第三極

2015年11月 8日 (日)

大阪ダブル選挙はけっして他人事ではない。ペテン総理と手を組んだおおさか維新の勝利は絶対に阻止しないと、この国に「第三帝国」が誕生することになるだろう。

 マイナンバーのほころびが止まるところを知らず、石川県珠洲市では郵便局員がマイナンバー通知の簡易書留に勝手にサインして留守宅のポストに放置していたってね。人間のやることなんてのは、時に予測のつかないトラブルを引き起こすものだけど、通知の段階でこうも間抜けなことが続くんだもん、マイナンバー制度のセキュリテイーがどんなものか押して知るべしってなもんです。

 ところで、大阪市長選が告示され、これで知事選、市長選のダブル選挙が一気にも盛り上がっていくんでしょう。東京にいると大阪がどれほどこの選挙で熱くなっているのか、いまひとつピンとこないんだが、実はこの選挙って今後の日本を占う意味でも大きな意味を持ってるんだね。

 そもそも、お子ちゃま市長・橋↓君が立ち上げた維新の会ってのは第三極なんて言われ方をしてもてはやされてもんなんだが、これってちょいと斜めから見れば野党分断ってことにも繋がることだったんですね。小選挙区制ってのは二大政党がそれぞれの主張をぶつけ合うことで政権交代を容易にしようというもので始まった。ていうことは、共産党を別にすれば自民党に対抗する野党は一枚岩でないと意味がない。そこに手を突っ込んできたの維新の会で、見方に明らかに野党分断勢力であったわけです。

 ところがどっこい、それをメディアが第三極なんてもてはやしたところから、やたら存在感を誇示するようになったんだね。でも、野党ってのは政権党を暴走させないための監視役でもあるってのに、維新の会は「責任野党」なんてことを口にしてペテン総理にすり寄ってきた。つまりは、自民党の別働隊みたいなもんで、こんなのが勢力を伸ばすということは、自民党を利する以外に何の意味もありません。

 その維新が「大阪都構想」でコケて、お子ちゃま市長が政界引退を表明せざるを得なくなったのはまったくもって慶賀の至り・・・だったんだが、どうもそうは問屋が卸さなかったようで、三百代言のお子ちゃま市長はダブル選挙の争点に「大阪都構想」を性懲りもなく掲げて喚き始めたんだからたまったもんじゃありません。

 でもって、大阪知事選、市長選とも、自民党は候補者を立てているとはいうものの、これがまったくやる気なし。それどころか、選挙前にはお子ちゃま市長の金魚の糞・松井君と貧相顔の官房長官・菅君が会談する始末だ。ようするに、安倍ペテン政権にとってはお子ちゃま市長の維新がダブル選挙で勝利することが、今後の政権強化に重要な意味を持っているんだね。

 おそらく、橋↓維新がダブル選挙で勝てば、来年の参議院選挙で全国に候補者を立ててるくることは目に見えている。てことは、それだけ野党の票が食いつぶされるっとことで、自民党にとってはこんなに美味しいことはない。参議院選挙の結果によっては、橋↓維新との連立だって視野に入ってくるだろうし、橋↓本人の入閣だってないわけじゃない。

 そうなったら、ペテン総理独裁体制は完璧な状態になるわけで、これは恐ろしいことですよ。だからこそ、大阪のダブル選挙は他人事ではないわけで、最悪でもダブルでの勝利はどんなことがあっても阻止しないと、日本に第三帝国が誕生することになりますよ。

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2012年11月19日 (月)

なんのことはない、第三極ってのは、自民党野田派、安倍派、石原派のことなんだね。やっぱり、八百長解散か。

 性懲りもなく、またしても沖縄の基地外米兵が住宅に不法侵入。今回は中尉っていうから、海兵隊の中ではエリートで、これまでの一介の兵士の犯罪とはわけが違う。しかしまあ、アメリカの兵隊ってのは他人の家に上がり込むのが好きなんだね。ま、よその国に土足で上がり込んでもなんとも思わない国だから、さもありなんてことか。それにしても、アメリカでこんなことしたら、即射殺だろ。1992年にルイジアナ州バトンルージュで起きた、日本人留学生射殺事件を思い出しちまった。おそらく、選挙のドサクサでシャンシャンってことにしようって魂胆なんだろが、どんなお仕置きしてくれるのか、ここはしっかりウオッチしなくちゃね。

 ところで、昨日のテレビ朝日『報道ステーションSUNDAY』で、選挙前の徹底討論とかで民主・細野、自民・菅、維新・橋↓が出演していたのだが、いくら衆議院選公示前で公職選挙法違反にはならないからって露骨なもんです。どうやら、民自VS第三極=維新って絵図を刷り込もうとしているようなんだが、単なる身内の争いです、こんなものは。ようするに、選挙後は保守大連立ってなことになって、新たな55年体制が出来上がるって寸法なんじゃないかねえ。

 どうみたって、この3党+公明党に決定的な争点なんていまとなっちゃないわけで、これ以外の選択肢ってなると、とりもなおさず野党第2党の国民の生活が第一にスポット当てざるを得ないからね。検察とグルになって小沢叩きを扇動してきたマスメディアに、これは期待できません。ていうより、国民の生活が第一に勢力伸ばされたら、一番困るのは既得権益にドップリ浸かったマスメディアですからね。だからこそ、これまでずっと無視し続けることで「国民の生活が第一隠し」を徹底してきたわけで、おかげてようやく第三極=日本維新の会ってプロパガンダがきいてきたところですから、おそらくこれからも偏向報道は手を変え品を変えして続いていくことでしょう。社民、共産だって、ほとんど泡沫候補扱いだもんな。

 で、ゲリピー・シンゾーなんか、日本維新(邪心)の会に「良きライバルとして私たちの政策をぶつけていきたい」なんてエールを送っとります。そりゃそうだ、邪心の会=自民党石原派なんだから、選挙後には一緒にお手てつないで「憲法改定」に向けて足並みそろえなくちゃいけないからね。

 つまり、今回の選挙戦ってのは、自民党の野田派、安倍派、石原派が、あたかも敵対する党であるかのようにカモフラージュされた出来レースなんですね。どこが第一党になるかは神のみぞ知るだけど、いずれにしても選挙後はオットロシーことにこの国はなっていくかもしれないと、暗い気持ちになる冬空の月曜日であった。

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2012年11月17日 (土)

「日本の舵取りをどの“方向感”で進めていくのか」って、政治は相場じゃないんだからね&「小異を捨てて」ということで、河村君捨てちゃいました。

 選挙選挙の大合唱で、TVでは早くも田崎史郎、後藤謙次なんていう政局屋が跋扈して、世論誘導に励んでます。テレビ朝日『スーパーJチャンネル』にノコノコ出演したゴルフ焼けの田崎は、「今回の選挙で有権者に望むことは」、というキャスターの質問に、「離党したひとをよく見てほしい。政党政治の否定につながりますから」ってほざいていたが、これって遠まわしの小沢一郎バッシングですね、どう考えても。こういうギミックをこやつらはよくやるんだが、三宝会の世話人の後藤も、『報道ステーション』で「私たちも政策などを精査して伝えていかなければいけないでしょうね」なんて意味のことをぬけぬけとのたまっとりました。競馬予想やまがいの政局話しかできないくせに、よく言うよであります。

 違憲状態のままの選挙で、差し止め請求まで起きようとしているってのに、そのことについてはまったくスルーしてのお祭り騒ぎにはウンザリなのだが、昨日のノダメ君の解散記者会見ってのも凄いものがありました。あれは、記者会見というよりは、ノダメの選挙演説ですね。記者たちの向こう側にいる国民の姿なんか目に入ってません。国民に説明するなんて気はサラサラなくて、「シロアリ退治」を繰り返していたあの有名な街頭演説と同じで、虚空に向って言葉を発しているだけなんだね。

 で、その中で、気になったのが、「方向感」という言葉だ。「今回の総選挙の意義は、2013年以降の日本の舵取りをどの方向感で進めていくのかということです」てな言い回しで使ってたんだが、おいおい、日本の行く末は相場と同じかい、と突っ込みたくなっちまった。「方向感」というのは「株式相場や外国為替証拠金取引(FX)相場などにおけるトレンドのこと」で、「
前日の終値を挟んでの方向感のない値動きが続いている」なんて使われる。そっか、日本の舵取りってのは、相場師なみってことなのか。ノダメ君の衆議院選の相場感はどのあたりあるんでしょうねえ。

 そうこうしているうちに、新聞・TVの大好きな「第三極」が仲間割れというか、仁義なき戦いをやってます。お子ちゃま市長とレイシスト石原が談合のあげく、ミャーミャー河村はずしで合意しちゃいました。こういうのを「変節」って言うんじゃないの。「小異を捨てて」ってのは、どうなっちゃたんだろうね。これで、維新に太陽が吸収されるようだが、たちぐされのセンセイたちも意気地がないね。ま、選挙に受かれば、後は野となれ山となれってことなんでしょう。

 最後に、解散騒動にまぎれて、昨日は田園調布で蛇行運転して子供をひき殺した男の裁判があったんだが、なんとまあ、危険運転が認められず過失致傷罪で懲役7年だと。「急加速して並走車を追い抜くなどふざけた運転を続けた。危険極まりなく結果も重大」って判決文で述べてるのに、これはないなあ。「ふざけた運転」で、子供2人が死亡、5人が負傷という事故でも、危険運転と認定されないなら、それこそ「ふざけた裁判」ってことにならないだろうか。しかも、裁判員裁判なんだよね。裁判員のご意見を、是非とも拝聴したものだ。

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2012年10月30日 (火)

なりすまし誤認逮捕は謝罪しても東電OL殺人事件の冤罪には謝るつもりがないらしい&民自公以外の野党が共同公約で動き出したようだ。これこそ「第三極」じゃないの。

 東電OL殺人事件の再審が結審して、ゴビンダさんの無罪が決定したのはいいけれど、有罪判決出した二審の裁判官や警察、検察てのは謝罪する気がないようだね。「今でも彼(マイナリさん)が犯人と確信している」っていう警察幹部もいるっていうし、昨日の裁判が終わってからも、「これまでの捜査や公判に問題はなかった」ってぬけたぬけとコメントしてるんだから呆れちまう。捜査に問題があったから冤罪が生まれたんであって、何の問題もなかったら再審で判決がひっくり返ることもなかったんじゃないの。ようするに、見込み捜査の典型で、被告に有利な証拠をことごとく隠蔽した結果の醜態なんですね。つまりは、犯人デッチ上げちゃったたわけで、それを見抜けなかったっていうより、警察、検察の言い分を検証することなくデッチ上げに加担した裁判官の罪は相当に重い。「正しかるべき正義も時として盲いることがある」ってのは、TV版『逃亡者』のオープニングの名ナレーションだが、罪を被せられた側にとってはやっぱり正義に盲いられちゃ洒落にもなりません。「裁判官、出て来い」と叫びたくなる秋晴れの朝である。

 さてと、マスメディアはおこちゃま市長とレイシスト石原の野合を盛んに「第三極」と持上げているけど、どっこいちゃんと国民の生活が第一、社民、新党きづな、新党大地・真民主、減税日本、新党日本の議員有志が共同公約案を掲げていくことで合意したってね。「十年後の原発ゼロ」「消費税増税の撤回」「TPP反対」を盛り込むっていう話だから、うまく機能してもらって、民自公はもとより、極右の野合集団への対立軸としても期待したいところだ。でないと、次の衆議院選挙ってのは、右を見ても左を見ても右曲がりのつむじだらけになっちゃうからね。

 おそらく、そのあたりを計算して、ノダメくんは昨日の所信表明演説で「中庸」なんて言葉を使ったんでしょう。でも、その本人からして、集団的自衛権行使に前向きなんだから、何をかいわんやなのだ。事務所費問題でボヤが上がって、ひょっとしたら大火事になるかもしれない湯上りの口先番長・前原君なんかも、本籍は「改憲派」だから、どうやったってその立ち位置は「中庸」なんてのとは程遠い。保守というよりも、右翼ですから、この御仁たちは。

 だからこそ、民自公、日本維新の会、レイシスト石原の一族郎党以外の野党に、ここは大同団結してもらって、政権を担える連立組んでもらわないと困るんですね。昨日の共同公約基本合意ってのがどれだけ重みがあるものなかわかんないけど、少なくとも連立もしくは連帯へ向けた第一歩であってほしいと星に願いのくろねこであった。

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2012年10月29日 (月)

都知事選に50億円。その1割くらいはレイシスト石原にペナルティーで払わせたらどうでしょう&メディアが煽る「第三極」は、しょせんは極右の野合。

 臨時国会がようやく始まるけど、参議院は本会議を開かないで、所信表明演説なんかさせないよ、てなことでとりつく島もありません。ま、問責決議したんだから、それもありってことなんだろうけど、「ねじれ」現象ってのもここまでくると、もう根本的に参議院のあり方を考えないと駄目なんじゃないかねえ。そもそも、参議院の議員が政党に属しているってことが根本的におかしな話であって、本来なら全員無所属で衆議院で採決された法案のチェック機構として機能しなくちゃいけないなと思うけどね。だからこそ、解散もなくて、6年間議員としてのステータスを保証されているんじゃないのか。ようするに、衆議院と同じような政党主体の選挙である限り、ニッチもサッチもいかなくなるのは当たり前ってことです。いまのままなら、確かに参議院はいらない、ってことになっちゃうんだろうけど、何のために二院制があるのか、っていう基本からもう一度議論しなくちゃ参議院の未来はないでしょうね。

 さて、レイシスト石原のトンズラのおかげで、この年末にきて選挙に使う税金もベラボーなんだろうなと思っていたら、なんとまあ、50億円もかかるらしい。任期を2年も残して勝手に辞職するんだから、その1割くらいはレイシストに負担させたって罰は当たらないだろう。なんてったって、さんざん都民の税金で豪遊してきたんだからね。五輪招聘の180億円の使途不明金もあることだし、第三者機関が入ってレイシスト知事の海外遊説費とか交際費だとかの監査してくれんもんでしょうか。

 で、そんな税金私物化の爺さんに、アジェンダ喜美がちょいと色気を見せ始めたようだ。このままだとお子ちゃま市長とレイシスト石原に先を越されそうなんで、「脱原発」「消費税増税反対」なんかどうでもよくなっちゃって、「中央集権打破の戦略を聞いてみたい」だとさ。ま、レイシスト石原の「一族郎党(仮称)」とは関東圏で選挙区が重なるから、このまツッパテルと根こそぎやられかねないっていう心配で夜も眠れなくなっちったってところなんでしょう。「基本政策や理念の一致」なんて建前だけはご立派なこと言ってても、蓋を開ければこんなもんです。そして、いつのまか皆さん揃って「憲法破棄」なんてことを言い出すに決まっている。

 マスメディアが盛んに煽っている「第三極」っていうのは、ようするにつむじが右に曲った勢力が寄り集まっただけのコップの中の嵐に過ぎないんだよね。今朝のテレビ朝日『モーニングバード』で、「一族郎党」の一員である気象予報士の次男坊が、「80歳の老人が投げかけたことに、(反対軸の勢力が)何も答えていない」ってな意味のことをほざいていたが、マスメディアが盛んに「生活隠し」をしている現実を知らないでもないだろに、馬鹿だね。そもそも、レイシスト石原が25日に辞意表明したのだって、同じ日に行われた国民の生活が第一の結党パーティ潰しだったわけなんだから、親馬鹿子馬鹿もいいかげんにしなさい。

 最後に、鹿児島の川内市市長選は、原発容認派の現職が圧倒的多数で勝利しちまった。三つ子の魂百までもじゃないけど、やっぱり原発マネーは恐るべしなのだと改めて思い知らされたマンデーマンデーなのであった。

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2012年10月15日 (月)

新聞・TVの政局報道をみてると、まるでこの国には民自公+日本維新の会以外には政党が存在しないみたいだ&「奮励努力」なんて訓示たれちゃって、気分は大日本帝国連合艦隊司令官・野田佳彦だったんだね。

 レイシスト知事と会談したり、みんなの党に詫びを入れたり、さらには既成政党への挨拶まわりをしたりと、先週末から今週にかけて日本維新の会のお子ちゃま市長はメディア露出にあの手この手を使っている。それにまた、新聞・TVは大げさに反応して、提灯報道を繰り広げている。そこへもってきて、日教組のゾンビ輿石君は、「民主・自民・公明の3党の党首会談は、幹事長レベルで合意が得られたら、今週中に開催するのは結構だ。できるだけ早く党首会談を実施したい」てなことをTV番組でかましている。まるで、この国には、民自公と日本維新の会しかないみたいな雲行きだ。

 おかしな話だね。国民の生活が第一なんか存在すら無視されているし、他の野党だってせいぜいがみんなの党がお子ちゃま市長がらみで語られるくらいだ。こんな偏った政局報道を垂れ流していて恥ずかしくないかね。そのくせ、民主も自民も選挙になったら過半数はとれそうもないって煽るのは、総選挙後の民自公の大連立を既定路線として押しつけようっていう魂胆があるんでしょうね。何かといっちゃ、日本維新の会にスポットを当てるのは、そうしておけば民自公3党以外の動きもおさえてますよっていうアリバイ作りにもなるわけだから・・・。。

 そもそも、自公以外の野党に対して、「中小野党」なんてまるで差別的な呼称を平然と使うこと自体、明らかな偏向報道でしょう。そう考えると、中小企業っていう言い方もどこかひっかかるなあ、なんてことをとりとめもなく綴り始めた月曜の朝である。

 で、昨日、ノダメ君は、海上自衛隊観艦式に出席して、「諸君が一層奮励努力することを切に望む」なんて、まるで田舎の大将気取りで訓示をたれたってね。「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」ってわけですか。アナクロというにはあまりにも時代錯誤で、「戦争を知ろうとしない世代」のまさに典型ですね。そういえば、ノダメ君の心のこもらない演説ってのは、戦前戦中の東条英機の演説によく似てる時があるもんな。

 さらに、「安全保障環境はかつてなく厳しさを増し、領土や主権をめぐるさまざまな出来事が起きている。新たな時代を迎え、自衛隊の使命は重要性を増している」てなことものたまっているが、そんなに興奮してどうするんだ。APECの時には、胡錦濤を前にして緊張のあまり目が泳いじゃってたくせに、よく言うよであります。「奮励努力」しなくちゃいけないのは、自衛隊員じゃなくて総理大臣たるあなた自身なんだよ、ノダメ君。

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2012年8月18日 (土)

政局は第三極が花盛り。でも、結局のところ、この国をどんな方向に舵取りしようとしてるんでしょう。政党化もけっこうだが、そこんとこよろしく。

 いやあ、昨日はさすがに暑かった。昼過ぎに出かけたのだけど、我が家のドラ猫を締め切った家に置いていくのは可哀相なので、昨日ばかりは夕方までの3時間だけ緩くクーラーをかけてあげたのであった。感謝しろよ。

 さて、「近いうち解散」の風に煽られ、地域政党を標榜していた皆さんが、第三極の追い風に乗ろうと政党化を図っているそうで、現職議員の分捕り合戦てな様相を呈しています。民主党なんか、すっかり草刈場になっているようで、鳩山ポッポの側用人の松野君なんか、お子ちゃま市長の橋↓君率いる維新の会にシッポ振って媚売る始末。で、その維新の会の政治塾に公務員が参加していることがバレちゃって、「身内に甘い」と批判されてます。なんでも、原子力安全・保安院、財務省、国土交通省の職員や自治体の職員が名を連ねているとか。大阪市職員の政治的行為は原則懲戒処分っていう条例が成立したのは、つい最近のことだよね。公務員の政治活動を口を極めて罵っていたのは、どこのどいつでしょう。大阪府知事選で、「2万%出馬はない」ってぬかしたあげく、その舌の根も乾かぬうちにシャーシャーと出馬宣言したような小僧ですから、さもありなんてことなんでしょうね。

 で、ここに来て、俄然、意気軒昂になっちゃってるのがミャーミャー河村君の減税日本です。政界のチーママ・小池百合子を刺客として放たれ、選挙に負けちゃったのがケチのつきはじめの小林興起を代表に担ぎあげて、どうにか第三極の旨味に預かろうと必死こいてます。でも、小林興起が代表って時点で底が見えちゃいました。この男、つい先日までは、「離党後は石原慎太郎東京都知事を党首に想定する新党に加わる方針」てなこと口走ってたんだけど、あれはなんだったんだ。ようするに、議員でいられるなら、変節もなんのその、ただただ政治家という職業にすがりついていたいだけのオッサンてことです。

 お調子者の愛知県のなんちゃって知事・大村君のなんたら塾にいたっては論外なので、ここでは触れませんが、第三極なんてのが跳梁跋扈しだした政局ってのは、なんだか日本新党中心の連立政権前夜を彷彿とさせて、おそらくイチロー君あたりは腕を撫してたりするんでしょうね。ま、それもけっこうだけど、第三極の皆さんも、この国をどんな方向に持って行こうとしているのか、それがさっぱり見えてこないってのは、談合3兄弟としょせんは同じ穴の狢じゃないのと疑ってしまう今日この頃でありました。

 

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