お仲間集めた検証委員会なんて「みんな一生懸命やった。感動した」で終わりです&ODA新大綱閣議決定。およそ軍隊において、非軍事分野なんてものがあるんだろうか&小保方君に責任おっつけて、お偉いセンセイ方は遁走。
人質事件の検証委員会とやらの初会合ってのがあったそうだが、これってお友達同士でちょいと話し合いしてみようよって程度のもんなんだね。イギリスを参戦に導いたブレア元首相ですら喚問されたイギリスのイラク戦争調査委員会に比べたら、そりゃあ子供だまし以下の代物です。「みんな一生懸命やった。感動した」で終わりです。
でもって、日本版NSC設置、特定秘密保護法強行採決、武器輸出三原則破棄、集団的自衛権行使容認閣議決定・・・と、戦争の危険な香り中毒で、とても正気とは思えないレレレのシンゾーと不愉快な仲間たちが、また閣議決定で勝手なことをかましてくれました。
今度は、これまで開発支援目的に限ってきたODA(政府開発援助)を、他国の軍隊でも非軍事分野に限って解禁したってね。これって、おかしな日本語だ。そもそも、軍隊に支援するのに非軍事分野に限る、って変な表現だよね。およそ軍隊のやることで、軍事目的以外のことなんてのがあるのか。たとえば、世界中を震撼させるような災害で軍隊が救出活動に出動する、なんてケースが考えられないことはないが、そんな時はその国や地域の政府に対して援助すればいいわけで、それこそいまレレレのシンゾーが大好きな人道支援ですんじゃうことです。
軍隊における非軍事分野ねえ。それって、具体的に説明してくんないかなあ。でも、説明してくんないんだよね。ていうか、できないんだよね。なんとなれば、「他国の軍隊へ支援」というフレーズが重要な意味をもってるからなんだね。「非軍事分野に限る」なんてのはただの飾りですから。
こういう曖昧な表現の多用、ってのもレレレのシンゾーと不愉快な仲間たちの得意とするところで、それをまた幹部が酒池肉林でもてなされちゃってる多くの新聞・TVは「非軍事分野」ってところにスポットを当てて、「他国の軍隊」ってところを見えなくしちゃうから始末におえない。最後には、「これが積極的平和主義」ってきちゃうんだから訳わかりません。わかっているのは、この国がどんどん戦争の準備を始めているってことなのかも。
ところで、話はガラリと変わって、理研が小保方君に研究費請求を検討してるってね。しかし、理研という組織は、どこまで小保方君個人に責任押し付けるつもりなんでしょう。理事長の野依大センセイは給与の一部を自主返納してるから改めて処分はしないってさ。にしても、研究費請求するとなったら、これは小保方君個人の問題ではなくて、自殺した笹井センセイ、自分の立場守るためなら何でもリークしちゃう若山センセイ、チームリーダーの丹羽センセイたちも一蓮托生でしょう。特に、若山セン゛イはES細胞を管理していた張本人なんであって、そのES細胞がどうして実験中に混入したか、他人事じゃなくて説明責任あると思うけどなあ。
理研のセンセイたちって、セクハラ、パワハラが日常茶飯だった昭和のオヤジにだぶって見えてくるのはくろねこだけでありましょうか。というわけで、お後がよろしいようで。
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