痴呆ぶり全開の年末特番の中で、地上派で「イラク戦争」、BSで「森友学園疑獄」を改めて検証するTBSに拍手!!&あの多母神閣下がレーダー照射でペテン総理を冷笑!!
一昨日のエントリーでTVの年末特番の痴呆ぶりをちょいと嘆いてみたんだけど、なかにはジャーナリズムとしての矜持をどうにか死守しようと頑張っている番組がないわけではない。そのひとつが、昨夜のTBS『報道特集』だ。テーマは「偽情報で開戦~イラク戦争15年」。この愚かな戦争によりISなどのテロ組織が誕生したことは周知の事実なのだが、なんとその発端はイラク人の垂れ込み屋による嘘情報だったとか。この男のコードネームは「カーブボール」。
「イラクに大量破壊兵器がある」という偽の情報に踊らされたCIAが、証拠をデッチ上げてまでイラクに戦争を仕掛けたプロセスが克明にリポートされ、やっぱり日本におけるイラク戦争の検証は改めてやり直すべきだと痛感したのであった。イラク戦争に真っ先に支持を表明したのは日本ですからね。当時の総理大臣は言わずと知れた小泉純一郎。
トランプがフェイクニュースを駆使してまでイランを挑発する現状は、イラク戦争に酷似しているという指摘がアメリカ国内にはあるそうだ。万が一の時には、初老の小学生・ペテン総理は小泉と同じようにもろ手を挙げて支持を表明するのだろうか。そして、集団的自衛権とやらでアメリカの戦争に自衛隊員を送り込むつもりなのだろうか・・・なんて妄想もしてしまう年の瀬なのであった。
偽情報で開戦~イラク戦争
そして、もうひとつ見応えあるリポートをしていたのがBS-TBS『報道1930』だ。加計学園と並んでペテン政権最大の疑獄事件である森友学園疑獄を最初にスクープした元NHK記者の相澤冬樹氏をコメンテーターに、忘れられがちな総理夫人の犯罪をさらなる検証で浮き彫りにした意味は大きい。地上派では絶対と言っていいほど取り上げませんからね。こちらも、是非ともご視聴のほどを。
最後に、韓国軍によるレーダー照射だ。コラムニストの小田嶋隆が「現場の軍人の暴走を文民たる政治家が制止するのがシビリアンコントロールの意義だと思いこんでおったのですが、現場の軍関係者の制止を振り切って隣国との対立を深める方向に舵を切るタイプのシビリアンコントロールもあるということを学習いたしました。」とツイートしてなかなかに笑かしてくれたんだが、なんとあのタボガミ閣下がさすが軍事の専門家と見直したくなるような発言をしている。こんな具合です。
今回の韓国の火器管制レーダーの電波照射について今以上に詳しく話すと自衛隊や日本政府に迷惑をかけることになるかもしれないのでこれ以上は言わない。今回ぐらいのことは世界中の軍が日常的にやっていることであり、電波照射をしてもミサイルが直ちに飛んでいかないような安全装置もかけられている。
— 田母神俊雄 (@toshio_tamogami) 2018年12月23日
おそらく、自衛隊内部でもペテン総理の存在は迷惑至極なんじゃなかろうか。決起する青年将校よ来たれ!!・・・ってなもんです。
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