都議選

2021年7月 5日 (月)

【都議選】50%にも届かない低投票率でも自公過半数ならず!!&「創価学会の皆様に心から感謝とお礼を申し上げたい」(石井公明党幹事長)・・・おいおい、政教分離違反じゃないのか笑笑

 コロナにオリンピックと難問山積の中での都議選の投票率が50%に届かないとは。政治家ばかり攻めても、有権者がこれではダメだろう。

 とは言え、そんな低投票率にも関わらず、組織票が盤石のはずの自公が過半数に届かなかったのは朗報だ。なぜなら、低投票率だと威力を発揮する組織票があまり機能しなくなったことを意味しているからだ。

 自民党の議員が、けっこう次点で競り負けているのもいい傾向だ。さらに、公明党がどうにかこうにか全員当選を果たしたとはいえ、得票数は前回の都議選に比べ9万票も落としている。創価学会の中でも公明党への不満が渦巻いているなんて噂もあるから、下駄の雪もそろそろ溶け始めたってことか。そりゃあ、公明党の幹事長がNHKのインタビューで、「創価学会の皆様心から感謝とお礼を申し上げたい」と言っちまうわけだ。

【詳報】東京都議選 自民が都議会第1党、過半数はならず 女性が最多の41人当選

コロナ感染拡大で菅政権に不満 自公過半数届かず 秋の解散戦略に影響も 野党は共闘課題

 これは余談だが、選挙前に小学校の同級生から公明党支持のお願いがあって、「どこへ投票するの」って聞かれ、「共産党」って言ってやったら、「いまでも暴力革命だよ」だとさ。さらに、「ワクチンが遅れたのも共産党せい」なんて言いやがるから、一昨日きやがれと電話を切ったんだが、くろねこがどんな投票行動している知ってての電話だから、ああ、焦ってるんだなと思ったのであった。

それはともかく、共産党と立憲民主の躍進は、衆議院選挙を前にして野党の選挙協力がいかに大切かを教えてくれる。そのためにも、立憲民主は連合とは早く手を切るべきだろう。

最後に、1人区の武蔵野市で立憲民主の新人、五十嵐えりの当選に大きな拍手を送りたい。世襲の自民候補に勝った意味は大きい。

・田中龍作ジャーナル
【都議選】政治が目を向けなければならない現実を誰よりも知る 社会のどん底経験した五十嵐えり


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2017年7月 3日 (月)

自民惨敗! 国民を「こんなひとたち」呼ばわりしたツケはとてつもなく大きかったということだ。ざまあ~みやがれ!!。

 自民惨敗。なんとまあ、23議席とは。市民のブーイングに叩きのめされたってことだ。とは言うものの、第一党になった都民ファーストの会ってのは、しょせんは第二自民党ですからね。都民(49)+公明(23)+自民(23)の95議席が都議会を牛耳るってことを忘れちゃいけない。つまり、自民党都議連とは対立しても、安倍自民党とはお手手繋いでというのがぼったくりバーのチーママ・小池君の思惑なんだね。それが証拠に、来たるべき衆議院選では安倍自民と共闘みたいなこと口にしてますから。

 今回の都議選の結果で歓迎すべきは共産党の踏ん張りだ。前回より2議席上乗せして19議席ってのは大きい。公明党が与党のキャスティングボードを握っているように、野党のキャスティングボードは共産党の手の内にある。衆議院選で他の野党が共産党とどうやって選挙協力してていくのか。そこがうまくまとまれば、今回の都議選のように自民党を叩きのめすことも夢ではない。もっとも、それにはまず、民進党から野田一派を追放して、小沢一郎・山本太郎のグループとひとつになっていくことが必須条件なんだけど・・・。

自民が歴史的大敗 「都民」第1党、小池知事勢力が過半数

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 それはともかく、不正献金疑惑の下村君にとっては、都議選後の各局のインタビューはまさに針の筵で、なんとも愉快だった。都議選の結果分析なんかそこそこに、加計学園からの献金疑惑を突っ込まれて、目がウルウルしてましたからね。知ったかぶりの池上君からは、「加計学園問題、選挙終わったら答えるんですよね」って嫌味言われる始末だ。

池上彰氏が生中継で下村博文氏を追求!「加計学園問題、選挙終わったら答えるんですよね」

 でもって、不正献金疑惑の下村君が針の筵のその時に、ペテン総理は、ひょっとこ麻生、顔も頭も貧相な官房長官・菅、布袋頭の甘利とフレンチレストランで鳩首会議。どうやら、「都議選の敗北は、ボクちゃんたちには関係ないもんね」ってことで話がまとまったらしい。ひょっとしたら、不正献金疑惑の下村君をスケープゴートに仕立てて加計学園疑獄からも逃げ切ろう・・・なんてことも話してたんじゃないのか。妄想だけど。

首相の1日
【午後】1時18分、国村禎夫神田地所代表取締役。6時、東京都新宿区若葉のフランス料理店「オテル・ドゥ・ミクニ」。麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官、甘利明前経済再生担当相と会食

 いずれにしても、都議選の結果はペテン総理にすれば、喉元に刃を突きつけられたようなもので、安倍降ろしも本格化する可能性が出てきたってことか。「こんなひとたちに負けるわけにはいかない」なんて国民を「こんなひと」呼ばわりしたツケは、想像以上に大きかったということだ。ざまあ~みやがれ!   

 

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2017年6月26日 (月)

「自民党VS都民ファーストの会」なんて煽るメディアに騙されちゃいけない。都議選のポイントは共産党が握っている&「獣医学部の全国展開」は「あまりにも批判が続くから、頭に来て言ったんだ」(安倍晋三)。事実とするなら、市中引き回しの上、磔獄門だろう!

 長野南部の地震はけっこう被害が広がっているようで、雨で地盤も緩んでいるようだから土砂崩れなどの二次災害も心配だ。

 そんな自然災害も東京はまるで他人事で、新聞・TVは都議選一色。案の定、官製報道がかまびすしく、「自民党VS都民ファーストの会」という対立構図を煽りまくっている。ペテン総理とぼったくりバーのチーママ・小池君は、裏ではしっかり手を握ってるんだから、とっちもどっちなんだけどね。

 そもそも、都民ファーストの会の立候補者の中には、元自民党、元民進党なんてのがゴロゴロいる。ようするに、都民ファーストの会は、維新と同じで自民党の補完勢力にしか過ぎないわけで、それが証拠に「憲法」や「共謀罪法」についてほとんどの立候補者が違憲を保留している。

 実は、都民ファーストの会なんかどうでもよくて、ポイントは共産党だ。投票先の世論調査では、公明党をわずかだけど追い抜いてますからね。共産党の街頭演説に在特会が殴り込みをかけたというのも、そうした危機感の表れなんだろう。最終的に共産党が公明党の議席を上回ったら、これは面白いことになりますよ。

都議選 知事勢力が過半数うかがう 「都民」と自民拮抗

【都議選】共産党の街頭演説に在特会が殴り込み!桜井誠氏らが真横で志位委員長に罵声!周囲は騒然

 ところで、ペテン総理が「獣医学部の全国展開」をお仲間の講演会で口走ったことについて、とんでもない言い訳したってね。日本テレビ『バンキシャ』によれば、「あまりにも批判が続くから、頭に来て言ったんだ」とさ。番組では周辺の人物が「総理の言葉」として語ったという体裁をとっていて、裏をちゃんと取ったのかどうか、そこのところがちょいと気になるところだ。ペテン総理のお仲間の日本テレビの報道っていうのが、なんとも愉快ではあるのだが・・・。

 でも、これが事実だとしたら、凄い話だよね。一国の総理大臣が「頭にきたから」って政策変えちゃうんだから。子供じゃないんだからさ、ここまでくると哀れなだけですね。おそらく、これまでもこういう感情の赴くままに、「思いつき」で政策決定してたりしたんじゃないのか。私人の嫁の周辺には胡散臭い霊能者や「謎の水」なんてのもあったりするから、ひょっとしてペテン総理も夜毎に「祈って」たりして。

 「神の国」発言で首が飛んだ総理大臣がいたけどけど、ペテン総理は「神頼み」でこの国を滅ぼすかもですよ。

【辞任必至】安倍総理「全国に獣医学部を」発言は「あまりにも批判が続くから頭に来て言った」(バンキシャ)

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 最後に、前川全事務次官が「国家戦略特区」について自身の思いを語っているので、是非ともご一読を。

【加計問題】どこに本当の「悪いこと」があるのか?国家戦略特区賛成派に、前川さんが語ったこと 

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2017年6月23日 (金)

「魔の2回生」問題まで発覚して、臨時国会召集する気なんてさらさらありません&「広域的に学部のない地域」と「国に要請したことはない」(日本獣医師会)&日本会議所属都議候補一覧&自民党には「あんな男の代議士はいっぱいいる」(河村元官房長官)ってさ!

 野党の臨時国会召集要求に公明党が「必要なことがあれば適切な処置を」と前向きな姿勢を見せているってんだが、いえいえ、都議選意識したポーズなのはミエミエだ。自民党にすれば、安倍晋三記念小学校疑獄も加計学園疑獄も闇の中のままほったらかしにしたいところへ持ってきて、「この女代議士、凶暴につき」と週刊新潮に暴露されちゃった「魔の2回生」スキャンダルがありますからね。臨時国会なんてとんでもありません。公明党はそこのところをしっかりと分かった上で、野党の臨時国会召集要求にエールを送る振りしてるってわけです。

 安保法制=戦争法強行採決の時に臨時国会召集要求をはねつけたのと同じで、「いつまでに召集しなければいけないと定められていないから」ってのが理由なんだね。そのくせ、自民党改憲草案では「要求があってから20日以内」と期限を定めてるってんだから、身勝手なもんです。

「加計」問題で臨時国会召集要求 解明迫る野党 渋る自民

説明責任を果たそうとしない安倍総理夫妻と加計学... 投稿者 gomizeromirai

 身勝手と言えば、加計学園の獣医学部新設を認可した理由ってのもそうなんだね。「学芸員はがん」発言の地方創生大臣・山本君は、「獣医師会の意見に配慮した」から「広域的に獣医学部のない地域に限り新設を認める」と条件をつけたって国会で説明していたはずなのに、日本獣医師会は昨日、改めて「国に要請したことはない」って否定したってね。

 この獣医師会の発言はとても重いもので、獣医学部新設の根拠が揺らぐほどのものなのに、なんで多くのメディアはここにスポットを当てないのだろう。なんてったって、獣医師会は当事者ですからね。当事者の発言を捏造するなんて、それだけでこの案件がいかに胡散臭いものかわかろうというものだ。

加計問題「広域的に学部ない地域」 獣医師会は要請を否定

 臨時国会召集させるためにはメディアのプレッシャーも重要なファクターになるはずなのに、首都圏の新聞・TVは今日告示される都議選一色になるんでしょうね。

 でもって、その都議選に立候補する日本会議メンバー一覧ってやつがあるので、都民の皆さんは是非、投票前にご確認のほどを。

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 最後に、冒頭でも触れた「その女代議士、凶暴につき」のスキャンダルなんだが、官房機密費持ち逃げ疑惑の元官房長官・河村君がこんな発言してます。

「いくらパワハラがあったと言っても、選挙を戦う者とすれば、あのようなことは起こる。たまたま彼女が女性だからこうしたことになっているが、あんな男の代議士はいっぱいいる」

 これが自民党のシェンシェイのメンタリティーなのだ。自民党はパワハラ集団って言ってるようなもんで、こんな党に投票するってことは有権者の人間性も疑われるってもんじゃないのだろうか。

自民 豊田真由子衆院議員が離党届を提出

 

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2014年1月10日 (金)

浮世離れの殿様のご出陣で、沈滞ムードの都知事選に「喝」! いっそのこと、宇都宮副知事ってことで連携したらどうなんでしょう。

 昨日のエントリーで、鳥越君が宇都宮君との一本化を図った上で都知事選に打って出たら面白いのに、と妄想したんだが、なんとまあ、事実は小説より奇なりと申しましょうか、究極の愉快犯だと思っていた浮世離れの殿様・細川君がご隠居ソーリ・小泉君と組んで、出馬が濃厚になってきたんだと。

「脱原発」元首相連合なるか 都知事選 小泉氏と連携カギ

 こうなると、気絶するほど悩ましいことになっちゃいますね。共産、社民がバックについてる宇都宮君と細川+小泉連合では、いくら「脱原発」の共通項があるとはいえ、一本化工作はできないだろうからね。既に、宇都宮陣営からは、「脱原発の候補者を一本化するようなことはない」って声も聞こえてきてるくらいですから。

 宇都宮君が勇気ある撤退をできればいいけれど、無理だろうなあ。さもなくば、宇都宮副知事なんてことで連携できればいいけど、これも無理か。かといって、細川君が宇都宮支援を表明して、小泉引き連れて応援団に回るってこともあり得ないだろうし、結局のところ「脱原発」票を分断しただけで終わりなんて最悪のことだって考えられる。

 なんといっても、浮世離れの殿様・細川君は、自らの政治資金疑惑を追及されそうになって政権放り出しちゃった前科がありますから、個人的にはあまり信用できないと思っている。殿様の政権投げ出しのおかげで、自民党が復活しちゃったわけですからね。その意味では、政権交代を幻想の彼方へと追いやってしまった民主党と同罪と言っても過言ではないんですね。 

 しかし、今回の都知事選においては、殿様の登場ってのは。極めてセンセーショナルであることは認めざるを得ません。舛添で圧勝と目論んでいた自民党にとっては、青天の霹靂といったところでしょう。ざまあみろです。レレレのシンゾーは、チンタラ旅行先の中東でお腹痛くなっちまってんじゃなかろうか。

 「脱原発」は地方選挙の都知事選にはなじまない、なんて野次が早くも飛び交ってるけど、んなことはありません。東電が地方に建設した原発の電力は東京のためのもので、そのひとつがあれだけの大事故起こしたんですから、争点になって当然です。テレビ朝日『スーパーJチャンネル』のコメンテーターの萩谷君が、「今回の都知事選は東京オリンピックをいかに成功させるかがテーマだった」なんて与太飛ばしてたけど、これは細川+小泉連合が「脱原発」を旗印にしたことへの牽制以外の何物でもありません。

 そんな具合に早くも「脱原発」への危機感が出るほどに、殿様のご出陣はインパクトがあるということで、それだけに細川+小泉連合軍が宇都宮陣営にどんな仁義を切るのか、興味津々な寒波襲来の朝なのであった。 

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2014年1月 5日 (日)

集団的自衛権行使容認を手土産にアジェンダ渡辺が自民党に白旗&都知事選にまたひとり愉快犯?? 浮世離れのお殿様・細川が急浮上。

 馬の耳に念仏、馬耳東風、馬齢を重ねる、生き馬の目を抜く・・・てな具合に「馬」にまつわる諺や格言というのは、あまり良い意味のものはないようですね。馬脚を現す、というのもそのひとつで、「隠していた本性や悪事が明らかになる」って意味で、「化けの皮がはがれる」とも言います。

 で、とうとう馬脚を現しちゃったのが、アジェンダ渡辺君です。江田分かれ以降、焦りまくっちゃったんでしょう。自民党の別働隊どころか、集団的自衛権行使容認を手土産に、自民党と連立組もうと画策し始めたようです。創価学会の突き上げもあって、公明党がレレレのシンゾーの右旋回に不満タラタラなのをチャンスと見たんでしょうね。公務員改革の錦の御旗も、特定秘密保護法に賛成はしたおかけでボロボロになっちゃったから、こうなったら昔の仲間のレレレのシンゾーに恩を売って、どうにか自分だけは生き残ろうってわけです。

連立参加視野に党内論議 集団的自衛権で渡辺・みんな代表

 この薄らみっともないディップヘアの男にとって、党なんかどうでもいいだんね。そもそもが、「みんなの党」というより「ヨシミの党」だったんだから、ま、誰もが予想した通りになったってことです。にしても、みんなの党に投票した有権者は、いいツラの皮です。次回の選挙では、お返ししないといかんでしょう。そこのところよろしくです。

 ところで、都知事候補に、浮世離れのお殿様・細川君の名前が急浮上してるんだとか。ご隠居ソーリの小泉君と組んで、「脱原発」勢力を一本化しようって寸法らしいが、戦争やりたくてしかたない田母神君といい、明日行以降、いったいどんな愉快犯が登場してるのか興味津々です。

都知事選“舛添優勢”覆す仰天情報 「細川元首相」急浮上

 レレレのシンゾーじゃないけど、「ワクワクする1ケ月」となるのか、それとも「ヒヤヒヤする1ケ月」となるのか、さらには「ゾッとする1ケ月」となるのか、どんな隠し玉が登場してくるか、ちょいと野次馬になってしまう今日この頃なのであった。

【くろねこの競馬予想】

 年明け競馬は、今年も金杯から。東では、ディサイファに期待。相手はカルドブレッサ、ケイアイチョウサン、サクラアルディート。
◎ディサイファ、○カルドブレッサ、▲ケイアイチョウサン、△サクラアルディート

 西では、武に乗り替わったトーセンレーヴの変わり身があるか。7歳馬のガルボに馬券的には妙味あり。
◎トーセンレーヴ、○ガルボ、▲オースミナイン

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2013年6月24日 (月)

投票率43.5%は、いくらなんでも恥ずかしい。

 自公全員当選、共産倍増、民主・維新惨敗・・・ま、選挙結果は予想されていた通りで、いまさら驚くほどのこともないのだが、なんともやりきれないのは43.5%という惨めな投票率ですね。約600万人の有権者が投票しなかったわけで、やっぱり「投票は権利」なんてぬるいこと言ってるようじゃだめなのかもね。事の善し悪しはこの際置いといて、「投票は義務」だから「罰則」もあり、なんてことにしない限りは投票率は上がらないかも。

 ま、「罰則」云々は極論としても、「争点がわかんない」とか「誰がやっても変わらない」とか、「おまかせ民主主義」を結果として良しとしてしまっている有権者の意識にも大いに問題があるんじゃなかろうか。おそらく、日本が軍国化していく時代にも、同じようなことが有権者の心の動きとしてあったのだろう。で、気づいた時には遅かった、てなことになるんだね、これが。棄権という行為は現状容認したことであって、白紙委任したようなもんなんですね。為政者ってのはこういうのを徹底的に利用しますから。

 早速のところ、娘が東電のアンポンタン幹事長・石破君なんか、「アベノミクスが評価をいだいた」なんてトンチンカンなこと言ってます。棄権したってことは、こうしたまぬけな発言も認めざるを得ないってことです。「いやいや、そんなつもりはないぞ」ってな負け惜しみは通用しませんから。こうやって、声なき声ってやつをうまい具合に利用して、恣意的に世論をある方向に持っていくのが権力の常で、棄権という行為はそれに加担してることにもなるんだね。

 16日のエントリーで、「(投票率が)50%切ったら、都民は物笑いのタネになることは間違いない」って書いたんだけど、43.5%っていう数字は物笑いのタネどころじゃないかも。恥ずかしすぎだろう。もっとも、自民・公明圧勝って結果は、投票した43.5%の有権者のうち、多くのひとが自民・公明に投票したという悲しい現実を突きつけられたってことでもあるんだね。投票しなくちゃ何も始まらないとはいえ、その結果がこれだもんな。

 ま、今後の楽しみは惨敗した日本維新の会の内輪揉めですね。お子ちゃま市長は惨敗したら責任とるって言ってたんだから、ここは是非ともお引取り願いたいちょいと暗めの月曜日であった。

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2013年6月16日 (日)

選挙カーに「日本人が一番」ってスローガンが・・・あったらしい(?)

 日本ラクビーがウェールズに快勝。1989年のスコットランド戦以来の歴史的快挙です。ちなみに、スコットランド戦の時、くろねこは秩父宮ラクビー場で興奮の渦の中におりました。で、サッカーもとなれば盆と正月が一緒に来たようなものだったんだが、さすがに世の中甘くはない。コンフェデ杯で、日本はブラジルに3-0で完敗。それでも、統一球がどうたらこうたら一部のメディアに牛耳られてふしだらなことやってる野球に比べりゃ、ラクビーもサッカーも比較にならないほどフィジカルな面でもメンダルな面でも国際化されてます。野球はこのままだと、衰退の一途を辿るのでは・・・。

 でもって、都議選が始まりました。我が家の周辺でも選挙カーがかけずり回ってます。で、昨日のことなんだが、カミさんとチャリで買物に出かけてバス通りで信号待ちをしていた時のことだ。目の前を一台の選挙カーが通りすぎて行った。何気に目をやれば、政党名をデカデカと掲げた選挙カーから立候補者が身を乗り出し手を振っている。と、ここまではいつもの風景なのだが、通り過ぎた後にカミさんが一言。「日本人が一番、って書いてあったよ」。おいおい、ほんまかいな。いやあ、見逃しちまった。

 でも、カミさんの見間違いでなければ、我が葛飾区で「日本人一番」はないだろう。なんとなれは、葛飾区ってけっこう外国人が多くて、我が家の近くにもパキスタン人やインド人のカレー屋があったりする。黒いベールとチャドをまとった女性が子供とお散歩したりもしている。

 さらに、葛飾区にはエチオピア人のコミュニティ「エチオピア協会」があって、日本に在住するエチオピア難民の4割が葛飾区に居住しているそうだ。そうだ、って言うのは、実はこの事実って葛飾区民ですらあまり知らなかったりするからだ。くろねこも東京新聞の記事で知った次第。それはともかく、そんな土地柄のエリアを、「日本人が一番」なんてスローガンを掲げて走り回っちゃいかんだろう。

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 各党の選挙演説聴いてると、これが都議選かと耳を疑うほど参議院選挙を意識した発言が目立つんだよね。でも、高齢化している団地で「成長戦略」をがなってどうする。そこの住民にしてみれば、聴きたいのは「福祉政策」だろ。ようするに、「東京から日本を変えようよう」なんてゴタクはどうでもいいんです。でも、そこがわかっちゃいないんだろうね。「、「日本人が一番」なんてのは、その典型でしょう。

 それにしても、今回の都議選の投票率はいかほどのものなんでしょう。50%切ったら、都民は物笑いのタネになることは間違いない。なんてったって、あのレイシスト知事とそれに続く獅子頭・猪瀬君を大勝させちまった暗い過去がありますから・・・。

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