「諸悪の根源は経産省にある」(山口二郎法大教授)&「安倍内閣が倒れたら、経済産業省に対するさまざまな攻撃が始まる。だから、恥じも外聞もなく首相を支える」(全経産省労組副委員長)&北朝鮮核実験場廃棄取材の国際記者団から日本は除外!
共同通信の調査とは言え、なんか力抜けちゃうねえ。ま、記憶喪失の柳瀬君の答弁には75%が納得しないって答えているのは、せめてもの救いか。
・柳瀬氏答弁、納得せず75% 働き方法案不要68% 共同世論調査
加計学園疑獄の闇が深いのは、政策を推し進めるブロセスが歪められたということと、それを隠すために官僚が国会で平然と嘘をついているってことにある。その元凶はいずこにありや、ってことで、「諸悪の根源は経産省にある」って東京新聞「本音のコラム」で山本コータロー似の山口二郎法大教授が書いている。
ペテン政権と経産省との結びつきはつとに語られていることで、記憶喪失の柳瀬君はもとより、影の総理とも噂される現在の首相秘書官・今井なんたらも経産省の官僚なんだね。原発政策にいつまでも固執するというのも、それが経産省マターだからで、「働き方改革」もしかり。
さらに、経済財政諮問会議や産業競争力会議といったアベノミクスの中核である審議会も、経産省の息がかかっている。ちなみに、記憶喪失の柳瀬君とともに、加計学園疑獄で名前の出ている「総理のご意向」発言の藤原豊君も経産官僚で、こやつがこうした審議会を牛耳っている。そこに、パソナ会長のヘイゾーなどの有識者議員ってのが手先になって議論を誘導してるってわけだ。
そんな経産省の横暴を、全経済産業省労働組合副委員長が告発している。曰く、
「第2次安倍内閣になって経済産業省は官邸を牛耳り、官邸主導による産業競争力会議や規制改革会議などを通じて自分たちのやりたい施策(社会保障費の削減、年金積立金を使っての株価操作、労働者保護の破壊、国家戦略特区による規制緩和等)を進めてきました」
「前から経済産業省は他省庁の縄張りにまで口を出すので霞が関の嫌われ者でしたが、官邸を牛耳ることによって大手を振って他省庁の庭先に入り込むことができました」
「その結果、今は経済産業省に対する他省庁の恨みつらみは頂点に達しているのではないかと思います」
「もし、安倍内閣が倒れたら、経済産業省に対するさまざまな攻撃が始まるのではないかと戦々恐々の日々を過ごしていて、そのため、恥も外聞もなく安倍首相を支えるのに必死なのではないでしょうか」
さもありなん、ってことか。しかし、だからと言って、国会で官僚が嘘をついていいわけがない。告発の最後の言葉が、重く響く月曜の朝である。
「首相秘書官であった人間が国会で平気でウソをついていいということになると、日本という国はウソが平気でまかり通る国、フェイク国家になるわけで、立憲主義や民主主義以前の独裁国家になってしまって日本はいいのかという次元の問題になってしまっていると思います」
・柳瀬元首相秘書官の大ウソ=安倍首相に報告しない・首相から指示ない・メモ取らない・名刺交換しない
最後に、北朝鮮の核実験場廃棄で、取材の国際記者団から日本が除外されちゃいました。トランプという虎の威を借りて、「圧力だ!」って喚いているうちに、とうとう蚊帳の外どころかカウンターパンチでダウン寸前・・・そろそろ退場勧告のカウントダウンが始まるかも!!
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