東電OL殺人事件

2012年11月10日 (土)

東電OL殺人事件の再捜査は「コンドーム」が重要なキーワードなのだ&数十万円の補償金で誤認逮捕がチャラとは泣けてくる。

 深海魚フリークのショコタン(中川翔子)が大好きなダイオウグソクムシっていう、言ってみりゃダンゴムシの親玉みたいなけったいな生物がいるんだが、日本では鳥羽水族館で飼育されていて、体長は最大で45cmにもなるっていうからちょいとした子猫なんかよりも大きい。で、そのダイオウグソクムシが、なんとまあ3年11カ月(1408日)の間、何も食べずに絶食中で、後2カ月もすれば4年間の絶食となって記録更新なんだとか。ひょっとしたらダイオウグソクムシは、こんな狭いところに押し込めやがって、と拗ねちゃったのかもしれないね。でもって、ヘソ曲げちゃったんじゃなないの。そう考えると、心あたたまるニュース、ってのもおかしいが、なんか可愛らしくて、ほのぼのとしてくる土曜の朝であった。

3年11カ月絶食-鳥羽水族館「ダイオウグソクムシ」に飼育員困惑 /三重

 ところで、東電OL殺人事件で、どうも解せないことがあって、それは被害者の体内に残っていたという体液のことなんですね。つまりは、コンドームを使用せずに事に及んだということになるわけで、「不特定多数の男性を相手にするビジネスですから、避妊具ってのはけっこう大きな意味を持っているはずで、推理するうえで重要なファクターのような気がしている」てなことを、検察が再審開始を不服として異議申立をした時のエントリーに書いた。

 で、この件に司法関係者がまったく言及しないのがずっと不思議に思ってたのだが、マチベンさんが、昨日のブログ「街の弁護士日記」で同じような視点で疑問を提起してくれていたのには、我が意を得たりなのであった。コンドームを付けた、付けない、ってのは、マチベンさんが言うように、この事件の「検証の決定的な手がかり」となるはずなんだから、東電OL殺人事件の真犯人探しを真剣にするつもりなら、娼婦と客の間の機微をもうちょっと下世話なところで勉強すべきですね、警察は。

・街の弁護士日記
東電OL殺害事件 捜査に重大な問題があったことは明らか 検証の決定的な手がかりはある

 で、晴れて無実となったマイナリさんに多額の補償金が支払われるのは当然なんだが、例のPC遠隔操作によるなりすまし書き込みの誤認逮捕の被害者には、わずか数十万円の補償金しか支払われないらしい。日当計算で拘束された期間から割り出すんだそうだが(これはマイナリさんの場合も同じ)、逮捕で人生狂わされた被害者にとってはたまらんよね。特に、大学生の少年なんか、トラウマになっちゃうんじゃないの。てなると、ここは国家賠償で守ってやんなきゃいけないと思うんだが。、これがまたハードルが高くて、足利事件の菅野さんでさえ国賠訴訟は起こしていないのだとか。

 誤認逮捕されて、世間に名前までさらされて、その補償金が雀の涙じゃ、泣くに泣けません。なんかやりきれないというか、間尺に会わない話だこと。

・J-CASTニュース
誤認逮捕少年への補償金たったの57万円 人生狂わされたのに「ふざけるな」の声

 最後に、ブログ「誰も通らない裏道」のkappamanさんがつぶやいていたのだが、皇族関係の方の脱原発のパブコメが素晴しい・・・てなわけで、お後がよろしいようで。

・カレイドスコープ
「ある皇族の血筋の方」が書いた脱原発パブコメの文章

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2012年10月30日 (火)

なりすまし誤認逮捕は謝罪しても東電OL殺人事件の冤罪には謝るつもりがないらしい&民自公以外の野党が共同公約で動き出したようだ。これこそ「第三極」じゃないの。

 東電OL殺人事件の再審が結審して、ゴビンダさんの無罪が決定したのはいいけれど、有罪判決出した二審の裁判官や警察、検察てのは謝罪する気がないようだね。「今でも彼(マイナリさん)が犯人と確信している」っていう警察幹部もいるっていうし、昨日の裁判が終わってからも、「これまでの捜査や公判に問題はなかった」ってぬけたぬけとコメントしてるんだから呆れちまう。捜査に問題があったから冤罪が生まれたんであって、何の問題もなかったら再審で判決がひっくり返ることもなかったんじゃないの。ようするに、見込み捜査の典型で、被告に有利な証拠をことごとく隠蔽した結果の醜態なんですね。つまりは、犯人デッチ上げちゃったたわけで、それを見抜けなかったっていうより、警察、検察の言い分を検証することなくデッチ上げに加担した裁判官の罪は相当に重い。「正しかるべき正義も時として盲いることがある」ってのは、TV版『逃亡者』のオープニングの名ナレーションだが、罪を被せられた側にとってはやっぱり正義に盲いられちゃ洒落にもなりません。「裁判官、出て来い」と叫びたくなる秋晴れの朝である。

 さてと、マスメディアはおこちゃま市長とレイシスト石原の野合を盛んに「第三極」と持上げているけど、どっこいちゃんと国民の生活が第一、社民、新党きづな、新党大地・真民主、減税日本、新党日本の議員有志が共同公約案を掲げていくことで合意したってね。「十年後の原発ゼロ」「消費税増税の撤回」「TPP反対」を盛り込むっていう話だから、うまく機能してもらって、民自公はもとより、極右の野合集団への対立軸としても期待したいところだ。でないと、次の衆議院選挙ってのは、右を見ても左を見ても右曲がりのつむじだらけになっちゃうからね。

 おそらく、そのあたりを計算して、ノダメくんは昨日の所信表明演説で「中庸」なんて言葉を使ったんでしょう。でも、その本人からして、集団的自衛権行使に前向きなんだから、何をかいわんやなのだ。事務所費問題でボヤが上がって、ひょっとしたら大火事になるかもしれない湯上りの口先番長・前原君なんかも、本籍は「改憲派」だから、どうやったってその立ち位置は「中庸」なんてのとは程遠い。保守というよりも、右翼ですから、この御仁たちは。

 だからこそ、民自公、日本維新の会、レイシスト石原の一族郎党以外の野党に、ここは大同団結してもらって、政権を担える連立組んでもらわないと困るんですね。昨日の共同公約基本合意ってのがどれだけ重みがあるものなかわかんないけど、少なくとも連立もしくは連帯へ向けた第一歩であってほしいと星に願いのくろねこであった。

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2012年6月 8日 (金)

証拠の全面開示があれば東電OL殺人事件の冤罪はなかったかも&「原発を今後も重要な電源として活用していく必要がある」なんて電力会社ごときが何を僭越な

 やっぱりというか、往生際が悪いというか、検察は東電OL殺人事件の再審開始を不服として異議申し立てをしたね。で、釈放なんてまかりならんてことで、刑の執行停止にも異議申し立てをして、身柄拘束を求めたけど、今回はさすがに高裁も却下しちゃいました。当たり前です。そもそも、一審無罪判決の時に、強制送還されるはずだったマイナリさんを拘置請求という禁じ手で無理矢理拘束したんだからね。その経緯については、去年の秋のエントリー(「東電OL殺人事件再審請求審で新事実。」)で書いたからそちらを参照していただくとして、この事件てのは、おそらく証拠の全面開示が義務づけられていたら、一審で無罪が確定していたんだよね。いまになって、第三者の体毛とか体液とか言ってるけど、結局は証拠を隠してたわけなんだから。それに、重要な証拠である、巣鴨の民家の庭で発見された被害者の定期券についてだって、まともな捜査してません。マイナリさんを犯人とするには、ここを追求するとまずかったんだと思う。しっかりと定期券の捜査をしていたら、ひょっとしたら犯人逮捕につながっちたかもしれないんだよね。

 この事件には、個人的に不思議に思っていることがある。現場のトイレからマイナリさんの体液の入ったコンドームが発見されているんだけど、実は被害者の体内からも体液が発見されているんですね。その体液は直前に交渉のあった日本人のものと思い込んで(?)警察はDNA検査しなかったんだけど、結局はまったく別の男性のものと判明して今回の再審開始につながったものだ。で、ここなんだけど、被害者はマイナリさんとはコンドーム付けてたのに、別の男とはコンドームなしで相手してたってことになるんだよね。ということは、かなり親しかったとも言えるし、外国人はだめだけど日本人ならコンドームなしでもOKってスタンスだったとも考えられる。不特定多数の男性を相手にするビジネスですから、避妊具ってのはけっこう大きな意味を持っているはずで、推理するうえで重要なファクターのような気がしている。そこで、くろねこホームズとしては、犯人は日本人じゃないかと疑っているのだが・・・。

 そして、これは前にも触れたけど、マイナリさんがネパールという、日本のODAの恩恵をあつく受けている国の出身ということだ。これが欧米人だったら、果たしてこんな強引な捜査で起訴までもっていっただろうか。

 ま、いずれにしても、再審開始となって、近いうちにマイナリさんは強制送還となるだろうけど、一審無罪となったら検察は控訴できないシステムにした方がいいんじゃないでしょうか。そうすれば、警察も検察も、証拠固めに少しは必死になる・・・かな、と淡い期待してしまうのだけど・・・。

 ところで、関西電力が、株主総会の招集通知に「脱原発提案に反対」って明記したってね。しかも、「安全確保を大前提に、原発を今後も重要な電源として活用していく必要がある」てなことも主張しているとか。東電も、昨日の値上げに関する公聴会で、「電力の安定には原発は必要だ」とぬかしてたけど、おいおいだよね。電力会社ごときが何を僭越な。んなこたあ、貴様らの決めるこっちゃない。国の専権事項だ。もっとも、その国がヘタレではあるんだけど。そういえば、今夜にもノダメ君は、「運転再開の必要性」を国民に向かって訴えるらしい。どんなことぬかすのか、乞うご期待だけど、そんな原子力村の傍若無人に鉄槌をくだす新聞もあるんですね。紀伊民報の社説「水鉄砲」の「原子力ムラの腐臭」は、なかなかに痛快です。ご一読を。

・紀伊民報
「原子力ムラ」の腐臭」

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2012年6月 7日 (木)

東電OL殺人事件再審決定!&「国民主権」をないがしろにする自民党の傲岸不遜

 ココログがサーバーダウンしていたようで、ブログの管理画面に朝からアクセスができず往生してしまった。ようやく復旧して落ち着いたところで、じっくり新聞開けば、レイ・ブラッドベリの訃報が飛び込んできた。SFの巨匠、幻想文学の巨人も、なんと91歳だったとか。ブラッドベリといえば、映画にもなった『華氏451度』や『火星年代記』、『10月はたそがれの国』など珠玉の名作が目白押しだけど、くろねこの最初のブラッドベリ体験は、中学3年の時に呼んだ『何かが道をやってくる』だった。少年、カーニバル、魔女・・・心ときめくキーワード満載の幻想世界に、その後の読書傾向が決定づけられた、そんな貴重な一冊であった。

 とここまで書いて、緊急速報が・・・。東電OL殺人事件の再審が決定。でかした、裁判官。おそらく検察は異議申し立てするだろうけど、一刻も早く再審が開始されることを期待したい。

 さて、原子力規制庁が発足してないってのに大飯原発再稼働画策するわ、美浜原発10年延長目論むわ、とやりたい放題の原子力村だけど、文科省はSPEEDIの放射能拡散予測結果は原子力規制庁が発足してないから出せないんだと。なんのこっちゃ。こういうのを世間ではご都合主義って言うんだけど、ようするに滋賀県の要求するデータ出しちゃうと、放射能拡散があまりにも広域なのがわかっちゃって、大飯原発再稼働がスムーズに行かなくなるからなんだね。つまり、SPEEDIは国民を守るためのものじゃなくて、原子力村の都合のいいように情報を隠蔽したり操作するためのものなんですね。こんなのに何百億っていう税金が使われてるんだから、舐められたものです。

 舐められたと言えば、与党と野党が画策している修正協議という名の談合もそうです。なかでも、自民党が民主党に突きつけている、「小沢切り」とか「マニフェスト撤回」とかってのは、よく考えてみれば有権者への冒瀆なんじゃないでしょうか。ノビテルを筆頭にどうも自民党の奴らって上から目線でモノ言ってるけど、それって民主党のマニフェストに共感して一票投じた国民に対しても同じ目で見てるってことなんだね。

 いくら国会が「ねじれ」てるからといって、野党の言うこと丸呑みしなけりゃ何も先に進まないってんなら、それはもう民主主義でも議会政治でも政党政治でもありません。前回の選挙で「NON」を突きつけられた自民党が、何をエラソーにしてるんでしょう。そうした現状に違和感を抱くどころか、早く一緒なって消費税増税しろ、って煽ってるマスメディアってのは、それこそ戦前の翼賛体制を後押しした時と何も変わってないってことなんだね。

 自民党の傲岸不遜な態度というのは、はっきり言って「国民主権」をないがしろにする行為だと思うけどね。いっそのこと、東電と一緒に破防法摘要したいくらいだ。

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2012年5月24日 (木)

東電OL殺人事件再審請求審終結&大企業の電気料金も消費者が肩代わりしてたってことか。

 あすは、名張毒ぶどう酒事件の再審可否が決定するが、昨日で審理が終結した東電OL殺人事件も夏には再審判断が出そうだという。再審請求してから7年余り経って、ようやくここまでこぎつけたというところか。それにしても、名張といい、東電OLといい、さらには袴田事件といい、どうしてこうも新たな証拠があるにもかかわらず再審の道っていうのは遠いのだろうか。留置所が代用監獄とも称され、冤罪の温床にもなていると指摘されるように、この国の司法ってのは基本的に「推定無罪」を無視して、逮捕した時点で容疑者=犯人ってことで、長期に拘留することを屁とも思ってないんですね。それよりも、長期に拘留することで、容疑者を追い込んでいくっていう、きょうびの検察が得意な戦法が罷り通っているんだから、人権もへったくれもないってことなんでしょう。

 さて、電力会社の儲けってのは、一般家庭の電気料金に預かるところが大きいってことは聞いていたが、これほどまでとはね。特に、東電の場合は、総電力の4割しか使っていない一般家庭からの収入が利益の9割ってんだからベラボーだ。そのくせ、総電力の6割を使用している大企業は、しっかりと電気料金でも優遇されてるんだから、つまるところ大企業の電気代も消費者が負担してるようなもんなんだね。

 経団連のボンクラ会長が、去年の暮れに電気料金値上げについて、「燃料コストの高い火力発電に電力の安定供給を頼っている今の段階ではやむを得ない」「原発を再稼働をしないとコスト高は防げない」「企業だけにしわ寄せをするのではなく、民生についても幾分上げてもらいたい」てなことをほざいていたのは、ほとんどドロボーの居直りみたいなもんだっただね。しかしまあ、よく言うよ。「企業だけにしわ寄せ」が聞いて呆れるってもんだ。

 これって、消費税増税に賛成の言い草と同じです。ようするに、大企業には「輸出戻し税」という消費税のキックバックがあるわけで、消費税増税になればなるほど多額なキックバックがポッポに入るって寸法です。とどのつまりは、税金ドロボーみたいなもんなんだね、大企業ってのは。こいつらは法人税だってまともに払っちゃいないんだから、本当のところ消費税増税や原発再稼働に口出しする権利は一切ありません。この際だから、経団連なんていういかさま野郎の集団も廃炉にしちゃえ、と熱くなる木曜の朝であった。

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2012年3月17日 (土)

原子力村の「見下げ果てた奴」。

 原発事故の際の防災強化を図る日本原子力委員会に、事もあろうに安全を守る立場の原子力安全・保安院が圧力をかけてつぷしたってことは、昨日のエントリーで紹介した。文書で恫喝したらしいと伝えられていたのだが、どうやらトップの保安院長が、「寝た子を起すな」って圧力かけてたってね。東京新聞の問い合わせに、恫喝したとされる元保安院長は「知らぬ存ぜぬ」で電話を切っちゃったそうだが、「見下げ果てた奴」です。こういうのは、お縄にしたいところだけど、そうもいかないのが歯がゆいところだ。

 さて、原発再稼動に向けて、姑息な仕掛けをいろいろしているようだが、大飯原発再稼動協議に関連して、「滋賀県は地元自治体の範囲外」てなことをおばさん顔の官房長官がのたまったそうだ。「再稼働と防災は内容的には全然違う案件だ。再稼働とは連動していない」って理屈も凄いっす。だったら、「緊急防護措置区域(UPZ)」を半径30km圏内に広げたのはなんのためってことになるね。ようするに、原発マネーをばら撒いて、それなしでは地域経済が成り立たなくなっちまった地元だけに原発再稼動のご意見伺いしようってことです。それも、住民はそっちのけで、原発利権にどっぶり浸かった首長と議会に諮って終りって算段なんでしょう。これなら、簡単に再稼動できるからね。

 大飯原発の30km圏内に県の一部が入る滋賀県を地元自治体ってしちゃったら、再稼動はおそらく不可能になっちゃうから、いまのうちに「地元自治体」の範囲を狭めて原発再稼動のハードルを下げておこうって魂胆なんだろう。でも、もし大飯原発が事故ったら、関西の水がめである琵琶湖が汚染されて、それこそ関西一帯は壊滅的な状況になるはず。東海村原発に何かあったら、政府機能を関西に移すなんて噂もあるけど、関西には大飯原発っていう獅子身中の虫がいることを忘れちゃいけない。

 つまり、原発再稼動に地元の理解もへったくれもないんです。ひとたび事が起これば、その被害は100kmを軽く超えて広がっていくんだから、日本中が原発の地元みたいなもんなんだね。54基の原発から半径100km圏内を円で囲むと、日本のいたるところが危険区域になるんですね。これ、実際に地図上でやってみると、日本に安全なところなんてないことがよくわかる。それでも原発再稼動を目論む手合いってのは、そうとう鈍感か狂ったひとたちなんだと思わざるを得ない今日この頃なのであった。

日本の原発地図

 最後に、東電OL殺人事件で、東京高検が再審請求棄却を求めて意見書を提出した。ここにも、「見下げ果てた奴」がいた。

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2012年1月21日 (土)

原発停止による燃料費増加分は電気料金に上乗せ、って、国が国民を脅すつもりか!

 地中海で豪華客船が座礁して大騒ぎ。その原因が、どうやら船長が予定の航路を外れて、格好いいところ見せようと島に近づき過ぎた結果だっていうから、開いた口がふさがらない。で、この船長のトンデモぶりってのが誰かに似てるなあ、と思ってたら、いましたね、ノダメ君が。マニフェストを無視して、財務官僚におだてられいいとこ見せようとして消費税増税に凝り固まって、挙句には民主党どころか日本という国を座礁させようとしているところなん、クリソツです。件の船長は救命ボートに乗ってちゃっかりと避難していたようだけど、ノダメ君も逃げ出す準備してるんじゃないだろうねえ。そういえば、船長はボートで逃げ出した後、国外逃亡企ててたってニュースも流れているんだけど・・・。

 さてと、原発停止で火力などの燃料費が増えた分は電気代に上乗せしていいよ、と経産省の有識者会議が合意したってね。よくもまあ、とか言いようがありません。まっとうなら、厳格な原価計算を電力会社に義務付けた上で、そこまでやったんなら仕方ないかも、ってなるのが筋ってもんです。でも、コストかければかけるほどボロ儲けできる変態システムの総括原価方式には、まったく手をつける気配がないから、つまりは原発なくなれば値上げだよ、って国が国民を脅してるわけですね。生命と財産を守るどころか、追いはぎまがいのことしようとしてるんだから、そりゃあ、暴動起きないのが不思議ってなもんだ。

 暴動っていえば、大飯原発の安全評価をめぐる市民の抗議行動を、福耳猪八戒の枝野君はまるで暴徒扱いするかのように、今後は別室傍聴を突きつけてきたね。会議で意見を述べる専門家の中には原発関連企業から研究費をいただいていた輩だっているんだけど、そんなことはお構いなし。一刻も早く原発事故を風化させて、原発再稼動に突き進みたい一心なんでしょうね。

 レイシスト知事なんかは、東京新聞のインタビューで、「僕は核武装すべきだと思っています。できないんだったら、核のシミュレーションだけやったらいい」なんて老醜晒してるけど、おそらく、こうした防衛という文脈で原子力を語る感覚って多くの政治家が持っているんだね。だから、脱原発を真剣に語ろうという声がなかなか大きくならない・・・どころか、どんどん潰されていっている。原子力村の思うツボにはまりつつあるってのが実情なんだね。

・田中龍作ジャーナル
ストレステスト会議 枝野経産相「傍聴排除決定」、献金受けた推進派が司会進行はウヤムヤ

 ところで、東電OL殺人事件で、また新たなDNA鑑定の結果が出た。追加の15の証拠を鑑定したのだが、そのいずれからもゴビンダ受刑者のDNA型は発見されなかったとか。検察はさらに別の証拠27点の鑑定を求めているって言うけど、いい加減にしたらいかがなもんでしょう。これまでのDNA検査の結果は、明らかに第三者の存在を示唆しているんだから、一日も早く再審開始することです。

 

 

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2011年11月23日 (水)

「最大の拘束力は、国民が見ていることだ」とさ・・・舐められたもんです。

 東電OL殺人事件の再審請求審で、被害者OLの首の付着物をDNA検査した結果、「女性の体内に精液を残した第三者とマイナリ受刑者のDNA型のいずれも検出されなかった」そうだ。首を圧迫されたことによる窒息死というのが死因とされているから、この結果は極めて重要な意味を持っているってことはシロートにでもわかる。それでも、検察は「再審開始の条件を満たす明白な証拠ではない」と言い募るんだろうけど、もういい加減に観念しないとみっともないことになるだろうに・・・。

 観念といえば、東大の原子力村のお歴々がシンポジウムを開いて、反省の色を見せたと東京新聞が伝えている。ま、反省しているかどうかは別にして、ちょいと観念したってところでしょうか。事ここに至っては、原発の安全神話をどう強弁しても通用しそうもないから、ここはサルでもできる反省の態度を見せておいた方が今後のためにもいいかもね、って程度のことなんじゃないのかしらん。なんてたってアイドル、じゃなかった象牙の塔の住人だから、保身のための権某術数には長けた方々だし、機を見て敏なること疾風の如しですから、そう簡単に信用しちゃいけない。そもそも、反省の意味を込めたシンポジウムってのも、何やらエラソーなのはさすがです。シンポジウムの前に、「我が身をつねって他人の痛さを知る」ことから始めるこってす。

 で、政治家ってのは、「いけしゃあしゃあと」とか「ぬけぬけと」といった:恥知らずな言辞を弄することになんの痛痒も感じない人種であると重々承知はしているものの、被災地失業手当給付の再延長をしない方針についてのアナウンサー大臣・小宮山女史の発言は怒りというよりもイヤーな気持ちにさせられた。曰く「(失業手当の給付期間が長引くことで)就労意欲が薄れるという指摘もある」。これが、「国民の生活が第一」とする政党の現職の大臣のコメントです。どう取り繕っても、「金やると怠けちゃうから、これからは自分でどうにかしなさい」ってことなんだね。「地元の求人も増えている」って役所もぬかしているが、震災と原発人災事故で地元の企業はボロボロになって、このままではもたないっていうところが多いってのに、なんとまあお気楽なことだろう。殴ってやりたくなっちまった。

 で、小宮山女史の親分であるところのノダメ君も「いけしゃあしゃあと」ぬかしてくれてます。提言型政策仕分けに法的拘束力がないことを突っ込まれて、「最大の拘束力は、国民が見ているということだ」と反論したっていうのだが、国民に面と向かってモノ言えないで、海外で勝手なことぬかしているノダメ君に、「国民が見ている」なんてことを口走る資格はさらさらない。自らに唾してるってのが分からないんだろうね。なんとまあ、暗愚な御仁であることよ。

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2011年10月23日 (日)

東電OL殺人事件再審請求審で新事実。

 東電OL殺人事件再審請求審で、被害者に付着した唾液などをDNA検査した結果、ゴビンダ被告以外の第三者のものであることが判明。さらに、被害者の体内に残された精液と一致したというから、ゴビンダ被告以外の第三者による犯行の可能性が極めて高くなったってことです。こうなったら、一刻も早く再審を開始すべきなんだろうけど、これまでの経緯を考えれば検察も面子が立たないから再審阻止に徹底抗戦するんでしょうね。

 そもそも、第一審で無罪が出た時点で、ゴビンダ被告は不法滞在を理由に強制送還されるはずだったんだよね。それを検察は控訴すると同時に、東京地裁に拘置請求。これを却下されると、今度は東京高裁刑事5部に拘置請求。これも却下されると、それじゃあということで、東京高裁刑事4部に拘置請求。で、ここで拘置が認められちゃうんだけど、そもそも入管法では、国外退去命令が出たときにはすみやかに国外送還しなくてはいけない、と決められているわけで、それを裁判所も検察も無視したってことですね。ようするに、裁判官と検察官の出来レースと、「推認」できるわけですね。ちなみに、刑事4部は、冤罪の可能性が高い狭山事件の第二次再審請求を却下した部局とか・・・。

 本来なら、ネパール政府は不当逮捕として抗議すべきなんだろうけど、なんらかの圧力がかかったらしいっていう噂もあるんだよね。ODAやらないぞとかさ・・・ま、妄想ですが。おそらく、欧米人が対象だったら、すんなり国外退去で終わってたかもしれないんだね。つまり、この事件の裏側には、差別感覚もあったんじゃなかろうか、とくろねこはひそかに疑っている。ここまできて再審の道が開かれなければ、日本の司法は発展途上国以下ってことなんでしょうね。

【くろねこの競馬予想】

京都競馬場では、オルフェーブルの3冠がかかった菊花賞。神戸新聞杯の圧勝を見せつられると、その可能性はかなり高いと言わざるれを得ないのだけど、ディープインパクトもかかり気味で冷や汗かいた淀の3000mですから何が起こるかわからない。枠もちょっと外になっちゃったし、ここは思い切って最内枠をひいたトーセンラーに期待。フェイトフルウォーも5枠は絶好のポジション。先行して4コーナーを回ったところで抜け出す競馬ができたら、オルフェーブルにひと泡ふかせられるかも。大外に回った武のショウナンマイティも2、3着狙いの競馬をしてきたら怖い。

 

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2011年9月 4日 (日)

東電OL殺人事件で検察が証拠隠し&共同通信のスチャラカ世論調査

 昨夜は中学時代の仲間との飲み会だったので、世界陸上の男子200m決勝は観ることができなかったのだが、結果はボルトの圧勝でさすがってことです。一発フライング失格の是非は、今後大きなテーマになるのだろうけど、個人的には昔のように全選手に1回のフライングならOKってのがいいと思うのだが・・・。

 東電OL殺人事件で、また新たな証拠が。殺された東電OLの胸から犯人とされているゴビンダ受刑者のものとは異なるO型の血液の唾液が検出されていたと読売新聞(電子版)が報じている。で、検察側はこれを弁護側に証拠開示しないで、ほっかむりしてたってんだが、またやったねってことです。それが、冤罪に繋がるかもしれないということがわかっていても、警察・検察の見立てに不利になる証拠は、徹底して隠蔽する。いつもながらの手口ですね。さらに、東京新聞も、被害者の東電OLの首に皮膚片らしきものが付着していて、検察はDNA鑑定するらしいと報じている。どうやら、東電OL殺人事件も、再審に向けて大きな一歩が踏み出されそうな気配。証拠の全面開示が義務付けられていれば、そもそもゴビンダ受刑者の逮捕なんてこともなかったかもしれない。

 いつまでも連絡がこなかったと泣きが入っていた新人法務大臣は、「死刑は執行しない」と発言してるようだけど、取調べの可視化と証拠の全面開示についてはどうなんだろ。これこそ、法務大臣として、いまコメントすべきテーマだろうに、なんか問題視意識なさそうな大臣だこと。

 ところで、共同通信の世論調査によれば、増税マシーン内閣の支持率が62%なんだとか。世論調査といっても、たかが1445件の家電調査で、有効回答は1014人というから、世論調査と言える代物ではありませんが・・・。それはともかく、ちょいと首相が変わってこれだもんね。しかも、その首相にしたって、スッカラ菅内閣の主要閣僚だったわけで、世論調査なんてものはan anの人気投票みたなもんなんですね。

 こうした世論調査につきものの小沢一郎に関する質問も用意されてます。ちょっと長いけど、こんな具合です。「民主党の小沢元代表は政治資金規正法違反の罪で強制起訴されたため、判決確定までの党員資格停止処分を受けています。これについて民主党内で小沢氏の党員資格停止処分を解除すべきだという意見があります。あなたはどう思いますか」。一郎君への悪意がさりげなくちりばめられた質問は毎度のことだけど、結局これが言いたかったんじぉないのでしょうか、共同通信の世論調査は。

 ちなみに、この前の質問もなかなか意地の悪い作為が感じられて笑えます。こんな具合です。「野田佳彦首相は小沢一郎元代表に近い輿石東民主党参議院議員会長を国会や党運営に当たる幹事長に起用しました。あなたはこの人事についてどう思いますか」。つまり、輿石と小沢に関した質問はセットになってるわけですね。どうせなら、笑劇のサプライズ、トッポジージョの財務大事に関する質問もすればいいのに、それはしないってところにこの世論調査の真意が隠されているのではなかろうかと、朝っぱらから妄想する日曜なのであった。そうそう、世論調査の結果は、輿石質問が「評価する・しない」がほぼ拮抗、一郎質問は「解除しないほうがよい」が77.3%・・・やれやれ。

【くろねこの競馬予想】

新潟と小倉で、同時開催の2歳ステークス。果たして来年のダービー馬はいるか。ここは馬券を離れてじっくり見るのがよろしいかと。新潟にはデビュー戦5馬身差で圧勝したジャスタウェイが出走してくるが、またまだ幼稚園児の徒競走みたいなもんだから、思わぬ伏兵がいるかも。小倉のほうに出走してくるタヤスツヨシ産駒のマコトリヴフーサルにちょいと期待。

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