報道ステーション

2016年4月22日 (金)

被災地で食事の差し入れを強要する副大臣がいれば、国会では「ふざけんなよお前ら」と喚くチンピラ議員・・・・世も末だ!&「報道の自由度72位」を「実感がない」とほざく鮨友コメンテーター。

 プリンスが急逝・・・なんだかなあ、アーティストの訃報が続くなあ。合掌。

 さて、熊本地震なんだが、現地対策本部長をおおせつかっていた内閣府副大臣の松本文明とやらが、被災者を差し置いて「食べるものがない。これでは戦えない。近くの先生(国会議員)に差し入れをお願いして欲しい」って自分たちの食事をおねだりしてたってね。ボランティアでさえ、自分たちの食事は自分たちで確保して現地に迷惑かけないようにしてるってのに、政治家のくせして殿様気分なんだから何をいわんやなのだ。

 しかも、一部の報道によればまったく食事がでなかったわけではなくて、おにぎりの差し入れがあったのに「こんなの食えるか」「物資が行き届かないのはあんたら自治体の責任。政府に文句言うな」って熊本県の職員を怒鳴りつけたそうだ。なんかもう、政治家云々というよも、人間としてどうなのよってレベルなんだね。どうやら、このオッサンは、ペテン総理の子飼いのシェンシェイだそうで、さもありなんてことです。

松本文明副大臣が熊本の職員にも自分の食事が足りないと無理難題!「政府に文句言うな」暴言も…安倍“子飼い”議員の典型

 で、オニギリ松本のご乱行を民進党の議員が国会で追求したら、今度はおおさか維新のヤンキー足立がゴロまいたそうで。なんとまあ、「民進党が足を引っ張っている。ふざけるなよ。おまえら」「あほ」って喚いたってね。この男は、安保法をめぐっても民進党に対して暴言吐いてるんだが、おおさか維新ってのはロクなのがいませんね。

 さらに、「あほ、ばか発言で地元票が減っている。次の選挙は(当選が)難しい。言いたいことだけ言う」って居直っているんだから度し難い。ここまでくると暴言で済ますことはできないんじゃないのか。国会だけでなく有権者に対する冒涜だろう。その言動はほとんどチンピラですからね。毅然とした態度で懲罰動議採決して、除名するべきだ。それにしても、国会で「ふざけるなよお前ら」なんて言葉が飛び出すとは、世も末ですね。

 

 世も末といえば、テレビ朝日『報道ステーション』のコメンテーター、腹話術人形・後藤謙次君だ。「報道の自由度」が72位に引き下げられたってニュースに「ちょっとこの数字については我々実感があまりないんですけどね」とコメントしたそうだ。ペテン総理の鮨友の面目躍如ってところか。こんな番組、もう止めたら。それともなけりゃ、『官邸ステーション』とでも番組名変更したらどうだ。

【実感がない男】報ステの新コメンテーター後藤謙次氏に厳しい声「安倍総理の寿司友では無理」「いないほうがずっとマシ」

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2016年4月18日 (月)

川内原発の危険性に言及するTBSと「いまは安全」と専門家にコメントさせるテレビ朝日&TPP委員長西川公也が政治資金パーティ開催。「(地震で)こんな時だから、気を使って会場の電気を暗くしているんだよ」ってさ。不埒な野郎だ!

 エクアドルでもM7.8の地震。東南アジアでもこのところ地震が続いているし、地球は確実に活動期に突入したのかも。

・エクアドル地震、死者246人に 数百人の安否不明か

 熊本を中心とした九州大地震は、どうやら南西方向へも広がりそうだとか。どう考えたって川内原発は危険だろう。原子力規制委員会は今日にも臨時会合を開いて、川内、玄海、伊方など九州および中四国地方の原発に影響がないか確認するそうだ。おそらく、安全確認しましたって記者会見してお茶を濁すんだろう。ここで川内原発運停止しちゃったら、これから予定されている原発の再稼動だっておぼつかなくなりますからね。

熊本地震、新たに南西側でも活発な活動 気象庁が警戒呼びかけ

 そんな中、TV各局の地震報道がそれぞれ若干ニュアンスが違っていて、なかなか興味深い。特に、TBSとテレビ朝日の違いが際立っている。TBSは16日の『報道特集』で金平、日下部の両キャスターが現地入り。本震とされる大きな揺れの中で取材をしていたんだが、金平君が川内原発への危機感を多くの住民が抱いているとリポート。昨日の夕方のニュースでも、地震の南西方向への広がりに懸念を示しつつ、川内原発にもしっかりと言及していた。

 それに引き換えテレビ朝日のぬるいこと。『報道ステーション SUNDAY』では、腹話術人形・後藤謙次君が「阪神淡路、新潟中越、東日本大震災からの教訓を活かしている」とベテン政権の対応をヨイショ。コメンテーターの地震学者の先生には「川内原発は今のところ安全」とコメントさせとりました。

 いまだに「激甚災害指定」もせずに、すべてが後手に回っているのが現実なのに、何が「教訓を活かして」だ。そもそも、想像を超えた自然災害には、どんなに準備をしていたとしても、混乱が起きるのは当たり前のこと。そのことをしっかりと認識した上で、ひとつひとつ丁寧に対応していくしかない。だから、ペテン政権の対応が後手に回ったとしても、それだけを批難したところで始まらない。でも、そこをねぐって、政権におもねるような発言することは、また別の話だ。それは、ジャーナリストとしてほとんど犯罪的な行為だろう。もっとも、後藤君が真っ当なジャーナリストだとしたらの話だけど。

 ここは、TBSの奮闘努力に期待したい。

39分12秒当たりからの金平キャスターのコメントに注目。

 ところで、TPP暴露本の西川君がこの危急存亡の時に、なんとまあ政治資金パーティを開いてたってね。パーティには、自民党の二階俊博総務会長、佐藤勉国対委員長、茂木敏充選対委員長なんてのも出席していたそうで、「(地震で)こんな時だから、気を使って会場の電気を暗くしているんだよ」って言い訳してたとさ。政治資金パーティで集めたは金は全額被災地支援にってんならまだしも、「気を使って会場の電気を暗くしているんだよ」とは、不埒な野郎だ。ネット上で見つけた「こういうのを本物の『ヒコクミン』というんだよ」ってつぶやきに、小さく親指を立てた月曜の朝であった。

西川TPP委員長がパーティー 地震災害のさなか

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2016年3月19日 (土)

「核使用も憲法は禁止していない」(内閣法制局長官)・・・「法の番人」が「権力の犬」になっちまった&古館降板を前に『報ステ』の気合いが凄まじい!

 内閣法制局が「法の番人」と呼ばれた時代は遠くなりにけりのようで、とうとうペテン総理の肝いり長官が参議院予算委員会で、「核兵器の使用は憲法違反に当たるのかとの質問に対し『わが国を防衛するための必要最小限度のものに限られるが、憲法上あらゆる種類の核兵器の使用がおよそ禁止されているとは考えてない』との見解を表明した」ってさ。

 でもって、「海外での武力行使は必要最小限度を一般的に超えると解している」とも同時に答弁している。てことは、有事の際には他国の攻撃を迎撃するために国内で核兵器を使用する可能性があるってことじゃないのか。いやあ、なんかこういう細かい文脈をちゃんと突っ込んでほしいんだが、みんな聞き逃しちゃってるんだよね。

核使用は憲法禁止せず 内閣法制局長官が見解

 「日本も小型であれば原子爆弾を保有することに何も問題はない」ってすっとこどっこいなことほざく総理大臣のお気に入りだけのことはある、ってなもんだが、確か、日本は非核三原則「持たず、作らず、持ち込まず」が国是だったんじゃなかったっけ。内閣法制局ってのはそうした国のあり様を政治家が恣意的に解釈変更したりしないように釘を刺すのが役目のはずだ。それを、為政者が野望を実現するためのお墨付きを与えるような発言をするってのは、もはや内閣法制局ってのは権力の意向を補完するための「権力の犬」に組織に成り下がっちまったということなんだね。

 「消費税増税先送り」が現実味を帯びて、衆参ダブル選挙が噂されるいま、こういう発言を内閣法制局長官にさせることで、「改憲」もちゃんと議論したよという姑息なアリバイ作りをしているのかもしれない。

 こういう発言が飛び出したからではないだろうけど、昨夜のテレビ朝日『報道ステーション』は気合い入ってましたね。コメンテーターに集団的自衛権行使容認に「違憲」を突きつけた長谷部恭男教授を呼んでの特集が「ワイマール憲法」。ペテン総理が企む「緊急事態条項」に絡めて、いかにワイマール憲法が換骨奪胎されヒトラーの独裁が確立していったかを完結にまとめめ上げていたのには拍手を送りたい。

報道ステーション 03-18 ワイマール (Dailymotion動画)

 こういう報道こそがジャーナリズムの本来の姿んだよなあと、つくづく思う春の一夜となったのであった。

 最後に、参議院選挙の新潟選挙区の野党統一候補が森裕子君でどうやら決着がつきそうだ。長崎でも統一候補が実現しそうで、これは朗報でしょう。とにかく地道に統一候補を立てること。参議院選挙を勝利に導くにはこれしかないんだからね。

参院選新潟は森裕子氏が統一候補に 民共、擁立せず

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2015年12月26日 (土)

古館降板を茶化したミヤネの下品で下衆でグロテスクな政権へのおもねり。

 高浜原発運転差し止め処分取り消しの判決が出たとたんに、関西電力は原子炉への核燃料の装填を開始した。なんとも手回しのよろしいことで。

 ところで、「取材監視問題や市政ニュースの情報発信の仕方」に見られるその乱暴な政治手法で、何度も議会から決議文や意見書を出されていた兵庫県西宮市の市長が、とうとう市議会議長から「いいかげにんしろ」と批判満載の声明を突きつけられたそうだ。曰く、「自分が常に正しいという立場を決して譲らず、他者を理解し、共感する姿勢に欠けている」。

市会議長が異例の市長批判 「共感姿勢欠ける」 西宮市

 おお、どこかに似たような世襲政治屋がいたねえ。言わずと知れたペテン総理です。この議長声明はまんまペテン総理にあてはまっちゃうんだから、大笑いなのだ。って、笑ってばかりもいられないんだが、奇しくもブログ「哲学者=山本行太郎の毒蛇山荘日記」が古館降板、岸井降板にからめて「要するに、批判や攻撃、罵倒というような言論戦や思想戦によわい、頭の悪い脆弱な政権は、情報統制=情報弾圧に熱心だ。批判や罵倒に耐えられない政治家は政治家の資格がない。」と書いていた。

 なんか絶望的になってくるんだが、西宮市は議長が敢然と声明文で抗議しているからまだ希望はある。それに引き換え永田町は腰抜け揃いで、誰も表だって異論を唱えるものがいない。それをいいことに、ますますペテン総理は図に乗ってメディアコントロールにいそしんでるってわけだ。

 でもって、昨日のエントリーでチョビ髭・岸井君の去就に注目って書いたんだが、その直後に「岸井降板」のニュースが飛び込んできたのには、ただただため息をつくばかりだった。「放送法遵守を求める視聴者の会」による岸井君追い落としを企んだ意見広告が出た時に、まったく反応を示さずお茶を濁そうとしたTBSのおもねりが、ペテン総理に付け入る隙を与えたってことなんだね。

「NEWS23」アンカー岸井成格氏も来春で降板

 今朝の東京新聞は、『こちら特報部』でこの一連の降板劇をリポートしている。その他の新聞・TVでは、ほとんど他人事としてニュースにもなっていないってのが、牙を抜かれたジャーナリズムを証明しているようなもんです。なかでも、下衆で、下品なのは、『ミヤネ屋』の宮根誠司だ。古館降板のニュースに番組冒頭で、「こんにちは、報道ステーションです」って言ってのけたってね。司会者のこういう下品な茶化しに、コメンテーターも笑ってお追従したそうで、なんともグロテスクな野郎どもだ。

 西宮市議会議長の「自分が常に正しいという立場を決して譲らず、他者を理解し、共感する姿勢に欠けている」って声明文は、いち市長に対してだけでなく、すべての日本人に対する警鐘として受け止めるべきなのかもしれない。

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2015年12月25日 (金)

高浜原発運転差し止め仮処分取り消し。福井地裁から原発再稼働のクリスマスプレゼント&古館伊知郎降板。いわゆるひとつの圧力の結果ってことか。

 こんな判決が出るんじゃないかと思ってたら、本当に出ちゃいました。高浜原発運転差し止め仮処分取り消しだそうです。判決を前にして、経産大臣が高浜原発視察してみたり、福井県知事が再稼動に同意の声明を出してみたり、ま、これくらいわかりやすい出来レースっても珍しい。

 原子力規制委員会の新規制基準は合理性があって、関西電力の津波や土砂災害対策も合理的で、なおかつ炉心溶融なんてことが起きたとしてもそ後の対応も「安全性に欠けている点があるとはいえない」ってんだから、まあ、これほど能天気な判決もありません。司法が、「安全神話」を復活させたってわけだ。福島第一原発事故の教訓なんてのを敢えて言うのも恥ずかしい。

 でもって、万が一にも事故が起きた時には、裁判所はもちろん、国も電力会社も、さらには新規制基準をでっち上げた原子力規制委員会だって責任は取らないんだから、こんな無責任なことはない。福井県知事なんか、「国が責任持つって言うから再稼動に同意した」って無邪気なことほざいてるけど、じゃあどうやって責任とるんだって聞きたくなるってもんです。

 不謹慎ではあるけれど、こうなったらもう一度東日本大震災クラスの地震が起きて、どこかの原発が爆発でもしない限り、目が覚めないんだろうね、原子力村の奴らは。もっとも、その時には日本どころか地球規模の放射能汚染で、人類消滅なんてことになっているかもしれないけど・・・。

高浜再稼働認める 福井地裁、仮処分取り消し 一転「新基準に合理性」

 ところで、古館君が『報道ステーション』を来年3月いっぱいで降りるってね。これもいわゆるひとつの圧力の結果ってやつなんでしょうか。そう言えば、『ミヤネ屋』でコメンテーターしてた青木理君も、いつのまにか降ろされていたそうだ。こうなると、TBSのチョビ髭・岸井君と膳場君の去就が注目でやんす。

 これで、古館君の後釜に宮根君が横滑りしようもんなら、TVは完璧に死ぬことになりますね。いやいや、もうとっくに死んじまってるか。YouTubeの映像を垂れ流し、それをひな壇芸人がいじりまくる特番のオンパレード見てれば、もうTVに未来はないってつくづく思う年の瀬である。

『報ステ』降板、古舘伊知郎を追い詰めた安倍政権とテレ朝上層部の癒着!「原発のゲの字もいえない」と不満を

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2015年4月 3日 (金)

古賀録音テープには古舘伊知郎の「俺のバックには暴力団」発言が・・・?&傾聴すべき同志社大学総長の卒業式式辞。学問の府、いまだ死なず。

 昨夕のテレビ朝日『スーパーJチャンネル』のトップニュースは高校野球決勝戦。次が特報で秋篠宮の娘のICU入学。夜には、『報道ステーション』で古イタチ君が何食わぬ顔して「出入り業者」を演じておりました。さすがです、テレ朝。

 ちなみに、古イタチというのは、ブログ「晴天とら日和」さんの絶妙なネーミングを借用いたしました。で、その古イタチ君について、なにやらよからぬ噂が飛び出してきたようですね。なんでも、「俺のバックには暴力団がいるぞ」ってスタッフを脅したそうです。週刊文春が、「『俺はヤクザと一緒。身体張ってんだ!』古舘恫喝テープ流出」なんて扇情的な見出し打ってるそうで、これが事実すれば古イタチ君のタレント生命は終わり。『報道ステーション』も打ち切りは間違いありません。

・キャスター生命の崖っぷちに立たされた古舘伊知郎

 3月29日のエントリーで、最後っ屁・古賀君の「録音させていただきましたので、もしそういう風に言われるんだったら、全部出させていただきますけれども」って発言はどうも気にかかるって書いたんだが、もし「暴力団云々」発言が本当だとしたら、なんか納得いくんだね。よほどの爆弾でなければ、「録音してるもんね」って古賀君が脅しまがいに言い放つことは考えにくい。でなけりゃ、だからどうしたで終わりです。それを、「いや、こちらもそれを出させていただくってことになっちゃいます、古賀さん」って反論したのがどうも臭いと思ってたんだが、これはひょっとするとひょっとしますね。暴力団がらみとすれば、古イタチ君が、何の衒いもなく頭を下げて謝罪したのもうなずける。

 もっとも、これはあくまでも週刊文春のぶち上げたゴシップであって、どこまで裏を取っているかはさだかではない。それでも、ここまで言われたら、古イタチ君もテレビ朝日もスルーするわけにはいかなくなるかも。その時に、どんな爆弾が炸裂するか。興味は尽きない、久々の大スキャンダルの予感に胸ワクワクの週末なのであった。

 で、口直しに、卒業式において同志社大学総長が安倍晋三政権の動きに警鐘を鳴らした素晴しい式辞をご紹介して、お後がよろしいようで。ちょいと長いですが、是非ご一読を。

2014年度同志社大学卒業式式辞(2015年3月20日)
同志社総長 大谷 實 

一言、お祝いの挨拶を申し上げます。
皆さん、同志社大学のご卒業、また、大学院のご終了、誠におめでとうございます。学校法人同志社を代表して、心からお祝いを申し上げます。また、ご両親をはじめ、ご家族の皆様、本日は、誠におめでとうございます。心からお喜び申し上げます。

さて、卒業生の皆さんのほとんどは、これから社会に出て活躍されるはずですが、私は、今日の我が国の社会や個人の考え方の基本、あるいは価値観は、個人主義に帰着すると考えています。個人主義は、最近では「個人の尊重」とか「個人の尊厳」と呼ばれていますが、その意味は何かと申しますと、要するに、国や社会で最も尊重すべきものは、「一人ひとりの個人」であり、国や社会は、何にも勝って、個人の自由な考え方や生き方を大切に扱い、尊重しなければならないという原則であります。個人主義は、利己主義に反対しますし、全体主義とも反対します。
 
同志社の創立者新島は、今から130年前の1885年、同志社創立10周年記念式典の式辞のなかで、「諸君よ、人一人は大切なり」と申しましたが、この言葉こそ、個人主義を最も端的に明らかにしたものと考えられます。
 
この個人主義について、日本の憲法は、「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、国政の上で最大の尊重を必要とする」と定めています。遅ればせながら、68年前の1947年5月3日に公布された日本国憲法で、個人主義を高らかに宣言したのです。
 
あの悲惨な太平洋戦争の原因の一つであった、全体主義あるいは天皇中心主義といった国や社会のあり方について、深刻に反省し、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し」て、全体主義・天皇中心主義の国や社会のあり方を180度転換して、「すべて国民は、個人として尊重される」としたのです。憲法13条は、まさに、日本国憲法の根幹を示すものとして規定されたのでした。

ところで、諸君も十分判っていると思いますが、安倍首相の憲法改正の意欲は並々ならぬものがありまして、早晩、改正の動きが具体的になってくるものと予想されますが、そのために、自由民主党は自民党憲法草案なるものをまとめて公表するに至りました。その中で、「個人の尊重」という文言は改められて、「人の尊重」となっています。起草委員会の説明ですと、従来の「個人の尊重」という規定は、「個人主義を助長してきた嫌いがあるので改める」というものであります。今日の価値の根源となっている個人主義を、柔らかい形ではありますが、改めようとしているのです。このことは、これまで明確に否定されてきた全体主義への転換を目指していると言ってよいかと思います。

先にも申した通り、日本国憲法は、個人主義を正面から認め、人間社会におけるあらゆる価値の根源は、国や社会ではなく、一人一人の個人にあり、国や社会は、何よりも、一人一人の個人を大切にする、あるいは尊重する、といった原理であると考えています。
 
自民党草案の他の規定を見ましても、個人よりも社会や秩序優先の考えかたがはっきりと表れており、にわかに賛成できませんが、私は、個人主義こそ民主主義、人権主義、平和主義を支える原点であると考えています。
 
卒業生の皆さんは、遅かれ早かれ憲法改正問題に直面することと存じますが、そのときには、本日の卒業式において、敢えて申し上げた個人主義を思い起こしていただきたいと思います。そして、熟慮に熟慮を重ねて、最終的に判断して頂きたいと思うのであります。

結びに当たりまして、卒業生、終了者の皆さんのご健康とご多幸をお祈りし、併せて、一国の良心としてご大活躍されますことを期待し、また、お祈りして祝辞とします。
 
本日は、誠におめでとうございます。

(同志社大学ホームページ「総長スピーチ集」より転載)

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2015年3月30日 (月)

「もし圧力がかかって番組を切られても、私はそれはそれで本望です」って大見得切ったのはどなたでしたっけね。いまとなっては、なんと白々しい。

 高松宮記念はヒモがなあ、と一瞬思ったんだが、なんと枠で買っていたおかげで、馬券取れちゃいました。あまりにも混戦模様で、馬連で勝負するほどの自信がなかったのが功を奏したってわけですね。こんなラッキーもたまにはいいもんです。

 ところで、今日もまた古賀君の反乱についてなんだが、日が経つほどに古舘君のしょせんは電波芸者ぶりが顕になってきています。ざま~かんかんです。で、ここで思い出されるのが、福島第一原発事故の時の大見得です。

(これより引用)

今、テレビを御覧の皆様。
私、ふたつの、この番組に関して後悔することがあります。
一つ目は、牧場の主の方になんとか無理を言ってでも牛の墓場を撮影して皆様にお届けするべきだったと、今考えています。

私たちはものを食らって生きています。
しかしその生き物が育てられていく現場、そしてその現場で今、大変悲惨なことが起きていると。それをテレビは避けずに直視して、皆様に観てくださいと言う勇気を持つべきだったと後悔しています。

2つ目の後悔は、原発に関してです。
報道ステーションではスペシャル番組として、去年の12月28日の夜、原発の検証の番組をお送りしました。津波で原発が壊れたのではなく、それ以前の地震によって一部、第一原発のどこかが損壊していたのではないかという、その追求をしました。
今回のこのスペシャル番組でその追求をすることはできませんでした。

原子力村という村が存在します。
都会はこことは違ってまばゆいばかりの光にあふれています。

そしてもうひとつ考えることは、地域で、主な産業ではなかなか暮らすのが難しいというときに、その地域を分断してまでも、積極的に原発を誘致した、そういう部分があったとも考えています。
その根本を、徹底的に議論しなくてはいけないのではないでしょうか。私はそれを、強く感じます。
そうしないと、今、生活の場を根こそぎ奪われてしまった福島の方々に申し訳がたちません。

私は日々の報道ステーションの中でそれを追求していきます。
もし圧力がかかって番組を切られても、私はそれはそれで本望です。

また明日の夜、9時54分に皆様にお会いしたいです。
おやすみなさい。

(引用終わり)

 なんか、いまとなっては白々しい限りです。古賀君が言うように、すべてはプロデューサーなのりディレクターがお膳立てがあればこそのセリフだったってことなんでしょうかねえ。「もし圧力がかかって番組を切られても、私はそれはそれで本望です」って言うんなら、古賀君の反乱に便乗して「私も降ります」ってやっらかしてくれたら、どんなに潔かったか。嫌味なほどの薄ら笑いってのは、心の卑しさの発露だったのかと改めて確認する月曜の朝であった。

さらに続報! 古賀茂明が『報ステ』放送中・放送後のスタッフとのやりとりをすべて明かした!

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