ネズミ一匹で停電しちゃうんだから、「世界最高水準の安全性」なんて夢のまた夢でしょ&検討委員会メンバーに原発関連から6800万円超のお小遣い&柔道の次は剣道か。「道」を説く奴にロクなのはいない。
「大山鳴動して鼠一匹」ってな言葉があるけど、ネズミ一匹で停電しちまった原発ってのは、そうはいかない。そもそも、配電盤をネズミの被害からガードするなんてことは、電気設備の常識中の常識でもあるんだから、今回の事故もヒューマンエラーの何物でもありません。ちなみに、東電はいまだに「事故」といわずに「事象」とうそぶいてるってね。なんでも、「原子力の世界で、外部に放射性物質が出て、影響を与えるようなら事故だが、そうでなければ事故とは呼ばない」って、このところ記者会見で与太飛ばしてる東電の三下((C)kappamanさん)が言ってるそうな。
それはともかく、たかがネズミ、されどネズミで、原子力村には頭の黒いネズミがワンサカといるからね。原子力規制委員会にだって原発関連の企業や組織から寄付もらってた委員がいたくらいですから。で、原子力規制委員会が外部の専門家を集めた検討会を設置しているんだが、そのメンバーのうち「少なくとも15人が、電力会社などから寄付や共同研究費などの資金提供を受けていたことが分かった」ってさ。総額6800万円を超えるっていうから、原子力村が検討会に放った「草」ってことなんじゃないの。なかには、「企業秘密に当たる」から金額は明かさないって輩もいるんだと。「企業秘密」なんて戯言かまされちゃうと、もうマンガだね。こういうのは、実名報道してほしいなあ。お願いしますよ。
・時事ドットコム
検討会15人が資金受ける=原発関連から6830万円超-新基準策定に関与・規制委
実名報道と言えば、大分の中学校で剣道の試合中に起きた指導者の暴力行為は、是非とも関係者の実名を報道していただきたい。TVで暴力行為の映像が流されていたが、あれはどうみたって犯罪ですから。大会最中の出来事だっていうけど、まわりにいた大人はただ傍観してたのかねえ。そのへんも検証する必要があると思うのだけど、いまさらのように会見開いた教育委員会の委員が、「「愛のムチとはいえ、やはり体罰をすることは・・・」なんて釈明してたが、この物言いにはあいた口が塞がりませんでした。「愛のムチ」だとさ。こういう発想が「暴力」をはびこらせる一因でもあるんだってことにどうして気付かないのかねえ。図々しいにも程がある。
しかも、この暴力行為を働いた男は、教師でもなんでもなくて、ボランティアの外部指導者なんだと。だから、調査もしてないし、これからもするつもりはないって上から目線なんだから、ホント、教育委員会ってのは夜郎自大の集まりなんだね。馬鹿言っちゃいけないよ。教育現場で教師以外の人間が生徒に暴力行為を働いたんですよ。いわば暴漢の類でしょ、こんなのは。
さあ、全日本剣道連盟はどうするんでしょう。柔道に続いて剣道もだからなあ。こうした暴力を徹底的に排除する方向で動けるかどうか。「武道」にとっては、正念場になるかもね。
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