地方創生

2017年12月21日 (木)

「お寺でミュージカル、遺跡のパワースポットでヨガ」「地方活性化はインスタ映えが鍵」(安倍晋三)。薄っぺらいなあ!!&相撲取りの喧嘩の現場にいたという学校関係者ってなぜスルーされるのか。傍観してたとしたら責任重大なんじゃないのか!?

 ペテン総理が、「自らも始めたインスタグラムを引き合いに出し、地方にインスタ映えする風景を増やすことで観光客を増やしたいと強調」しましたとさ。

 「地方活性化の鍵はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)にあります。SNS映えするというのはインスタ映えするとも言われていますが、旅行ニーズが爆買いといった買い物中心の旅から、その場所でしか経験できない体験型に変わりつつあります。SNS映えする街道風景を増やしていきたいと思います」

「お寺でミュージカル、遺跡のパワースポットでヨガ。アイデア次第で観光客を集めるキラーコンテンツに生まれ変わる」

 いやあ、薄っぺらいなあ。お寺でミュージカルって、三流の広告代理店の企画書みたいなことを、「地方創生」なんて喚いていた総理大臣が口にするとはねえ。そもそも、「インスタ映え」なんて言葉をいまさらのように使うことに、この男の底の浅さが如実に表れてるんだね。中間管理職のオヤジが、部下の若者の気をひこうとして周回遅れの流行語をやたら使いまくって顰蹙買うのとさも似たり、ってなもんです。

 「地方交付税の分配額を500億円も減額」しておいて、インスタ映えする風景もないもんだ。こんな安っぽい男が総理大臣なんだもの、「こんな男を、私は選んだ覚えはない」と世界の中心で叫びたくもなろうというものだ。

安倍総理大臣 地方活性化は「インスタ映えが鍵」

 ところで、昨夕のTVのニュースは、相撲取りの喧嘩一色。昨日のエントリーで紹介した、森友学園疑獄における土地値引きがどうやら財務省主導だったらしいという東京新聞のスクープにはまったく触れず、能天気にも程がありますよ、ったく。

 とはいえ、相撲取りの喧嘩でひとつ気になっていることがある。それは暴行現場に同席していたという学校関係者ってやつだ。どうやら、被害者である貴ノ岩が相撲留学していた高校の関係者のようなんだが、なぜこのひとたちはスルーされ続けてるんだろう。貴ノ岩は相撲協会の事情聴取に他の力士や地元高校の関係者らの面前で、一方的に多数回にわたり暴行をうけたので恥ずかしかった」「その場にいた者がなぜ誰も止めてくれないのか」って話してるんだね。

 おそらく、相撲部の監督もいたんじゃないのかねえ。でもって、この監督の息子は白鵬の弟子として角界入りしてるんだね。もしその場にいて、暴行を制止することなく傍観していたとしたら、相撲取りの喧嘩の枠を超えて、なにやら陰湿な角界の暴力体質の成れの果てって気がしてくるんだが、どうなんだろう。その場にいたとされる学校関係者がダンマリ決め込んでいるのが、どうも納得いかない今日この頃なのだ。

貴ノ岩「一方的に暴行うけ恥ずかしかった」

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2017年6月 2日 (金)

証人喚問拒否するくせに、ラジオで前川氏を批判しまくるペテン総理に明日はない&アベ友の、アベ友による、アベ友のための「国家戦略特区」。これが、加計学園疑獄の元凶だ!

 お仲間が司会するラジオ番組で、ペテン総理が前川前事務次官にイチャモンつけたってね。

安倍首相、前川前次官を批判=「なぜ反対しなかったか」

曰く、

「私の意向かどうかは、確かめようと思えば確かめられる。次官であれば『どうなんですか』と大臣と一緒に私のところに来ればいい」

「なんでそこで反対しなかったか、不思議でしようがない」

 ま、このところよくある「次官の時に言えばいいじゃん。辞めてからから言うなよ」路線で批判してみたってことだ。よく言うよであります。事務次官とは言え、内閣人事局に首根っこ抑えられている官僚が総理大臣に物申すなんて状況にないことは子どもだって知ってますって。だからこそ、安部晋三記念小学校疑獄でも財務官僚どもが国会で答弁に四苦八苦してるんじゃないか。

 何かあれば直に言えばいい、ってのは太っ腹を装いたい権力者がよく口にするんだが、実際にそんなことしてごらんなさい、よくて左遷、悪ければ首が飛びますよ。実際、釜山総領事が駐韓大使の一時帰国を批判したってんで更迭されたばかりですからね。

森本康敬・釜山総領事が異例の交代 「少女像」めぐる一時帰国で政権批判、事実上の更迭か

 おそらく、前川前事務次官が現職中にペテン総理に諫言してたら、もっと早くに天下り問題で更迭されてたんじゃないのか。もしくは、出会い系バー通いを週刊誌にリークして、一大スキャンダルを演出して、辞職に追い込んでいたはずだ。そうなったら、前川氏がどんな証言しようとメディアは鼻にもかけなかったに違いない。でもって、加計学園疑獄も噂で終わっていた可能性が高い。

 辞職してからだって、証言させまいと読売新聞使ってネガティブキャンペーン展開しようとしてたくらいですからね。何が「私のところに来ればいい」だ。それが一番ヤバイ、ってなもんだ。

 ちなみに、ペテン総理が言いたい放題したラジオ番組は、MXテレビで沖縄ヘイトしたり、「なんでも言って委員会」で前川氏の出会い系バー通いの裏を取ったなんてほざいていた自称ジャーナリストの須田慎一郎君がMCですから、ま、そういうことです。

安倍首相、前川前次官を批判=「なぜ反対しなかったか」

 ところで、加計学園疑獄でクローズアップされたのが「国家戦略特区」なんだが、これってなんでもかんでも有識者会議におまかせの国会無視の成れの果てなんだね。なんてったって、パソナグループ総帥のヘイゾーが仕切ってるんだから、利益誘導の典型です。ようするに、ペテン総理を筆頭にして、国会無視して自分たちの都合のいいように政策を私物化してるんだね。

民間議員・竹中平蔵氏に“退場勧告” 戦略特区に利益誘導批判

 そんな国家戦略特区の怪しさを、民進党の櫻井君が見事についてくれてます。なんとまあ、「竹中平蔵ごときが!」と一喝したのには、ちょいと胸のすく思いがしますよ。野党の追求とはこうあってほしいものです。一見の価値ありです!!


櫻井充「竹中平蔵ごときがっ!!」 (9分30秒過ぎに炸裂します

 それはともかく、国家戦略特区がペテン総理の意に沿う形で動き出したのは、地方創生大臣が娘が東電のアンポンタン・石破君から「学芸員はがん」発言の山本君に引き継がれてからのことなんだね。ペテン総理の「ばくしんの友」である加計孝太郎君がわざわざ地方創生大臣に表敬訪問したのも、そういうタイミングでのことだ。いわば目の上のタンコブだったアンポンタン・石破君がいなくなって、「石破4条件」と呼ばれる規制緩和の原則を棚上げできるってんで、喜び勇んではせ参じたんじゃないのかねえ。

 ようするに、国家戦略特区ってのは、アベ友の、アベ友による、アベ友のための政策ってことだ。ここをどうにかしない限り、ペテン総理の取り巻きが甘い汁を吸う構造は変わらない。民進党は国家戦略特区の廃止法案提出を検討してるそうだが、2年以内をメドにってどんだけ危機感がないんだか。もっと体張ってやれ!!

民進、加計問題巡り特区廃止法案提出へ

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2017年4月17日 (月)

「一番のがんは文化学芸員。この連中を一掃しないと駄目」(山本幸三地方創生大臣)。市井の人々やその仕事に対して敬意を払うことも政治家の務めじゃないのか・・・これじゃあ痴呆創生大臣だろう!&ペテン総理と私人の嫁を刑事告発の動き!?

 4コーナー回った時にはいけると思ったけど、そこから突き抜けなかったファンディーナ。負けて悔しい花いちもんめだが、ファンディーナの相手として期待したアルアインが見事に差し切ったから良しとしよう。ペルシアンナイト、ダンビュライトもおさえておいてよかったよかった。それにしても、ダンビュライトを3着に持ってきた武ちゃんの手綱捌きはお見事。一瞬だけど勝ちもありましたからね。今年のG1は掲示板を一度もはずしていないし、ダービーもダンビュライトに騎乗するようだから、ちょいと期待したい。

 そんなことより、またしてもお馬鹿な大臣が暴言吐いたってね。なんでも、山本幸三とかいう地方創生大臣が地方の観光振興がうまくいかない理由として、「一番のがんは文化学芸員。この連中を一掃しないと駄目」ってのたまったそうだ。

 凄いよね。地方の活性化がうまくいかない原因が学芸員だなんて、どうやったらそんな思考回路になるんだろう。これ゛ゃあ。痴呆創生大臣だろう。大英博物館は学芸員を辞めさせたから成功したって言ってるようなんだが、そんなデータがどこかにあるのか?。

 そもそも、この発言で問題なのは、自分がよく知りもしない仕事に対しての敬意が欠けていることなんだね。だから口調そのものもヤクザまがいなものになっちまう。「この連中を一掃しないと・・・」なんて、まるで暴力団撲滅運動みたいですからね。

 「『一掃』は言い過ぎたが、学芸員も観光マインドをもってほしい」って言い訳しているようだが、真っ先に観光マインドをもたないといけないのは地方議員であり役人だろう。富山県議会の出直し選挙では、政務活動費を不正受給していた輩が続々と再選されているように、みんな金、金、金ですからね。こんなのがいる限り、学芸員がどんなに頑張ったって地方の観光振興なんかうまくいくわけがない。

「一番のがんは文化学芸員」 山本地方創生相が発言

 そういえば、この山本幸三という三下は、かつて知り合いの金融関係者が証券取引等監視委員会の強制捜査を受けそうになった時に、その手法を批判するような質疑を衆議院予算委員会でしてるんだね。結局、この知り合いは逮捕されたんだが、こやつその時の質問は圧力かけたんじゃないかって後ろ指差されたものだ。

山本幸三地方創生相にスキャンダル!知人のために捜査へ圧力、文春・新潮がそろって報道

 これまでも、バンティ高木、自主避難は自己責任の今井、嘘つき朋ちゃんなんて連中がまったく責任とることなく大臣の座に居座り続けていますからね。そりゃあ、どいつもこいつもいい気になるってもんです。これからも、こうした馬鹿な大臣のモグラ叩きが続いていくのでしょう。なんてこったい。

 最後に、ペテン総理と私人の嫁を告発する動きが出てきているようだ。4月20日に告発状提出なんて具体的なスケジュールまで聞こえてくる今日この頃。ちょいと期待したくなる月曜の朝である。

【現役の首相と夫人を刑事告発】

◼︎告訴団の現在の構成

【代表弁護士】
★大口昭彦(第2東京弁護士会)
★一瀬敬一郎( 同 )

【相談役】
★三井 環(元大阪高等検察庁公安部長)
【告発者(共同代表・順不同)】
★田中正道(告発プロジェクト・共同代表)
★藤田高景(告発プロジェクト・共同代表)
★武内 暁(告発プロジェクト・共同代表)
★木村 結(告発プロジェクト・共同代表)
★木村 真(大阪豊中市議会議員)
★佐高 信(評論家)
★古賀茂明(フォーラム4提唱者)
★高野 孟(インサイダー編集長)
★鈴木邦男(のりこえねっと共同代表)
★浅野健一(ジャーナリスト)

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