「世界で最も影響力のある100人」に選出された伊藤詩織さんを微妙にスルーするTBS・・・事件と真摯に向き合うチャンスなのに、ジャーナリズムとしての誇りや矜持はないんだね!!
毎年恒例のタイム誌「世界で最も影響力のある100人」に、ジャーナリストの伊藤詩織さんとテニスの大坂なおみ選手が選出された。差別と戦う女性が選ばれたことはとても意味のあることだ。特に、伊藤詩織さんは自らが性暴力の被害者であり、「勇気ある告発」が世界からも注目されていることに意義がある。
伊藤詩織さん、TIME誌「世界で最も影響力のある100人」に選ばれる 大坂なおみ選手も
— ハフポスト日本版 / 会話を生み出す国際メディア (@HuffPostJapan) September 23, 2020
「彼女は性被害を勇敢にも告発することで、日本人女性たちに変化をもたらしました」https://t.co/LYZG6Slqfh
TIME誌、2020年の「世界で最も影響力のある100人」にジャーナリストの伊藤詩織さん!映画『娘は戦場で生まれた』のワアド監督も!https://t.co/4d4h22fTlr
— 安田菜津紀 Dialogue for People (@NatsukiYasuda) September 23, 2020
それに引き換え、日本のメディアのなんとも歯切れの悪い報道の仕方にはウンザリしてしまう。TBS『Nスタ』なんか、元ジャニタレの飲酒運転をこれでかというくらい執拗に手を変え品を変えて報道するくせに、伊藤詩織さんと大坂なおみ選手が「世界で最も影響力のある百人」に選出されたことは新聞でいえばベタ記事扱いでしたからね。
伊藤さんの性被害の容疑者は元TBS記者なんだから、改めてその事件を検証する義務があるのに、なんてこったいなのだ。ペテン元総理と昵懇の記者が逮捕寸前に逮捕状停止になる異常な状況があり、それを命じた当時の刑事部長はいまや警察庁次長に出世してるという背景を考えれば、伊藤さんの選出は社員が関与したという事実にTBSが真摯な向き合う絶好の機会なのに、ジャーナリズムとしての矜持はどこに行っちまったんでしょうね。
NHK『ニュースウォッチ9』はけっこうきめ細かく報道したようだが、その他の局はおしなべてTBSとどっこいどっこなんだから、ま、同じ穴のムジナということか。こんなんだもの、これまでの反省もなく自称苦労人・カス総理のゴマすり報道を恥ずかしげもなく続けるわけだ。筑紫哲也の言を借りれば、「日本のジャーナリズムは死にました」ってことか。
米タイム誌「世界の100人」 大坂なおみ選手 伊藤詩織さん
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