遅ればせながらもトヨタが森発言に「遺憾」・・・IOCの手のひら返しと同じで、ようするに五輪に群がる輩の誰もが、世間を舐めてたってことだ!!
オリンピックのスポンサー企業から、サメの脳みそ・シンキロー森の女性蔑視発言に「苦言」が続出する中、最高位スポンサーであるトヨタが遅ればせながらの「遺憾の意」を表明しましたとさ。これで、12日に開かれる大会組織委の理事と評議員による合同懇談会は、シンキローー森の進退について何らかの結論を出さざるを得なくなったってことだ。外堀は埋まったってことですね。
・トヨタ社長、森氏発言は「遺憾」 東京五輪の最高位スポンサー 進退には言及せず
・森会長の進退に沈黙する政府 菅首相や室伏氏の働きかけは可能なのに…
そんな潮目の変化の中で、情けないのがJOC会長の柔道一直線・山下君だ。この期に及んでも問題の重要性をまったく理解していないようで、「今の状況でアスリートに発言を求めるのは酷だと思う」なんてトホホな発言してくれてます。
陸上の為末君や水泳の萩野君、さらには馬術の法華津君が森発言を非難しているってのに、JOC会長がこれだもんね。この御仁も、シンキロー森と一緒に責任とってお辞めになったらいかがだろう。
トホホなのがもうひとり。近日中に予定されているIOC、政府、都、組織委のトツプによる4者会談を、フリップ小池君が欠席するってさ。「いま会談してもポジティブな発信にはならない」からなんだと。いやいや、シンキロー森の進退がどうなるか、様子見してるってことなんだろう。一時トーンダウンして顰蹙買ったからここで改めて森発言への抗議の姿勢を示しておこうって意味もあるんだろうけど、そうだとしたら「森発言は断じて許すわけにはいかない。辞任すべき。トップに居座るつもりなら出席しない」くらいの啖呵切ってみやがれ。
・小池都知事、森喜朗氏の発言受けオリンピック4者会談に不参加の意向
それはともかく、謝罪で済ますつもりが、結局はドロドロの進退問題にまで発展したのは、IOC・JOC・組織委員会・政治家・スポンサー企業といったオリンピック利権に蝟集した連中の誰もが、世間を舐めてたからなんだよね。トヨタだって、森発言直後に「遺憾の意」表明するならまだしも、ここまで泥沼化してようやくだもんね。
というわけで、昨日に続いてもう一度言います、
「最大の悲劇は、悪人の圧政や残酷さではなく、善人の沈黙である」(マーチン・ルーサー・キング)
流れが決まりつつありますなー
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) February 10, 2021
いま批判されてるのは森会長の偏見発言ではなく、
「差別発言を批判しないこと」であるってことに、気づいた人&企業が増えている。https://t.co/u6rJVYLbb7
JOCの当事者達が口をつぐむ中でトップ選手が覚悟を示した。同じ五輪メダリストでも「この件についてアスリートが発信していくのは酷だ』と発言したJOC山下会長は忖度まみれのムラ社会の住人だが、萩野選手は違った。選手にここまで言わせた森、山下両氏は責任を取るべきだ。https://t.co/RMp9xfz2VK
— 五百旗頭幸男 (@yukioiokibe) February 10, 2021
https://t.co/SOWiaT8js2
— Mamoru (@MamoruTL1000S) February 10, 2021
いやいやいやいや、仕事は仕事、批判は批判でちゃんとやれよ。
なんで、混同してんだよ。
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