「捏造文書だ」(高市早苗)→「捏造文書じゃなければ、大臣も議員も辞めるでいいですか?」(小西洋之)→「結構だ」(高市早苗)←イマココ!!
まるでデジャヴを見るような展開になってきた。昨日のエントリーで紹介した放送法の「政治的公平性」に関する総務省の内部文書について、「怪文書」とのたまった平気で嘘をつく高市君が、今度は国会で「文書は捏造だ」とドヤ顔したのも束の間、若武者・コニタンに「捏造でない場合大臣を辞職するか」っ突っ込まれて、血相変えて「結構だ」って明言しちゃいました。
・放送法の「政治的公平」 解釈“変更”めぐり議論 参院予算委
小西洋之 予算委員会 質疑 2023年3月3日(金)
昨日も書いたけど、この流れって、ガースーの「怪文書」発言やペテン師・シンゾーの「総理大臣も国会議員も辞める」発言を引き出したモリ・カケ疑獄を彷彿とさせるんだね。
となれば、「放送法の解釈変更」を画策したとされる内部文書の信憑性が問われることになるんだが、なんと内部文書の立役者とも言えるシンゾーのポチ・礒崎君がこんなツイートしてくれちゃいました。
#放送法 ➀小西洋之参議院議員(立民)が私に関する記者会見をしたようですので、簡単にフォローします。私が、総理補佐官在任中に、放送法で定める政治的公平性の解釈について、総務省と意見交換をしたのは事実です。昭和39年の政府解釈では分かりにくいので、補充的説明をしてはどうかと意見しました。
— 礒崎陽輔 (@isozaki_yousuke) March 3, 2023
つまり、内部文書に書かれていることは事実だと認めちゃったようなものだろう。こうなると、平気で嘘をつく高市君の立場は微妙なものになってくる。今後の展開に心ウキウキしてくるというものだ。
「放送法の解釈変更」を画策したのが事実なら、報道の自由への侵害にもなりかねないし、放送局の独立性への政治の介入といういつか来た道への一里塚となる可能性だってある。そりゃあ「政府内でこうした話が持ち上がること時代がおかしい」(在京キー局関係者)という声が上がるのも当然なんだね。
ああ、それなのに、WBCで大はしゃぎのテレビ朝日『スーパーJチャンネル』は、参議院予算委員会での丁々発止のやり取りを一切報道せずじまい。だめだな、テレ朝。
高市大臣が「ねつ造でなければ議員辞職する」とした文書。
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) March 3, 2023
礒崎総理補佐官が主導した違法解釈を国会答弁すると決めた状況が克明に記録。
官僚が、発覚すれば自らも違法責任を問われる極秘文書を、何のために「悪意を持ってねつ造」するのだろうか。
高市大臣の主張は記録上も創作上も破綻している。 pic.twitter.com/nAr133EVYd
この一言の帳尻合わせのために、また追い詰められる官僚がいないことを祈るばかりです。 / 総務省内部文書は捏造と高市経済安保相、捏造でなければ辞職も #NewsPicks https://t.co/FDzCMHjQtc
— 平野啓一郎 (@hiranok) March 3, 2023
小西質疑で言及、紹介があった部分。
— 尾張おっぺけぺー (@toubennbenn) March 3, 2023
安倍さん、何言ってんだ?という感じ。
本当に総理にしたらダメな人でした。 pic.twitter.com/DUBHzfllrD
怪文書ではないのでは
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) March 3, 2023
磯崎氏「局長と意見交換は事実」元補佐官、放送法巡る公表文書で
礒崎陽輔元首相補佐官は「政治的公平の解釈に意見交換したのは事実だ」。
一方で「文書は見たことがなく、信ぴょう性にコメントする立場にない」
自身のツイッターでは経緯を説明した https://t.co/AhPVn2ydPw
【まだまだあるぞ気になるニュース】
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