桜名簿改竄の歴代人事課長の白塗り6人集に「厳重注意」の大甘処分!!&広島高裁が伊方原発再稼働認めず!!&逮捕状握り潰し男の警察庁次長人事は「適材適所」(菅官房長官)!
「桜を見る会」の名簿に手を入れて改竄したとされる歴代の内閣府人事課長6人(現職を含む)に処分が下った。なんとまあ、「厳重注意処分」で夏のボーナス減額でシャンシャンだとさ。こんなの官僚にすれば痛くも痒くもないだろう。
それよりも、政治家の身代りとして恩を売ったことのほうが大きいに違いない。現職の人事課長なんか、ひょっとすると森友学園疑獄のシュレッダー佐川君のように大出世につながるかもね。ちなみに、この人事課長は吉岡秀弥という名前だそうで、これからは白塗り・吉岡君と呼ぶことにしよう。
・歴代人事課長6人を厳重注意 「桜」文書の不適切管理 内閣府
ところで、伊方原発の再稼働について画期的な判決を広島高裁が出した。なんと、原子力規制委員会や四国出力の地震や火山の被害想定を不十分と切り捨てたってね。さらに、こんなことも判決文で述べている。
「福島原発事故のような事故を絶対に起こさないという理念にのっとった解釈が必要なことは否定できない」
これってかなり踏み込んだ判決で、「福島原発事故のような事故を絶対に起こさないという理念」こそが原発裁判では基本となるべきなんだね。考えてもみよう。この国はいまだに原子力緊急事態宣言は解除されてないんだよね。原発事故はまだ親交ちゅょうってことなのだ。
さらに、ほとんどの原発が停止した状況で、原子力村が喧伝する電力不足だって起きてませんからね。ようするに、原発が不要だってことは、9年という時の流れが証明している。
判決を出した裁判長は定年間近だそうで、だからこそ国や電力会社に忖度する必要がなかったんだろう。でも、独立した司法の存在感を示したことには、万雷の拍手を送りたい。
・伊方原発3号機 運転再び認めず 「地震、火山の想定不十分」 広島高裁、仮処分決定
最後に、「昏睡レイプ魔逮捕状握り潰し」の中村格が警察庁次長に昇進したことについて、顔も頭も貧相な官房長官・ガースは、「適材適所」ってのたまったってね。これは、「総理やマスコミへの配慮や忖度があったのではないかと国内外の世論の批判があるが、なぜ栄転させたのか」という記者の質問に答えたものなんだが、こういう質問が出るようになった官房長官の定例記者会見を少しは評価したい。ジャーナリストなら当たり前のことが、これまでないがしろにされてきたのがおかしい話なんだからね。
それにしても、「適材適所」とはねえ。お仲間の不祥事のたびになんとかのひとつ覚えで同じ言葉を吐いてるけど、つまりはポンコツな人材しかいないってことなんだね。言ってろ!!
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