教育再生会議

2015年10月10日 (土)

「体罰自慢」する元プロレスラーと元ヤンキーが大臣と副大臣。夢なら醒めてくれ

 ノーベル平和賞はチュニジアの民主化に取り組む「国民対話カルテット」が受賞。「9条の会」も候補にあがっていたのでちょいと期待してたのだけどなあ。残念。

 でもって、もっと残念なのが文部科学大臣と副大臣の人事だ。元プロレスラーの大臣に続いて、副大臣に元ヤンキーの義家君ときたもんだ。この元ヤンキーは、なにかと問題の多い育鵬社の教科書に力を貸してきたことでもわかるように、かなりつむじが右に曲っているのは周知の事実だ。

 共に高校教師をしていた二人がかつて雑誌で対談したことがあるんだが、これがなんとまあ「体罰自慢」してるんだから正気の沙汰ではありません。元ヤンキーの義家君は、いじめをした生徒を4時間も教室に監禁して、殴る蹴るの暴力で懲らしめてやったそうだ。これが事実なら、体罰なんて生易しいもんじゃありません。ヤンキーのリンチだろ。どう見たって。

 元プロレスラー大臣・馳君も、「私は高校のレスリング部の監督を務め、石川県で強化委員会をやってましたけど、私の高校はそう強いチームではなかったのです。ですから一週間に一本ぐらいは竹刀が折れていましたよ」だとさ。

 彼らの教師としての基本的なメンタリティーが奈辺にあるか。このエピソードを聞けば想像がつこうというものだ。暴力教師としての過去を持つ大臣と副大臣が牛耳る教育って、いったいこの国はどこまで劣化すれば気が済むんだろう。

 最後に、TVのバラエティー番組で、プロレスラーの蝶野正洋が元プロレスラー大臣・馳君について、

「いやあ、これ内閣を決めるときにちゃんと下調べ(身体検査)をしてないんですかねえ?」
「2、3カ月で多分ダメになるんじゃないかな」
「(人となりは)素晴らしいけど、彼は表と裏あるからねえ」

って苦笑しながら語ったそうだ。現実は笑ってばかりもいられなくて、ひょっとすると国歌・国旗に関して暴力教師のタッグチームはかなり強力な締め付けをしてくるかもしれないからご用心なのだ。

生徒を4時間監禁、竹刀が折れるまで…新文科相の馳浩と副大臣の義家弘介が教師時代の体罰自慢対談

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2015年6月28日 (日)

「与党の政治家は、自分の思ったことを言い募ればいいというものではない」(谷垣自民党幹事長)。ならば、真っ先に安倍晋三に言ってやれ。「組織は頭から腐る」の典型です&「教員の政治活動に罰則案」。選挙権年齢引き下げにかこつけて、そうきたか。

 自民党は上を下への大騒ぎ。「メディアに対して批判、反論はあっていいが、主張の仕方にも品位が必要だ」なんて間のぬけたことをほざいていたママチャリ野郎・谷垣も大慌て。「与党の政治家は、自分の思ったことを言い募ればいいというものではない」って火消しに躍起なんだが、この言葉はアンタの党の総裁かつ総理大臣であらせられるところのレレレのシンゾーにこそふさわしい。組織ってのは頭から腐るのが世の常ですからね。つまり、みんな腐ってるってことです、自民党は。

 「酒の席での愚痴のようなことを、若い人たちが党本部の会議室で言うことが悲しい」なんてトボケタことを野田聖子が地元で演説してたそうだが、「酒の席での愚痴」なんて生やしいもんじゃなくて、おそらく日頃からみんなが集まるたびに酒かっくらっちゃこんな調子でオダあげてたに違いありません。習い性となってたんだろうね。

 「「(圧力を加えるには)広告収入をなくすのとスポンサーにならないことだ」って発言したセンセイ(井上貴博・福岡1区)なんか、「私の発言が誤解を招いたとすれば申し訳なく思っている」ってトンチンカンなコメントしてます。おいおい、誰も誤解なんかしてませんぜ。これって暴言吐いた議員の謝罪の決まり文句なんだが、ようするに「誤解したお前が悪い」って言ってるようなもんなんだね。「誤解してる」ってんなら、どこがどう「誤解してる」んだか説明してみろってんだ。

 勉強会を主宰した青年局長の木原稔(熊本1区)とクズ発言した大西英男(東京16区)、井上貴博(福岡1区)、長尾敬(比例近畿)を処分することで幕引き図ろうとしてるようだが、トカゲの尻尾切りしたくらいじゃこの問題は終わりませんね。テレビ朝日の『朝生』への出演を自公がドタキャンして、敵前逃亡って大ブーイング浴びせられてることと併せて、レレレのシンゾーはさぞかし頭じゃなかったお腹を悩ませてることでしょう。

<勉強会問題>自民、火消しに躍起 3氏が出演辞退 

 でもって、この騒動のおかげでとちょいと重大なニュースが見過ごされている。それは、「教員の政治活動に罰則案」っとてやつなんだね。選挙権が18歳に引き下げられたことで、学校における有権者教育ってのが話題になってるんだが、それには「学校の政治的中立性を確保」することが必要で、そのためには「教員指導を徹底」していこうって腹があるからなんだね。つまり、「政治活動について学校の内外で抑制的であるべきだとの指導を高校が行えるよう、政府として見解を現場に示す」ことが目的で、お上に楯突くような言動や行動は厳に慎むようにっていうお達しですね。

教員の政治活動に罰則案 18歳選挙権で自民議論

 選挙年齢の引き下げってのは、240万票とも言われる若年層の票を取り込もうということの他に、教育現場への圧力をより強める理由付けって意味もあったってことなんだね。突き詰めていけば、権力側に有利になるような「洗脳教育」を画策してるんじゃないの・・・なんて妄想も、「新聞をつぶせ」なんて世迷言を喚き散らす売文業のセンセイのご高説をありがたく拝聴するような政党が政権握ってるんだから、あながち妄想とは言えない今日この頃なのだ。

【くろねこの競馬予想】

 グランプリレースは好きな馬から買うのも楽しみのひとつ。というわけで、宝塚記念は、トーセンスターダムから。相手筆頭は、ラキシス。キズナをあっさり差し切った脚は牡馬相手のG1でも脅威。穴なら、ディアデラマドレとデニムアンドルビー。トーセンスターダムが人気ないだけに、ワイドで手広く。
◎トーセンスターダム、○ラキシス、▲ゴールドシップ、△ディアデラマドレ、デニムアンドルビー、ラブリーデイ、カレンミロティック

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2015年6月19日 (金)

憲法だって勝手に解釈してヘラヘラしてる政権だから、「有権者教育」は「洗脳教育」にさも似たりってなもんです。

 選挙権年齢が18歳以上になって、来年の参議院選から実施だそうだ。これで投票率が上がるなんて意見もあるけど、どうなんだろうね。去年の衆議院選における20代の投票率は32%程度だから、いくら240万人有権者が増えたって焼け石に水のような気がしないでもない。

 そんなことより、なんで選挙権年齢下げたかってことの方が気になりますね。自民党はひっちゃきになって進めてきたわけだど、これにはネットサポーターの存在が大きいんじゃないのかねえ。ネッ工作で一番力を発揮したのは、ちょうどこの年代なんだよね。でもって、「若者の保守化」って傾向にうまく便乗しようってのが、そもそもの発端なんだと思う。「若者の声をもっと政治の部隊に」なんてのは嘘っぱちです。

 もちろん、憲法改定を視野に入れてのことだろうし、そのためには若いうちから「教育=洗脳」しておく必要がありますからね。だからこそ、「有権者教育」なんて声が上がってくるわけだ。レレレのシンゾーと不愉快な仲間たちにとって、教育政策ってのは大きな柱のひとつで、教育の現場では教科書の問題も含めてけっこう権力の締め付けが強くなっているのが実情だ。疑惑献金の不道徳な文科相・下村君が「国旗掲揚・国家斉唱」を国立大学に要請したのもその一環だし、道徳の教科化なんてのは露骨な「愛国教育」への布石に他ならない。

 でもって、今度は選挙権年齢引き下げにかこつけた「有権者教育」ってわけだ。憲法をテーマにした集会を開こうとしても「政治的な公平公正」を理由に会館の貸し出しを拒否したり、自治体が後援を取り止めたりするご時勢に、ニュートラルで公明正大な「有権者教育」ができるわけありません。たとえば、授業で集団的自衛権行使容認閣議決定の違憲性に触れようもんなら、その教師は教育委員会やその息のかかったPTAなんかから「日教組」呼ばわりされて吊るし上げられるかもね。

【洗脳】大学内に自民党サークル設置へ!若年層獲得狙い提案!ネット上では批判の声が相次ぐ!

 「有権者教育」って聞こえはいけど、ひとつ間違えば「洗脳教育」になっていく危険性が潜んでいるわけで、「ヒトラー・ユーゲント」ならぬ「シンゾー・ユーゲント」の誕生も時間の問題、なんてことになるかもしれない・・・なんて妄想に小さな胸を痛め花金(古いか)の朝であった。

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2015年4月11日 (土)

「国会での議論や国旗国歌の意義を踏まえ、適切な対応が取られるように学長が参加する会議で要請することを検討している」(下村違法献金疑惑大臣)・・・ほら始まった。「要請」に名を借りた「強制」が・・・。

 埼玉の高校のサッカー部の生徒22人が韓国遠征の際に集団万引してたってんだが、情けなくって涙も出ません。こんな言い方は好きではないが、敢えて言います。日本の恥です。道徳教育がどうたらこうたら以前の問題で、政治家センセイの「嘘」が罷り通る世の中を象徴してますね。つまり、見つからなければなんでもありよ、って風潮の成れの果でもあるんだね。

県内高校生が集団万引き 副校長が謝罪「全員、自宅謹慎に」

 でもって、昨日のエントリーに書いた、国立大学の「国旗国歌」問題だけど、違法献金疑惑まみれの不道徳極まりない文部科学大臣・下村君が、「国会での議論や国旗国歌の意義を踏まえ、適切な対応が取られるように学長が参加する会議で要請することを検討している」だとさ。「お願いであり、するかしないかは各大学の判断。強要ではない」って大嘘こいてます。

 こういうお達しこそが、実は「圧力」なんであって、もし不道徳な下村君が言う「要請」が実際に行なわれたら、堰を切って「国旗掲揚」「国歌斉唱」が大学のみならず小中高まですべからく義務付けられるようになりますよ。もちろん、「圧力」ではなくて「自主的」という体裁でね。

国立大学:入学・卒業式で国旗掲揚と国歌斉唱を要請へ

 去年の11月にテレビ朝日『報道ステーション』のアベノミクス報道のあり方について、自民党は「公平中立な番組作り」を要請してたそうだが、こういうことがジンワリとプレッシャーになって、結局は「古賀の反乱」を招いたんでしょう。「国旗国歌」も同じです。「要請」という名を借りた「圧力」で、そのうち国旗掲揚で万歳する子供たち姿が普通になる時代がやってきますよ。

<テレビ朝日>衆院選前、自民が中立要請 アベノミクスで

 NHK『クローズアップ現代』のやらせ問題はとんでもハップンなことだけど、ちょいと斜めから眺めてみれば。それこそ権力者にこの番組をつぶす絶好の口実を与えることにもなるわけで、なんだか言論統制への道筋があの手この手でつけられている気がする不安な土曜の朝なのであった。

最後に笑うのはアノ人!? NHKの"やらせ疑惑"は今後こうなるという予測!

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2015年2月15日 (日)

差別主義の似たもの夫婦が関わる教育再生会議なんて、お里が知れます。

 ああ、またやっちまた。というわけで、二日酔です。一番親しくしていたいとこの嫁さんの訃報が届いたのもあって、ちょいとはじけてしまったバレンテタインデーの夜なのであった。

 で、もうひとつ訃報が。なんと、シーナ&ロケッツのシーナが亡くなった。いやあ、そりゃあないだろう、言葉もありません。合掌。

 鮎川&シーナは素晴しい似たもの夫婦だったが、こちらの似たもの夫婦はサイテーです。三浦朱門と曽野綾子の馬鹿夫婦のことです。第三の新人なんてもてはやされたのも今は昔、およそ吉行淳之介、安岡章太郎、遠藤周作の足元にも及びません。

 でもって、曽野綾子の差別主義満載のコラムについては昨日のエントリーで書いたけど、実は亭主の三浦朱門もロクなもんではありません。「「強姦は無くならないのだから、貞操観念のない女性を強姦すればよい」とか「女性を強姦する体力がないのは男として恥ずべきことだ」」とか、こんなのが日本芸術院院長ってんてだから世も末です。

 こんなヘイトスピーチぱらまく似たもの夫婦が、日本の教育に深く関わっているってんだから困ったもんなのだ。三浦朱門は日本教育再生機構の発起人のひとりだし、曽野綾子は教育再生実行会議のメンバーなんですね。ちなみに、曽野綾子は日本郵政の社外取締役でもあり、競艇を取り仕切る日本財団の会長も務めておりました。

 曽野綾子のコラムについては南アフリカの大使も抗議したそうだが、国賊まがいに朝日をバッシングした産経は、「曽野氏の意見として掲載した。産経新聞は一貫してアパルトヘイトはもとより、人種差別などあらゆる差別は許されるものではないとの考えだ」ってなことぬかして、とぼけた顔して、ババンバンしてます。

産経新聞:曽野氏コラム、南ア大使も抗議文 人種隔離許容

 レレレのシンゾーが権力の座に居座ってからというもの、この国の人心はひたすら荒廃の道を突き進んでいる気がしてならない今日この頃なのだ。

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2014年10月22日 (水)

道徳の教科化ねえ。「強制にならないように」って静かに諭す声がいずこからか聞こえてきそうだ。

 自らのいたらなさのせいで、ちょいと落ち込み気味の秋雨降る朝である。

 とはいえ、意気消沈している場合ではないのであって、なんかしら道徳の教科化を中教審が文科相の下村君に答申するらしい。道徳ってのは個人の心の問題だと思うんだが、権力者ってのはいつの時代も自分たちの価値観を強要したがるものなんだね。いつだったか、将棋指しが園遊会で「私は君が代、日の丸の普及運動をやっております」って自慢げに話したことに、今上天皇は「強制にならないように」って静かに諭したことがあった。その言葉の持つ重みを、道徳の教科化なんて声を聞くと、改めて実感するのだ。権力を持つからこその節度とはそういうことだ。

価値観国が強要も 道徳教科化を答申 中教審

 日曜日のNHK特集で、戦前戦後の日本の世相を映し出した映像のカラー化ってを流していたが、その中でとても印象的なシーンがあった。それは、戦前の幼稚園園児による運動会の演技みたいなもんだったんだが、なんとまあ紙で作ったらしい防毒マスクをつけて、手には銃剣とおぼしき棒を持って、ジャングルジムをあたかも敵のトーチカのように見立てて乗り越えていくというものだった。て゜、園児たちの目指す先には、中国の南京城壁を思わせる書き割りみたいなものが鎮座ましましている。ゾッとしましたね。こんな幼子の頃から洗脳が始まってるんだもの。

 道徳の教科化が推し進められていけば、それは道徳だけにとどまらず、このアーカイブの映像と同じように、ある種の洗脳教育がはびこる危険だって大いに考えられる。意気消沈した朝に、なんとも心穏やかならざる記事を目にしてしまったものだ。今夜はちょいと酒でも飲んで憂さを晴らすとするか。

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2014年4月 5日 (土)

そこに至る歴史的背景を教えずに、「固有の領土」という言葉だけを刷り込もうってのは、洗脳教育みたいなもんです。

 ヤンキースの田中マー君が初登板。1回の表にヤンキースが2点を先取して、幸先のいいスタート。快刀乱麻のピッチングを期待したい、花散らしの雨もあがった快晴の土曜の朝である。

 快晴どころか暗雲垂れ込めてきたのが、日本の教育だ。レレレのシンゾーの「昔の日本を取り戻す」ための教育改革のおかげで、教育現場への政治介入が露骨になってきているけど、教科書にもそれは反映されているようだ。竹島、尖閣諸島を「固有の領土」と明記した小学校の教科書が登場したそうで、いわば小学校の時から刷り込みしておこうっていう魂胆です。

小学教科書検定:竹島・尖閣「固有の領土」政府見解色濃く

 領土という概念はけっこう難しいもので、その歴史的背景から学ばないと、本当に理解したことにはならないんだね。たとえば、沖縄なんかその典型で、いまでこそ日本の領土ってことになってるけど、その歴史を振り返れば、薩摩藩による琉球処分や明治政府の圧力で強引に日本に編入されちゃったってのが真実なんですね。つまり、沖縄は「固有の領土」とは言い難い。

 竹島、尖閣諸島にだって、それぞれの歴史ってのがあるんだから、「固有の領土」って言うなら、そこをちゃんと精査したうえで学習することが、歴史のお勉強というものです。その歴史的背景に触れることなく、、単純に「固有の領土」って表記するだけってのは、これはもう洗脳みたいなもんです。たとえば、いい国(1192年)つくろう鎌倉幕府、なんてゴロ合わせで年表覚えることが歴史の勉強ではないわけで、武家社会の台頭という鎌倉幕府の意味を理解しないといかんのですね。って、つい青臭いこと言っちまいました。

 その昔は、家永教科書裁判のように、教科書検定そのものが憲法違反じゃないのかという問題提起があったんだが、いまや検定どころか、教科書の内容に積極的に時の権力の意向が反映される時代になっちまったということです。そのうち、「聖戦」なんて言葉が、近現代史の教科書に載る時代がやってくるかも。

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2014年3月15日 (土)

この国には教科書を選ぶ自由もないようで、大臣が「違法確認訴訟するぞ」って脅してます&よってたかって「未熟者」って責任転嫁する理研幹部のエゲツなさ。

 「ガードマン」も「赤いシリーズ」もいいけれど、やっぱり宇津井健ときたら「スーパージャイアンツ」でしょう。白いレオタードのモッコリ感が懐かしい。昭和のスターがまたひとり・・・合掌!

 ところで、教育改革ってのが改憲と並んでレレレのシンゾーがこの国のハンドルを右に切るためのアクセルみたいなもんで、そのために教育委員会に対する首長の権限を強化したり、道徳の教科化を画策したりと、様々な手を打ってきている。ようするに、教育への政治介入以外のなにものでもないのだが、おそらくその試金石としようとしてるんでしょう、沖縄県の竹富町教育委員会が独自教科書を選択しているのを潰そうってんだ、文科省が是正要求を突きつけた。もっとも、是正要求に従わないからって罰則があるわけじゃないようだけど、国は法廷闘争も辞さないってんだから穏やかじゃありません。

採択教科書拒否:文科相が竹富町に是正要求 市区町村で初

 ここまでにいたる経緯には、かなり胡散臭いものがあって、教科書選択を協議する採択地区協議会のリーダーに保守色の強い人間を送りこんだりして、どうにかして国の合のいい教科書を選択するように企んだみたいなんだね。さらに、驚くことに、この協議会の委員ってのは、教科書をロクに読んでいないのだとか。昨夜のテレビ朝日『報道ステーション』で委員のインタビューが流れたが、「すべての教科書を読むなんてできない」「読まなくちゃいけないのかねえ」なんて意味のコメントしたのには呆れちゃいました。

 ようするに、都合のいい教科書の採択ありきで事が進んでいたってことで、ま、出来レースです。それを、文科相自らが「法律違反だから、言うこときかないと違法確認訴訟するぞ」って脅すんだから、この国はどうなっちゃってるんでしょう。法律違反って言うなら、「私が最高責任者だ」ってほざいたレレレのシンゾーなんてのは憲法遵守義務違反なんだから逮捕してしまえ。

 それはともかく、ここまでの強権発動するってことは、見せしめとして徹底的に叩くことで、教育現場が国の顔色を伺うように仕向けようとしているのに違いない。それによって、教育への政治介入はたやすくなりますから。

 レレレのシンゾーが政権についてからというもの、排外的な発言がいたるところから聞こえてくるが、教育改革という名の右翼教育が際限なく進んでいくと、近い将来には徴兵制もけっして夢物語ではなくなるってことに日本の母はもっと敏感に反応しないと大変なことになりますよ。

 ところで、STAP細胞騒動はどんどん泥沼化してるようだけど、昨日の理研幹部の記者会見ってのはなんとも気分の悪いものだった。「未熟な研究者のずさんな研究」だの「あの程度の研究者には土台無理だった」だの、自分たちの責任は棚に上げて、まあ言いたい放題。その未熟な研究者をユニットリーダーに祭り上げ、割烹着着せたり、研究室の壁を乙女チックに塗ったりして、売り込みに必死こいたのは理研そのものなんだよね。

 で、論文の信憑性に疑問が出てきたら、今度は「未熟者」で切り捨てようとするんだもん、いくらノーベル賞の大権威だからって、そりゃあやることがエゲツなさ過ぎるんじゃありませんかねえ。しかも、この論文はそうそうたる権威ある学者が執筆してるんであって、小保方先生はひょっとしたらお飾りとして使われた可能性だって否定できません。自分が担当した部分は間違ってはいなかった、なんて言い訳している先生もいるようだし、なんか『白い巨塔』の現代版みたいな様相を呈してきたようで、アカデミズムの闇に興味津々の今日この頃なのだ。

STAP細胞・理研会見 喝采一転「未熟」と断罪 野依理事長「徹底的に教育し直す」

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2014年2月24日 (月)

レレレのシンゾーが画策する教育改革に62.4%が肯定派。新聞・TVが成立直前までスルーした特定秘密保護法案の時と同じ「由らしむべし知らしむべからず」の手口です。

 山口県知事選も原発推進の自公推薦候補が当選。投票率も38.82%というから、都知事選よりも低いのか。ここでも脱原発で一元化できなかったことが、この低投票率につながったた一因でもあるんでしょうね。それにしても、原発だけでなく岩国の基地問題も抱えた山口県知事戦でこの数字とは・・・レレレのシンゾーのお膝元とはいえ、大いに考えさせられちまう月曜の朝である。

村岡氏が初当選=3新人の争い制す-山口知事選

 で、新聞開けば、共同通信が週末に実施した世論調査結果ってのが発表されていた。驚いたのは、レレレのシンゾーが強行しようとしている自治体首長の権限を強化する教育改革について、「進めるべきだ」「どちらかというと進めるべきだ」という肯定派が62.4%なんだと。ま、いつものように固定電話にかけての調査だから、平均年齢はかなり高いだろうし、それだけ保守的なひとたちが多いんだろうけど、それにしてもこの数字はまたぞろ特定秘密保護法案と同じ道を歩み始めてるってことの証明かもしれません。

「武器輸出緩和」「解釈改憲」 世論調査 反対50%超す

 つまり、特定秘密保護法案の危うさを知りながら、法案成立まではなるだけ記事にしないっていう御用ジャーナリズムの手法が、教育改革でも取り入れられてるってことなんだね。だから、世論調査に答えたひとの、おそらく大多数はレレレのシンゾーが画策する教育改革によって具体的にどんなことが起ころうとしているのかまったく理解していないのだと思う。ちょっと乱暴に言っちゃえば、政治が教育の現場に介入して、戦前のようなマインドコンロールしやすい状況を作ろうとしているってのに、そこんところを新聞もTVもスルーしちゃってるから、なんかバラ色の未来が広がっちゃうんですね。

 たとえば、沖縄で起きている教科書をめぐる問題なんか、明らかに教育の現場に対する政治の介入だと思うんだが、レレレのシンゾーが画策する教育改革ってのは、現場の声を無視してこの教科書を使えって強要できちゃうんだね。行き着く先は、教育における思想統制です。教育現場で、「危険思想」なんて言葉が復活することだって充分に考えられる。

八重山地区教科書採択問題について

 考えすぎ、って言われちゃえばそれまでだけど、ひょっとこ麻生がいみじくも洩らしたように、「誰も気が付かなかった。あの(ナチスの)手口に学んだらどうかね」って具合に事は運んでいくもんなんです。気付いた時にはもう遅い、ってなもんです。

 
 昨日、みんなの党のアジェンダ渡辺君は、党大会で「憲法解釈を変えれば、自衛隊法などを部分的に直すだけでいい。非常に合理性がある」ってレレレのシンゾーにエールを送ったそうだが、維新、結いの党も含めて、思惑はそれぞれとしても、シンゾーと手を繋いでみんなで渡れば恐くないってひとたちですからね。

政権寄りの姿勢強める=渡辺氏「保守」宣言、首相は祝電-みんな党大会

 何が起きようとしているのか見極めるには、考えすぎるくらいでちょうどいい今日この頃なのだ。

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2014年1月 3日 (金)

子どもを厳しく「飼い馴らす」必要があることを国民にアピールして覚悟してもらう・・・そまの昔、首相官邸の教育改革国民会議がこんなこと話し合っていたそうだ。現在の教育再生会議ではどんなこと画策してるんだろう。

 箱根駅伝は、我が母校がどうにか6位で往路をフィニッシュ。今日の復路でよほどのことがない限り、シード権は確保できそうだ。2区を走った山梨学院期待のオムワンバが疲労骨折で途中棄権はなんとも痛ましい。襷を繋がなければ記録も残らない、これが駅伝の恐さか。にしても、アナウンサーのこれでもかの感動押しつけ実況はどうにかならんもんでしょうか。必死にゴルーを目指す選手に向かって、この選手は母子家庭だとか、この選手は今日がおじいさんの命日だとか、そんなことはどうでもいいだろう。つていうか、失礼な話なのだ。こういう情緒に訴えることしかできないスポーツ中継って、もういいがけんにしてほしいのだが、東京オリンピックに向けてますますエスカレートしていくんだろうなあ、やれやれ。

 ところで、「昔の日本を取り戻す」ためのアナクロ政策がレレレのシンゾー一派の手によって、着々と進められているんだが、その白眉みたいな文言が散りばめられた驚天動地の提案ってのを、その昔、教育改革国民会議ってのがしています。

一人一人が取り組む人間性教育の具体策(委員発言の概要)

 「大人や行政が主体となって家庭、学校、地域で取り組むべきこと」って項目の中には、こんなのがあります。

●子どもを厳しく「飼い馴らす」必要があることを国民にアピールして覚悟してもらう

●「ここで時代が変わった」「変わらないと日本が滅びる」というようなことをアナウンスし、ショック療法を行う

 スゲーなあ、「飼い馴らす」だって。子供はまるで家畜並みですね。そっか、子供は将来の兵士だから、家畜並みに「飼い馴らそう」ってわけですか。

 で、「子どもへの方策」として、中学生には、

●簡素な宿舎で約2週間共同生活を行い肉体労働をする

 高校生には、

●満18歳で全ての国民に1年ないし2年間の奉仕活動を義務づける

 これはもう、徴兵制ですね、イメージは。

 なかには、

●団地、マンション等に「床の間」を作る

 なんて、ギャグまであって、これには大笑い。

 こんなアナクロというにはあまりにも時代錯誤な提案をマジメに議論していた教育改革国民会議の座長は、ノーベル賞の江崎玲於奈芝浦工業大学学長。委員には、浅利慶太、曽野綾子、牛尾治朗(ウシオ電機会長)、大宅映子、さらには柔道の山下泰裕なんて名前もあります。

 秘密保護法や集団的自衛権、TPP、消費税増税ばかりが目立っているけど、実はその裏でレレレレのシンゾーは教育改悪にも布石を打っているんだが、そのベースには教育国民会議の提案があったりするんじゃないのかねえ。

 道徳の教科化なんてのを通して、ヒッソリ、コッソリと子供を戦争に送り出すための装置作りをしているんし゜ゃないかと、妄想してみた正月三が日最後の朝であった。

 

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