香典疑惑の菅原前経産相に「起訴相当」、賭けマージャンの黒川元検事長は「略式起訴」・・・検察審査会の真っ当な議決で、検察が赤っ恥!!
特高顔のカス総理の天領と囁かれる総務省を舞台にした一大疑獄事件が進行中だってのに、まったく動く気配のない検察への当てつけであるかのように、メロン菅原君の香典疑惑について検察審査会が「起訴相当」の議決を出した。
「香典は個人的な関係だけで渡したものではなく、将来における選挙も念頭に置いたものと考えるのが自然だ。公職選挙法は金がかからない選挙を目指していて、検察は、国会議員はクリーンであってほしいという国民の切なる願いにも十分配慮すべきで、検察官の不起訴処分の裁定には納得できない」
議決理由は至極真っ当なもので、本来なら検察がこうした観点に立って起訴すべき案件だったんだね。「国会議員はクリーンであってほしいという国民の切なる願い」に寄り添って捜査するのがそもそも検察の仕事で、そう考えればNTTから超絶接待を受けた野田、高市の総務大臣経験者はもとより、副大臣や政務官、さらには「答弁拒否」で否認し続ける現総務大臣だって捜査対処にならなくちゃいけない。
・菅原元経産相に“起訴相当” 検察審査会 秘書が有権者に香典等
・自民幹部「ダメージだよ」 菅原前経産相の起訴相当議決に苦慮
菅原一秀議員「起訴相当」議決、「検察の正義」は崩壊、しかし、「検察審査会の正義」は、見事に示された! #BLOGOS https://t.co/3ysbzrfL4n
— 郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 (@nobuogohara) March 13, 2021
そんな中、既に検察審査会で「起訴相当」の議決が出ていたテンピン黒川君に対して、検察は略式起訴するってね。「強制起訴」になっちゃうと恥の上塗りになっちまうから、その前に片づけてしまおうって魂胆なんだろう。これだって、本来なら逮捕されたっておかしくない案件なんだね。それを不起訴にしたことがそもそも間違いの始まりなのだ。
検審から再度、起訴相当が出て強制起訴となれば「恥の上塗り」。その回避だろうが、最初の不起訴判断がそもそも甘い。
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) March 13, 2021
賭けマージャン問題の黒川元検事長を一転略式起訴へ
黒川元検事長が新聞記者らと賭けマージャンした問題で、東京地検が賭博罪で黒川氏を略式起訴する方針 https://t.co/ngYsW7WbqB
検審で示された国民の批判に対応しつつ、強制起訴のリスクを回避…という落とし所。 →【独自】賭けマージャン巡り、黒川元検事長を略式起訴へ…検審で「起訴相当」(読売新聞) https://t.co/n0Li5eXqvQ
— Shoko Egawa (@amneris84) March 13, 2021
それにしても、ここにきての検察審査会の真っ当な議決には拍手を送りたい。陸山会事件で明るみになったように、検察審査会もけっこう香ばしい現実があるんだが、少なくともメロン菅原君とテンピン黒川君の「起訴相当」は郷原弁護士が言うように「検察審査会の正義」が発揮されたということで、モリ・カケ・サクラも最終的には検察審査会に諮られることになる可能性が高いから、ちょいと期待してみる日曜の朝である。
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