菅官房長官

2019年6月16日 (日)

官房長官の権力に怖気づき、レコーダーを紙袋に入れて、録音しないことを条件に取材する番記者たち!!

 香港の逃亡犯条例改定はとうとう延期になった。市民や学生の「NON」の声に、中国寄りの香港政府もゴリ押しできなくなったということだ。けっして諦めることなく、声を上げ続けることの大切さを香港から学ぼう。

逃亡犯条例改正を延期 香港政府、撤回はせず

 ところで、このところの「年金崩壊したから老後資金の2000万円は自分でどうにかしろ」問題にかまけて、ちょいと重要な出来事を書きそびれていた。それは、顔も頭も貧相な官房長官・ガースと番記者との奇妙な取り決めのことだ。

 なんと、夜回り取材時に、番記者たちが録音用のICレコーダーと携帯を紙袋に入れて、それをガースに確認させて「絶対に録音しない」から取材させてくれって頭を下げたとか。しかも、その「儀式」は毎回のことと言うから、まるで検閲のようなものだ。

菅官房長官に屈服する「番記者」  取材の際の「ある儀式」が定着 (選択出版)

 権力に怖気づくとは、こいつら馬鹿か!! 番記者にとっては、ジャーナリストとしての矜持や誇りなんてものは、まったく無縁なものなんだろうね。こんなんだもの、東京新聞・望月記者に対するガースの嫌がらせに沈黙するわけです。

 この国のジャーナリズムは、もはや地に落ちたも同然。大政翼賛の悪夢が、また甦ることになりますよ。

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2019年5月30日 (木)

官房長官による東京新聞・望月記者への嫌がらせが止まらない!&霞ヶ関の覚醒剤汚染、文科省でも!!&「子供は3人産んで」(桜田義孝)。「失言マニュアル」は何のため!!

 顔も頭も貧相な官房長官・ガースによる東京新聞・望月記者へのいわれのない嫌がらせはまだ続いているようで、昨日の記者会見では望月記者の質問を遮ろうとする官邸報道室長について質問したところこんなことぬかしましとさ。

「そうしたことを質問するところではなくて、記者会主催でありますから、記者会に申し入れてください」

 いやいや、政府側の進行役が質問の邪魔してるんだから、それにはちゃんと答えるのが義務だろう。でもって、さらに食い下がる望月記者へこんな言葉を投げつけたってさ。

「その発言だったら指しません」

 おいおい、官房長官ってのは英語では「Chief Cabinet Secretary」って言うんだよね。つまり、秘書官のトップくらいの意味で、記者の厳しい質問に丁寧に答えるのが仕事なんだね。そもそも記者会見ってのは政府の広報の場ではない。

 それにしても、内閣記者会ってのは何してるんだろうね。おそらく、下向いたままノートパソコンをカチャカチャやってる奴が多いんでしょうね。だから、ガースが何言おうと関係ないんだね。つまり、単ななる速記マシーンみたいなものだ。そう言えば、これを報じる朝日の記事も、なんだか他人事だもんね。

「その発言なら指さない」菅長官、東京新聞記者の質問に

 ところで、文科相のキャリア官僚が覚醒剤で逮捕されたそうだ。川崎の無差別殺傷事件の影に隠れちゃってるけど、経産省でもシャプ中が逮捕されたばかりで、ひょっとしたら霞ヶ関ではシャブが常態化してるんじゃないのか。

 タレントがこっそり大麻吸ってたってことより、キャリア官僚の覚醒剤の方がよっぽど重大なスキャンダルだろうに、メディアのなんと無関心なことよ。情けない。

文科省キャリア官僚、覚醒剤と大麻所持の疑いで逮捕

 最後に、カーペンター桜田君がまたやってくれた。今度は、「子供は最低3人産んで」だとさ。せっかく作った「失言マニュアル」も、このおバカさんには役に立たなかったようで、「三つ子の魂百まで」とはよく言ったものだ。

桜田前大臣 少子化めぐり「子ども最低3人産んで」

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2019年3月23日 (土)

NYタイムズ記者に「特定の記者の質問を遮ったり、快く思わない質問をけん制したりする意図があるのか」と切り込まれ、しどろもどろの官房長官の醜態!!

 ココログのリニューアルによる混乱はいまも続いているようで、ガラケーやスマホからのコメント投稿ができなくなっているとか。読者の方からも同じ報告をいただいおりますが、しばしご辛抱のほどを・・・。

 ところで、イチローの引退会見における記者の恐ろしいほどのレベルの低い質問に、ネットでは批判の礫が投げられてるってね。おそらく、これは顔も頭も貧相な官房長官・ガースの定例会見で起きていることと同じなのだろう。だからこそ、東京新聞・望月記者の的を射た痛烈な質問にガースはいらつくんだね。つまり、異分子が余計なことをってわけだ。

 それをまた、傍観している内閣記者クラブの面々。まさに、イチローの会見でバカ丸出しの質問した記者たちと同じ顔がここにある。

イチロー「バカですよね?」失礼な質問のTBS『ビビット』に批判続出

 でもって、そんなガースの記者会見については、海外メディアの方が敏感に反応しているようで、昨日の会見ではニューヨーク・タイムズの記者が「特定の記者の質問を遮ったり、快く思わない質問をけん制したりする意図があるのか」と正面から切り込んだそうだ。

 これに対して、ガースはモゴモゴと否定したそうだが、ま、いつもの言い訳をなんとかのひとつ覚えで繰り返しただけなんだね。ニューヨーク・タイムズの記者は腹の中では呆れたに違いない。腹の中を見たわけじゃないけど。

NYタイムズ紙記者、菅氏に質問=「記者会申し入れの意図は」

 考えてみれば、TVなんかはガースの恫喝会見について、ほとんど報じることはない。新聞だって、政権側にたって望月記者を批判する産経みたいなのもありますからね。つまり、ジャーナリズムとしての機能は、この国の新聞・TVにはもはや期待できないってことなんだね。

 ニューヨーク・タイムズの記者の質問を、どの面下げて内閣記者クラブの面々は聞いていたのだろう。記者としての誇りなんか、このひとたちにはカケラもないに違いない。でなけりゃ、「一昨日はホワイトデーだった。長官はバレンタインの時に沢山のチョコを貰ったと思いますが、お返しは?」なんて能天気な質問はできませんよ、ったく。


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2019年3月18日 (月)

【官房長官傲慢記者会見】「どっちもどっち」論を憲法学者の木村草太氏が一喝!!&防衛大の陰湿いじめの実態・・・首謀者たちはいまや自衛隊幹部!!

 東京新聞・望月記者への締め付けはまったく改善されないままの官房長官記者会見なんだが、このバトルに対して「どっちもどっち」と揶揄するジャーナリストがいるんだね。誰とは言わないけど。でも、そうした突き放した態度ってのは、結局のところ官邸に与することに繋がっている・・・なんとことをつらつら思ってたんだが、憲法学者の木村草太氏がそうした疑問にズバリと切り込んでくれた。

 顔も頭も貧相な官房長官・ガースの「あなたに答える必要はありません」という答弁に注目した氏はこう喝破する。

「今回の官房長官の発言は、『あなたに』答える必要がないと、記者の人格を攻撃する性質を持っていた。記者会見は、記者の『質問に』答える場であって、『記者を』論評する場ではない。記者の質問が虚偽事実に基づいているなら、「その質問は事実に反する」と回答すればよく、同じことを何度も聞かれたのなら、『その質問には先ほど答えました』などと対応すればよかったはずだ。人格攻撃をするのは、平等な対応とは言えない。」

「今回の『あなた』発言は、平等原則に反するし、差別感情をあおり、扇動する行為でもあるというべきだろう。」

 そして、こう続ける。

「だとすれば、『長官発言をきっかけに』、ことさらに望月記者の言動の欠点を指摘して『どっちもどっち』と論評するのは、長官の発言に扇動された恥ずべき行為というべきだろう。」

「結局のところ、今回の事態は、到底『どっちもどっち』と言えるものではない。批判されるべきは、不当に人格非難をして差別を誘発した長官のみではないか。」

 そうなんだよね。「どっちもどっち」なんて冷笑しているってのは、つまるところ「敵」に塩を送っているようなもんなんだね。ジャーナリストって当事者であって評論家じゃないんだから、「戦うべき時」を見誤っちゃいけない。

木村草太の憲法の新手(100)批判されるべきは菅官房長官 定例記者会見「あなた」発言

 ところで、防衛大学校の卒業式で、初老の小学生・ペテン総理は「政治も責任を果たさなければならない。次は私たちが、自衛官が強い誇りを持って職務を全うできるよう、環境を整えるため全力を尽くす決意だ」って訓示したそうだ。

安倍首相、憲法9条改正に改めて意欲 防衛大卒業式で訓示

 だから改憲ってわけなんだろうが、そんな訓示を嘲笑うかのよう防衛大学校の「いじめ」が福岡地裁に認定されてたってね。かなり陰湿ないじめがあったようなんだが、いじめをした学生はいまでは自衛隊幹部になってるんだとさ。

防衛大、下級生いじめがまん延 宿舎生活、地裁が認定

 旧日本軍とその体質は何も変わっていないってことだ。ていうか、これが軍隊ってもんなんだよね。それは日本だけに限らない。できれば、いまはのうのうと幹部になっている奴らの名前を公表して欲しいものだ。こんなのが、ヒゲの隊長みたいに永田町に現われてちょっかい出されちゃたまりませんからね。

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2019年3月16日 (土)

逮捕が恐くて海外出張できないJOC会長がとうとう辞任か!!&「事実に基づかない質問は絶対に許されない」(菅官房長官)。まだ言うか!!&「原発の運用期間中に巨大噴火が起きる可能性は小さい」(山口地裁)から伊方原発運転容認!!

 皇族気取りのJOC会長・竹田君が、とうとう年貢を収める時が来たようだ。なんてったって、国外に出たらフランス当局から逮捕の可能性もあるから海外出張もできないそうで、そんな人物がのほほんと権力の座に居座っていられたことが不思議なんだからね。

JOC竹田会長が辞意、続投一転19日にも意向表明

 盟友のkappamanさんがfacebookで「退任後は『あの息子』と一緒にゆっくり海外旅行でもすればいいよ」とコメントしたけど、ははは、おっしゃる通り。ついでにサメの脳みそも道連れにしてくれたらなおいいのだけれど。

 騒動が持ち上がった時のこやつの釈明記者会見における傲慢な態度がいまだに頭から離れないんだが、傲慢記者会見とくれば顔も頭も貧相な官房長官・ガースだ。なんと、東京新聞・望月記者の質問妨害をしている広報室長の司会は「適切」って答弁書を閣議決定したってね。

 でもって、当のガースは「事実に基づかない質問を平気で言い放つことは絶対に許されないことだ」と改めて望月記者の質問に答えたそうだ。まだ言うか。ここまでくると頭の薄い子供がだだこねているようなもので、なんとも大人げない。論理的に突っ込まれて、それに答えられないものだから執拗にいじめを続けてるんだろうね。哀れなものだ。

政府、報道室長の司会「適切」 長官会見で答弁書

事実に基づかない質問「許されない」 菅長官、東京新聞記者に

 最後に、伊方原発3号機の運転差し止めを山口地裁が却下した。その理由が凄い。「原発の運用期間中に巨大噴火が起きる可能性は小さい」ときたもんだ。さらに、避難計画が策定されていないことにつても「放射性物質が周辺に放出される具体的危険性はない」とまで裁判長は断言している。お前は神か!

 仮に原発事故が起きて自治体が対応できない場合は、「政府を挙げて警察や自衛隊などによる支援が実施される」ってんだから、なんともお気楽なものだ。福島第一原発事故の検証・反省はどこかへ吹っ飛んじゃってるんだね。

 こういう判断をした裁判官には、万が一の原発事故の際に、しっかりと責任取らせるシステムにしないと、これからもこうした原子力村と手を組んだ判決が出てくることになりますよ。

伊方3号の運転容認 仮処分、住民申し立て退ける

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2019年3月12日 (火)

「感情的な反対をする人たちと議論をしても意味がない」(中西経団連会長)。「議論が必要」ってほざいてたくせに、いざとなったら公開討論から逃亡!!&裁判権放棄の密約はアメリカだけではなかった・・・イギリス、オーストラリア、カナダなどにも!!

 東日本大震災追悼式における初老の小学生・ペテン総理の式辞は、案の定、白々しいものだった。でもって、顔も頭も貧相な官房長官・ガースは開会の辞で「追悼式」を「記念式典」と読み間違え(?)て陳謝するオチまでついちゃって、なんともはやなのだ。

菅氏が大震災追悼式で言い間違い 開式の辞で「きねん式典」

 そんな春の嵐が吹きすさぶ鎮魂の3.11にあって、なんとも残念なボンクラ振りで顰蹙を買っているのが原発メーカーのドンでもある経団連会長・中西君だ。こやつはこれまでにも「原発と原子力爆弾が頭の中で結びついている人に『違う』ということは難しい」なんてことを口走って、その頭の軽さに冷たい笑いを投げつけられたりしていたんだね。そんな頭の軽さに拍車をかけるように、なんと3.11という日にわざわざ「エモーショナル(感情的)な反対をする人たちと議論をしても意味がない。絶対いやだという方を説得する力はない」って言いやがりました。

原発「絶対ダメという方と議論しても…」経団連会長

経団連会長「感情的な人と議論意味ない」原発巡る議論に

 そもそも、この男は「原発再稼動には議論の場が必要」って言ってたんだよね。ならばってんで、原発ゼロを求める民間団体から公開討論を求められてたんだが、その返答が「エモーショナル(感情的)な反対をする人たちと議論をしても意味がない」云々ってことなんだとさ。勇ましいこと言ってたくせに敵前逃亡したってことだ。

 ようするに、議論になったらとてもじゃないけど勝ち目がないってことなんだね。福島第一原発事故直後に「プルトニウムは飲んでも平気」とセセラ笑っていた東大教授もいまやどこかに雲隠れしているように、原子力村ってのはオワコンの代表的なものなんだね。それでもそこにすがり付いていないとこれまでのキャリアのすべてがパーになるという、なんとも哀れなひとたちってことだ。

 ところで、1953年の日米密約とその後の日米地位協定により、日本に駐留する米軍人らの刑事事件については「重要な事件以外、日本は裁判権を行使しない」ってことになっているのは周知の事実。ところが、なんとまあ、「米国主体の朝鮮国連軍との地位協定交渉で英国やオーストラリアなど英連邦の四カ国にも密約を適用していた」ことがわかりましたとさ。ちなみに、英連邦4カ国にはカナダ、ニュージーランも含まれているとか。

裁判権放棄 米以外とも密約 53年に政府、英・豪などに適用

 ここまで裁判権放棄した国って、果たして独立国と言えるんだろうか。「みっともない憲法」って喚く前に、おそらく爺さんも何らかの形で関与したであろうこうした戦後処理のあり方をしっかりと勉強するこった、ってなもんです。

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2019年3月 3日 (日)

「これでは単なるいじめと変わらない。もう見ていられない」・・・官房長官による望月記者への恫喝にひとり立ち上がった少女の熱き心に乾杯!!

 東京新聞VS官邸のバトルを、ほとんどのメディアが他人事のように高見の見物している中で、中学の女子生徒が「これでは単なるいじめと変わらない。もう見ていられない」と立ち上がった。署名活動サイト「Change.org」で「スタートした「特定の記者の質問を制限する言論統制をしないで下さい」と銘打ったキャンペーンは、わずか1ケ月も経たないうちに17,130人の賛同者を集めて大成功。

 もちろん、こうした事実を報道する新聞・TVはどこにも見当たらず、はしなくもこの国のジャーナリズムの劣化ぶりが改めて確認されちまいました。ま、恥ずかしくて、報道できやしないよね。自分たちの腰抜けぶりがさらけ出されちゃいますから。

 しかし、この少女のような素朴な感覚ってのが、イッチャン権力にとっては厄介なことなのだ。理屈でとやかく攻められても、初老の小学生・ペテン総理一派は「ご飯論法」や「信号無視話法」で誤魔化すのが得意ですからね。

東京新聞の望月衣塑子記者を助けたい。中2の女子生徒がたった1人で署名活動に取り組んだ理由とは

菅長官、「政府に都合が悪い意見」を言う東京新聞望月記者だけを無視、妨害。質疑可視化で明らかに

 キャンペーンのページには、少女のこんなメッセージが載っている。全文引用します。若き熱き心に乾杯!!

Change.org

(これより引用)

特定の記者の質問を制限しないでください、記者会見での妨害やいじめをやめてくださいというキャンペーンに17,000人を超える賛同を頂きました。キャンペーンを始めた時は、1万人が目標でしたが、大きく上回りました。

賛同下さった皆さんありがとうございます。
たくさんのコメントも感謝申し上げます。

内閣記者会、官邸に皆さんの声を届けます。

大人がいじめをしていることを許していたら学校や社会からいじめはなくなりません。

特定の記者の排除を許してしまったら、
報道の自由は守れないし、
一般の人の知る権利や言論の自由も奪われてしまいます。

今、たくさんの大人の皆さんがこの問題に声を上げて来ています。

中学生の私は、キャンペーンの賛同を内閣記者会と官邸に届けて活動を終え、
これからも新聞を読んで国会中継をみて、
自分がやるべきことを考えて行きます。

子どもたちの未来を守るために、
心ある皆さん、この問題を一緒に考えていきましょう。

大人の皆さんもよろしくお願いします。

(引用終わり)

 最後に、「ご飯論法」「信号無視は話法」でバカタレをさらすペテン総理の一幕をご紹介して、お後がよろしいようで。

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2019年3月 2日 (土)

官房長官による恫喝に日本ペンクラブが抗議の声明文!!

 お決まりの強行採決で予算案が衆議院を通過した。統計偽装は棚上げしたままで、モリカケ疑獄と同じくこのまま世間の興味が薄れていくのを待とうってことなんだろうね。野党をdisするばかりで、自らの腰抜け振りにはほっかむりのメディアの存在もそうした政権の意向を後押ししてるんだから呆れちまうのだ。

 そんな中、日本ペンクラブが顔も頭も貧相な官房長官・ガースの高飛車な記者会見について「国民の知る権利を背負った記者の質問に意を尽くした説明をする」よう求める声明を出した。声明文の最後はこう締めくくられている。

「私たちは官房長官と官邸報道室が、先の申し入れ書を撤回し、国民の知る権利を背負った記者の質問に意を尽くした説明をするよう求めるとともに、報道各社の記者がジャーナリストとしての役割と矜持に基づき、ともに連携し、粘り強い活動をつづけることを期待する」

 「報道各社の記者が・・・」のくだりはとても重要なことだ。官邸が排除しようとしている望月記者を冷ややかに論じるジャーナリストもいるけれど、それって戦う相手を絶対に間違えていると思うのだが、声明文の最後の一文にちょっぴり救われる土曜の朝である。

日本ペンクラブ声明 「首相官邸記者会見の質問制限と回答拒否問題について」

官房長官の会見をめぐる東京新聞・望月記者排斥問題で何が問われているのか

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2019年2月27日 (水)

「あなたに答える必要はない」(菅官房長官)。問答無用ってことか・・・言論統制へ一線を越えたな!!

 東京新聞VS官邸のバトルがヒートアップしている中、とうとう顔も頭も貧相な官房長官・ガースが一線を越えた。なんと、東京新聞の望月記者の「会見は国民の知る権利に応えるためにあると思うが、何のための場だと思うか」との質問に「あなたに答える必要はない」と言い放ったってね。「あなたに」ってところがミソで、これって個人攻撃であると同時に、望月記者に賛同するすべての人々に向けられた言葉であることも忘れてはいけない。

 寅さんじゃないけど「それを言っちゃあ、おしまいよ」ってなもんです。ていうか、質問に答えないってのはこのバトルにガースが負けを認めたようなものだ。たとえれば、戦いの前に刀の鞘を捨てた佐々木小次郎みたいなもんですね。「ガース、敗れたり」・・・って違うか?

菅官房長官「あなたに答える必要ない」=東京新聞記者の質問に

 それはともかく、こういう発言があった時に、回りの記者どもは何してたのかねえ。我関せずでパソコン叩いてたりしてたんだろうなあ。なんてったって、共同通信によれば「望月さんが知る権利を行使すれば、クラブ側の知る権利が阻害される。官邸側が機嫌を損ね、取材に応じる機会が減っている」なんてたわけたこと言ってる記者もいるそうですからね。

 もっとも、この記者の発言は、一度配信された後に削除されている。おそらく、共同通信が何らかの「忖度」をした結果なんだろうけど、こうした報道“自主”規制こそが、初老の小学生・ペテン総理の望むところなのだ。顔も頭も貧相な官房長官・ガースによる記者会見での強権ぶりは、記者連中を萎縮させるために十分な効果をあらわしているってことなんだね。

 そういう現実がイッチャン恐いんであって、だからこそメディアは東京新聞VS官邸のバトルを傍観していてはいけない。ああ、それなのに、モンチッチ批判する輩も少なからずいるんだから、なんともお寒い限りなのだ。

安倍官邸の“望月衣塑子記者排除”をめぐり共同通信が忖度記事修正! 官邸記者クラブの癒着ぶりがあらためて露呈

 ペテン総理は東京新聞の抗議について、「知る権利は当然大切で、民主主義を機能させる重要な柱だ。会見が内閣記者会によって、この趣旨にのっとって運営されることに期待している」とさ。運営しているのが内閣記者会ってんなら、上村とかいう報道室長の妨害発言をいますぐ止めるべきだ。そして、内閣記者会もまた、自らの手で記者会見を仕切るべきだろう。

 いつか、このバトルが日本のジャーナリズムが劣化・衰退・消滅する分水嶺だったと記される日が来るかもしれない。それを考えると一晩中眠れなくなる今日この頃なのだ。

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2019年2月23日 (土)

統計偽装の経緯は官邸も知っていた・・・ことをうかがわせるメールが発覚。偽装の裏にペテンあり!?&官邸が「国民の代表とは選挙で選ばれた国会議員」だから「記者が国民の代表とする根拠を示せ」と東京新聞を恫喝!!

 統計偽装は、とうとう「官邸関係者に説明」なんてことが書かれたメールが発覚。一連の流れから、「官邸関係者」とは首相秘書官を指していることは想像に難くない。首相秘書官ってのは文字通り総理大臣の手足となって情報収集するのが職務のひとつ。てことは、当然、調査方法の変更の動きについて初老の小学生・ペテン総理は知っていただろうし、首相秘書官の言葉ってのは「総理のご意向」そのものって厚労省の役人には聞こえたことだろう。もちろん、妄想だけど、おそらく限りなく事実に近い妄想に違いない。

労省「官邸関係者に説明」 勤労統計 15年9月4日メール 

 図式としては、森友・加計学園疑獄とまったく同じで、首相秘書官の裏にはペテンありってわけだ。こまでくると、「大統領の陰謀」を暴露したワシントン・ポストの記者が日本にも必要ってことになってくる。そういえば、映画『大統領の陰謀』には、大統領府からの圧力を恐れて、取材を続けるウッドワードとバーンスタインを降ろそうとする幹部連中が出てくる。その会議の席で編集長が幹部連中を制して「我々は2人を守る」と宣言するシーンがあって、いたく感動したのを覚えている。そんな編集長が今の新聞にいるだろうか。上層部に鮨友が跋扈するくらいだから、絶望的ではあるんだろうなあ。

 でもって、そんな絶望的なジャーナリズムの現状を示唆するような言葉が、顔も頭も貧相な官房長官・ガースから飛び出した。東京新聞の「記者は国民の代表として質問に臨んでいる」という主張に対して、官邸側がこんな高圧的な要求を突きつけていたそうだ。

「記者が国民の代表とする根拠を示せ」

 凄いね。さらに、こんな反論もしているんだとか。

「国民の代表とは選挙で選ばれた国会議員。貴社は民間企業であり、会見に出る記者は貴社内の人事で定められている」

 馬鹿丸出しとはこのことか。国民の「知る権利」を担保しているのがジャーナリズムで、それは民主主義の基本原則のひとつでもある。ジャーナリズムが「権力の監視機構」という役割を担っている理由もそこにある。だからこそ、「記者は国民の代表として質問に臨んでいる」のだ。

 ああ、それなのに、こんな舐めた態度を官邸側がとってくるってのは、メディアの幹部連中がペテン総理の鮨友という驕りがあるからに違いない。だからこそ、現場の記者連中なんかにはタカをくくって木で鼻をくくるような答えしかしないんだね。

「記者が国民の代表とする根拠を示せ」官邸側が東京新聞に要求

 こうした官邸の態度に、さすがに朝日新聞も社説で噛み付いている。ま、遅きに失した感なきにしもあらずだが、何も発言しないよりはマシってものか。

・朝日新聞社説
官房長官会見 「質問」は何のためか

 それにしても、東京新聞VS官邸のガチな戦いに、ほとんどのメディアが他人事のような傍観者面しているのが、なんとも理解できない今日この頃なのだ。

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