「年金財政検証」の公表を参議院戦後に先送りする姑息!&「70歳まで働け」と煽る「骨太の方針」の大きなお世話!!
どうやら香港政府が「逃亡犯条例改定」の廃案を決定したようだ。今後、中国がどんな手を打ってくるか予断は許さないけど、まずは市民の勝利にエールを送りたい!
ところで、公的年金財政の健全性をチェックする「財政検証」の公表を、参議院戦後に先送りすることをペテン政権は決めたってね。党首討論でも、国民民主のタマキンに「財政検証はいつ公表するのか」と迫られてノラリクラリと論点のすり替えしてたけど、やっぱりなってことだ。
「年金崩壊したから老後に不足する2000万円は自分で用意しろ」問題が勃発してからというもの、一気に年金が参議院選の争点に浮上し、このままいったら年金で惨敗した2007年の「悪夢の参議院選挙」の再現になりかねませんからね。姑息といえば姑息なんだが、こういうわかりやすい下衆な手口を仕掛けてくるのがペテン政権の本質ってことで、特段驚くには当たらない。
・・年金財政検証 公表先送り 2000万円問題 参院選に影響回避
ようするに、こうしたペテン政権のやり口を判断して投票するのは、一般大衆労働者諸君の責任ですからね。もっとも、大手広告代理店にプロデュースさせている自民党のイメージ戦略に、そのターゲットである若年層が絡め取られているという現実には要注意ではあるのだけれど・・・。いまや彼らこそが、小泉政権から始まった「B層」への徹底したすりこみ戦略のメインターゲットになってますからね。
・年金で迷惑を受ける若い世代は怒らなければならないのに、自民党支持層が多い。一体何を考えているのか
でもって、参議院選挙を前にして、経済財政運営の指針である「骨太の方針」とやらを閣議決定したってね。選挙目当てだからおいしいことが羅列されてるんだが、そんな中に「70歳までの高齢者雇用機会確保策」ってのがある。ようするに、「70歳まで働け」って言ってるようなもので、こちとらにとっては大きなお世話、ってなもんです。その裏側には、年金だけでは生活できないという「事実」が潜んでいるのは間違いない。
だいたいですね、働き方改革のおかげで、60歳過ぎたらいったん解雇してその後は低賃金の非正規で再雇用という手口が横行しているんだよね。「70歳までの高齢者雇用機会確保策」なんてのは、その温床になりかねませんよ、ったく。
・<働き方改革の死角>高齢ワーキングプア誘発 定年後の再雇用「ザル法」
・<働き方改革の死角>年功賃金見直し課題 年収大幅減 避ける工夫も
「骨太の方針」どころか「骨抜きの方針」ってのが妥当なところで、本日はお後がよろしいようで。
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