国交省のデータ改竄で減給、訓告の大甘処分・・・「誰のご意向」に忖度したのか、そこをスルーしての幕引きを画策するとは、森友学園疑獄と同じシナリオか!!
国交省による「建設受注統計」の改竄で、事務次官を含む10人の官僚に減給や訓告などの処分が下された。しかしまあ、基幹データとして国際的な信用問題にも発展しかねない改竄を、こんな軽い処分で幕引き図ろうとは、国民を舐めるのもいい加減にしやがれ、ってなもんです。
そもそも、この改竄は官僚のミスではなくて、上の方からの指示があってのことだろうことはシロートにだって容易に想像がつく。なによりも、官僚がこんな数字の改竄に手を染める理由がない。改竄で誰が得をするのか。それが推理の王道ってものだ。
メディアは「書き換え」っていまだに言ってるけど、これは紛れもなく「改竄」で、つまりは犯罪なんだよね。減給だの訓告だので済まされる問題ではなくて、刑事事件として告発すべき案件なのだ。
・統計不正問題、国交省が次官ら10人を処分 国交相は給与を自主返納
・東京新聞社説
統計不正で処分 幕引きは到底許されぬ
第三者検証委員会の報告書を受けての処分なんだろうが、この報告書というのもなかなかに香ばしい。「統計的に大きな数字を公表する作為的な意図はなかった」なんてこと言ってるんだが、だったら何の理ための改竄だったんだ。そこを検証するのが委員会の務めじゃないのか。
結局のところ、掘り下げて行けば、当然あの男の存在にぶち当たるから、適当なところでお茶濁そうって魂胆なんだろうね。すべては、モリ・カケ・サクラの道に通じているってことだ。
・国土交通省統計データ書き換え「無批判に継続」検証委員会
それにしても、こういう犯罪に加担する官僚って、内心忸怩たる思いってのはないのかねえ。Netflixの『新聞記者』を観て、少しは我が身を振り返ってみやがれ。
惰性を断ち切るために、大臣を公明党の指定席にするのもやめた方がいいのではないかしらん →国交次官ら10人処分 統計書き換え問題―斉藤大臣ら8人は給与返納:時事ドットコム https://t.co/kPCt3fQXQJ
— Shoko Egawa (@amneris84) January 21, 2022
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