程度の成果をあげたわけだから、田代作文検事を起訴して事を荒立てるよりは、しばし世論の動向を見ようじゃないか、ってところなんじゃなかろうか。おそらく、検察審査会への告発も想定に入ってるかもね。当然、いまからくじ引きのソフトいじくって用意してるんじゃないのでしょうか。

 まあ、それにしても、マスメディアの無関心を装う姿ってのは、誠に見苦しい。イチロー判決では、さんざん「限りなく黒に近い無罪」とか叩き続けてるくせに、検察の犯罪は知らん顔だからね。そもそも、政治資金規正法違反、それも会計学的に見れば問題にもならないような「期ヅレ」の問題を、まるで大疑獄事件のように針小棒大に報道しておいて、捜査報告書を捏造するっていう検察の存在意義を揺るがすような蛮行はスルーってんだから、なんとまあ野蛮な国になったものでしょう。

 国会も国会だ。イチロー君を証人喚問しようっていう馬鹿のひとつ覚えを唱えるくらいなら、捜査報告書捏造に関わったと思われる当時の検察関係者全員を証人喚問したらどないでしょ。少なくとも、村木さんの郵便不正事件に勝るとも劣らない検察の犯罪なんですから。ひょっとして、検察になんか弱みでも握られてるのか、政治家どもは。いずれにしても、不起訴が決定した時のマスメディアの動きが見物です。

 東電は値上げ問題で、今週からTV行脚を始めている。それも、朝のワイドショーにお客様担当の常務を出演させて、都合のいいことを言いたい放題。今朝はテレビ朝日『モーニングバード!』で、芸人、サッカー評論家、元お嫁さんにしたいNo.1タレントといったコメンテーターを前に、いまにも揉み手でもしそうな卑屈な態度を演じつつ「値上げするぞ」ってことをまくしたてておりました。コメンテーターの皆さんのおとなしいこと。少しは突っ込めや、とついついTVに向かって口走ってしまった。これなら、昨日のフジ『とくダネ!』の小倉餡の憮然とした態度のほうが、よっぽど共感できるってもんだ。おそらく、時間帯買ったんだろうね、東電は。ま、東電のCMってことなんだろうけど、それにしてもあざといことするもんだ。

 あざといと言えば、大阪府と市が、節電しているかどうかを市民に監視させる「通報制度」を設置する予定だとか。毎日新聞によると、「大阪府市エネルギー戦略会議は15日、独自の節電策を提示した。照明が明るすぎるオフィスや店舗を住民が見つけて通報し、中小事業者に節電を促す『節電通報窓口』の設置や、真夏の午後に役所を閉めて節電するなど、家庭や事業者、官公庁などを対象に計約110万キロワットの節電を目指す」んだとか。ようするに、「密告制度」です。お子ちゃま市長ってのは、好きだよね、チクリごっこさせるのが。電力不足を利用して、こういう監視体制をちゃっかりと作り上げようってんだから、そりゃあ、「ハシズム」なんて揶揄されちゃうのもむべなるかなってなもんです。でも、揶揄しているうちはいいけれど、そのうち揶揄することもできなくなる事体に陥らないとも限らない。市民同士で監視しあうよりも、お子ちゃま市長を監視することが肝要かと・・・。

電力需給:「節電」新料金で不足2.6%改善 関電提示

 ところで、財務省が朝日新聞に抗議したのに続いて、東京新聞にも抗議文をお送りつけたってね。なんでも、大飯原発再稼働に関して、「財務省の勝栄二郎事務次官も野田佳彦首相に直接、再稼働を働き掛けている」って記事が気に食わなかったらしい。立場をわきまえろだね。財務省が新聞の記事にクレームつけるってのは、それこそ「お上に逆らうのか」ってことでしょ。それも、ホームページに麗々しくと抗議文載っけてるんだけど、官庁のホームページってのは公的なものなんだから、これって私物化じゃないのか。官僚が報道に口を出す。大阪府市の「通報制度」といい、なにやらオットロシー世の中になってきたものだ。

東京新聞(平成24年4月11日付け朝刊)の「『チーム仙谷』再稼動主導」と題する記事への抗議

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2012年5月14日 (月)

そもそも、突発的なアクシデントが起きないためにするのが「計画停電」なんだから、停電になったら大変だ、って煽るのは自分たちがいかに無能かって言ってるようなもんです。

 土曜日に植え込みの手入れしたのはよかったのだが、このところ調子の悪かった右肘を痛めてしまったようで、ちょっとひねろうものなら痛くて痛くて・・・というわけで、昨日は整骨院でマッサージしてもらったのだが、今日はタイピングしてても響くようになってきた。どんどん肉体は崩壊に向かっているらしい、やんぬるかな。

 やんぬねかな、ってわけにはいかないのが原発だけど、おおい町町議会が今日にも大飯原発再稼働を容認するらしい。町長は渋っているようだから、実際にすぐにも再稼働するわけいではないだろうけど、議決した町議会議員はどこまで責任を自覚してるんだろう。ま、自覚してやしないだろうな。何か起きても、泣き言言わないでね。

 で、湯上りの口先番長・前原君は、いつもの無責任発揮して、「大飯原発の再稼働がなければ、関西地域は計画停電になる」って煽ってます。ついでに、停電したら、「医療機器を使っている人をどうするか。命に関わる」てなこともぬかしてるんだけど、去年の東電の(無)計画停電の時にはちゃんと医療機器使っているひとたちのケアはできてたと思うけどね。もっとも、ケアしたのは東電じゃなくて、看護や介護に携わっているひとたちなんだが、そもそも計画停電てのはそうしたひとたちのことを考慮したうえで実施するもんでしょ。語るに落ちるとはこのことか。

 仮に停電したって、ちゃんとした計画のうえでならそれほどの支障はないんだよね。支障ないようにするのが「計画停電」なんだから。それを、停電になったら大変だ、ってのは自分たちがいかに無策かって言ってるようなもんなんです。くろねこの子供の頃なんか、しょっちゅう停電してたもんね。風呂に入っていて突然暗くなるなんてのは日常茶飯事だったんだから。オイル・ショックの時には、夜間のネオンは消えたし、深夜のTVは放送中止したし、それでも何も困らなかったんだからさ、停電したっていいじゃない。その代わり、ケアすべきところはちゃんとケアしてよねってことです。

 だからといって、関電の電力不足キャンペーンなんかを信じているわけではもちろんない。真夏の昼間のほんの数時間だけがピークなんだから、そこをちゃんと節電計画立てれば、おそらく原発なんかなくったって乗り越えられるんだよね。口先番長のように、原子力村のひとたちは「再稼働がなければ、関西地域は計画停電になる」ってのが常套句なんだが、それって、なにも夏場の何ケ月間もそうした状態が続くわけではないんだよね。ここを間違えちゃうから、「電力不足キャンペーン」にひっかかってしまう。「真夏の昼間の数時間」・・・これが電力ピークの合言葉。ここさえどうにかやりくりすればいいんであって、そんなことは電力会社も実は百も承知です。でも、それ言っちゃうとインパクトないから、「電力不足」ってとこだけを切り抜いてアピールしてるわけです。ようするに、電力会社が知恵出せばいいだけの話なんだね。つまるところ、電力会社の努力不足、手抜き、甘え、官僚体質・・・その他諸々の殿様商法を国が後押ししてるってこと。

 「浜岡原発・再稼働の是非問う」 県民投票条例の署名運動が静岡で始まったけど、国や電力会社に勝手にされてたまるかい、って思いが全国に広がってくれることを願うばかりの月曜日です。

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2011年7月13日 (水)

脅迫節電効果で電力余ってきたから、他社に融通検討しているそうです。

 陸山会事件における石川議員、池田秘書の供述調書不採用に対する検察の異義申立が却下された。石川供述なるものを賑々しく報道し、陸山会事件を検察の筋書き通りの事件として報道したマスメディアがどう伝えるかと思ったら、新聞なんかは社会面の片隅に小さく載せただけ。陸山会事件そのものが成立しない可能性も出てきたんだから、本来なら自らの報道の検証もあわせてしっかりと記事にすべきなのに、なんという体たらくでしょう。自分たちに都合悪い情報は、こっそりと頬かむりしちゃうって体質は、いつまでたってもリハビリできていないようでね、これじゃ、世界のジャーナリストから官製報道と笑われるわけです。

 家族をシンガポールに避難させたらしいとネットで噂になっていた福耳猪八戒・枝野君が、法的措置を検討しているらしい。「政府の発言に対する信頼性に影響する。法的措置とるなら民事ではなく刑事(告訴、告発)だ」といきまいているようだけど、「直ちに健康に影響ありません」とかなんとかごたくを並べているうちに、とっくに政府の発言てのは信頼性が失墜しているわけで、まずは自らがばら撒いた付け焼刃のおためごかしこそを深く反省するのが先決なんじゃないの。法的措置とるってんなら、「プルトニウムは食べても大丈夫」とか、「ニコニコ生活してれば放射能は怖くない」とかデマ飛ばしている御用学者を訴えるのが政府の役目だと思うけど、いかがでしょう。 

 ところで、東京新聞が一面トップで伝えるところによれば、福島第一原発事故の要因となった全電源喪失について、原子力委員会が18年前に既に検討し、炉心損傷の可能性を認識していたとか。それでも、「考慮する必要はない」という国の安全設計審査指針を優先させて、安全対策をとらなかっというから、あきれてしまう。このワーキンググループには、東電も外部協力者として参加している。

 原子力安全委員会の出鱈目委員長は、「前から安全規制改革をやっていれば事故は防げた」と他人事のようにコメントしているが、聞きようによっては「安全管理してれば原発事故は防げる」って聞こえるんだけど・・・。福島第一原発の事故を「人災」と位置づける発言したりしていることと併せて考えると、ひょっとしてフクシマは単なる「ヒューマンエラー」としたいんじゃないのかと勘ぐりたくなってくる。つまり、「ヒューマンエラー」ってことにしちゃえば、安全対策さえ万全なら原発は安心、ってことにつながるんだよね。玄海町長が、国の安全対策を容認する発言した時に、「怖いのはヒューマンエラー」みたいなことを口走っていたんだけど、それこそが原発推進派の策略なのかも。人災事故という側面を強調する出鱈目委員長の動きがどうも気になる今日この頃なのだ。

 梅雨が明け、猛暑の襲来に節電するのもめげそうになる日々が続いているが、東電副社長が、「夏場は乗り切れるメドがつきつつある」とのたまったそうな。日経新聞(電子版)からの引用です。

(これより引用)

東電副社長 他社に電力融通検討

 東京電力の藤本孝副社長は11日、日本経済新聞のインタビューに応じ、1日から実施されている電力使用制限令に基づき「同じ気温でみた場合に10~15%程度電力使用量が減り、夏場は乗り切れるメドがつきつつある」と指摘した。その上で、東電よりも需給環境が厳しい西日本の電力各社に対し「要請があれば、応援融通を検討しなければならない」と述べた。

 夏の供給余裕が出た場合、その日の需要に応じて他電力への一時的な融通を検討する。藤本副社長はまずは同じ周波数の電力を使う東北電力への融通を優先するが、西日本の電力会社から要請があれば応じる可能性を示した。

 電力が全国で不足しているため「オール電力(会社)でカバーしなければいけないのは、電力会社として必要な考え方」としている。

 だが東電管内は電力使用制限令で利用者に節電を強いているのに対し、西日本の電力会社の節電要請は顧客の自主的な対応に任されている。

 利用者への節電要請を緩める方が先ではないか、との指摘に対しては「計画停電をなんとしても避けるため、需給には余裕を持ちたい」とした。他電力に供給を検討する一方で、現段階で節電要請の緩和は難しいとの考えを示すもので、波紋を呼ぶ可能性もある。

 足元の需要については9日(土)のピーク需要は前日8日(金)よりも約100万キロワット多かったことから、自動車業界を中心とした休日操業など「製造業の土日シフトの効果がかなり出ている」との見方を示した。

 今後も「節電が着実に実施されれば、需要の見通しを見直す」として電力需給環境が好転する可能性を示唆した。

 ただ暖房需要が膨らむ冬までに柏崎刈羽原発(新潟県)で定期検査中の2基の再稼働ができない場合には、今冬の電力需給が厳しくなる。藤本副社長は今冬の電力使用制限令の可能性については「政府が決めること」としたうえで、「昨冬のピーク需要(5150万キロワット)と同じ供給力を確保できる状況にない」として、夏と同様に一定の節電が必要になるとの考えを示した。

(引用終わり)

 電力使用制限令があったから乗り切れそうなんだぜ、って脅しにも聞こえるし、なんてったって電気握ってるのは電力会社なんだから言うこと聞けよ、って驕りにも聞こえるし、いずれにしても鼻持ちならないインタビューだ。で、結局のところ電力足りてるわけで、なんか節電に腐心するこちとらが馬鹿みたいってな気分にさせられる。このところ、夕方までエアコンつけないで、扇風機と首に巻いた冷却剤でしのいできたけど、今日は思いっきりエアコンで涼んじまおうかと思案するくろねこであった。 

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2011年7月 3日 (日)

節電強要する前に電力会社は情報公開しなさい。

 近所の電気屋さんからカミさんが聞いた話によれば、家庭用のエアコンが品薄状態なんだとか。そろそろ夏本番だからね、と思ったらさにあらず。東日本大震災の被災地で仮設住宅の建設が始まり、それに伴って首都圏のエアコンの在庫もそちらに優先的に回されているとのこと。ふむ、わが地元のような東京ローカルの地域経済活動にも、東日本大震災の影響は少なからずあるのだなあと感心した土曜の昼下がりであった。

 陸山会事件で、石川衆議院議員と池田秘書の供述調書の一部が不採用となったことは昨日報じられていたが、その理由というのがわかってきたようだ。東京地裁の決定書によれば、「威迫と利益誘導を織り交ぜながら巧妙に誘導した」ということらわしい。つまり、嘘ついたり、脅したりして自白強要したってことですね。さらに、石川議員はICレコーダーで取調べの様子を録音していたのだが、そのことについて裁判所は、「録音がなければ供述の任意性の争いは、水掛け論に終始していた可能性すらある」とまで言及している。こことても重要ね、試験に出ます。多くの冤罪が自白を元に裁判では「やった」「やらない」「言った」「言わない」という不毛な争いが続けられるわけで、取調べの録音・録画による可視化こそが冤罪をなくす一里塚ということがよくわかる。

 性的暴行の罪で逮捕されたIMF前専務理事ストロスカーンの事件も、どうも雲行きが怪しくなってきて、冤罪の可能性もあるようだけど、陸山会事件も秋には無罪判決が出る可能性はぐんと高まったのは間違いない。さらに、石川議員の供述調書が一部とはいえ不採用になったということは、石川君たちの供述調書を根拠に強制起訴された小沢一郎の裁判にも大きな影響を与えることは確実でしょう。さんざん小沢狂想曲を煽ったマスメディアは、そろそろ微妙に方向転換してきてるし、なんでも産経新聞にいたってはそのニュースをスルーしたらしいという話まできこえてくる今日この頃。秋にも奏でられる小沢狂想曲のクライマックスを聴き逃すわけにはいきません。

 姫路第2火力発電所の5号機が磁界発生装置の故障で運転停止になったのだが、それを理由に関電は、この夏の電力供給が綱渡りになるなんてことをぬかして危機感を煽っている。それにしても、タイミングよく事故起こしてくれもんだ。いやあ、絶妙のタイミングすぎて、裏で何かあるんじゃないのとひねくれ者のくろねこは邪推しちまった。火力発電所については、実は東電管理のものが東日本大震災の地震でかなり痛めつけられ、それがネックになって電力不足が起きている、という未確認情報がある。つまり、福島第一原発が動かなくても、それをフォローすべき火力発電所がちゃんと動いていたら、電力供給にさほど支障はなかったってことです。でも、電力会社にすれば、それじゃ困るんだよね。原発が動かないから電力不足になったということが大事なんだから。原発なしでも大丈夫じゃん、てなことになったらメシの食い上げです。

 電力会社の言うことがすべて嘘とまやかしに写るのは、これまでさんざん事故隠しを続けて、情報公開してこなかったからで、ま、自業自得なんだけど、そろそろ第三者機関を設置して電力の実際の供給能力はもとより、電力会社の資産状況や経理状況てなことまで洗いざらい情報公開する必要があると思う。すべてが秘密のベールの向こう側で、電力会社が勝手に発表する数字だけが一人歩きする状態は異常だし、それに乗っかって電力不足キャンペーンを繰り広げるマスメディアもろくなもんじゃない。なかには、東電の元社長が監査役に天下っているフジテレビなんてのもあるくらいですから・・・。

 福島第一原発の人災事故から何も学ばない政官財学報のペンタゴンは見て見ぬ振りをしてるけど、世界はフクシマを教訓にエネルギー政策を再生可能エネルギーにシフトさせていくのは確実なんであって、地震多発地帯に多くの原発抱える日本はそのうち国際社会で最も危険な国になっちゃうかも。やっぱり、目の前で起きたことは真摯に受け止めて、深い反省に立った上で捲土重来を期すのが成熟した国家(ま、そんなものがあれば話ではありますが)のあるべき姿というもんじゃないんでしょうか。諺にも言うでしょ、「失敗は成功のマザーである」・・・ってさ。

【くろねこの競馬予想】

 中山のメインは、かつて「残念ダービー」と称されたラジオNIKKEI賞。中山の1800mというトリッキーなコースにもってきて、実力も拮抗しているメンバーだけに難解なレースとなった。ま、馬券というよりも、秋に向かっての有力場を見極めるレースなので、未勝利、500万下とデビュー以来2連勝のディープインパクト産駒フレールジャックに注目したい。

 函館では夏の競馬の風物詩でもある函館スプリントS。別定とはいえ、56~51kgまで、ハンイデ差は5kgあり、なかでも3歳の52(牡)、53(牝)kgはかなり有利。で、期待はヘニーハウンド。相手にはカレンチャンとマジカルポケット。大穴なら51kgの恵量クリアンサス。

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2011年5月31日 (火)

そんなに電気が足りないなら夜中のTV放送は自粛したらいかが。

 869年に三陸沖で起きた貞観地震について、東北電力が女川原発増設の調査をした際にかなり詳しく分析をしていたらしい。それによれば、海岸線から3kmまで津波による浸水があり、その結果を踏まえて女川2号機の津波想定は高さ9.1mとされたのだとか。で、同じく貞観地震を調査した別の研究者が、国の審議会で福島第一原発を大津波が襲う危険性を指摘していのだそうな。2009年というから、つい最近のことだよね。なのにです、東電は「十分な情報がない」と言い募った挙句に、津波の評価は先送りにされたのだとか。想定外だのなんだのと言い訳ばかりしおってからに、実は大津波が来るかもよって専門家の指摘を無視してたってことなわけで、やっぱり人災なんですね。検察は、強制捜査したほうがいいんじゃないの、東電が証拠隠滅する前に。

 ところで、愛知県の河村人気便乗知事・大村君が、「県立高校の冷房を止めろ」てなことを口走っているようだ。これから夏に向かって、節電がらみで馬鹿な政治家が「自粛令」を言い出すんじゃないかと思っていたが、大村君がやってくれたか。でも、実のところ、愛知県の県立高校149校のうち県の支出で冷房が設置されているのはたった2校なんだってさ。ほとんどの学校はPTAが寄付金を集めて冷房を設置して、電気代もPTAが負担してるってんだから、学校にしてみれば大きなお世話以外のナニモノでもない。このところ影が薄くなっちゃって(というか元々が実力で当選したわけではないんだけど)、ちょいとパフォーマンスして注目集めようとしたんだろうけど、なんか間の抜けた話になっちまったってことか。

 節電っていうとすぐエアコンがやり玉に上げられるが、過度なアナウンスは危険だと思うけどね。なにより、お年寄りや子供たちの熱中症が心配だ。で、エアコンは確かに電気を食うのだけれど、それよりもIHの方が数倍電気の消費量は高いらしい。でも、オール電化を進めてきた手前、IHは控えましょうとは言えないから、エアコンに注意を集中させている、なんて噂も飛んでいる。そんなに節電、節電とせっつくんならば、まずはTVの放送を午後の数時間と深夜は中止すればいいと思うけどね。どうせ、午後の時間帯は再放送でお茶を濁してるわけだし、深夜はオイルショックの時には放送中止だったんだから、いますぐにだって放送中止にできるはず。パチンコや自販機をやめちまえっていうなら、TV放送だって同じでしょ。なくったって、別に困りはしないんだから。TV局こそ、電気使うの「自粛」したらいかが。

 昨日は、「君が代起立命令は合憲」との最高裁判決が出た。大阪の子供知事の「君が代起立」法案の動きとどこかで連動してるのかも。節電の強制も、これと同じメンテタリティのなせる技なのかもしれない。間抜けな知事だと笑ってる場合じゃないかもな。

 最後に、「コンピュータ監視法」が、今日にも法務委員会で強行採決されるという噂があるのだが、果たしてどうなのだろう。ちょいと気になる1日になりそうだ。 

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