八百長相場が急落して、外国の機関投資家だけがボロ儲け&さしたる議論もなく、ハーグ条約批准に続きマイナンバー法案が今日にも成立。国会は言論の府ってのは嘘か。
ハズレ馬券は必要経費という画期的な裁判所の判断には万雷の拍手を送りたい。それはそれとして、この男性が開発したという競馬予想システムってのは、大いに気になるところだ。なんてったって、1億超の黒字なんだからね。このシステムを販売したら、それこそ馬券の儲けの比じゃないのでは・・・なんて、大きなお世話を焼いてしまう朝である。
昨日から日経平均株価が急落したってんで大騒ぎしてるようだけど、そもそもが八百長相場なんだから、別にどうってことはありません。そういえば、ひょっとこ麻生君は、「株ってのは上がったり下がったりするんだから、私からは何も言うことはありません」てなコメントをしてたっけ。でも、株価上昇はアベノミクスの成果だなんて宣伝していたのはアンタなんだから、そんなにシレっと当たり前のコメントされても困るんですけど。苦虫甘利君は、アベノクスの副作用ではって記者に聞かれて、「いやいやそんなことはありません」って笑って誤魔化してたけど、内心はどうなんだろうね。少なくとも、お調子こいていたところに冷や水浴びせられたっていうのが正直なところなんじゃないのでしょうか。ま、八百長相場でボロ儲けしたのは、ここを売り抜けた外国の機関投資家だけってわけです。
ところで、マイナンバー法案が参議院の内閣委員会で全会一致で可決され、今日にも参議院本会議で成立するようだ。国による個人情報の一括管理の危うさ、情報漏洩の恐れ、膨大なランニングコストなど、問題点は数多くあるってのに、さしたる議論もなくスンナリと成立させちゃっていいのかねえ。
同じように疑問点が多々あるってのに、レレレのシンゾー訪米の際の手土産だったハーグ条約が、まったく議論することなく22日批准された。そのとたん、この条約の問題点がマスメディアで取り上げられていたのには呆れちまいました。消費税増税の時もそうだったけど、法案成立してから批判的な記事を書くってのは実にずるい手口です。ようするに、批判はしたよ、っていうアリバイ工作してるだけだからね。
ハーグ条約にひっかかって、父親のDVで子供を日本に連れ帰ったった母親が、誘拐犯として手配されていたりするんだが、そういう裏事情はほとんど報じられることなく、子供連れ去りということだけにスポットを当ててハーグ条約を単純化してきたマスメディアの責任は大きい。この条約が批准されたことで、様々な事情を抱えた中で子供を日本に連れ帰ざるを得なかったお母さんたちは、それこそ戦々恐々としているのではないだろうか。誘拐犯として手配されているお母さんはどうなるんだろう。こうした疑問点、問題点をもっと議論しなくちゃいけなかったんだよね。
マイナンバー制は、成立すれば2016年から運用されるっていうけど、ハーグ条約のように蓋を開けたら問題だらけ、ってことになるのがオチなんじゃないかと妄想すると、オチオチしていられない今日この頃なのだ。
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