日本学術会議問題をテーマに予算委員会集中審議も「逃げ切りに自信」(自民党幹部)・・・盗人猛々しいにも程がある!!&女川原発再稼働に宮城県知事が同意!!
予算委員会の集中審議が今月中に開かれるらしい。当然、日本学術会議任命拒否問題が審議の中心テーマになるのだろうが、なんとまあ自民党内には「国民の批判は広がっていない」という判断があるんだとさ。でもって、「自民党幹部は『事務所に批判の電話も少ない』と述べ、『逃げ切り』に自信を示す」ってんだから、国民も舐められたものだ。
それにしても、「逃げ切りに自信」なんてことを淡々と記事にするメディアもどうかと思う。そこには「権力の監視者」という矜持のカケラもない。モリ・カケ・サクラもそうであったように、こんな報道姿勢だから、「時間が経てばどうにかなる」って政治屋どもが勘違いするんだね。予算委員会の審議に、まるで緊張感がないのも、「忖度」メディアが一役買っているってことだ。
・自民、学術会議問題で「逃げ切り」に自信 「批判の電話も少ない」 月内に集中審議
国民から逃げ切ることに自信を持つ国会議員とは、どんな国会議員なのだろう。
— 原口 一博 (@kharaguchi) November 10, 2020
違法、違憲、不当なことをしても。
説明も答弁も、ウソ、矛盾だらけでも。
逃げ切る自信って何だろう。同じ過ちを繰り返しても罰をうけないと思う者は、国民の自由を奪い国を滅ぼす。
逃げられないし、逃がさない。 https://t.co/oKlzoTn3H2
「任命拒否行為は、憲法及び法律に違反する行為であった。これを正すためには、菅総理大臣が正しい認識をもって、違法処分を取り消し、任命することである。しかし、あくまでも違憲・違法性を認めないのであれば、違法な拒否処分の取消訴訟と義務づけ訴訟とを併合提起するべきであろう。」 https://t.co/lid7mPXSMC
— 前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民) (@brahmslover) November 11, 2020
しかし、世の中には「時間が経ってもどうにもならない」ものがある。原発もそのひとつだ。なんてったって、日本はいまだ原子力緊急事態宣言の真っ只中にあるんだよね。ああ、それなのに、宮城県の女川原発再稼働に知事や市長が同意しましたとさ。
カス総理の原発推進に呼応してのことなんだろうけど、結局のところはいまだに原発マネーに取り込まれているってことなのだ。東日本大震災の被災地でありながら、原発から脱却するための政策を何にも打ち出すことができなかったのは知事や市長、さらには議会の責任だろう。
「訓練などで避難計画の向上を図っていく」(村井宮城県知事)なんて能天気なコメント聞くと、頭がクラクラする晩秋の冷たい朝である。
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