河野談話について元官房副長官が国会で問い詰められてるようだが、河野洋平本人に話を聞けばいいんじゃないの。生きてるんだからさ。本人抜きにして、ああでもないこうでもないって、おかしな話だね。
昨夜のレレレのシンゾーは、赤坂の日本料理店で報道各社の政治部長経験者と会食。お食事代は官房機密費か。鳩山ポッポも政治部長経験者と会食したってんでバッシングされたことがあったが、こういう権力者とジャーナリストの馴れ合いお食事会というのは、日本独特の悪しきならわしなんだね。こんなんだもん、日本からウッドワードもバーンスタインも生まれるわけがありません。
でもって、やりたい放題のレレレのシンゾーのひょっとしたらアキレス腱になるかもしれないのが慰安婦問題です。アメリカからの強いプレッシャーで、「河野談話は見直さない」って国会で言わされて、とりあえず沈静化を図ったはずなのに、貧相顔の官房長官・菅君の「検証はするけど見直さない」なんてトンチンカンな発言で、どうやら雲行きが怪しくなってきたようです。
さらに、河野談話の時の官房副長官の石原君が国会に参考人として呼ばれて、余計なことを言うもんだから、ますますワケわかんなくなっちゃってます。昨日も、「事務方が文案を作る過程で、韓国側がいろんな要望を言っていると耳にした」なんてことを口走ってくれちゃいました。
これもおかしな話なんだね。官房副長官を問い詰めるくらいなら、談話の当事者の河野洋平を国会に呼べばいいんじゃないの。鬼籍に入ったってんならまだしも、河野洋平は生きてるんだからさ。何事も当事者に聞くにしくはないんであって、それとも呼べない理由でも何かあるんだろうか。
そんな勘繰りもしたくなる今日この頃なのだが、河野洋平ももったいぶってないで、表舞台に出てきて堂々と見解述べたらどうだ。河野談話の正当性にイチャモンつけられてるんだから、それに対してしっかりとした論陣を張るのが一丁前の政治家ってもんだろう。党内野党に甘んじて、脱原発でも煮え切らない息子の太郎に空気入れるためにも、ここらで親父・洋平の気骨を見せたれ・・・って、そんなことできるくらいなら新自由クラブ解党して自民党に出戻ったりしないか。
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