北朝鮮拉致問題

2023年9月 2日 (土)

農水大臣の「汚染水」発言を束になって非難する政治家やメディアの“言葉狩り”・・・正直者が馬鹿を見る!!

 中国の禁輸政策を「想定外」とのたまって呆れられた農水大臣、野村君が、さらに「処理水」発言で非難囂々の憂き目にあっている。海洋放出された汚染水を「処理水」と言い換えてきたヘタレ総理にすれば、身内から出たとんでも発言に地団太踏む思いだったに違いない。

 そんな空気を察知したか、想定外の野村君は早速、「言い間違えたことを全面的に謝罪したい。福島県をはじめ関係者の皆さまに不快な思いをさせて申し訳なかった」って頭下げちゃいました。

野村農相 “汚染水”発言 謝罪し撤回 野党側は追及の構え

 いやいや、アンタは正直に言ったまでのことなんだから、謝る必要なんてありませんて。謝るなら、「汚染水」を「処理水」と言い換えて平然としているヘタレ総理の方だろう。

 それにしても、この「汚染水」発言に、野党もメディアも一緒になって責め立てているけど、これって「言葉狩り」なんじゃないのか。「処理水」って言うことで、海洋放出を正当化しようとする思惑がそこにはある。

 NHKは「中国が使う『汚染水』」って表現をしたそうだが、デブリに触れた冷却水は「汚染水」以外の何物でもない。それなのに、敢えて「中国が使う」という枕詞を付けるNHKの政権へのすり寄り具合は、公共放送局としてなんとも不気味なものがある。

 「処理水」と呼ぼうが「汚染水」と呼ぼうが、その実態に変わりがないわけで、BS-TBS『報道1930』では原発推進派の中からもこんな発言が出ているくらいで、海洋放出の危険性に右も左もないってことなのだ。

「アルプスというのは導入された当初からずっと『トリチウム以外の60種以上の放射線物質を全部取り除くんだ』と言ってきたにも関わらず、残念ながら処理された水の7割で基準値を上回ってますのでアルプスの性能が問われている。2次処理で本当にどの程度取れるのか?ということを専門家が入った第三者機関がきちんと検証して国際社会に発信して、それで海洋放出ということにすれば、アルプス処理水の海洋放出がここまで他国から、あ~だ、こ~だと言われるような問題にならない」(笹川平和財団・小林祐喜)

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2023年5月28日 (日)

「拉致問題解決には、日本を変えなければならない。そして変えるべきは日本国憲法だ!」と檄が飛んだ北朝鮮拉致被害者の帰国を求める「国民集会」・・・もはや拉致を政治利用した右翼の決起集会だろう!!

 北朝鮮による拉致被害者の帰国を求める「国民大集会」に、与野党の国会議員など約800名が参加したとか。主催者は「家族会」と支援団体「救う会」ってんだが、司会があの櫻井よし子というだけで集会の雰囲気が伝わってくる。拉致被害者家族の蓮池透氏が「極右・統一教会大集会に他ならない」と喝破していたのもむべなるかなってものだ。

 集会では、

「拉致問題解決には、日本を変えなければならない。そして変えるべきは日本国憲法だ!」
「自衛隊は特殊部隊を派遣して拉致被害者を取り戻すべきだ」

 なんて檄が飛んだそうだ。これって、もはや拉致被害者のための集会というより、北朝鮮の拉致を利用した国威発揚決起集会と言っても過言ではない。

 メディアがそんな実態には一切触れずに、「拉致解決 時間ない」なんてお涙記事を垂れ流しているのも情けない話なのだ。

 この集会にはヘタレ総理も参加して、「すべての被害者の1日も早い帰国を実現すべく、全力で果断に取り組んでいく」「条件を付けずにいつでもキム・ジョンウン総書記と直接向き合う決意だ」って息巻いたそうだ。

 日米韓による北朝鮮包囲網なんてのを画策しながら、日朝首脳会談なんてことを良く言えたものだ。北のカリアゲ君にしたら、寝言は寝て言え、ってなものだろう。

 ペテン師・シンゾーが口だけで何の解決の手口も見い出せなかった上に、それを政治利用するツムジが右に曲がった勢力が存在する限り、拉致問題は絶対に解決しない・・・と我が家のトラ猫に囁いてみるダービーの朝である。

拉致被害者家族が集会 首相「首脳会談の実現へ協議始めたい」

【まだまだあるぞ気になるニュース】

【独自】マイナ保険証“自分”以外に“別人”の情報…「2人以上ひもづくこと可能」

「本人も分かってない」与野党から厳しい声…岸田総理の長男・翔太郎秘書官の“公邸忘年会” 更迭要求に言及避ける

「維新の会」とは要するにどういう集団だったのか?【適菜収】

【くろねこの競馬予想】

 皐月賞を圧勝したソールオリエンスが一本被りの今年の日本ダービー。重馬場でスローというトリッキーなレースとなった皐月賞だけに、スピードか要求されるダービーでどこまで末脚が活きるか。とは言え、皐月賞がダービーのトライアルと位置付けられるようになって、青葉賞などの別路線組はよりいっそう不利になっているのも事実。
 というわけで、連の軸としてソールオリエンスが本命。相手筆頭は、皐月賞は落鉄の不利があったファントムシーフ。ダービー連覇がかかる武豊を鞍上に迎え、調教も実にパワフルだったのも期待がもてる。皐月賞は惜しくも2着だったタスティエーラと重馬場が響いた可能性のあるシャザーンも侮れない。
 青葉賞を快勝したスキルヴィングが人気になっているが、2着のハーツコンチェルトが今回は外枠に回っただけに要注意。
◎ソールオリエンス、〇ファントムシーフ、▲タスティエーラ、△シャザーン、ハーツコンチェルト、スキルヴィング、ベラジオオペラ、トップナイフ、ドゥラエレーデ


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2020年6月11日 (木)

経産官僚と電通などの民間企業が「テキサス旅行」・・・ペテン政権・経産省・電通のズブズブのトライアングルを取り巻く暗くて深い金の流れ!!

 持続化給付金に絡んで税金ピンハネ疑惑が発覚したサービスデザイン推進協議会がどうやら電通のダミー会社であることがわかってきて、ペテン政権と電通とのズブズブの関係が新たな疑獄事件に発展する可能性が出てきた今日この頃。

給付金事業の外注先、経産省も把握できず 受注に20~30社加わる?

 そんな中、経産省の最高幹部である前田泰宏中小企業庁長官と民間企業との癒着ぶりを週刊文春がスクープしたってね。民間企業の中には、もちろん電通も入っていて、ていうかおそらく電通が主体だったんだろう、テキサス旅行と洒落こんでましたとさ。

 「前田氏らはアパートの一室を借り上げ、『前田ハウス』と称し、共に宿泊していた」というんだが、とっさに「ムネオハウス」なんて懐かしい言葉が脳裏をよぎったのでありました。それはともかく、「前田ハウス」で開かれたパーティには、サービスデザイン推進協議会の平川健司業務執行理事も参加していたそうで、この御仁は先日の会見で滔々と言い訳しまくっていた元電通マンなんだね。

 おそらく、テキサス旅行を仕切ったのは電通なんだろう・・・妄想だけど。ペテン政権は経産省の官邸官僚のやりたい放題が噂されているけど、彼らにしてみれば「担ぐ神輿は軽くて馬鹿がいい」ってことなんじゃないのか。ま、担がれてるのが誰とは言いませんけどね。

持続化給付金「電通社員」も参加 経産省最高幹部が民間業者とテキサス旅行

 ペテン政権・経産省・電通のトライアングルの闇は想像以上に深いものがあるようで、文春以外のメディア、特に新聞はいったい何やってんだろうね。もしかしたら、「前田ハウス」の常連だったりして・・・いやあ、単なる妄想ですよ、妄想。

 最後に、これは書こうか書くまいかちょいとためらっていたんだが、物言わぬは腹ふくるるわざなりということで、書きます。横田めぐみさんのお父上が亡くなられ、ご家族が会見をした。中継を観ていたんだが、めぐみさんの下の弟さんが「何もやってない方が政権批判をするのは卑怯だ」という発言をされたのには、なんか違和感あるんだよね。とても嫌な気分になっちまったのだ。

 新聞・TVはこの発言をほとんどスルーしているんだが、何らかの見解を述べる必要があるんじゃないのか。初老の小学生・ペテン総理が「拉致問題は一丁目一番地」と言いつつ、何もしてこなかったのは事実なんだからね。被害者家族のお気持ちは尊重するのはもちろんだけど、その発言の問題点を指摘することがタブーになるとしたら、それもまた拉致問題の政治利用のひとつになるのではないだろうか。

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2020年2月 7日 (金)

「契約の主体は参加者」とは「民法上の契約であると認識」(安倍晋三)・・・そろそろホテル側も何か言ったらどうだ!!

 北朝鮮に拉致された有本恵子さんの母上が亡くなられた。初老の小学生・ペテン総理は、この訃報に「痛恨の極み」「あらゆるチャンスを逃さず、果断に行動する」だとさ。こやつが総理大臣にゾンビのごとく復帰してからと言うもの拉致問題は1ミリも動いていない。それどころか、北のカリアゲ君からはまったく相手にされず、トランプ頼みなんだから、よくもまあ「果敢に行動する」なんて口にできたものだ。

有本恵子さん母死去「恵子さん取り戻せず痛恨の極み」安倍首相

 こういう恥知らずな男だから、国会でも嘘の上塗りを続けられてるんだろうね。5日の予算委員会では、こんな答弁をしている。

「ホテル側から施設利用と飲食のサービスを受け、対価としての会費5千円を個々の参加者が支払う民法上の契約だ」

 昨日の野党の「桜を見る会」追及本部のヒアリングでは、「桜疑惑」を追及している弁護士が「契約の主体は参加者」というペテン総理の主張に対して「民事裁判が行われたら絶対に負ける」って明言している。つまり、昨日のエントリーでも書いたように、法律的観点から見れば、ペテン総理の矛盾した発言ってのはことごとく法的根拠が崩壊しているんだね。

 それにしても、「民法上の契約であると認識」って凄いなあ。口から出まかせ出放題がペテン総理の首をジンワリと締め付け始めたってことか。

首相、夕食会の収支記載義務ない


国会中継 予算委員会 2020年2月5日(水)午後

 そんなペテン総理に、いまだに反旗を翻すことができない自民党の議員ってのは、なんとも惨めなものだ。トランプ弾劾裁判で、共和党でありながら敢然と賛成票を投じたロムニーのような政治家としての矜持と誇りを持った議員は自民党にはいなのかねえ・・・なんてないものねだりしてみる金曜の朝である。

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2019年6月 3日 (月)

タレント、御用学者、さらにはステマまで駆使しての「復興PR」で、電通に240億円!!&ペテン総理の「無条件会談」を「厚かましい」と北朝鮮が一喝!

 聖火リレーのルートなどの詳細が決まったとかで、またぞろ「復興オリンピック」なんて言葉がメディアで飛び交っている。でも、汚染水は「アンダーコントロール」どころか、垂れ流し状態ってのが現実なんだね。汚染土だってその最終処分場はまったくの闇の中。廃炉で最も重要なデプリ(核溶融燃料)の除去にいたっては、いまだに解決方法が見つかっていない。これのどこが「復興オリンピック」なんだろうね。

 ああ、それなのに、メディアを使った復興PRはますます盛況なんだね。「風評被害対策」ってのが名目なんだそうだが、なんとその費用は240億円にも上るってさ。その予算を差配しているのが電通で、タレントや御用学者を起用しての大キャンペーンが繰り広げられているんだとか。

 TOKIOの「食べて応援」なんてのもそのひとつなんだろうが、こうしたいかにもって演出ならまだわかりやすい。でも、なかには政府の予算、つまりは税金を使った「復興PR」の一環でありながら、あたかも市民レベルの運動であるかのように装ったステマも横行してるんだとか。

 広告代理店にとってはこんな美味しいビジネスはない。ステマってのはつまりは「やらせ」ってことで、広告代理店の最も得意とする手法ですからね。税金使って国民を欺こうとは、なんともおぞましい了見だこと。

原発事故後の復興PRに240億円?電通1社で

福島原発事故“風評被害対策”で「電通」に240億円! ママインフルエンサーのステマ、開沼博や早野龍伍、TOKIO起用も

 こんなんだもの、ペテン総理の無条件会談を北のカリアゲ君から「厚かましい」と一刀両断されるわけです・・・って関係ないか。

無条件会談「厚かましい」 北朝鮮、安倍氏方針に反発

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2019年5月 7日 (火)

「北朝鮮とは条件を付けずに向き合わなければならない」(安倍晋三)。てことは、「拉致被害者切り捨て」って言ってるようなものだ!!

 初老の小学生・ペテン総理の「やるやる詐欺」の最たるものが北朝鮮拉致問題で、口だけはタダなもんだから「ワタクチが先頭に立って」って何年も喚きながら成果ゼロどころかマイナスってのが現状なんだね。そもそも、蓮池透さんによれば、ペテン総理は北朝鮮から帰国した拉致被害者を一時帰国として北朝鮮に戻そうとしていたそうですからね。本気で北朝鮮と交渉しようなんて熱意なんか、爪の先程もありません。でなけりゃ、トランプに丸投げなんかしやしません。

 そんなペテン総理が、このところ「前提条件なしの日朝交渉」ってことを口にし出してるんだね。口にしたとたんに北朝鮮からは「謎の飛翔体」が飛ばされて、慌てふためいてトランプと電話で相談したらしい。そして、改めてこんなこコメントしている。

「「拉致問題を解決をするためにあらゆるチャンスを逃さない。私自身が金正恩委員長と向き合わなければならない。条件を付けずに向き合わなければならないという考えだ」

 いつまでも言ってやがれ、ってなもんなんだが、「7月に北朝鮮に電撃訪問」なんて噂が連休前に飛び交っていたことを考えると、ひょっとするととんでもないサプライズがあったりして。でもって、アメリカの中国への関税引き上げによる世界経済の混乱を利用して「消費税増税延期」をぶち上げて、一気に衆参ダブル選挙・・・なんて悪夢を見ることになったりして。

首相、米大統領と電話協議 日朝首脳会談「条件付けず」

 それはともかく、ペテン総理の「条件を付けずに向き合わなければならない」というコメントは、「拉致問題はここらでチャラにしよう」という北のカリアゲ君へのメッセージということも考えられる。ていうか、北のカリアゲ君にとっては拉致問題はオヤジの時代のことですからね。「んなこと知るか」ってスタンスなんだろうから、「条件付けず」ってのは「拉致被害者切り捨て」って言ってるようなものだと思うけどねえ。

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2019年3月 1日 (金)

米朝会談決裂にコーエン証言の影響ありやなしや!?&「私自身が金委員長と向き合わなければならない」(安倍晋三)。ああ、そうかい!&ミスター年金の統計偽装追及に「私が国家」と思わず口走るペテン総理!!

 米朝会談が決裂して北朝鮮ウォッチャーを自称するコメンテーターが「ああでもない、こうでもない」とピーチクパーチク囀っているのは大いに笑える。何があったのかなんてことはシロートにはわかりようもないんだけど、ひとつ気になることがある。それは、米朝会談にぶつけるようにして、トランプの顧問弁護士だったコーエンがロシア疑惑や不倫の口止め料支払いにからんで過激な証言をしているってことだ。「人種差別主義者で、詐欺師、ペテン師だ」と口汚く罵ってるんだね(どこぞのボクちゃんも似たようなもんだけど)。この発言と会談決裂ってどこかでリンクしてないのかなあ・・・妄想だけどさ。

米大統領疑惑、追及加速へ 元顧問弁護士「口止め」証拠提出

 そして、もうひとつ。北のカリアゲ君のホッペがやけに赤くむくんでいるように見えたんだが、ひょっとして健康面で大きな問題抱えていたりして・・・これもまた妄想だけど。

 でもって、新聞・TVは「トランプが拉致問題を議論した」って報道しているんだが、その内容についてはまったく触れていない。おそらく、北のカリアゲ君からは「解決済み」って言葉が返ってきたに違いない。ようするに、「ちょっと言っておいたから」程度のことなんじゃないのかねえ。

 初老の小学生・ペテン総理にすれば、さあ、困った、ってのが本心なんじゃないのか。だからなのか、「次は私自身が金委員長と向き合わなければならない」っていまさらのコメントしてます。つまり、これまではトランプのフンドシで相撲とっていたけど、これからはそうもいかなくなったってことなんだね。

・トランプ氏、首相に報告「拉致問題を議論」 「米の決断 全面的に支持」

 でも、どうやって北のカリアゲ君とコンタクト取るつもりなんだろう。そんなチャンネルがないからトランプにお願いしてたはずなんだね。ノーベル平和賞推薦も、そのための見返りみたいなもだったんじないの。とまれ、この男は、福島の汚染水ともちゃんと向き合おうとはしないし、辺野古だって「真摯に受け止める」とのたまいながら一度も現地を訪れたことがない。拉致問題も同じです。

 最後に、年金男・長妻くんとペテン総理の国会バトルは、年金問題以来なかなかウンチクがあって面白いんだが、今度は何をとち狂ったか統計偽装を追及されて「私が国家」ってのたまったってね。こやつは、自衛隊を「我が軍」と口滑らして顰蹙買ったことがあるように、おそらく平素からこうした独裁者気取りの発言してるんだろうね。こんな男をのさばらしている一部の国民にも、大いに非があるんじゃないんでしょうかねえ。

安倍首相が統計不正追及に「だから何だってんだ!」と逆ギレ野次! 「私が国家」とまた独裁発言もポロリ

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2018年12月 3日 (月)

拉致問題を政治利用する中山恭子が、政党交付金2億円を私物化!?&外国人労働者失踪は低賃金だけではない! 中絶強要も・・・!!

 パリが燃えている。燃料税値上げをきっかに起きた大規模なデモが暴徒化していると報道されているけど、デモを支援する市民も日に日に増えているそうだから、それだけマクロン政権に対するウップンが溜まっているってことなんだね。フランス革命に決起した熱い血はいまも流れてるってことで。

 それに引き換え、日本は羊の集団と化してますからね。どれだけ政治家や官僚、そして財界人どもが好き勝手やっても、意に介する素振りすら見せないんだから、自分で自分の首を絞めているようなものだ。

反マクロンデモ、パリ130人超けが 南仏で死者1人

 そんなんだから、政党交付金で飲み食いするような不埒な輩も出てくるわけで、週末には拉致問題がなければただの右翼のおばさんの中山恭子君が政党交付金をポッポに入れてたのがバレちゃいました。党を離党する時に政党助成金を自らの団体に移すという典型的な手口で、これって法には抵触しないものだから、解党する時には皆さんやってることなんだね。

 法には抵触しないからって税金を懐に入れるというのは、形式的には明らかに横領だ。でも、それで政治家を辞する奴はひとりもいない。おそらく、拉致問題がなければただの右翼のおばさんも、このままお咎めんなしで済んじまうんだろうね。

こころ代表 離党日に2億円移転 中山氏、支部から団体に

 お咎めなしでいいんかいとくれば、技能実習生失踪問題だ。最低賃金以下で働かされている奴隷状態がその原因ということは判明しているんだが、それらに加えてバワハラやセクハラも凄まじいってね。たとえば、「外国人の技能実習生が妊娠し、強制帰国や中絶を迫られる例が相次いでいる」んだとか。

 「受け入れ機関側から『恋愛禁止』や『妊娠したら罰金』と宣告されるケース」もあるそうで、これはもう人権問題としてしっかり国会で検証しなくちゃいかんだろう。朝日新聞によれば、研修施設の担当者の中には「会社は実習生を効率よく働かせたい。妊娠したら生産能力が落ちる。実習生に産休をとらせる会社など聞いたことがない」なんてタコ部屋の親方みたいな不埒な発言する輩もいるってさ。

「中絶か強制帰国、どちらか選べ」妊娠の実習生は逃げた

米紙が見た「外国人を使い捨てるニッポン」 ミャンマー人技能実習生「私は奴隷だった」週100時間労働で月6万円

 ネットで「クールジャパンどころじゃない。クルーエル(冷酷)ジャパンだ」とつぶやく方がいたけど、座布団一枚なんて笑っちゃられない。実際に冷酷な状況の中に技能実習生は置かれている。移民法案では、「特定技能1号」に技能実習生を移行させるって言っている。でも、これってそうした奴隷的状況が恒常化するってことなんじゃないのか。

 こうした状況を広く知らしめるためにも、技能実習生が失踪した企業名と技能実習生の受入れ機関名を公表すべきだろう。そして、こうした企業や機関に対する罰則も法的に整備していかないと、大変なことになりますよ。

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2018年11月21日 (水)

「ゴーン一強体制の弊害」を論じるなら「安倍一強体制の犯罪」もしっかり検証しろ!!&ゴーン逮捕を隠れ蓑に入管法審議入りを強行!!&「安倍内閣が北への軍事行動をするなら支持」(米子市長)

 自民党に落語議連(落語を楽しみ、学ぶ国会議員の会)だとさ。小泉の小倅も参加してるんだが、徒党を組んで落語を聴こうなんて、粋じゃないねえ。

自民、落語議連設立 寄席文化継承目指す 小泉進次郎氏ら参加

 そんなことより、日産だ。案の定とは言え、ゴーンゴーンゴーンゴーンゴーンと、除夜の鐘じゃあるまいし、かまびすしいったらありゃあしない。それがまた、判で押したように、「一人に権限が集中し過ぎた」と「ゴーン一強体制」の弊害をもっともらしく解説してるんだね。

 しかし、「権力集中」が原因とするなら、ペテン政権なんてその最たるものだ。布袋頭・甘利君のあっせん利得疑惑、財務省の公文書改竄、初老の小学生・ペテン総理の私人の妻が関与した森友学園疑獄、そしてペテン総理と「ばくしんの友」との悪巧み(加計学園疑獄)と、これすべてペテン総理への権力集中が原因んだよね。そこをほったらかしで、「ゴーン一強体制」を批判してもまたく説得力がありません。

法人としての日産も立件へ 長期で巨額の虚偽記載を重視

・東京新聞社説
権力集中だけが原因か

 それはともかく、考えてみれば、これだけの大物を事情聴取というプロセスをすっ飛ばして、いきなり逮捕ってのもおかしなものなんだね。そこには何らかの政治的判断があると思うのが普通じゃないのか。作家の中沢けいがこんなツイートしてたけどおっしゃる通りです。

日産の幹部が官邸にお詫びに参上したってのも、いろいろ裏があるからこそ、ってなもんです。

「お騒がせし申し訳ない」 日産専務、首相官邸に

 でもって、ゴーン逮捕を隠れ蓑にするかのように、入管難民法改正案の審議入りを委員長職権で強行しやがりました。外国人労働者失踪問題の資料に改竄の疑いがあるってのに、ヤメ検の法務大臣・山下君は役人の作文を読んで謝罪したふりして責任を取ろうともしない。

 それなのに委員長職権で審議入りってのは、それだけこの法案を成立させなくちゃいけない相当の理由があるってことなんだね。ようするに、自らの保身のために経済界の「ご意向」にそったということなんじゃないの。「今回の入管法改正案は経団連の要望に沿っている」って経団連会長が公言してるんだから、何をかいわんやなのだ。

 最後に、米子市長が拉致問題について、こんなネトウヨ発言したってね。

「もし安倍内閣が軍事行動をするというのであれば、あるいは憲法を改正するというのであれば、全面的に支持をして、この拉致被害の回復、主権の侵害の回復に、私たちは国民として全力で当たりたい。全力で支援をし、そして支持したいと思っております」

 一朝事ある時は、先陣を切ってお国のために戦ってください。それこそが、言葉が命の政治家としてあるべき姿でありましょう。それにつけても、ウマシカにつける薬はないとはよく言ったものだ。

「安倍内閣が軍事行動なら支持」拉致問題めぐり米子市長

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2018年10月 9日 (火)

「拉致問題は、今が正念場」(菅官房長官)。「やってる感」演出のための「ハッタリ」・・・いつまでも言ってろ!!

 「やってる感」を強調するための「ハッタリ」ってのは初老の小学生・ペテン総理の得意技。そんな親分のお株を奪うかのように顔も頭も貧相な官房長官が拉致家族の前で「今が正念場!」って吠えたってね。

菅官房長官 日朝改善に決意 拉致担当相兼務後、初講演

 こやつらの「ハッタリ」ってのは安全地帯から石投げているようなもので、だったらありとあらゆる外交手段を使ってでも北のモカリアゲ君との会談をセットすべきなんだよね。ああ、それなのに、実際にはすべてトランプ頼みで、自分たちでは何もしない。それどころか、「拉致問題を解決できるのは安倍政権だけだとは言っていない」って居直るんだから始末に悪い。

 北朝鮮訪問の前に立ち寄った国務長官のポンペオに仲介を頼んだってことが連休前にニュースになっていたけど、結局は「伝えたことは伝えたよ」程度で終わっちゃってるんだよね。トランプにすればどうにか朝鮮半島の非核化を実現して、あわよくばノーベル平和賞ってのを狙ってるんだろうから、ペテン総理のために骨なんか折っちゃくれません。ある意味、迷惑な話なんだから、アメリカにとっては。

 そして、拉致家族会だけが振り回されるってことになる。でも、その拉致家族会もなにやらよからぬ連中に取り込まれてるようで、先月開催された「拉致問題全国集会」ではネトウヨの女王様・櫻井よしこ君が司会を務めるって具合だ。あの杉田汚水脈まで出席して黄色い声援を浴びたっていうから、どんな集会か想像がつこうというものだ。

拉致問題「国民大集会」が安倍首相の礼賛大会と化す異様! 杉田水脈に声援、櫻井よしこや家族会からは石破茂批判、韓国ヘイト

 その杉田汚水脈はお仲間を前にした講演会で、性懲りもなく「南京虐殺はなかった」って喚いていたってね。50歳過ぎても「まだ若いから」なんてペテン総理に庇護されちゃうのは、ようするに頭が幼稚ってことなんだね。政治ジャーナリストのコレステロール角谷君が辛辣な言葉を投げかけるのもむべなるかなってことだ。

「政治家は本来、異なる意見の人とこそ議論を戦わせるもの。しかし杉田議員は、自分の支持者・理解者のもとにしか行かない。この傾向は、杉田議員だけでなく、自民党の若手議員の間で顕著になっています。トップである安倍首相自身が、シンパだけを近づけ、反対派を遠ざけていますからね。みんなその姿を真似し、正しい政治家像を見失っているのです」

「南京事件はなかった」杉田水脈議員がマスコミ禁止講演会で本心

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