日弁連が危ない! 稲田朋美に献金続ける次期会長候補。てことは、お仲間か・・・!?
ゲスの極みだSMAPだと、なにやらかまびすしいったらありゃあしない。そんなことより、日弁連の会長選挙がちょいと大変なことになっている。来月の5日に投開票ってんだが、大阪弁護士会元会長の中本和洋弁護士と東京弁護士会の高山俊吉弁護士が正式に立候補した。
で、何がてえへんかって、大阪弁護士会元会長の中本君が、自民党愛国婦人会のコスプレ
会長・稲田朋美君に献金してたそうだ。このところネットでそんな噂が飛び交っていたんたが、ブログ「街の弁護士日記」さんがその経緯を詳細にリポートしてくれている。詳細はそちらを参考にしていただくとして、日弁連会長に立候補しようっていう弁護士が、ネトウヨのアイドル議員に献金していたという事実は、ちょいと見逃すことはできません。
しかも、お付き合いで1度献金しましたっていう程度じゃない。平成24、25、26年と寄付しているんだが、なかでも注目は「街の弁護士日記」さんも指摘しているように、平成26年6月2日の3万円だ。この時期って、集団的自衛権行使容認の閣議決定をめぐって騒然としていた時で、日弁連も当然のごとく閣議決定には反対していた。
「安保法制反対運動の中で日弁連が果たした役割は、決して小さくない。ところが、当の日弁連では、安保法制を強行するに当たり、自民党の要職にあった稲田朋美議員を支援し続けた弁護士が次期会長を確実視されている。ブラックジョークである」
ブログ「街の弁護士日記」さんがこう慨嘆するのももっともなことだ。
・街の弁護士日記 SINCE1992at名古屋
日弁連次期会長 稲田朋美議員支援者でいいのか
さらに言えば、中本弁護士のホームページに掲載されている立候補にあたっての政策には、「政策その1 平和と人権」として「戦争が最大の人権侵害であるとの認識のもと恒久平和を基本原則とする憲法を守り,長期不況と格差社会の拡大により山積する人権にかかわる課題に積極的に取り組む」とある。
ははは、へそで茶を沸かしちゃいますよ。自民党愛国婦人会のコスプレ会長・稲田君は、「『戦争は人間の霊魂進化にとって最高の宗教的行事』という教えを説いた谷口雅春氏を『ずっと自分の生き方の根本』においてきた」なんてことを平然と口走ってはばからないほどつむじが右に曲っているのは周知の事実なんだからね。
日弁連ってのは単に弁護士の寄り合いってもんじゃなくて、ジャーナリズムと同じく権力の監視機構でもある。その会長選挙に立候補する人間はとりわけ、国家権力との距離感が重要なファクターにならなくちゃいけない。このままだと、日弁連が日本会議に乗っ取られるのも時間の問題かもですよ。
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