長崎市長の鬼気迫る「平和宣言」に拍手。それに引き換え、挨拶文使いまわしする違憲総理の恥ずかしさ&痴漢容疑で誤認逮捕。犯人見たわけでもなく、ましてや現場にもいなかった被害者の母親に「そのひとが犯人」って名指しされちゃかなわんなあ。
昨日の長崎の原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における田上市長の「平和宣言」は鬼気迫るものがありました。レレレのシンゾーの原発維持・推進路線を批判し、「核不使用声明」への署名拒否についても糾弾してたからね。ようするに、口だけうまいこと言いやがってってことです。
で、レレレのシンゾーの挨拶はというと、これが広島の式典の時とほぼ同じ。まあ、心のこもらない、官僚の作文みたいなもんでした。恥ずかしいね。挨拶文を使いまわすような誠意のカケラもない男が、平然とソーリの職につき、やりたい放題していることに、おそらく世界中が呆れてるんじゃないんでしょうか。
というわけで、長崎市長の「平和宣言」全文を是非ご一読を。あわせて、6日の広島におけるオリバー・ストーン監督のスピーチもどうぞ。
ところで、大阪でジョギング中の男性が痴漢容疑で誤認逮捕されたっていうんで、またぞろ警警察のふしだらさが批判されているんだが、それはもうごもっもとして、そのきっかけとなった被害にあった少女の母親の「そのひとが犯人」という一言があまり問題にされていないのはなんででしょう。
このニュースをよく読んでみると、歩行中にスカートをまくられた少女が家に帰って母親に相談して現場に向かい、そこにジョギング中の男性を見つけ、少女が「似ている」ってんで母親がたまたま通りかかった警察官に「そのひとが犯人」って名指ししたってね。
母親の言葉を鵜呑みにして即逮捕しちゃった警察官は軽率なんてものじゃないが、母親は実は犯人を見てもいないってんだから、これは虚偽による告発なんじゃないの。となれば、立派な犯罪でしょ。嫌味な言いかたすれば、このお母さんは嘘ついたことになるんだよね。警察も警察だけど、母親も母親だと思うんだけれど、そうした視点からの報道がないのって不思議ですね。
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