緊急事態条項

2024年8月13日 (火)

NHKが「南海トラフ巨大地震注意」の字幕で危機を煽り続けるのは「緊急事態条項」への布石か!?

 8日に宮崎・日向灘地震が起きてからというもの、NHKの画面に「南海トラフ巨大地震注意」の字幕が四六時中映し出されている。南海トラフ地震の確率については数字だけが独り歩きしているようだが、それこそ諸説あって確たる事は専門家にも言えないのが現実なんだね。

 それなのに、NHKに南海トラフ地震の恐怖を煽らせているのは、ヘタレ総理が狙う「緊急時代条項」に向けての布石に違いない。でなけりゃ、お盆休みのタイミングで、ここまで南海トラフ地震の危険性を喧伝するわけがない。おかげで、観光地の旅館はキャンセルが続出して、悲鳴を上げている。

 こうしたどさくさまぎれってのは自民党の得意技なんだから、NHKの扇動報道には要注意の今日この頃なのだ。

南海トラフ「巨大地震注意」に込めた気象庁・地震学の専門家たちの思惑〜緊急事態条項、裏金批判の回避…災害リスク発表を政治利用する世論工作にご用心!危機時こそ情報の見極めが重要

【まだまだあるぞ気になるニュース】

<独自>普天間飛行場の補修に217億円 辺野古移設の裏で10年以上も税金投入 「居座るつもりか」沖縄の怒りに米軍は…

【斎藤知事パワハラ疑惑】2人の死亡者出る中…新たな火種も「公益通報と認識せず」告発直後に調査指示&パレード補助金に副知事が「増額」指示も…混沌とする兵庫県政

マスク氏に欧州委員警告 偽情報の拡散防止要請

【お知らせ】

これまで「今日の気になるX」で気になるツイートをご紹介してきましたが、今後は「くろねこの短語」の「X」に掲載していきますので、フォローしていただけたら幸いです。
https://twitter.com/Kuronekono28802


| | コメント (1)

2024年5月 8日 (水)

災害や感染症対策を口実に、緊急事態条項の先取りとも言える「地方自治法改正案」が衆議院で審議入り!!

 コロナ禍を口実に「国民の生命等の保護のために特に必要な場合」に、国が自治体に対応を指示できる地方自治法改正案が衆議院で審議入りした。

 この法案の恐いところは、「国民の生命等の保護のために特に必要な場合」の範囲が曖昧で、国が恣意的に非常事態を宣言することが可能なことにある。そうなった場合は、国が地方自治体に対策を支持することができ、つまりは地方分権どころか中央集権の独裁国家への道を開く危険だってあるんだね。

 しかも、指示権行使には国会のチェック機能は働かないシステムになっている。これについて、「国会承認などを義務付けると運用面で機能性に欠ける」からって立法趣旨を説明してイるが、つまりは国権の最高機関である国会を無力化するってことを意味しているわけだ。

 地方自治法改正案は、事実上の緊急事態条項であって、災害や感染症対策のための法改正と見過ごしていると大変なことになりますよ。

「国が自治体に指示」発動条件は不明、チェック機能なし…地方自治法改正案 審議初日に指摘が出た多くの問題

【まだまだあるぞ気になるニュース】

環境省、マイク音切ったと認める 水俣病被害者側に謝罪へ

被差別部落情報サイト運営側に記事の削除命じる決定 大阪地裁

自公、政活費公開へ協議 週内合意目指す

新型コロナ死者、1・6万人超

【万博開催の懸念】大雨・地震で2つだけの橋・トンネルに通行止めの恐れ…開催中に会場“孤立”の危惧 具体的な防災計画は今も検討中

【お知らせ】

これまで「今日の気になるX」で気になるツイートをご紹介してきましたが、今後は「くろねこの短語」の「X」に掲載していきますので、フォローしていただけたら幸いです。
https://twitter.com/Kuronekono28802

| | コメント (2)

2024年5月 6日 (月)

緊急事態条項について「権力者の暴走を防ぎ、国民の権利を守るために極めて重要」とデタラメを垂れ流す玉木雄一郎の無恥と無知!!

 緊急事態条項について、国民民主のタマキンと維新の開チン・音喜多君が、「権力者の暴走を防ぎ、国民の権利を守るために極めて重要」なんてデタラメを声高にツイートしているんだが、それに対して立憲のコニタンが一刀両断。

 そのやり取りからわかるのは、国民民主と維新が、第2、第3の自民党と公言しては憚らないのもさもありなんてことだ。こんなひとたちの語る「改憲」がいかに胡乱なものか、しっかり認識しておかないと大変なことになりますよ。

【まだまだあるぞ気になるニュース】

【速報】政治資金規正法の自民党改正案「評価しない」72% 5月JNN世論調査

規正法改正、連休明けに議論本格化 「補選全敗」で自民守勢

【万博開催の懸念】「なぜここに誘致したのか」港湾関係者の怒り 深刻な“渋滞”&“物流停滞”の懸念 会場アクセスは橋・トンネルの2つのみ

【お知らせ】

これまで「今日の気になるX」で気になるツイートをご紹介してきましたが、今後は「くろねこの短語」の「X」に掲載していきますので、フォローしていただけたら幸いです。
https://twitter.com/Kuronekono28802

| | コメント (1)

2024年3月 3日 (日)

予算案成立の裏で自民と立憲が政倫審の続行と「政治改革特別委員会」設置で手打ち!?&緊急事態条項に繋がる「地方自治法改正案」を閣議決定!!

 寝ぼけまなこの山井君の熱のこもったフィリバスターの裏で、どうやら自民と立憲は取引をしていたようだ。なんと、予算案の通過とバーターで、政倫審の続行と「政治改革特別委員会」設置に合意しましたとさ。トッポジージョ安住君は「自民党との間である程度取れるものは取ったので『この辺だ』と判断した」ってコメントしてるけど、情けないったらありゃあしない。

新年度予算案 衆院本会議で可決 年度内に成立へ

裏金事件めぐり新たな申し出議員の政倫審開催へ 自民・立憲の国対委員長会談で合意

 メディアが山井君のフィリバスターを「昭和の政治」って批判しているが、「予算案年度内自動成立が当たり前」ということがおかしな話なんだね。与野党合意していた4日の予算案通過であれば、参議院での審議もできたし、そもそも能登半島地震への対応は予備費でできたことなのだ。

 ようするに、ノイホイ菅野君がツイートしていたように、ヘタレ総理は参議院での審議を避けたかったんじゃないのかねえ。参議院での審議となれば、またぞろ裏金事件で突っ込まれかねませんからね。

 そうした思惑に乗っかって立憲が裏で手打ちしちゃうんだから、このままだと裏金事件も「やってる感」だけで尻すぼみになっちまいますよ。

 でもって。政倫審、予算案の間隙を縫うようにして、とても重要な法案が閣議決定された。緊急事態条項に繋がりかねないとその危うさをこれまでも指摘してきた「地方自治法改正案」だ。

 「感染症や災害など重大な事態が発生した場合に、国が自治体に必要な指示を行えるように地方自治法の内容を変更」したこの法案は、運用いかんでは自民党が改憲の目玉としている「緊急事態条項」そのものとなる可能性があるんだね。

 メディアは、大谷の結婚に浮かれていないで、こうした政治の動きにもっと敏感になりやがれ。できないだろうけど。

政府 地方自治法改正案を決定 重大事態発生時の特例設ける

【まだまだあるぞ気になるニュース】

自民衆院議員の集会、別議員団体が経費負担 報告書の収支が不透明に

「質問を削除しなければインタビューには応じられない」自民党裏金問題で“質問封じ”も 語らぬ政治家たちが繰り返す“政治とカネ”の問題に「国民も要求を」【報道特集】

元自衛官の五ノ井里奈さんに「勇気ある国際的な女性賞」 米国務省

【お知らせ】

これまで「今日の気になるX」で気になるツイートをご紹介してきましたが、今後は「くろねこの短語」の「X」に掲載していきますので、フォローしていただけたら幸いです。
https://twitter.com/Kuronekono28802

| | コメント (1)

2024年2月21日 (水)

立憲はセレモニーに過ぎない政倫審ではなく証人喚問をなぜ突き付けない!!&緊急事態条項を視野に入れた「地方自治法改正案」の今国会成立へ動き出したヘタレ政権!!

 政倫審への出席意向を表明したのがたった2人(自民・塩谷立議員と武田良太議員)だったとかで、メディアは「ふざけるな」って論調なんだが、そもそも政倫審ってアリバイ作りのセレモニーみたいなものなんだよね。

 虚偽の発言したからってお咎めを受けるわけでもないし、ほんの1、2時間だけ質問の嵐に耐えていれば、それでチャラなのだ。立憲は政倫審なんかに拘らないで、ハナっから証人喚問を突き付けるべきなんだね。

 なぜそれをしないのか。予算案をめぐっての駆け引きがあるとかないとか御用コメンテーターはかまびすしいが、そんな政局に現を抜かしているから、立憲は政権交代への本気度が問われちゃうんだね。

政倫審に及び腰の自民、出欠判断議員任せで二階氏らの出席提示できず…野党反発「話にならない」

 そんな国会の茶番劇の裏側で、緊急時に国が自治体へ指示を行える「地方自治法改正案」がまとまり、ヘタレ政権は今国会での成立を目指すそうだ。

「大規模な災害や感染症のまん延など、国民の安全に重大な影響を及ぼす事態が発生した場合、個別の法律に規定がなくても、国が閣議決定を経て、自治体に必要な指示を行うことができるとする特例を設ける」

 つまり、緊急事態条項を視野に入れた法改正なんだね。この法案が成立すると、改憲しなくても緊急事態条項並みの強権を政府は手にすることになる。地方自治体は団結してこの法案阻止に立ち上がるべきだろう。

 もっとも、自民党の息のかかった首長が多いから、そんな期待をするだけ無駄って言うものかもしれない・・・ああ、情けない国になったものだ。

地方自治法改正案まとまる“緊急時に国が自治体へ指示行える”

【まだまだあるぞ気になるニュース】

不信任決議案否決で盛山文科相「ほっとした」…与党からは「世論の理解は得られない」

経済安保「機密情報の指定基準などは国会で議論すればよい」 議論を尽くさず法案を了承してしまった与党

石川県、予算案に1000万円「大阪万博」関連事業費計上「私は維新の顧問」馳浩知事の開き直りに県民の怒り爆発

「NHK経営委員長はすぐに辞任を」 かんぽ報道で録音開示命令

立憲の梅谷守衆院議員、地元で日本酒配布「会合の対価」と違法性否定

【お知らせ】

これまで「今日の気になるX」で気になるツイートをご紹介してきましたが、今後は「くろねこの短語」の「X」に掲載していきますので、フォローしていただけたら幸いです。
https://twitter.com/Kuronekono28802

| | コメント (2)

2023年10月26日 (木)

「緊急事態条項を軸にした改憲」を迫る国民・玉木と維新・馬場!!&自民党の買春疑惑政務官を「能力あれば職務継続していい」と擁護する福祉法人乗っ取り疑惑の維新代表!!

 臨時国会の代表質問で、福祉法人乗っ取り疑惑・馬場君と国民のタマキンが、緊急事態条項を軸とした改憲を声高に喚いたってね。

国民民主・玉木「緊急事態条項の憲法改正条文案を取りまとめた。岸田総理が今の任期中に憲法改正するのであればこの臨時国会が勝負です。来年の通常国会に発議しないと間に合いません!」
維新・馬場「今の国会で緊急事態条項の創設を軸に改正案を取りまとめ、来年の通常国会で国会発議すると約束してもらえるか。この自民党総裁としての任期中に憲法改正を果たせなかったら次期総裁選挙への出馬はしないと退路を断ち、改憲に立ち向かう覚悟はあるか」

 一般大衆労働者諸君は物価高で毎日の生活もままならないってのに改憲を迫るとは、こ奴らの頭の中はなんとまあお花畑なんでしょう。こんなんだもの、国家公務員の給与を引き上げるのに合わせて自分たちの給与もこっそりと引き上げたりするんだね。これのどこが、「身を切る改革」なんだ。

 そんな身勝手な政治屋は、身内の不祥事にもいたって甘い。「新聞少年」と一瞬間違えそうになった山田太郎とかいう文部科学政務官が、不倫、買春行為をしていたって週刊文春が報じているんだが、なんと維新の馬場君が、

「どういう行為が行われたかわからないが、そういった行為と職務上の能力とはまた土俵が違う」
「非行行為があった上で、それを上回る能力があれば私は(職務を)継続してもいいと思う」

 ってのたまったそうだ。維新の中には不法行為をした議員はゴロゴロいて、さながらならず者集団の様相を呈しているくらいだから、ここは自民党に救いの手を差し伸べて恩を売っておこうという寸法なのだろう。

 でも、この言い草が通るなら、ジャニー喜多川の性虐待だって許されちゃうことになりはしないか。それくらい、野放図な発言だと思うけどねえ。もっとも、そんな発言する本人が福祉法人乗っ取り疑惑で袋叩きにあってるんだから、何をかいわんやなのだけど。

・《スクープ撮》“有村架純似”美女と…文部科学政務官が国会前夜 “ラブホ買春”

維新・馬場氏「能力あれば職務継続していい」 政務官買春疑惑報道で

【まだまだあるぞ気になるニュース】

性別変更の手術要件めぐり 特例法の規定は憲法違反 最高裁

作業員4人が放射能汚染、2人を病院搬送 汚染水浄化設備で廃液飛散 福島第1原発

強制不妊手術、二審も賠償命令 初の時効適用、仙台高裁

TBS、旧ジャニーズとの関係検証に外部弁護士 「中立的な立場で」

旧ジャニーズ現役取締役は元フジテレビ社員だった! 検証番組では一切触れないズブズブ癒着

【お知らせ】

これまで「今日の気になるX」で気になるツイートをご紹介してきましたが、今後は「くろねこの短語」の「X」に掲載していきますので、フォローしていただけたら幸いです。
https://twitter.com/Kuronekono28802

| | コメント (2)

2023年9月 3日 (日)

統一教会に過料の罰則・・・10月にも解散命令請求か!?&「内閣感染症危機管理統括庁」発足の裏に「緊急事態条項」の影!!

 統一教会(現世界平和統一家庭連合)への質問権行使に対して回答拒否した項目があるとかで、文化庁が過料の罰則規定を摘要するらしい。

 さらに、「10月中旬にも教団への解散命令」を検討していると朝日新聞は報じている。もっとも、「政権内での調整によっては、請求の時期が変わる可能性もある」とも書いているから、どう転ぶかはまだ予断は許さない。

過料だけで幕引きなんてことだって考えられなくはないから、しばらくは文化庁の動きに注目なのだ。

旧統一教会への解散命令、請求の方針 10月中旬で調整 過料も検討

 ところで、「感染症危機管理の扇の要だ」ということで、「内閣感染症危機管理統括庁」が発足した。中身がまだよく見えてこないんだが、感染対策を口実に「緊急事態条項」に通じる「権力集中」を画策しているのではなかろうか。メディアはあまり深く報道していないようだけど、こちらも要注意ですね。

「感染症危機管理の扇の要だ」岸田総理肝いり 感染症対策の新組織発足「内閣感染症危機管理統括庁」

【まだまだあるぞ気になるニュース】

秋本氏へ資金「国会質問の謝礼」 前社長が東京地検特捜部に説明

万博「簡易パビリオン」切り札だったが…5か国が関心示すのみ、暗雲晴れず

国民民主党 代表再選の玉木代表 与党との協調も排除しない姿勢

産経記事、二審も「真実と認められない」 元宮古島市議への賠償倍増

| | コメント (1)

2023年6月21日 (水)

同姓同名の別人にマイナカード・・・またまたやらかしたトラブルの責任を自治体になすりつける国の非道!!&「国が決めたら何でも緊急事態」の維新と国民民主の危険な改憲案!!

 今朝の東京新聞1面は、「マイナ混乱 底なし」の見出しが踊っていたが、新たに発覚した

「同姓同名の別人にマイナカード交付」
「別人の障害者手帳情報ひも付け62件」
「専用サイトの引っ越し手続きが一時不能に」

 なんていうトラブルを見れば、それもむべなるかなってものだ。担当大臣でありながら責任はすべて現場になすりつけるブロック大王・河野君は「あってはならないミス」って壊れた蓄音機のように毎度決まった捨て台詞を吐いている。

 さらに、総務大臣までもが「カードの交付事務が適切に行われることが重要だ」って、さも自治体にすべての責任があるかのような発言をしている。

 こんな状況にありながら、ヘタレ政権はマイナンバーカードと健康保険証の一体化を見直す記はさらさらないようで、官房長官の丸出だめ夫・松野君は「国民にさまざまなメリットがある」ってほざいている。だったら、「さまざまなメリット」のひとつでも、説明してみやがれ。

 マイナンバーカードのトラブルの責任を自治体に押し付けていることが、もはや無責任の極みなんだね。マイナンバーカードを様々な個人情報と紐付けるという制度設計をしたのは国なんだから、そこで起きるトラブルの責任もまた国にある。

 ああ、それなのに、末端の職員の入力ミスがすべての原因であるかのような政治家どもの発言ってのは、原発事故で言い訳する東電幹部にさも似たり、ってなもんです。

 何度も言うけど、マイナンバーカードは「任意」という原点に返って、すべてをイチから出直すことだ。

マイナカードを他人が利用 同姓同名に自治体が誤交付

マイナンバー混乱、収束見えず 政府、対策本部設置へ

河野大臣「マイナカード、新しい誤登録起きない」発言の直後にトラブル発覚 保険証廃止に7割が反対も変わらぬ方針

 ところで、維新と国民民主が「緊急事態条項を巡る憲法改正案を発表」したってね。でもって、1.武力攻撃、2.内乱・テロ、3.自然災害、4.感染症のまん延、5.その他これらに匹敵する事態の5項目が緊急事態にあたるんだとか。

 問題は、5番目の「その他これらに匹敵する事態」ってやつだろう。これでは、国が「緊急事態だ」って言い出したら、すべて通っちゃうんだね。

 緊急事態条項は自民党が最重要視している改憲案のひつで、さぞかし維新と国見民主の提案にはほくそ笑んでいることだろう。

緊急事態時の衆院解散禁止 維新、国民が改憲条文案

【まだまだあるぞ気になるニュース】

れいわ・山本太郎代表の懲罰見送りへ 会期末迫るなか議運委員長「本人が反省している」

大阪万博「日本館」の入札不成立、工期確保へ「随意契約」に変更…建設費膨らむ公算

保険証廃止するな 72% 世論調査 マイナ一本化に批判

米カジノ設計者が「大阪IRは間違い」と断言! 「行政が中毒になって収拾がつかなくなる」

| | コメント (2)

2023年5月 3日 (水)

「緊急事態条項」を災害や感染症にからめてお気楽に語る政治家やメディアの意図するところに要注意!!

 TBSラジオ『森本毅郎・スタンバイ!』を聴いてたら、なんかもう世論は改憲に前向きで、緊急事態条項も災害やテロを考えれば議論に値するみたいなことをくっちゃべっとりました。日経新聞の社説がそうした論調の典型で、

「頻発する地震などの大災害、新型コロナウイルス感染症、中国やロシア、北朝鮮の軍事的な脅威など、備えが必要な課題が次々に浮上している。」」
「衆参両院の憲法審査会で、各党が緊急事態条項の新設、危機における国会議員の任期延長、9条改正といったテーマを積極的に取り上げているのは当然だろう。」

 これって、改憲したくてしようがないひとたちの言い草そのままで、緊急事態条項がなぜ問題なのかという歴史的視点が欠けている。

 東京新聞は1面で、今は亡き憲法学の泰斗、芦部信喜の憲法施行前の論稿を取り上げ。ワイマール憲法を骨抜きにしたナチスの全権委任法を「対岸の火災視できない」という芦部の見解を紹介している。つまり、憲法学の泰斗にして、緊急事態条項への危惧が憲法施行前に既にあったということだ。

 芦部は「時の経過と共に空文に葬り去ってしまうことが、決してないとは言えない」とも説いていて、TBSラジオ『森本毅郎・スタンバイ!』や日経新聞のようにお気楽に緊急事態条項を語るってのは、やっぱり「権力のポチ」の誹りを免れないってことだ。

 ちなみに、ペテン師・シンゾーが国会で「芦部信義を知っているか」と問われて「知らない」って答弁して呆れられたエピソードが忘れ難い。いまさらながらこの国の改憲【】派のオツムの程度知れるというものだ。

【まだまだあるぞ気になるニュース】

近畿日本ツーリスト 最大約16億円過大請求か コロナ関連事業で

マイナカード コンビニで別人の戸籍証明書が誤発行 川崎

アフリカ安定化へ、5億ドル支援 日ガーナ「透明な融資」で一致

PayPay、PayPayカード以外のカード払いを停止。8月から

| | コメント (1)

2023年4月 6日 (木)

「緊急事態条項ばかりを毎週議論するような運営は、参議院では行われてない。これは与党の筆頭幹事と小西議員が丁寧な話し合いを重ねた結果」(山本太郎)と緊急事態条項新設を喚きたてる「サル」どもを一喝!!&神奈川県知事に恥ずかしい不倫スキャンダル!!

 昨日、夕方のTVニュース(ザッピングしてたのでどの局か思い出せないのだが)で、中国人の花見における乱暴狼藉振りを流していた。最初は、えっ、上野の山でこんなこと・・・と思ったら、なんと中国国内の話で、これって大きなお世話なんじゃないのか。ていうか、さりげなく嫌中を煽る恣意的な報道だと思うけどねえ。

 そんなことより、国会だ。参議院で憲法審査会が開かれましたとさ。案の定、自民・維新、・国民の改憲3兄弟は、緊急事態条項新設を声高にまくしたてたとか。これに対して、れいわ新選組の突貫小僧・山本太郎君が冷静かつ嫌味たっぷりにこう批判している。

「国民が求めてもいない緊急事態条項ばかりを毎週議論する勢いの、はしたない衆議院のような運営は、良識の府、参議院では行われてない。これは中曽根会長のもとに与党の筆頭幹事と小西議員が丁寧な話し合いを重ね良識の府に相応しい格調高い本審査会の運営を目指して実践してきた結果」

 これはコニタンへのエールでもあるわけだ。ところが、産経はそんな突貫小僧・山本太郎君の次の発言を切り取って、「れいわの山本太郎氏、サルへの謝罪を立民・小西氏に要求」なんて見出しを付けて報じている。

 「こんな姑息なルール変更はサルはやらない。小西議員には、すべてのサルに対して、真摯に謝罪を求めたいと思います」

 これって憲法審査会を私物化する「サル」への皮肉なんだけど、産経の記者って読解力が小学生以下なんだろうね。恥ずかしくないのかねえ。こういう姿勢が、コニタンをして「修正しないなら意図的な記事として、法的措置を取ります」と言わしめたってことだ。

“緊急事態時の国会機能 維持は” 参院憲法審査会で議論

 ところで、神奈川県知事の大岩君にお恥ずかしいスキャンダルです。なんでも、11年間にわたって不倫を続けたあげくに、選挙に出るってんで別れ話を持ちかけたら相手の女性にぶち切られましたとさ。

 知事選の真っ最中の文春砲は選挙結果に大きな影響を及ぼしそうなものなんだが、残念なことに神奈川県知事選の立候補者って大岩君も含めていまひとつなんだよね。政治家女子48党のお姉ちゃん党首もそのひとり。いっそのこと、共産党推薦の候補者に票が流れたら面白いんだけど、それは無理な相談というものか。

黒岩知事“11年不倫” AVプレイと卑劣な別れ 相手女性の告白240分

【まだまだあるぞ気になるニュース】

学術会議会長が選考諮問委5人を任命 政府案 会議側は批判

小西氏サル発言は「憲法審での謝罪必要なし」立民・杉尾氏

「給食費無償化の条件にマイナカード取得」 岡山県備前市長が撤回

「放送法文書問題」めぐる危機感 なぜテレビ局は抗議声明出さないのか

【独自】警視庁がガーシー容疑者のSNSアカウント凍結要請  「ツイキャス」「TikTok」運営会社に

ロシア、家族の要請あればウクライナの子ども引き渡す用意

| | コメント (2)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

Dappi Dappi疑惑 NHKから国民を守る党 おおさか維新の会 おすすめサイト こども家庭庁 たちあがれ日本 つばさの党 でっち上げ みんなの党 ゆとり教育 れいわ新選組 アカデミー賞 アニメ・コミック アベノミクス イラク戦争 インターネット インポイス制度 ウェブログ・ココログ関連 ウクライナ侵略 オウム真理教 オスプレイ オリブ油 オリンピック カジノ法案 カルロス・ゴーン ギャンブル グルメ・クッキング ゲーム コンピュータ監視法 ジャニーズ事務所 ジャニーズ問題 ジャパンライフ スポーツ スポーツウォッシング スーパーシティ構想 セクハラ ゼレンスキー タックスヘイブン テレビ朝日 テロ デジタル法案 デジタル田園都市国家構想 トヨタ トラテロルコの虐殺 トランプ トリガー条項 ニュース ネット工作 ハーグ条約 バイデン バタフライ バンクーバー・オリンピック パソコン・インターネット パチンコ パナマ文書 ヒマラヤの氷河 ファッション・アクセサリ フィギュアスケート フジテレビ フッ素 プーチン ヘイトスピーチ ペット ボランティァ ボランティア ポンコツ内閣 マイナンバー制 マスゴミ マルチ商法 ミャンマー・クーデター メディア ライドシェア リニア新幹線 リニア新幹線不正入札 ロッキード事件 ロック ワクチンパスポート ワールドカップ 三原じゅん子 三宝会 三浦瑠璃 上川陽子 上杉隆 下地幹郎 下村博文 下関北九州道路(安倍・麻生道路) 与謝野馨 世耕弘成 世論調査 中国 中谷元 丸山穂高 丸川珠代 亀井静香 事務所経費 事業仕分け 二階俊博 人質司法 介護 介護問題 仙石官房長官 伊藤詩織 住まい・インテリア 住民基本台帳ネットワーク 体罰 侮辱罪 偏向報道 偽証 働き方改革 児童ポルノ禁止法改正案 児童手当 党首討論 入国管理局 入管難民法改正(移民政策) 全日本柔道連盟 八ッ場ダム 八代英輝 公文書改竄 公明党 共同親権 共産党 共謀罪 共謀罪(テロ等組織犯罪準備罪) 内閣改造 内閣法制局長官 再生可能エネルギー 冤罪 初詣 前原誠司 創価学会 加藤勝信 加計学園 労働者派遣法 北側一雄 北方領土 北朝鮮拉致問題 北村誠吾 原子力規制委員会 原発 参議院選挙 口蹄疫 古本 古本くろねこ堂 古賀茂明 可視化法案 右翼 吉川赳 吉本興業 吉村洋文 吉田はるみ 同一労働同一賃金 同性婚 名護市長選 国民健康保険 国民新党 国民民主党 国立大学法人法改正案 国葬 土地規制法案 地デジ 地方分権 地方創生 地方自治法改正案 地球温暖化  地震 堀井学 報道ステーション 墓参り 外国人労働者 外国人労働者問題 外国人献金 大口ひろし 大津綾香 大相撲 大石あきこ 大連立 大阪万博 大阪都構想 天皇 夫婦別姓 子宮頸がんワクチン 学問・資格 安倍晋三 安倍晋三記念小学校 宗教 官房機密費 官民ファンド 宝塚歌劇団 宮台真司 宮里藍 家庭教育支援条例 密約 密約問題 寺田稔 小林鷹之 小池百合子 小沢一郎 小沢不起訴 小泉進次郎 小渕優子 小西洋之 少子化 尖閣諸島 山口敬之 山口那津男 山本一太 山本太郎 山谷えり子 山際大志郎 岡田克也 岸信千世 岸信夫 岸田文雄 川口悠子 希望の党 平井卓也 平和祈念式典 平沢勝栄 平野官房長官 年金問題 幸福の科学 幸福実現党 広瀬めぐみ 従軍慰安婦 復興予算 徴兵制 徴用工問題 心と体 志位和夫 思いやり予算 性同一性障害 愛知県知事リコール署名偽造事件 憲法改正 成田悠輔 戦争 押尾事件 拉致問題 捕鯨 捜査一課長左遷 揺れる中東 放送制度改革 放送法 政党助成金 政治とカネ 政治家女子48党 政治献金 政治資金収支報告書 政治資金規正法 政界再編 教育再生会議 教育勅語 敵基地攻撃 敵基地攻撃能力 文通費 斎藤健 斎藤元彦 新しい資本主義 新党 新型コロナウイルス 新藤義孝 新資本主義 新銀行東京 日弁連 日本会議 日本学術会議 日本振興銀行 日本未来の党 日産 日産クーデター 日米合同会議 日米地位協定 日米FTA 日記・コラム・つぶやき 明治の日を実現するための議員連盟 映画・テレビ 書籍・雑誌 有田芳生 朝日新聞 朝青龍 朝鮮人虐殺 木原稔 木原誠二 杉田水脈 東京オリンピック 東京新聞 東京都青少年の健全な育成に関する条例 東京電力 東北新社 東日本大震災 東電OL殺人事件 松井一郎 松川るい 松本人志 松野博一 林芳正 枝野幸男 柴山昌彦 柿沢未途 核共有 核兵器禁止条約 核軍縮 桜を見る会 桜田義孝 梅村みずほ 森喜朗 森雅子 検察  検察審査会 検察裏金問題 検閲 橋下徹 橋下知事 橋本聖子 機能性表示食品 武器輸出三原則 武田良太 武藤貴也 死刑 残業代ゼロ 民主党 民進党 水谷建設 水道民営化 沖縄基地問題 沖縄密約問題 沖縄県知事選 河井克行&案里 河村たかし 河瀬直美 河野太郎 河野談話 泉健太 泉房穂 消費税 消費者金融 清和会 渡辺喜美 渡辺恒雄 渡部恒三 熊本地震 片山さつき 牧島かれん 猪瀬直樹 玉木雄一郎 環境問題 甘利明 生前退位 生方解任 生活保護 産業競争力会議 産経新聞 田原総一朗 田崎史郎 田母神 町村元官房長官 痴漢冤罪 白紙領収書 百田尚樹 盛山正仁 相撲 石丸伸二 石原伸晃 石原慎太郎 石川衆議院議員逮捕 石破茂 社会保障と税の一体改革 社民党 神道政治連盟 私立幼稚園連合会使途不明金問題 秋葉賢也 秘密保全法案 税金 種苗法改正案 稲田朋美 立憲民主党 立花隆 競馬 竹中平蔵 竹島 竹田恒和 竹田恒泰 第三極 箱根駅伝 節電 築地市場移転 細田博之 細野豪志 経団連 経済・政治・国際 経済安保情報保護法案 統一教会 統計不正 維新の会 緊急事態条項 総務省接待疑惑 育児 能登半島地震 自己責任 自己責任論 自民党 自民党総裁選 自衛隊 舛添要一 船田元 芳野友子 芸人 芸能・アイドル 英国式独立調査委員会 英語民間検定試験 茂木敏充 茨城空港 菅原一秀 菅官房長官 菅直人 菅義偉 萩生田光一 落語 葉梨康弘 蓮舫 藤田文武 血液型性格判断 衆議院選挙 衛藤晟一 表現の自由 袴田事件 裁判員裁判 裁量労働制 裏金疑惑 西村康稔 西田昌司 親学 解決金制度 記者クラブ開放 証拠改竄 読売新聞 謎の市民団体 警察 警察不祥事 議員年金 議員特権 谷垣禎一 豊洲市場 財務省 貧困問題 資金管理団体 賭け付け警護 赤木ファイル 足立康史 辛坊治郎 辺野古 辻元清美 連合 週刊朝日 選択的夫婦別姓 選挙制度改革 遺伝子組み換え食品 郵便不正事件 郵政民営化 都知事選 都議選 野党共闘 野田佳彦 野田聖子 鈴木宗男 鈴木馨祐 銀行口座維持手数料 長谷川幸洋 長谷川豊 関西電力 防衛省 防衛費 阿久根市長 除染 陸山会事件 障害者雇用水増し 集団的自衛権 電力会社 電通 靖国 音喜多駿 音楽 飯島秘書官 香港 馬場伸幸 馳浩 高市早苗 高木毅 高村正彦 高校無償化 高橋洋一 高速道路無料化 鳩山政権 鳩山由紀夫 鳩山邦夫 鳩山首相 鶏卵収賄疑惑 鹿児島県警 麻生太郎 黒田日銀総裁 10万円給付 ACTA BPO(放送倫理・番組向上機構) DHC FMラジオ IR汚職 LGBT LGBT法案 N国党 NHK PC遠隔操作事件 STAP細胞 Tカード TBS TPP TVCM