秘密保全法案

2015年12月19日 (土)

情報漏洩の元自衛隊幹部は起訴猶予。オリンピック運営費は6倍の1兆8000億円、さらにエンプレムで不正投票・・・誰も責任とらない「不思議の国、ニッポン」。

 ロシアの情報機関員に情報を漏洩した陸上自衛隊の元幹部たちが起訴猶予だそうで、なんともおめでたいってす。特定秘密保護法なんてのを無理矢理成立させて、機密漏洩した役人やそれを教唆したジャーナリスまでお縄にしようってのに、バッカじゃなかろかです。「事案の重大性の程度など諸般の情状を考慮した」っていう検察の不起訴理由も間抜けなもんだ。諸般の情状って何?

元陸将ら起訴猶予=戦術教本漏えい事件―東京地検

 そんなことより、東京オリンピックだ。なんとまあ、3000億円のはずだった運営費が、ちゃんと計算してみたら6倍の1兆8000億円に膨れ上がっていたってさ。考えてみれば、前回のロンドン・オリンピックも予定の3倍の運営費がかかったって言うから、そもそもの計算が大甘だったってことだ。

 民間だったら、こんな杜撰な予算を作成した担当者は全員首が飛びます。このまま行けば最終的には公的資金、つまり税金投入して格好つけるつもりなんでしょう。でもって、そのおこぼれを一部の利権絡みの輩で分配しようって寸法に決まっている。コンパクト五輪なんて意気込んで、鮫の脳みその大会組織委員会会長就任を拒み続けたという獅子頭・猪瀬君が突然のスキャンダルで失脚したのも、なんか怪しい気配濃厚です・・・なんて、妄想っすけどね。

東京五輪の運営費1兆8000億円 当初見込みの6倍

 東京オリンピッとくれば、エンブレムをめぐるパクリ騒動なんてのもあった。その騒動もちょいと静まったと思ってたら、パクリ調査委員会が不正投票があったって暴露しちゃいました。お願いしてコンペに参加してもらった8人のデザイナーは一次審査スルーってことで決まっていたんだが、そのうち2人の点数が足りなかったのでドン・永井シェンシェイの票で埋め合わせしたとか。税金使ったコンペですからね。これって犯罪です。

 広告業界のコンペのいつもの手口を導入したつもりなんだろうけど、そこに業界の驕りがあったってことです。ひょっとして、点の足りなかった2人のうちのひとりがパクリ王・佐野君だったりしてね。だとしたら、審査員はもちろん、そんなヤラセを仕組んだ張本人に違いない電通から出向していた事務局の担当者も、業界から永久追放、所払いってのが妥当なんじゃないでしょうか。

旧エンブレム不正投票 票不足2作品へ「秘密裏に」 外部有識者報告

 膨れ上がった運営費、ヤラセ疑惑のエンブレってのは、つまるところ福島第一原発事故による緊急事態宣言が解除されていないにも関わらず、オリンピックなんてお祭りにかまける「不思議の国、ニッポン」へ罰が当たったっていうことです。

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2015年12月 9日 (水)

会計検査院が特定秘密保護法にクレームつけてたそうだが、法案審議中には公にならずに、なんでいま頃になってニュースになるのか。

 特定秘密保護法、共謀罪、刑事司法改革法案(通信傍受、司法取引など)の3点セットで、ペテン総理は日本の警察国家化を企んでいるはずで、おそらく年明けの通常国会には刑事司法改革法案が改めて提出され、一気に成立させる腹積もりなんだろう。そして、そ後はゲリラ対策を口実に共謀材で締めくくりってわけです。

 どの法案も憲法に抵触する要素をたぶんに含んでいるんだが、一足先に成立しちまった特定秘密保護法に関して、会計検査院が憲法90条「会計検査院が国の収入決算の全てを検査する」という規定を反故にするようなもんだと条文修正を内閣官房に要求してたってね。「内閣官房は条文を修正しない代わりに、検査に関する情報提供には変更を加えないという通達をだすとしていた」のに、法案成立から2年も経ってるのにほったらかしなんだとか。ようするに、やる気がないってことです。

秘密法 検査院が懸念 調査に支障「憲法上問題」

 何が秘密かそれは秘密です・・・ってのが特定秘密保護法の肝で、安全保障に支障をきたすって理由つければ、どんなことだって秘密のレッテル貼って隠蔽できちゃうんだね。国の収入決算でさえ秘密にできちゃうなんてことになったら、そりゃあ軍事費なんてのは天井知らずになっていく可能性だってないわけじゃない。昨日のエントリーで書いたように、ただでさえ株式会社化している日本の政治ですから、社長=ペテン総理の鶴の一声で国の会計そのものが恣意的に操作できるなんてこともあり得るってことなんだね。実際に、こんなことも↓起きている。

安倍政権が米国と敵対するシリア・アサド政権に25億円の援助約束の事実が発覚! しかも国民に情報を徹底秘匿

 それにしても、こうした会計検査院の懸念ってのは、どうして法案審議しているプロセスで公にならなかったんだろう。マスコミはいまさらのように記事にしているけど、本当に知らなかったのか。知っていながら知らない振りして、敢えて法案の危うさを隠蔽したんじゃないのか。なんて妄想も湧いてこようというものだ。

 特定秘密保護法の危険性については、会計検査院以外の省庁だってそれぞれの分野で協議してたはずなんだね。でも、憲法上問題があるなんてことを口走ったら、自分たちの立場が危うくなるから、「沈黙は金」ってことで事を荒立てなかっただけじゃないのだろうか。

 なんてったって、何が秘密かそれは秘密です、っていう最強の法案なんだから、戦争法と一緒に一刻も早く廃案にしないと大変なことになりますよ。

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2015年11月22日 (日)

元陸上自衛隊東部方面総監のロシア武官への機密漏洩は、そこらの役人が公共事業の入札情報を漏らすのとはわけが違う。

 大阪W占拠投票日。果たして、大阪の人たちはどんな選択をするのか。結果次第では、この国の流れが確実に変わる・・・そんな嫌な予感のする選挙に参加できないのがなんとももどかしい。

 もどかしいとくれば、パリでテロがあってからというもの、「いまなら国民も反対しずらいだろう」とばかりに共謀罪を口にするママチャリ野郎・谷垣君や東電株所有してたのがバレちゃったごまめの歯ぎしり・河野君のような政治屋が存在だ。共謀罪がテロ防止にどう役立つのか、何の説明もないどころか、そもそも共謀罪ってのはテロ対策のためのものではない。ようするに、思想犯の発送なんだね。その根柢にあるのは。

 しかしなんですね、そうやって国民の思想や言論の弾圧には熱心なくせに、安全保障の要である自衛隊の情報漏洩にはとことん無策なんだから能天気なもんです。こそっと新聞・TVが報道しているいるんだが、元陸上自衛隊東部方面総監による内部向け教本のロシア武官への漏洩なんてのは、防衛大臣の首が吹っ飛んでもおかしくないトンデモハップンな出来事なんだよね。しかも、この内部教本には部隊運用に関することが記載されてたっていうから、ああそうですか、で済ませていいわけがない。

陸自元総監、ロシア武官に内部向け教本漏えい

 あっちでホイホイ、こっちでホイホイと外遊に出かけちゃ税金ばら撒いてる場合じゃないんだね。国民の命と財産を守るってんなら、ペテン総理は即刻日本に戻って、臨時国会召集してこの一件をとことん議論しなくちゃいかんでしょう。野党も何やってんだか。気分もう年末なんだね、きっと。

 そこらの役人が公共事業の入札情報を洩らしたのとはわけが違うんだからね。自衛隊の機密漏洩にはどうしてこうも無頓着でいられるのか、なんとも不思議な国だこと。特定秘密保護法なんてのがチャンチャラおかしくなる日曜の朝である。

【くろねこの競馬予想】

いまひとつ盛り上がらないマイル路線。こんな手薄なマイルチャンピオンシップなら、格上のイスラボニータで勝ち切れる。相手にはスワンステークスと富士ステークスでそれぞれで見せ場タップリの2着だったフィエロとサトノアラジン。大穴には2枠4番で絶好調のダイワマッジョーレ。休み明けのモーリスはおさえまで。
◎イスラボニータ、○フィエロ、▲サトノアラジン、△アルビアーノ、ヴァンセンヌ、ダイワマッジョーレ

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2015年11月20日 (金)

病歴差別につながるマイナンバーと健康保険証一体化&国連による「表現の自由」調査が安倍ペテン政権のごり押しで延期。バレちゃまずいことがあるんだろうね。

  このところ東京で地鳴りが続いてるって話なんだが、我が家ではまったくそれらしき音は聞こえない。聞こえないんじゃなくてただ気づかないだけなのかもしれないけど、それにしてもちょいと不気味な噂だ。

地震の前兆?首都圏で地鳴り報告が多数!ソロモン諸島ではM7の強い地震が発生!津波は観測されず

 不気味といえばマイナンバーです。くろねこにも送られてきました。そのまま机の上にほったらかしにしてあるけど、国はこのカード申請をさせようと必至こいてるようだ。軽減税率に利用しようっていう間抜けな案はあまりにも不評なので撤回したばかりなのに、今度は健康保険証と一体化させようっていう素案がまとまったってさ。そんなこと頼んだ覚えはないんだが、厚労省はやる気満々だそうです。

 でも、健康保険証とマイナンバーが一体化したら大変なことになるね。なんてったって病歴がすべて把握されてしまう危険性がある。ていうことは、たとえばちょいと心が疲れて精神科なんかに罹った履歴もすべて筒抜けになっちゃうから、就職の際にはかなり不利になるなんてこともあるかもしれない。人事担当者なんかは社員の病歴もくまなくチェックしたりするだろうね。そうやって、病歴による差別が日常化していくことは十分に考えられる。

・マイナンバーカードに「健康保険証」の機能 厚労省が素案まとめ

 なんかナチの優生政策を彷彿とさせるんだが、日動画廊副社長で茨城県の教育委員のおばさんが「妊娠初期にもっと(障害の有無が)わかるようにできないのか。(教職員も)すごい人数が従事しており、大変な予算だろうと思う」なんて発言したのも、なんともおぞましいことだ。「(教職員も)すごい人数が従事しており、大変な予算だろうと思う」ってのは、つまり優生学的見地と同時に経済的見地からも障害者を差別してるわけですね。ようするに、ハンディキャツプのある子供たちが通う特別支援学校に使われている予算が無駄だって言ってるんだね。「お前ら人間じゃねぇ」ってのは、ようするにこういう奴のことです。

障害児の出産「茨城では減らせる方向に」 教育委員発言

 こういう発言てのは人権意識の低さにもつながっていくわけで、なんとまあ安倍ペテン政権は国連の表現の自由に関する調査を急遽延期してたってね。それも2、3週間待ってくれないってレベルじゃなくて、来年の秋までって外務省は提案したらしい。いま国連に表現の自由について調査されちゃうと、国際的にも悪評高い特定秘密保護法やこのところの政府によるメディア・コントロールにスポットが当たっちゃって、来年夏の選挙にも影響が出るかもしれないって、おそらくは踏んだんだろう。

「表現の自由」国連の調査、突然延期へ 日本政府が要請

 やってることはどこぞの首領様が支配する国となんら変わりありません。安部ジョンイルってからかっている場合じゃありませんよ、ったく。

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2014年10月15日 (水)

特定秘密保護法運用基準閣議決定にジャーナリストの皆さんはなんとまあおとなしいこと。だめだ、こりゃ。

 台風襲来のドサクサにまぎれたかのように、特定秘密保護法の運用基準が閣議決定された。これで、12月10日に特定秘密保護法は施行されることなったんだが、強行採決の時には声明まで出したジャーナリストの皆さんは、いったい何してるんでしょう。昨日の夕方のテレビ朝日『スーパーJチャンネル』なんか、トップのニュースが台風ですからね。病み上がりの大谷君は何事もなかったかのように、ノホホンと台風談義しとりました。

秘密法 運用基準を閣議決定 拡大解釈懸念置き去り 12月10日に施行

 レレレのシンゾー一派のやりたい放題が目に余る、なんて評論しながら、実のところ何も行動を起こさないのがいまの自称ジャーナリストのお歴々で、こんな具合に先の戦争の時にも権力の片棒担いでいったに違いない。国民もまた同じです。おそらく、誰も彼もがタカくくってるんでしょう。でも、そのタカのくくり方が、いずれは大きなツケとなって回ってくるんだってことに、そろそろ気付いてもよさそうなもんなんだけど、そうはイカのオチンチン、タコが引っ張るんですね。

 特定秘密保護法に話を戻せば、そもそも運用基準とやらを検討していた情報保全諮問会議の座長が読売新聞の親分のナベツネってんだからお話になりません。権力を監視するべき立場の新聞のトップが、権力の中枢に入り込んで特定秘密保護法なんていう危険な法律の運用にタッチするなんて、警察が窃盗犯と手を繋いで法律つくっているようなもんです。そういういびつな状況に異を唱えた新聞・TVがひとつもないってのがこれまた不思議なんだね。

 ジャーナリスト、法律家、学者、宗教家、映画人、演劇人etc・・・様々なひとたちが特定秘密保護法について反対の声明を出しているけど、なんでそうした力がひとつにまとまれないのだろう。まとめようとする動きすら感じられないのはなんでなんだろう。集団的自衛権しかり、脱原発しかりで、このままだとそれこそごまめの歯ぎしりで終ってしまいますよ。

 自分はケガしない安全地帯から声明出してるうちは、きっと何も変わらない。一般大衆労働者諸君に説教垂れてる暇あったら、自ら動け。体張って権力と対峙してみろ・・・そんな言葉をジャーナリストの皆さんに投げかけたい今日この頃なのだ。

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2014年10月 7日 (火)

イスラム国に参加しようとしたかどで大学生が事情聴取。関係者からの情報っていうけど、どんな関係者がどんな経路で情報を入手したんでしょう。気になるなあ&集団的自衛権行使の根拠となる情報は特定秘密になるそうだ。わけもわからず戦争に駆り出されるってことか。

 高須クリニックの院長が、自分の競馬馬にイエスタカスってつけようとしたら中央競馬会から拒否されたそうだ。一応、馬名の規約には明らかに宣伝・広告とわかるようなものは認められないってことになってるから、さすがにイエスタカスはまずってことになるんだろうが、でもこの規約ってのがけっこういい加減なんだよね。珍名・奇名なんてのも昔はダメだったんだが、いまではモグモグパクパクだとかいろいろいるからね。それに、宣伝・広告がダメとは言いつつ、その昔にはリンリンリュウエンとかセキテイリュウオウなんてのがいて、中華料理店やホテルチェーンの名前がそのものズバリ使われていたから、ま、なんらかの匙加減ってのがあるってことです。

 そんなことより、イスラム国に参加しようとした北海道大学の学生が事情聴取されたってね。「関係者から情報提供があり、公安部が内偵捜査を進めていた」ってんだが、どんな関係者がどんな経路で情報を入手したんでしょう。気になるなあ。さらに、「私戦予備および陰謀容疑は刑法93条で規定。外国に対し私的に戦闘行為をする目的で準備や計画をした場合、3カ月以上5年以下の禁錮刑にすると定めている」そうだが、そうなるとフランスの外人部隊に参加するのもいけないのだろうか。中国の漁船が来たら撃退しようってんで尖閣諸島に武器持って上陸したら、それもひっかかるのだろうか。もしそうなら、レイシスト石原君は逮捕されてなくちゃいかんのじゃないか。そもそも、こちとら不勉強なもので、こんな規約があることすら知らなかったわけで、なんだかこの法律って拡大解釈したらけっこう恐いんではなかろうか。

<イスラム国>警視庁、北大生ら事情聴取 私戦予備の疑い

 法律の拡大解釈ってのは権力者の得意とするところで、だからこそ集団的自衛権行使や特定秘密保護法の曖昧な文言ってのは危険なんですね。で、早速のところ、集団的自衛権行使について、昨日の国会で、行使の必要があると判断された情報について、それが特定秘密に指定されたら国民に非開示になるってレレレのシンゾーが答弁してました。

 一応は、監視機関があるから意図的な情報の非開示がないようにするって説明してるんだが、これとて「監視機関には大臣に特定秘密を公開させる強制力はない」ってんだから、まったくの骨抜きなんですね。戦争に参加しなくてはいけない情報そのものを非公開にできるなんてのは、さすがイラク戦争の検証すらしようとしない自民党だけのことはあります。

集団的自衛権 根拠「秘密」なら監視機関にも非開示

 こうやって、どんどん解釈の幅を広げていって、そのうち一般大衆労働者諸君にも適用されるような治安維持法まがいの法律へと変貌していくんでしょう。暴力団摘発のためと言ってた凶器準備集合罪が70年安保では学生に対して適用されたのと同じ手法です。

 しかし、この答弁がちっともニュースとして話題にならないってのが、この国の先行きを暗示しているような今日この頃なのだ。

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2014年1月18日 (土)

「脱原発」同士で足の引っ張り合いだけはご勘弁&特定秘密を議論する有識者会議そのものが秘密会というドタバタ・コメディ。

 浮世離れのお殿様・細川君が、宇都宮君との一本化の話し合いはしないって決めたそうだが、お願いだからお互いに足の引っ張り合いは止めてちょうだいね。宇都宮君の周辺からはかなり刺激的な細川批判の声が聞こえてくるけど、そんなことしている場合じゃないだろう。へたすりゃ、子供の養育費をけちってもめているマキゾエ君に、漁夫の利を取られちまいますよ。

細川氏、一本化せず 都知事選 脱原発の会に返答

 それにしても、浮世離れのお殿様の煮え切らないこと。嬉々として殿様批判する田崎、後藤といった御用コメンテーターの面々に付け入る空きを与えるだけですよ。こんな調子だと、「脱原発」そのものが色褪せることにもなりかねないんだから、絹のハンカチがボロ雑巾になるほどの根性見せたれや、ったく。それだけの責任があるってことを肝に銘じて欲しい今日この頃なのだ。

 でもって、ナベツネが座長となった情報保全諮問会議の初会合が昨日開かれた。なんとまあ、議事録は非公開なんだと。特定秘密を論じる会議そのものが秘密会ってんだから、話になりません。日弁連情報対策委員長の清水弁護士以外は、特定秘密保護法に大筋賛成のメンバーばかりだから、この有識者会議の実情がどんなもんかは容易に想像がつきます。

 ナベツネなんか、初会合の席で「多少の条件はあるが賛成だ。極めて明確で、二重三重に恣意的な拡大解釈を縛っている」なんてことをかましてるくらいですからね。さすが、「ゴミウリ」ってからかわれ新聞の主筆だけのことはあります。発行部数だけが誇りの新聞ですからね。さもありなんてことです。

秘密保護法の諮問会議始動 議事全文は非公開

 で、会合が終わって、夜にはレレレのシンゾーとナベツネは仲良く会食してます。なんともわかりやすいというか、「節度」という言葉はこの国では最早死語になったのだと痛感する土曜の朝である。

首相動静

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2014年1月15日 (水)

浮世離れのお殿様の「脱原発」へのネガキャンは、「最低でも県外」の鳩山ポッポ叩きにさも似たり&特定秘密を議論する「情報保全諮問会議」の座長がナベツネとは。馬鹿馬鹿しくて、言葉もありません&「秘密保護法廃止・安倍政権退陣を求める共同行動」

 浮世離れのお殿様・細川君とご隠居ソーリ・小泉君のツーショットで、皆さん、上を下への大騒ぎ。でもって、早速、ネガティブキャンペーンが始まりました。昨日の夕方のテレビ朝日『スーパーJチャンネル』なんか、わざわさフリップまで作って「佐川急便問題」を引き合いに出す始末だ。ま、それだけ、「脱原発」を旗印にした二人のツーショットはインパクトがあったってことの証でしょう。

 「財政問題も福祉政策も東京オリンピックも、誰が都知事になっても取り組むべき当たり前の課題。そこに脱原発という大きなテーマを提示したことで、とてもわかりやすく、意義のある都知事選になった」ってな意味のことを、政治アナリストというよりも政界のこうもり男・伊藤君がコメントしてたが、珍しくこれは正論ですね。子供の養育費でもめている舛添君なんか、出馬表明の記者会見で脱原発に絡んだ質問されて、目を白黒させて弁解に大童でしたからね。こうやってハッキリと争点化しちゃえば、自ずと脱原発にどれだけ真剣に向かい合ってるかがわかるってことです。

「脱原発」争点に 細川・舛添氏 出馬正式表明

 悩ましいのは、宇都宮君です。お願いだから、「総理時代には原発推進だったじゃないか」とか「佐川急便問題はどうなんだ」とか、TVのワイトジショーみたいな低レベルの議論吹っかけるのはやめてほしい。2、3日前の東京新聞「本音のコラム」で、ルポライターの鎌田慧さんが、「脱原発運動が分裂しなければ勝てる選挙」「統一候補によって都政を変え、福島の原発被災者に対する援助は、電力の大消費者だったわたしたちの責任でもある」と書いていたが、ホント、角突き合わせてる場合じゃないのだ。社民党あたりは、細川・宇都宮で話し合って一本化してほしい、って言ってるみたいだけど、果たしてどうなることやら。知事細川+副知事宇都宮でも知事宇都宮+副知事細川でもいいから、どうにかならんもんでしょうか。

 ところで、特定秘密の指定や解除の統一基準を首相に諮問する有識者会議「情報保全諮問会議」の座長にナベツネが就任することになった。卑しくもジャーナリズムを標榜するグループ会社の会長が、特定秘密に関わる諮問会議の座長に臆面もなく就任するってのは、どんな神経してるんでしょう。御用新聞って自分で宣言してるようなもんですね。これじゃあ、有識者じゃなくて、非常識者ですね。

 東大大学院の宇賀克也教授、駒沢大の塩入みほも准教授、日本弁護士連合会情報問題対策委員会の清水勉委員長、弁護士の住田裕子、ディー・エヌ・エー創業者の南場智子、なんてのがメンバーに名を連ねてるけど、なかにはなんじゃこりゃっていうのもチラホラ。ま、カタチばかりの会議とはいえ、レレレのシンゾーの周りにいるひとたちの「器」ってのがなんとなく仄見える人選ではあります。

情報保全諮問会議:座長に渡辺読売会長 17日初会合

 で、その特定秘密保護法案だけど、ジャーナリストや作家たちが法案廃止と安倍退陣を求める運動を展開するために立ち上がったね。こうした運動がいたるところで起きて、そのひとつひとつが結びつくことで大きなうねりが生まれ、そのうねりに翻弄されてレレレのシンゾーが沈没すればこんな愉快なことはない。

秘密保護法:廃止運動を展開へ 澤地久枝さんら会見

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2013年12月23日 (月)

特定秘密保護法への批判記事に対する反論マニュアルなんて姑息なものを自民党が配っているらしい。

 オルフェーブルの凄みに圧倒された有馬記念。いやあ、強い。池添とのコンビで凱旋門賞の雄姿が見たかった。ご苦労さんです。

 ところで、自民党が所属議員に向けて、朝日、毎日、東京の特定秘密保護法に対する批判記事への反論というのを配ってるそうだ。そんなことしなくちゃいけないほど、この天下の悪法の本質について議員ひとりひとりが認識してないってことなんだね。つまり、誰も中身についてわかっちゃいなくて、国家機密を守るのは当然だ、なんていう幼稚な発想で成立させちゃったというのが正直なところなんでしょう。

 だから、新聞の批判記事にわざわざ反論マニュアルみたいなものをつくらないと、議員が地元に帰って支持者に説明できない。国会議員かいかに不勉強か証明してるようなもんです。

 こんなマニュアルまがいのものが必要なほど、新聞の批判が的を射ているってことなんだろうが、おそらくこの悪法をごり押しした特高警察の血を引く世襲議員たちが、国民に面と向かって説明しようとしないのは。この法律の欠陥がわかってるからに違いない。慎重審議なんかしいたらボろが出ちゃうわけで、だから強行採決を焦ったんですね。

 むのたけじ氏の言うように、「成立の日から廃止に向けて闘う」ことがいかに重要なことか、自民党の批判記事反論マニュアルは改めて教えてくれているのかもしれない。

秘密保護法 自民の「反論」は正当か

 

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2013年12月12日 (木)

特定秘密保護法の次は共謀罪だと。図に乗ってらあ&特定秘密報道するならリスクを覚悟しとけとさ。

 楽天の三木谷君が田中マー君をメジャーには行かせない、てなことを口走っているそうだ。ま、何事もビジネスですから、田中マー君とてその駒のひとつに過ぎないってところなんだろうけど、なんだかなあってなもんです。もっとも、メジャーに行きたい気持は理解できるんだが、今のままだと日本のプロ野球はメジャーの草刈り場になっちゃって、どんどん衰退していくんじゃなかろうか、なんて余計なお世話をしたくなる今日この頃であります。

 で、特定秘密保護法をゴリ押しした直後だっていうのに、共謀罪なんて声が聞こえてきた。図に乗ってるね。この際だからなんでもかんでも一気呵成に仕上げちまおうってことか。自民党を大勝させたツケは、想像以上に大きいようで、このままだと山上たつひこの『光る風』が現実のものとなるかもしれない。

 特定秘密保護法が成立してから、新聞・TVは「これからもウォッチし続けなくてはいけない」なんてことをいまさらのようにのたまってるけど、そのそばから共謀罪なんてアドバルーンが上がっちゃうんだから、とことん舐められてますね、新聞・TVは。もっとも、トップがレレレのシンゾーと酒色を共にしてるんだから、舐められるのも当たり前か。

共謀罪の創設、安倍政権が検討 五輪に向けテロ対策強化

 そんなんだから、娘が東電のアンポンタン幹事長・石破君に「特定秘密報道は処罰対象」なんてことをほざかれちゃうんだね。とりあえず、発言そのものは直後に訂正したってんだが、むしろ問題は訂正した後のこの発言です。曰く、「国家の平和や安全、人々の生命に影響が及ぶことは好ましくない。リスクを承知の上で報道するのは、報道機関の責任でなされることだ」。これって、平たく言えば、「自主規制しろよ」って恫喝してるようなもんなんだね。

 「デモ=テロ」といい、今回のメディアへの恫喝といい、訂正しました、はいそうですかですむような問題じゃないのに、新聞・TVの食いつきはまるで他人事なんだから嫌になる。こういう政治屋の暴論を毅然とした態度で糾弾しないから、どんどん政治の世界の言葉が乱暴になっていくんだね。アンポンタン幹事長なんてのは、「デモ=テロ」なんてブログへの書き込みだけで、本来なら閉門蟄居でしょう。

「秘密」暴く報道 処罰も 石破氏発言、会見後に撤回

 詩人の白石かずこは、自伝である『黒い羊の物語』の中で、「歴史は、いつも次の世代のものがそれをあやまった方向へ、そ知らぬふうにかえていくのだ。これらを許しては、いけない、というのがわたしの中の正義と信条である」と書いていたが、いままさにレレレのシンゾー一派のやってることってのは「歴史をそ知らぬふうにかえていく」真っ最中ってことなのだ。

 家庭内野党なんてほざいてるレレレのシンゾーの女房が、ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで、「(レレレのシンゾーにとって)一番大きいのが憲法改正なんだと思う。それが国会議員になって最もやりたいことだったんだろうと思う」って平然と答えているんだが(おそらくその裏にはゲッペルス気取りの世耕君の根回しなんかがあったりするんだろう)、そんな「戦争ができる国」へと突き進みつつある時代だからこそ、気合を入れて「NON」と言い続けないと大変なことになりますよ。

総理の最大目標は憲法改正―首相夫人の安倍昭恵さんインタビュー

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