自民党のいつもの手口で辞職したらすべてチャラ。夏の都知事選は都民の民度が問われる選挙になるだろう。
イチローがピート・ローズの記録を抜いて、日米通算4257安打を達成。ヒットを打つ技術はおそらく世界屈指のレベルであることは間違いない。その野球スタイルにはいろいろ思いもあるのだが、いまは快挙に拍手。
そんなことより、マキゾエ君がセコイ税金ドロボーで辞職したそのとたんに、中国軍艦が口永良部島の西方沖合いで領海侵入。またしてもタイミングいいことで。ひょっとして、マキゾエ騒動で旗色悪くなったペテン総理が習近平にお願いしたんじゃないのか・・・なんて妄想のひとつもしたくなろうというものだ。
でもって、マキゾエ騒動なんだけど、「物言わぬは腹ふくるるわざなり」って兼好法師も言ってるのでもうひとくさり。なんとまあ、共産党の百条委員会設置提案を自公が否決したってね。辞職ですべての疑惑は幕引きってことか。自公が多数を握っている議会というのは、国会も地方議会も含めて、まったく機能してないってことをこのことが証明してます。
辞職してすべてチャラってのは議会がまったく責任果たしてないわけで、やっぱりマキゾエ君には解散でダダこねてほしかった。そうすりゃあ、選挙になって自民党も公明党もその責任を言い逃れするのは難しくなったはずですからね。
・舛添知事疑惑、百条委設置は見送り 傍聴席からヤジ「自民、公明どうした」
こうなったら、自民党も公明党も都知事選に候補者擁立する権利なんかないと思うんだが、マキゾエ応援団だった自民党、公明党の責任論なんかどこ吹く風で、新聞・TVはもう次の都知事が誰になるかで大はしゃぎ。そもそも、マキゾエ疑惑を掘り起こしたのは週刊文春で、本当ならジャーナリズムを気取る新聞・TVは頭丸めなくちゃいけないところだ。
東京新聞社説は、「舛添氏の問題は、週刊文春の調査報道によるところが大きかった。自戒を込めて、新聞の使命と役割をあらためて銘記したい。権力の監視は、私たちメディアの大事な仕事でもある」って書いているが、そこ一番大事なとこなんだね。おそらく、多くの新聞・TVはそんなこと知ったこっちゃないんだろうけど。そもそも、マキゾエよりも税金で贅沢三昧していたレイシスト石原を野放しにしてたことを忘れちゃいけない。
・東京新聞社説
舛添知事が辞職 東京は教訓を学べるか
・牧太郎の青い空白い雲
“超銭ゲバ”舛添は「石原慎太郎閣下」を真似しただけ?
というわけで、マキゾエ君のホテル三日月における会議の相手というのは闇の中のままで、なんとも寸止めされた風俗みたいなもんなんだが(不適切な表現があったことをお詫びします)、はてさてどんなひとたちが都知事選に名乗りを上げてくるんでしょう。宇都宮君は早くも声を上げているようだけど、野党としてはここは統一候補で選挙に挑むべきだろう。ところが、民進党の日本会議メンバー・松原仁なんかは「知事選は民進党が主導的にやっていく」なんてほざいてるんだから、ホント、チイセー野郎だ。
前回選挙だって、宇都宮と細川、そこにタボガミまでが加わって、結局のところマキゾエに漁夫の利をさらわれちゃったんだから、今度もその轍を踏むわけにはいかないはずだろうに。ま、誰が立候補しようが、都民の民度が改めて問われる選挙になることだけは間違いない。
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