南スーダンPKO部隊の日報廃棄。大規模戦闘の詳細が報告されいるはずなのに、廃棄しなくちゃいけないほど危険な状況ってことか&福岡県飯塚市長と副市長が賭けマージャン。これは、立派な賭博常習犯だろう。
フランスで日本人留学生が行方不明。1970年代には、日本の女子留学生の行方不明事件がけっこう起きて、バックパッキングでヨーロッパ旅行する時は注意が肝要と言われたものだ。確か、落合信彦がそうした行方不明事件のノンフィクションを出版するという話があったような気がするんだが、その後どうなってるんだろう。って、昔の話ですけど・・・。いずれにしても、ちょいと心配だ。
ところで、南スーダンに派遣されている自衛隊のPKO部隊の日報が廃棄されていたってね。なんでも、ジャーナリストの布施祐仁氏が7月7日~12日の日報について情報開示請求したところ、「既に廃棄しており、保有していなかった」って通知を受けんだとか。7月といえば首都ジュバで大規模な戦闘が勃発した時で、日報にはその際の状況が詳細に記されていたはずなんだね。その日報が廃棄されたってのは、なんか匂うよなあ。
しかも、廃棄理由が「上官に報告した時点で、使用目的を終えた」からってんだから、これじゃあ都合の悪いことは何だって「上官に報告したから」で隠蔽することができちゃうわけだ。これって黒塗りの、いわゆるのり弁状態よりも悪質だ。もっといえば、終戦直後に大量の公文書を燃しちまった軍部のやり口とそっくりだもんね。
・PKO部隊の日報廃棄 南スーダン7月の武力衝突 防衛省「目的終えた」
ペテン総理は何かにつけて「丁寧な説明」とのたまうけれど、情報公開というのは「丁寧な説明」に欠かすことのできないものだ。それはまた、歴史の検証という意味でも、重要な問題だ。ペテン総理は、歴史修正主義者として世界ではつとに有名なようだが、情報公開しないどころか公文書廃棄なんてことをほったらかしにしてるってことになったら歴史改竄主義者というレッテルも新たに貼られるのではなかろうか。
さて、今年は地方議員の不埒さかげんがやたらクローズアップされたんだが、年の瀬になって真打登場。福岡県飯塚市の市長と副市長が白昼堂々と賭けマージャンに現を抜かしてたってね。しかも、舞台となった雀荘は市長と副市長が卓を囲む時にだけ開いていたというから、それだけでも怪しいなんてものじゃありません。で、そんな状況を隠し撮りしされていたらしく、それをネタに脅されて、警察に相談していたっていうから、間抜けと言うかなんというか。
事が発覚してからの言い訳がこれまた常軌を逸していて、市長なんか「賭けなかったらマージャンをする人がどれだけいるのか」って居直る始末だ。どうやら、マージャンのメンバーには「市施設の指定管理者となる事業者の社長」なんかもいたというから、いろいろ便宜も図られたことでしょう。
・「道義的責任はある」市長が賭けマージャン 平日昼に、副市長と 福岡県飯塚市
これはもう、明らかな常習賭博なんだから、警察はこやつらの身柄を確保して取調べするべきだろう。芸能人なんかが賭けマージャン発覚しようものなら、逮捕された挙句に謹慎。へたすれば、それまでのキャリアがパーなりかねませんからね。ラグビーのあのひとも、プロ野球のあのひとも、賭けマージャンで検挙されてからというもの、TVではとんとお目にかかることはありませんから。復活したのは蛭子さんくらいなもんなんだから。
それにしても、やることがヤクザまがいの地方議員(国会議員だって同じ穴のムジナだけれど)のなんと多いことか。その昔、新東宝の社長で後のビンクの殿堂、大蔵映画を立ち上げた大蔵貢は、「女優を妾にしたんじゃない、妾を女優にしたんだ」って吠えたものだが、その言を借りるならいまのシェンシェイたちは「政治家なのにやくざまがいじゃなくて、ヤクザが政治家になった」ようなもんだってことだ。
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