竹島

2012年8月25日 (土)

「貧しい人は仕方なしに、しかし、決して嫌々ではなしに、あの商売を選んだ」。レイシスト知事は誰から聞いたんだろう、「決して嫌々ではなしに」って。

 日本と韓国のお子ちゃま政治家による「やぎさんゆうびん」ごっこってのは、いつまで続くんでしょうか。ノダメ君の緊急記者会見というのも、結局のところ何が言いたいんだかさっぱりわからず、ようするに韓国と強いパイプ持ってる人材がまったくいなくなっちゃったから、ただ右往左往してるだけなんだね。自民党政権ではこんな無様なことは起こらなかった、なんてことイケシャーシゃーとのたまってるスピッツ議員もいるようだが、なんのことはありません、当時の日韓関係は利権でしっかり手を結んでいたわけですから、国内のカガス抜き目的のいざこざはあっても、ちゃんと落とし所を心得たんですね。なんといっても、金の力です。けっして、自民党政権が政治力を発揮してたわけではありません。

 で、そんな竹島騒動を横目に、ここを先途とレイシスト知事がやたら強気な発言してます。ま、いつものことで口だけだろうけど。従軍慰安婦問題については、「日本人であろうと韓国人であろうと、売春は非常に大きな利益の商売だったから、貧しい人は仕方なしに、しかし、決して嫌々ではなしに、あの商売を選んだ」なんて抜かしとります。ほお~、レイシスト知事のお知り合いにに慰安婦の方がおられたんでしょうか、でなけりゃ、「決して嫌々ではなしに」ってのはどんな根拠があるんだろう。お聞きしたいものです。

 続けて、「日本軍が強制したという証拠がどこにありますか」とものたまっているが、お子ちゃま市長の橋↓君も同じこと言ってます。どうやら、「証拠はないだろ」ってのが、従軍慰安婦問題に懐疑的なセンセイたちのトレンドなんだね。「証拠出せ」って言い草は、逆に言えば「ならば、強制じゃないって証拠出せ」って反論されたら、これはもう水掛け論になっちまいます。肝心なことは、「強制」が「あった」「なかった」じゃなくて、身を売らざるを得ない貧困な状況に当時の朝鮮のひとたちが置かれていたんだということ。それに加えて、そうした状況に乗じたのが軍部と女衒たちで、当然のごとくその背景には差別意識があったんでしょう。そうした歴史認識を抜きにして、「証拠出せ」って言うのは、政治家の論理ではありません。それともなにかい、昭和の初期に東北の貧しい農村の娘たちが身売りするしかなかったっていう事実に対しても、「貧しい人は仕方なしに、しかし、決して嫌々ではなしに、あの商売を選んだ」って言うつもりなんでしょうか。そっか、「決して嫌々ではなしに、あの商売を選んだ」っていう「証拠」を出してもらえばいいのか、レイシスト知事には。

 尖閣問題については、レイシスト知事はこんなこと抜かしてます。「十月には再調査に出ますが、その時は私も行きます。それで逮捕されたら結構だけどね」だと。逮捕しちゃいましょう。んでもって、手鎖1ケ月の後に、江戸払いってことでいかがざんしょ。おっと、その前に、都民の税金で好き放題した経費は返してもらうってのはどうでしょう。

 

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2012年8月17日 (金)

強制送還で手を打ちましょう、ってことにしたのは自民党だってことを忘れちゃいけない&竹島問題を平和的に解決しましょうという「紛争の解決に関する交換公文」というのがあるんだとさ。

 証拠捏造した和歌山県警の科学捜査研究所職員って、1998年に起きた和歌山毒物カレー事件の捜査にも関わってたんですね。この事件は既に死刑が確定しているけど、いまだに謎が多くて、警察が証拠を捏造したという見方も一部ではあったくらいなんだね。ひょっとしたら、とんでもないドンデン返しが、今回の捏造問題をきっかけに起こるかも。起こらないか。

 尖閣諸島に上陸して逮捕された中国人の映像ってのはなんとも扇情的だったが、あんなものTVで流したら、逆に宣伝材料に使われちゃうんじゃないかねえ。竹島とは違って、尖閣諸島は日本が実効支配してるんだから、あまり過剰に反応しないで、不法入国した外国人と同じく、逮捕・起訴したうえで、最終的には強制送還しちまえばいいんです。そこには政府が関わる必要なんかなくて、普通に入管法違反でしかるべき機関が対処すればいいだけの話なんだね。

 軍事オタクのアンポンタン・石破君なんか、わざわざ官邸に出向いて、「送還でなく刑事手続きを」なんて直訴まがいのことしたようだけど、よく言うよです。2004年に中国人が不法上陸したときは、ワンフレーズソーリ小泉君は、国内法による刑事事件とはしないで、さっさと強制退去させちまったじゃない。で、この一件がきっかけで、中国政府は強制送還が日本の基本的対処法と理解したんだよね。つまり、この時に自民党が毅然とした態度で、刑事事件としての手続きを踏まえて対処していれば、舐められずにすんだってことです。原発といい、なにかにつけ、自分のことは棚に上げるのが得意な政党だから、こいつらの言うことは信用してはいけません。

 もうひとつの竹島だけど、元外務省のラスプーチン佐藤優君が、東京新聞のコラムで、とても興味深い外交文書を紹介していた。それは、日本と韓国の外務大臣が交換した「紛争の解決に関する交換公文」というもので、1965年6月22日に自民党の椎名悦三郎と韓国の李東元外務部長との間で交わされたものだとか。で、その中で、こんな合意がなされている。

(これより引用)

両国政府は、別段の合意がある場合を除くほか、両国間の紛争は、まず、外交上の経路を通じて解決するものとし、これにより解決することができなかつた場合は、両国政府が合意する手続に従い、調停によつて解決を図るものとする。

(引用終わり)

 どうやら、政府は国際司法裁判所へ提訴の手続きをとるようだけど、仮に韓国が拒否してもその理由は説明しなくてはならないわけてだから、この外交文書を盾にした外交戦略を展開していけば、時間は多少かかってもなんらかの打開策につながるかもしれないね。そんなことがヘタレな民主党政府にできるとは思えないのが哀しいのだけれど・・・。

 竹島にしろ、尖閣にしろ、単純にナショナリズムを振り回すだけでは何の解決にもならないわけで、一連の動きの裏にはアメリカの極東戦略ってのが大きく関わっているのも事実なんでしょうね。なんてったって、東南アジアの海域ってのは埋蔵エネギーの宝庫でもあるわけだから、単なる領土問題に事を矮小化していると、大変なことになりますよ・・・。

・データベース『世界と日本』
日韓紛争解決交換公文(紛争の解決に関する交換公文)

 

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