「増税だ」「国債だ」って、問題はそこじゃないだろう。「なぜ防衛費増額(軍拡)なのか」を国会で議論しないでどうする!!
防衛費増額の財源をめぐるヘタレ総理の「今を生きる国民が自らの責任として、しっかりその重みを背負って対応すべきだ」発言を「今を生きるわれわれの責任」に修正しましたとさ。だからなんだよ、ってなもんです。
そもそも、メディアも一緒になって防衛費増額(軍拡)のための財源についてやれ「税金だ」やれ「国債だ」とかまびすしいことになっているけど、何度でも言う。イッチャンの問題は「財源」ではなくて「なぜ防衛費増額なのか」ってことなんだよね。
ここをねぐって財源論に引きずられて行くってことは、「防衛費増額(軍拡)」を認めることになっちゃうんだよね。自民党内で財源についての議論が沸騰しているなんてのは、「防衛費増額」を既成事実化するための茶番にすぎない。
昨日のエントリーに書いたように、いま問題にすべきは「防衛力の抜本強化は安全保障政策の大転換で、時代を画するものだ」とするヘタレ総理の発言なんだね。だとするならば、国会でしっかりと議論するのが議会制民主主義ってものだ。
ああ、それなのに、「増税だ」「国債だ」って喚いてるんだから、政治家もメディアもバカじゃないの。
言葉を軽視している人たちが、次にどうするかというと、しっかり考えるのではなく、誤魔化してくる。
— 武田砂鉄 (@takedasatetsu) December 14, 2022
「今を生きる国民の責任」と発言したと幹部が紹介した内容を「今を生きるわれわれの責任」に修正した。https://t.co/xnZ2abtJKq
外交ビジョンなき防衛力の飛躍的拡充 | | 田中均 | 毎日新聞「政治プレミア」 https://t.co/A2fMekRMlq 「驚きである。抜本的な安全保障政策の変更が、これほど短期間に、さしたる反対の動きもなく、進められていくのは長年日本の安全保障問題に携わってきた者からすれば、驚天動地の事態だ。」
— 本田由紀 (@hahaguma) December 13, 2022
政府と自民党は東日本大震災の復興特別所得税を防衛費の増税に充てることを決めた。復興税を延長して徴収するので復興に充てる総額は減らないと言っているが、そもそも復興のためと称して徴収して武器を買うのは詐欺行為ではないか。米国の言いなりで敵基地攻撃と高い武器を買わされるのはやめなさい。
— 鳩山友紀夫(由紀夫)Yukio Hatoyama (@hatoyamayukio) December 14, 2022
財源の議論を激化させることで「審議もせずに勝手に決めた軍拡」を知らず知らずのうちに既定路線にしてしまうという自民党の伝統的イリュージョン。そもそも「何がどのように脅威であり、国民を守るためにはどのような対策が必要か」という議論が1ミリもされていないのに、まずは予算って、バカか!
— きっこ (@kikko_no_blog) December 14, 2022
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