公文書改竄

2023年9月 2日 (土)

農水大臣の「汚染水」発言を束になって非難する政治家やメディアの“言葉狩り”・・・正直者が馬鹿を見る!!

 中国の禁輸政策を「想定外」とのたまって呆れられた農水大臣、野村君が、さらに「処理水」発言で非難囂々の憂き目にあっている。海洋放出された汚染水を「処理水」と言い換えてきたヘタレ総理にすれば、身内から出たとんでも発言に地団太踏む思いだったに違いない。

 そんな空気を察知したか、想定外の野村君は早速、「言い間違えたことを全面的に謝罪したい。福島県をはじめ関係者の皆さまに不快な思いをさせて申し訳なかった」って頭下げちゃいました。

野村農相 “汚染水”発言 謝罪し撤回 野党側は追及の構え

 いやいや、アンタは正直に言ったまでのことなんだから、謝る必要なんてありませんて。謝るなら、「汚染水」を「処理水」と言い換えて平然としているヘタレ総理の方だろう。

 それにしても、この「汚染水」発言に、野党もメディアも一緒になって責め立てているけど、これって「言葉狩り」なんじゃないのか。「処理水」って言うことで、海洋放出を正当化しようとする思惑がそこにはある。

 NHKは「中国が使う『汚染水』」って表現をしたそうだが、デブリに触れた冷却水は「汚染水」以外の何物でもない。それなのに、敢えて「中国が使う」という枕詞を付けるNHKの政権へのすり寄り具合は、公共放送局としてなんとも不気味なものがある。

 「処理水」と呼ぼうが「汚染水」と呼ぼうが、その実態に変わりがないわけで、BS-TBS『報道1930』では原発推進派の中からもこんな発言が出ているくらいで、海洋放出の危険性に右も左もないってことなのだ。

「アルプスというのは導入された当初からずっと『トリチウム以外の60種以上の放射線物質を全部取り除くんだ』と言ってきたにも関わらず、残念ながら処理された水の7割で基準値を上回ってますのでアルプスの性能が問われている。2次処理で本当にどの程度取れるのか?ということを専門家が入った第三者機関がきちんと検証して国際社会に発信して、それで海洋放出ということにすれば、アルプス処理水の海洋放出がここまで他国から、あ~だ、こ~だと言われるような問題にならない」(笹川平和財団・小林祐喜)

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2022年11月26日 (土)

息子を影武者に使って選挙運動の復興大臣・・・タスキに小さく「次男」は公選法(文書図画)違反の疑い!!&森友学園疑獄で、大阪地裁が赤木雅子さかんの請求を棄却・・・国が犯した犯罪は誰も責任とらなくてもお咎めなし!!

 立憲の若武者・小西君がこんなこと国会で言ってます。

「誰が言い始めたのか知らないが、辞任3大臣を『秋の山寺』というそうだ。山際大臣、寺田大臣が散り去り、葉梨法務大臣が辞めて、木々の枝は葉無しになった。秋もそろそろ終わりを告げようとしている」

 言いえて妙とはこのことか。で、「秋の山寺」にもうひとり名前を連ねそうなのが、このところ話題の復興大臣・秋葉君だ。更迭された寺田君と同じく、「政治とカネ」でドロドロのこの男、昨日の国会で集中砲火を浴びて、シドロモドロになりながら開き直り答弁を連発する始末だ。

 なかでも笑っちまうのが、去年の衆議院選挙の際に、次男を影武者として使ってたんじゃないかという疑惑だ。なんでも、秋葉君の名前の入ったタスキを懸けた次男が街頭に立っていたそうで、そのタスキキには申し訳程度に小さく「次男」って書かれていたとか。

 本人以外のものが名前入りのタスキを懸けるのは公職選挙法の文書図画違反にあたるそうで、もうこれは一発でアウトの案件なんだってね。だから選挙の時に「本人」ってタスキを懸けてるんだね。これてようやくわかった。

 それに対して、秋葉君は、「私の次男が、私の選挙を心配して、会社の有給休暇を取り、3日間、選挙の応援のために勤務先の東京から仙台まで駆け付けてくれた。私の力になりたいと考えての行動だったようだが、指摘を受けて、すぐにたすきを外したと聞いている」と答弁してる。つまり、影武者を認めたってことで、文書図画違反は明らかってことだ。

 それでも、ヘタレ総理は更迭を否定しているんだが、この男には統一教会との関係も取り沙汰されているから、寺田君との時と同じようにこの土日で急展開があったりして。

運動員買収・影武者・旧統一教会と接点 疑惑次々と…秋葉復興大臣に“集中砲火”


衆議院 2022年11月25日 予算委員会 #15 後藤祐一(立憲民主党・無所属)


衆議院 2022年11月25日 予算委員会 #12 大西健介(立憲民主党・無所属)

 ところで、森友学園疑獄の犠牲となった赤木氏のご家族がシュレッダー佐川君への損害賠償を求めた裁判で、大阪地裁が請求を棄却した。先に国が「認諾」という荒業で森友学園疑獄の幕引きを図ったのを追認した形になったわけだ。

 裁判所は、

「国に賠償を求めることができる以上個人として損害賠償責任を負わない。損害賠償責任を負わない以上、原告(雅子さん)に対して道義上はともかく、行為について説明したり謝罪したりすべき法的義務が、信義則上発生すると考えることはできない」

 って判決理由を述べている。百万歩位さがって「国に賠償を求めることができる以上個人として損害賠償責任を負わない」ってのは一理あるとしても、損害賠償責任を負わない以上は「行為について説明したり謝罪したりすべき法的義務が、信義則上発生すると考えることはできない」ってのは納得がいかない。

 なぜなら、この裁判は損害賠償請求というよりも公文書偽造の責任は誰にあるのかってことが本義なんだよね。そもそも、公文書偽造は事実で、それを強要された職員が自死しているってのに、金で解決してるからそれ以上は「行為について説明したり謝罪したり」する必要はないって、なんとまあ血も涙もない判決だろう。

 今回の判決は、国が犯した犯罪は誰も責任を取らなくてもお咎めなしって、裁判所がお墨付きを与えたようなものだろう。またひとつこの国が壊れた。

公文書改ざん、佐川氏の責任認めず 地裁、赤木雅子さんの請求棄却

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2022年5月26日 (木)

大阪地裁が佐川元理財局長の証人尋問を拒否・・・公文書改竄は闇の中・・・裁判所が真相解明に蓋をしてどうする!!

 森友学園疑獄にまつわる公文書改竄の責を負って自死した赤木俊夫さんの妻・雅子さんが、改竄を指示したとされるシュレッダー佐川君を相手取って起こした損害賠償裁判で、なんと佐川本人の証人尋問を大阪地裁が認めない決定をした。

 中尾彰裁判長はその理由を「尋問をしなくても判断は可能だ」と言ってるんだが、仮にそうだとしても、赤木さんが裁判を起こしたのは当人に事実関係を問い質すことで公文書改竄の真相解明をしたいという思いがあったはずなんだね。

 それを斟酌することなく、シュレッダー佐川君への証人尋問を認めなかったということは、裁判所が真相究明に蓋をしたようなもので、これでは裁判所の存在意義なんてありません。

佐川氏への尋問を認めず 赤木雅子さん側が請求 公文書改ざん訴訟

 テレビのワイドショーは、しつこいほどに「4360万円」を根掘り葉掘り報道しているくせに、シュレッダー佐川君の証人尋問については1ミリも伝える気配がないんだから、こんなんでロシアの報道統制をとやかく言う資格はありません。

 どの局もタガが外れちゃって、芸人崩れや政治家崩れ、さらには弁護士崩れのコメンテーターがいまだにドヤ顔で出演し続けている。メディアの翼賛体制によって、この国はますます泥沼へとはまり込んでいくのでしょう。

【まだまだあるぞ気になるニュース】

国民審査 “在外の日本人が投票できないのは違憲” 最高裁判決

「あいちトリエンナーレ」負担金訴訟、名古屋市に全額支払い命じる…河村市長「とんでもない判決」

立民・泉氏、防衛費増額に理解 「必要なもの精査を」

生活保護引き下げは違法「裁量権を逸脱」 熊本地裁が2例目の判決

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2022年1月22日 (土)

国交省のデータ改竄で減給、訓告の大甘処分・・・「誰のご意向」に忖度したのか、そこをスルーしての幕引きを画策するとは、森友学園疑獄と同じシナリオか!!

 国交省による「建設受注統計」の改竄で、事務次官を含む10人の官僚に減給や訓告などの処分が下された。しかしまあ、基幹データとして国際的な信用問題にも発展しかねない改竄を、こんな軽い処分で幕引き図ろうとは、国民を舐めるのもいい加減にしやがれ、ってなもんです。

 そもそも、この改竄は官僚のミスではなくて、上の方からの指示があってのことだろうことはシロートにだって容易に想像がつく。なによりも、官僚がこんな数字の改竄に手を染める理由がない。改竄で誰が得をするのか。それが推理の王道ってものだ。

 メディアは「書き換え」っていまだに言ってるけど、これは紛れもなく「改竄」で、つまりは犯罪なんだよね。減給だの訓告だので済まされる問題ではなくて、刑事事件として告発すべき案件なのだ。

統計不正問題、国交省が次官ら10人を処分 国交相は給与を自主返納

・東京新聞社説
統計不正で処分 幕引きは到底許されぬ

 第三者検証委員会の報告書を受けての処分なんだろうが、この報告書というのもなかなかに香ばしい。「統計的に大きな数字を公表する作為的な意図はなかった」なんてこと言ってるんだが、だったら何の理ための改竄だったんだ。そこを検証するのが委員会の務めじゃないのか。

 結局のところ、掘り下げて行けば、当然あの男の存在にぶち当たるから、適当なところでお茶濁そうって魂胆なんだろうね。すべては、モリ・カケ・サクラの道に通じているってことだ。

国土交通省統計データ書き換え「無批判に継続」検証委員会

 それにしても、こういう犯罪に加担する官僚って、内心忸怩たる思いってのはないのかねえ。Netflixの『新聞記者』を観て、少しは我が身を振り返ってみやがれ。

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2021年12月26日 (日)

森友問題の「認諾」もウィシュマさんへの「悪意なき拷問」も、まだ終わってはいない・・・「野党は批判ばかり」と責め立てる暇があったら、メディアは自らが先頭に立って戦ってみやがれ!!

 昨日のTBS『報道特集』は検証第3弾として、「東京五輪の高額物品費」「これで幕引き?森友問題とウィシュマさん事件の行方」を取り上げ、なかなかに見応えがあった。こうした検証を続けていくことがジャーナリズムの基本中の基本であり、調査報道がどれほど重要かということを改めて教えてくれた。

 オリンピックについては、既に喉元過ぎればでほとんど忘れかけられいるけど、たとえば2倍に膨れ上がった開催経費の説明責任はまだ果たされていない。それどころか、フリップ小池君なんか「レガシー」なんて言葉を吹聴しまくって反省のカケラもない。

 ああ、それなのに、「東京オリンピック開催してよかった」という意見が50%を超えてるんだね。そんな忘れやすい国民だもの、そりゃあペテン師・シンゾーごときにコロッと騙されるわけだ。

 森友問題では、やっぱり「認諾」に尽きますね。番組中で、法律の専門家が「訴訟上の信義に反する不意打ち」と指摘していたけど、まさにおっしゃる通り。非公開の協議中に国側の代理人から「認諾」の言葉が発せられた時には裁判官も虚を突かれたそうだ。それほどの裏技というか、盲点だったということだ。

 さらに、赤木雅子さんの抗議に、国側の代理人はひとりとして目を合わせなかたっそうで、後ろめたいという自覚はあったってことなんだろうね。そそくさと立ち去る姿が目に浮かぶようだ。

 そして、ウィシュマさんの事件だ。「私、死ぬ」と訴えるウィシュマさんに、「死なないよ、大丈夫。あなたが死んだら困るもん」と職員が声をかけるシーンがあったってね。まさに、「悪意なき拷問}(立憲民主・階議員)があったってことなんだね。

悪意なき拷問と悪意ある隠蔽-ウィシュマさんビデオ開示

 オリンピックも森友問題もウィシュマさん事件も、まだ終わってはいない。同じ批判的立場で権力を追及し続けるのがジャーナリズムの使命なんだから、「野党は批判ばかり」と責め立てる暇があったら、メディアは自らが先頭に立って戦ってみやがれ。

【くろねこの競馬予想】

 けっこうなメンバーが揃った今年の有馬記念。グランプリ4連覇がかかったクロノジェネシスは、調教の動きがいまひとつ。となれば、天皇賞を快勝したエフフォーリアが一番手か。菊花賞出走組が要注意の有馬記念ということで、相手は思い切ってアサマノイタズラ。菊花賞馬タイトルホルダーは大外枠が気になるので抑えまで。
 有馬記念は夢を買うレースでもある。ならば、菊花賞組のボックスも面白い。
◎エフフォーリア、〇アサマノイタズラ、▲ステラヴェローチェ、△クロノジェネシス、タイトルホルダー、ディープボンド、アリストテレス、キセキ

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2021年12月19日 (日)

国交省の基幹統計データ改竄に手を染めた局長は全員出世街道まっしぐら!&財務省理財局の担当者が、赤木雅子さんとの同席を拒否の卑劣!

 国交省による基幹統計データの書き換えじゃなくて改竄は、実に8年前から始まっていて、それは第二次ペテン(安倍)政権発足にピタリと重なっている。つまり、アベノミクスならぬアホノミクスを補填するための改竄であり、GDPをかさ上げするための改竄だったということだ。

 でもって、このタイミングは内閣人事局新設とも重なっている。内閣人事局新設により、幹部官僚の人事権は官邸が握ることになって、官邸の意に沿わない官僚の首は飛ぶことになったんだから、いわば官邸による恐怖政治の始まりと言っても過言ではない。

 そんな中で始まった基幹統計データの改竄だが、官僚にとっては内閣人事局の存在は「ムチ」だけなく「アメ」の部分もあったようで、なんと改竄に関わった総合政策局の局長はすべて出世街道をまっしぐらでありましたとさ。

 なんでも、8年間で9人の局長がいたとかで、「多くは省内ナンバー2の審議官を経て、うち3人がトップの次官に上り詰め、2人は復興庁事務次官に就くなどご多分に漏れず、み~んな偉くなっていた」そうだ。「東京航空局長や新関西国際空港の業務執行役員を任されたり、退職後に小田急電鉄の顧問に迎え入れられた人」もいるっていうから、改竄に手を染めることが出世の条件になっていに違いない。

国交省・統計データ二重計上問題 実行部隊の「局長」は全員偉くなっていた!

 シュレッダー佐川君の大出世を彷彿とさせる事実だが、シュレッダー佐川君とくれば森友学園疑獄だ。国が「認諾」という抜け道使って、税金で口封じしたことで、赤木雅子さんが抗議文を出した。その際、立憲の部会に出席したんだが、なんとまあヒアリングを受けるために出席した財務省理財局の担当者が同席を拒否しましたとさ。

 「別途の裁判が行われており、訴訟外でのやりとりは避けさせていただきたい。(雅子さんを部屋に呼ぶなら)いったん退席する」と言い放ったそうで、「国家公務員は公僕、すなわち国民のために働く存在である」と信じた赤木俊夫さんの思いをどこまで踏みにじれば気がすむのだろう。

 しかしまあ、国交省の基幹統計データ改竄も、森友学園疑獄も、思えばペ首謀者はあの男なんだから、「臭いニオイは、もとから絶たなきゃダメ」ってことだ。


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2021年5月 5日 (水)

「人々の健康より経済を優先してはならない」「東京五輪は開催すべきではない」(米紙サンフランシスコ・クロニクル)&国が「赤木ファイル」の存在を認める方針・・・森友学園疑獄が急展開!!

 外出するな、酒は出すな、5人以上の会食はするな・・・と補償もせずにやたら自粛を強制するくせに、なんとまあ、北海道では「東京五輪マラソン競技の運営体制を検証するためのテスト大会『北海道・札幌マラソンフェスティバル2021』」が開催される。

 北海道では、主に札幌で感染者が増えているんだね。そんな中でのスポーツイベントって、いったい大会組織委員会は何を考えてるのかねえ。参加するアスリートにしたって、迷惑なんじゃないのかなあ。記者会見では、比較的前向きな発言してたけど、実際のところはどうなんだろう。もっとも、あまり能天気な発言されても困っちまうんだが・・・。

札幌の五輪マラソンテスト、なぜいま実施?「強行する理由がわからない」市民は冷ややか

 新聞・TVはいまだに「オリンピック中止」をあからさまには表明していないけど、海外メディアからは容赦ない批判の声が上がっている。そんな中、サンフランシスコ・クロニクルが「東京五輪は開催すべきではない」というコラムを掲載。「パンデミック(世界的大流行)は終息しておらず、終わりに近づいてすらいない」と強調しつつ、

「日本は、水際対策や感染抑止で比較的成果を上げているものの、ワクチン接種が進んでおらず、変異株も目立ってきていると説明。新型コロナ禍の教訓を求めるとすれば、人々の健康より経済を優先してはならないということだとし、それに沿わない方策は『期待に反する結果を招く』」

 と警鐘を鳴らしましたとさ。「人々の健康より経済を優先してはならない」という指摘は重い。外圧に弱い日本のことだから、ひょっとしたらカス政権は海外メディアからの「オリンピック中止」の声がさらに高まるのを待ってたりしてね。

「東京五輪、開催すべきでない」米紙が記事掲載、コロナ禍長期化で

 ところで、森友学園疑獄における公文書改竄の犠牲となった赤木さんがその経緯を記したとされる「赤木ファイル」の存在を国が認める方針を固めてたってね。これまで、国はその存否を明らかにしてこなかったわけで、どこまで開示されるかはわからないけど、存在を認めたってのは大きい。

 シュレッダー佐川君はもちろん、改竄に関わった官僚どもはさぞかしやきもきしていることだろう。このところいい薬ができたからって復活を画策しているペテン師・シンゾーも、改めてお腹が痛くなってるんじゃないのか。

赤木ファイル、国が存在認める方針 森友改ざん問題


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2020年10月15日 (木)

大勲位の合同葬に国旗掲揚、黙祷を国立大に“強要”・・・いつの時代の話だ!&日本学術会議の「論点すり替え」のブロジェクトチームを自民党が立ち上げ!&「もちろん改竄は佐川さんの判断」・・・公文書改竄にまつわる元上司の音声データを提出!!

 秋深しの肌寒の朝。新聞開けば、「故・中曽根氏の合同葬 文科省が国立大に弔意の表明を求める」の見出しに、二日酔い気味の頭がさらにクラクラしちまった。9000万円超の税金を投入するだけでなく、国旗掲揚、黙祷をなかば強要するとは、いったいつの時代の話だ。

 そもそも、インドネシア慰安所設置を自画自賛する大勲位・中曽根の合同葬って国葬でもなんでもなくて、単に内閣と自民党の合同葬ってだけのことだ。それをもってして教育現場に弔意表明求めるってのは、それこそ思想信条の自由への侵害だろう。

 東大、筑波大では学長選をめぐっておかしな動きがあるようだけど、日本学術会議問題もそうであるように、政権による学問の府への介入は深く静かに潜行してるってことだ。

故・中曽根氏の合同葬 文科省が国立大に弔意の表明を求める

 その日本学術会議問題については、自民党が組織そのもののあり方を検討するプロジェクトチームを立ち上げたってね。任命拒否については議論しないそうで、ようするに「論点すり替え」
で一気に押し切ろうってことなのだろう。

 いまだ国会も開かず、所信表明もしていないくせにこれだものね。メディアも、「論点すり替え」に批判も、なんて他人事のような記事書くんじゃなくて、「マジで戦え」ってなもんです。

自民が学術会議PT初会合 軍事研究提言などの不満背景 論点すり替え批判も

 最後に、森友学園疑獄の公文書改竄で自死した赤木氏のご遺族による訴訟で、改竄は「もちろん佐川さんの判断です」という財務局元上司の音声データが裁判所に提出された。「総理とその妻の犯罪」の全貌が1日も早く白日の下に晒されることを切に願う今日この頃なのだ。

「もちろん佐川さんの判断です」 森友自殺訴訟 財務局元上司の音声提出

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2020年6月16日 (火)

「小池さんの票を狙っていく」(山本太郎)・・・これはありかもしない!! 山本&宇都宮がタッグを組んで政策論争がヒートアップしたら面白い!!&森友学園公文書改竄再調査で署名35万筆を提出!!

 突貫小僧・山本太郎君が都知事選出馬を表明したとたんに、堰を切ったように批判と罵倒が入り混じった言葉が投げかけられている。身内の中からも「小池陣営を利する」という声がある。確かに、宇都宮君と支援者が重なってから、その危惧は大いにあるだろう。

 だからと言って、出馬を否定するのは、ちょいとおかしな話かも。被選挙権は誰にでもあるわけで、こうなったらとことん山本&宇都宮がタッグを組んでぼったくりバーのチーママ小池君に議論を吹っかけていけばいい。聞くところによると、宇都宮君との公開討論をチーママ小池君が拒否したともいいますからね。

 この女帝って、ちゃんとした政策議論の場ってのは、けっこう苦手なんだよね。相手を見下したような、それこそ子供の喧嘩みたいな議論になっちまうのがオチなんだね。そこいくと、山本&宇都宮コンビは政策論争はお手の物だから、うまくいけば女帝の政策音痴を暴露できるかもしれない。

 反小池票を宇都宮君と食い合うんじゃないかという指摘に、「小池さんの票を狙っていく」と突貫小僧・山本太郎君は切り返してたけど、それってあるかもね。小池支持の票って、山本君と重なる部分があるかもってのはちょっとした目から鱗だ。宇都宮君では、こうはいきませんから。

 そうなれば、これは面白いことなになりますよ。御用メディアや評論家が「小池圧勝」を暗に煽り、山本君の公約を「無謀だ」なんてdisり始めているのも、ひょっとすると小池票が食われるという危惧を抱いているからなのかもね。

いま。一番してはいけないのは、山本陣営と宇都宮陣営による贔屓の引き倒しの罵り合いバトルで、これこそチーママ小池君を利する愚かな行為と言わざるを得ない。敵は女帝ってことを忘れちゃいけない。

 それにしても、「消費税5%引き下げ」に躊躇しちまう立憲民主ってのはチイセーなあ。

東京都8つの緊急政策(山本太郎公約)

山本太郎氏「小池さんの票狙う」 対決色鮮明に

「消費税5%」で溝 崩れた野党共闘 山本氏が都知事選出馬

・田中龍作ジャーナル
【都知事選】山本太郎出馬 「宇都宮さんとの一本化は諦めて下さい、それぞれの戦いです」


【記者会見】東京都知事選挙の対応について 2020年6月15日【れいわ新選組代表 山本太郎 】

 ところで、森友学園疑獄にまつわる公文書改竄の再調査を求める署名35万筆が提出された。亡くなった財務省職員の小池氏のご家族による訴訟もあるし、この問題は終わったわけじゃない。シュレッダー佐川君の眠れぬ夜は、まだまだ続く。

森友問題の再調査求め署名35万筆 自殺職員妻、首相充てに提出

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2019年11月 8日 (金)

またしても議事録改竄・・・歴史の捏造が日常化するペテン政権!!&千葉県知事・森田健作の「おれは無能だ!」記者会見!!

 おそらく、ペテン政権では、公文書改竄が日常化しているんだね。なんと、全世代型社会保障検討会議の初会合議事録から、経団連会長の発言の一部が削除されましたとさ。なんでも、政府方針とは異なる意見だったのがまずいというのが理由だとか。

政府への異論 議事録削除 社会保障検討会議

 英語民間試験でも非公開の会合だからってんで議事録を隠したりしていたんだが、森友学園義国で顕著になったペテン政権のこうした公文書の隠蔽や改竄ってのは、都合の悪いことはなかったことにするという歴史修正主義そのものなんだね。

 「異論を表面化させない意図が働いた可能性がある」(東京新聞)って指摘はもっともなことで、「あいちトリエンナーレ」への補助金中止やオースリア大使館による芸術展公認取り消しなんかもその延長線上にある。

 昨日の衆院憲法審査会で、共産党の赤嶺君がこんなコメントしているんだが、まさに「異論を表明化させない」ペテン政権への痛烈なカウンターバンチになっとります。

「最近は表現の自由への政府の介入など看過できない事態も起きている」
「憲法を変えるのではなく、憲法原則に反する現実を変えることこそ求められている」

野党、首相主導けん制 改憲巡り衆院憲法審で議論

 削除された経団連会長の意見ってのは、さほど過激な内容でないし、そもそも初老の小学生・ペテン総理のお仲間でもあるのに、こんな些細な異論ですら潰しにかかるってことは、それだけペテン政権の独裁主義的体質が露骨になってきた証拠だろう。これこそ、まさに「看過できない事態」そのものに違いない。

 最後に、千葉県知事・森田健作が、「おれは無能だ!」とばかりに実に哀れな記者会見をしてくれた。コップ持つ手が震えちゃったりして、ちいさえなあ。

森田知事 千葉県直撃の台風15号の翌日 30キロ離れた自宅へ


【報ステ】森田知事 台風直撃の翌日“私的”に視察(19/11/07)

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