日本学術会議

2023年4月21日 (金)

日本学術会議法改正案の国会提出を断念・・・廃案にしないところに再提出の含みを持たせたってことか!!&開き直りが災いして泥沼でもがくロンブー・淳!!

 日本学術会議会員選考に国の息のかかった「選考諮問委員会」を関与させようという日本学術会議法改正案の今国会提出をヘタレ政権が断念した。とりあえず朗報ではある。しかし、現在国会審議中の入管法“改悪”案のように、いったんは国会提出を断念しつつも、ほとぼりが冷めたころ合いを見計らって再提出なんてこともあるから、まだまだ予断は悪さない、

 そもそも、日本学術会議問題の発端は、ガースーが日本学術会議が推薦した学者の任命を拒否したことにある。その延長線上に「先行諮問委員会」はあるのだから、法案提出の前にガースーがしっかりと説明責任を果たすことが必要だ。

 メディアも法案提出断念と大々的に報道しているが、そうした経緯について改めて検証すべきなんだね。それもしないで国の言い分を垂れ流し続けてるんだから、いまさら「対立深まり審査進まず」なんてよく言うわ、ってなもんです。

日本学術会議、改正法案提出を政府が見送り 「まだ終わらない」メンバーから疑念消えず

 ところで、ロンドンブーツ・淳が自ら火に油を注いで大炎上中だってさ。いやあ、笑っちまうなあ。突っ張れば突っ張るほど窮地に陥って、抜け出せなくなるのに。この男ももう終わりだな。

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2023年4月19日 (水)

日本学術会議法改正案の国会提出中止勧告に対して、「学術会議が、いままで特定の学会の仲間内で人事を決めていたことこそ不公正だ」(世耕弘成)・・・この男もサルだな!!

 日本学術会議を御用学者の集団にしようとする「選考諮問委員会」新設について、日本学術会議が法改正案の国会提出中止を求める勧告を出した。同時に、「海外の自然科学系のノーベル賞受賞者61人から懸念を表明する共同声明」を受け取ったことを発表した。

日本学術会議が法改正案の提出中止を求め、異例の勧告 提出方針を変えない政府、独立性の行方は…

学術会議会員選考 政府見直し案にノーベル受賞者61人が懸念表明

 日本学術会議への政治介入に対して、世界中が注視ているってことなんだろうが、なんとまあこういう動きに対してゲッベルス気取りの世耕君がこんなコメントをしましたとさ、

「学術会議が、いままで特定の学会の仲間内で人事を決めていたことこそ不公正だ」
「外部の有識者にしっかり判断をしてもらうメカニズムを組み込むのは、国がお金を出している機関である以上当然のことだ」

 この男、日本学術会議をそこいらの業界団体と勘違いしているようだ。いやあ、自民党ってのはサルだらけなんだね。

世耕参院幹事長「仲間内で人事こそ不公正」学術会議の会員選考

 それにしても、日本学術会議への政治介入に対して、メディアの反応の何と鈍いことよ。そもそも、ガースーが日本学術会議の新会員候補者のうち6名の任命を拒否した時に、メディアは戦闘態勢をとるべきだったんだよね。それが、ガースーの「(学術会議の)総合的・俯瞰的な活動を確保する観点から、今回の任命について判断した」なんていう訳の分かんないコメントを垂れ流すだけで、その判断の裏側に潜む意味を掘り下げた記事はほとんどなかったんだから、メディアもガースーに加担したってことなのだ。

 軍部に取り込まれていった戦前のアカデミズムへの反省を込めて設立されたのが日本学術会議ってことを忘れちゃいけない。そこを否定したいというのがガースーの思惑で、ゲッベルス気取りの世耕君の発言もそれこそ「新しい戦前」を目論む故のもなのだ・・・なんことを我が家のドラ猫に囁いてみる水曜の朝である。

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2022年12月20日 (火)

日本学術会議会員選考で首相の拒否権強化を政府方針に明記!!&「売国奴」と敵基地攻撃能力反対派を罵った香川県議は壺議員だった!!

 9日のエントリーで、ヘタレ政権が日本学術会議の会員選考に「第三者が参画する仕組みの導入」を目論んでいるらしいって書いたんだが、今度は「首相に任命権」があるって喚き始めたらしい。

 なんでも、日本学術会議の組織形態見直しを巡る政府方針に、「内閣総理大臣による任命が適正かつ円滑に行われるよう必要な措置を講じる」って文言が付け加えられたんだとさ。

 統一教会汚染や軍事費増額のドサクサにまぎれて、日本学術会議の独立性を形骸化させようとする動きが着々と進んでいたんだね。第三者が参加する仕組みと相まって、日本学術会議は風前の灯ってことか。

学術会議会員任命で首相の拒否明確化 政府方針を文言で強調、反発必至か

 ところで、17日のエントリーで紹介した、香川県の自民党県議が敵基地攻撃能力に反対する議員に「売国奴」って野次を飛ばした事件の続報です。

 なんと、この不埒な議員は、統一教会関連活動「ピースロード2022イン香川」の実行委員なんだとか。反日カルトと仲良しこよしなんだから、「売国奴」は自分に唾するようなものだ。こんな具合に、統一教会は地方議会を侵食してるんでしょうね。桑葉桑原。

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2022年12月 9日 (金)

統一教会の被害者救済法案、ザルのまま衆院通過・・・「仏作って魂入れず」ってことか!!&日本学術会議会員選考に第三者委員会新設の危険性!!

 当事者がこれでは救われないと警告してるのに、そうした声に真摯に耳を傾けることなく、統一教会(現世界平和統一家庭連合)の被害者救済法案が衆議院で可決されちゃいました。「配慮義務」なんて曖昧な言葉で、カルト宗教の勧誘を取り締まることなんできるわけがないと思うんだが、メディアはこぞって「一歩前進」ってスタンスなんだよね。

 さらに、「施行後にさらなる検討も」って判で押したように言い募っている。だったら、骨抜きとも指摘されるザル法を成立させるんじゃなくて、会期延長してでも熟議を尽くすべきなんじゃないのか。

 「仏作って魂入れず」にならないことを願うばかりだ。

旧統一教会被害者救済法案 修正加えたうえ衆院特別委で可決

救済法案、参院審議入り 一部修正し衆院通過、成立へ

 ところで、あまりニュースになっていないんだけど、ヘタレ政権が日本学術会議の会員選考に「第三者が参画する仕組みの導入」を目論んでいるってね。つまりは、公平性を繕っているように見せかけて、その実は政府の思いのままに操れる御用学者を会員にするためのシステム作りってことなんだろう。

 ガースーが日本学術会議が推薦した会員候補を拒否した理由だって、いまだに説明責任を果たしていないってのに、もうみんな忘れただろうってタカをくくってるに違いない。

 こういう時こそメディアが大きな声で警鐘を鳴らすべきなのに、サッカー日本代表が官邸で「ブラボー」とか、「森保ノート」と「岸田ノート」がどうしたとか、スポーツウォッシングにいそしんでるんだから世話ありません。

学術会議改革、会員選考に第三者の「目」 政府方針に会議側は懸念

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「8割が隣の大陸から」投稿の三重県議、自民1次公認申請から外れる

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2020年11月12日 (木)

日本学術会議問題をテーマに予算委員会集中審議も「逃げ切りに自信」(自民党幹部)・・・盗人猛々しいにも程がある!!&女川原発再稼働に宮城県知事が同意!!

 予算委員会の集中審議が今月中に開かれるらしい。当然、日本学術会議任命拒否問題が審議の中心テーマになるのだろうが、なんとまあ自民党内には「国民の批判は広がっていない」という判断があるんだとさ。でもって、「自民党幹部は『事務所に批判の電話も少ない』と述べ、『逃げ切り』に自信を示す」ってんだから、国民も舐められたものだ。

 それにしても、「逃げ切りに自信」なんてことを淡々と記事にするメディアもどうかと思う。そこには「権力の監視者」という矜持のカケラもない。モリ・カケ・サクラもそうであったように、こんな報道姿勢だから、「時間が経てばどうにかなる」って政治屋どもが勘違いするんだね。予算委員会の審議に、まるで緊張感がないのも、「忖度」メディアが一役買っているってことだ。

自民、学術会議問題で「逃げ切り」に自信 「批判の電話も少ない」 月内に集中審議

 しかし、世の中には「時間が経ってもどうにもならない」ものがある。原発もそのひとつだ。なんてったって、日本はいまだ原子力緊急事態宣言の真っ只中にあるんだよね。ああ、それなのに、宮城県の女川原発再稼働に知事や市長が同意しましたとさ。

 カス総理の原発推進に呼応してのことなんだろうけど、結局のところはいまだに原発マネーに取り込まれているってことなのだ。東日本大震災の被災地でありながら、原発から脱却するための政策を何にも打ち出すことができなかったのは知事や市長、さらには議会の責任だろう。

 「訓練などで避難計画の向上を図っていく」(村井宮城県知事)なんて能天気なコメント聞くと、頭がクラクラする晩秋の冷たい朝である。

女川原発の再稼働へ 「金が落ちるならしょうがねえ」 住民避難の不安は残したまま

女川原発の同意 再稼働に歯止め利かなくなる恐れ <解説 小川慎一>

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2020年11月10日 (火)

日本学術会議攻撃は「反知性主義」による愚民政策の成れの果て!!&日本学術会議が「同意なき性交の犯罪化」を提言!!

 ジャパンライフの広告塔・下等官房長官が日本学術会議任命拒否について、「政府方針に反対したからということで任命の判断したものではない」って改めてのたまったくれた。昨日のエントリーで紹介した、「会員候補6人が安全保障政策などを巡る政府方針への反対運動を先導する事態を懸念」したのが理由とする「複数の政府関係者」によるリークへの反論ってことなんだろうが、いつまでこういうコンニャク問答を繰り返すつもりなのだろう。

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 おそらく、その背景には、ペテン政権から続く「反知性主義」による愚民政策があるに違いない(個人の感想ですが)。「10億円の税金」だの「答申をしていない」だの「「バランス、多様性がない」だの、ひたすら日本学術会議の組織論に話をすり替えるその手法は、いかに学術会議が偏向しているかというイメージ操作そのものなんだね。

 だからなんだろう。日本学術会議についての世論調査では、特高顔のカス総理の説明が不十分とする意見が56%なのに、「政府が進める学術会議の見直しの議論については、見直しに『賛成』が66%」もいる。

JNN世論調査、「学術会議」説明不十分56%

 これこそ、「日本学術会議は偏向している」というカス政権の世論操作のたまものなんだね。実際のところ、ほとんどの一般大衆労働者諸君が、これまで日本学術会議の存在に思いを馳せたことなんかなかったんだから。本当なら、これを機会に自分の頭で日本学術会議とはなんぞやと考えなくてはいけないのに、「反知性主義」による知的エリートへの攻撃に喝采を送っちゃってるんだよね。

 そんな中、日本学術会議が「同意のない性交の犯罪化」を提言した。山口ノリマキを念頭に置いたわけではなかろうが、その意気や良し、ということでお後がよろしいようで。

「同意ない性交、犯罪に」 学術会議、刑法改正へ提言

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2020年11月 9日 (月)

「会員候補6人が安全保障政策などを巡る政府方針への反対運動を先導する事態を懸念」して任命拒否・・・リークした「複数の政府関係者」とは!?

 日本学術会議問題をいつまでやってんだ、って加計学園不正献金疑惑の下村君がのたまってくれたってね。説明責任は任命拒否した特高顔のカス総理にあるんだから、こういうのを盗人猛々しいって言うんだね。そんなことより、テメーの不正献金疑惑の説明をとっととしやがれ。

「野党は学術会議ばかり」 自民・下村氏、いら立ち

 でもって、任命拒否は、「安全保障関連法や特定秘密保護法に対する過去の言動を問題視」して、「会員候補6人が安全保障政策などを巡る政府方針への反対運動を先導する事態を懸念」したのが理由だと「複数の政府関係者」が明らかにしたそうだ。

官邸、「反政府先導」懸念し拒否 学術会議、過去の言動を問題視か

 ああ、やっばりねということで、その理由については別に驚くことはないんだが、これをリークしたのが「複数の政府関係者」ってのが肝なんだね。メディアがこういう匿名報道する時ってのは気をつけなくちゃいけないんだが、政権発足から間もないこのタイミングで「複数の政府関係者」からリークされるってのは、ひょっとしたら内閣の屋台骨が早くも揺らいでいるんじゃなかろうか・・・なんて妄想したくなっちゃうんだね。

 「不正選挙だ」って喚いてるトランプを諫める動きが共和党の中から出ているようだけど、おそらく日本学術会議問題へのカス総理の頑なな態度に対しても同じような動きが自民党の中から出ているのかもしれない。ゲシュタポ杉田君を重用するあまり、政権そのものが潰れちまったら元も子もありませんからね。

 ここまできたら、ゲシュタポ杉田君の首を切って、任命拒否撤回することだ。そして、新たに日本学術会議から推薦を受けた上で、6名の任命を決定するのが言い訳地獄から脱する唯一の道だろう。「複数の政府関係者」がリークしたのは、そんな発想があるからなのかもしれない・・・なんて妄想も楽しい月曜の朝である。


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2020年11月 8日 (日)

自民・新藤がTBS-BS『報道1930』でカス総理擁護で醜態!&「学問の自由と言えば水戸黄門の印籠のようにひれ伏さなくちゃいけないのか」(伊吹文明)!

 アメリカ大統領選がようやく決着。バイデン勝利で、トランプはロシアに亡命か・・・なんて冗談はともかく、バイデン大統領誕生でTPPが蒸し返されるかもね。ディベート能力ゼロどころかマイナスの特高顔のカス総理ではとても太刀打ちできないだろうなあ。

 でもって、そのカス総理なんだが、ゲシュタポ杉田君が黒幕であることを隠蔽しようとして墓穴を堀りまくっているんだが、そんなカス総理を擁護する自民党の幹部連中ってのもロクなもんではありません。

 週末のBS-TBS『報道1930』に、慰安婦は性的奴隷ではないと強弁する自民党の新藤義孝君が出演して、カス総理のヨイショをくっちゃべっていたんだが、これが論評にも値しないただの負け惜しみと開き直り。これには、同席していた共産党のとっちゃん坊や・小池君も、さすがに反論する気も起きなかったのだろう。なかば呆れ顔で苦笑いするしかなかった。

 さらに、体罰容認の伊吹文明君なんか、元文部科学大臣でありながら、日本学術会議の存在理由そのものを否定するような戯言を口にする始末だ。こんな具合です。

「学問の自由と言えば、何かみんな水戸黄門さんの印籠の下にひれ伏さなくちゃいけないのか」
「一方的に政治的な問題に声明を出すとか、学術会議の肩書を持って政治的な発言をすることは自粛しないといけない」

自民・伊吹氏 「学問の自由は水戸黄門の印籠なのか」学術会議問題で反論

 かつて、中曽根政権の官房長官だったカミソリ後藤田君は、ペルシャ湾への自衛隊掃海艇派遣が閣議決定されそうになった際に、「この議案が閣議に提出されても私は絶対にサインしませんよ」と大勲位・中曽根君に迫り、これを阻止したものだ。

 時には、権力者に対して自らの政治生命を賭けて諫言するのも側近の使命なんだね。新藤、伊吹の両君だけでなく、カス総理の周辺に屯する政治屋諸君には、カミソリ後藤田君の気概はとても真似できないだろうね。

 そう言えば、カミソリ後藤田君は警察庁長官から大勲位に乞われて官房長官になったんだっけ。ゲシュタポ杉田君も元公安の警察官僚上がりなんだけど、やっぱり人としての器が違うってことか・・・情けない。

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2020年11月 7日 (土)

日本学術会議問題に新たな言い訳。「今回は事前調整がうまくいかなかったから任命拒否」(カス総理)・・・てことは、前から政治介入してたってことか!?

「以前は正式な名簿の提出前に、内閣府の事務局などと会議の会長との間で一定の調整が行われていた」
「(任命拒否があった)今回は推薦前の調整が働かず、結果として任命に至らない者が生じた」

 5日の参院予算委員会で、特高顔のカス総理は日本学術会議任命拒否の理由について、こんな新たな言い訳を口にした。つまり、日本学術会議とは以前から会員の任命にあたって事前に打ち合わせしていたってことで、明らかな政治介入ってことになる。

 というわけで、昨日の参院予算委員会では、共産党のとっちゃん坊や・小池君が舌鋒鋭くカス総理を追及。タイミングのいいことにそのシーンをライブで観ていたんだが、カス総理の答弁ってのが実に馬鹿丸出しで、ほとんど質問の意味すら理解できていないんだね。答弁に立つたびに、後ろから役人がメモを渡して、カス総理はそれを読み上げるだけ。「自助だろ」って野次が飛んだのもむべなるかなってものだ。

17年には学術会議側と事前協議 首相、候補者の推薦前に<任命拒否問題>


小池晃(日本共産党)VS菅義偉内閣総理大臣 2020年11月6日参議院予算委員会

 でもって、その「事前調整」については山際寿一・前会長が反論。曰く、

「事前調整というのは、相互が話をして調整するもの。私は(杉田和博官房副長官と)直接会うことも電話で話をすることも、事務局長を通じて断られた。話し合いたいとの官邸からの誘いもなかった」

 つまり、ゲシュタポ杉田君がすべてを差配していたってことなんだね。首相を差しおいて官房副長官が日本学術会議会員の任命に関わっていたとなれば、それは完全にアウトだから、カス総理としてはどんなことがあってもゲシュタポ杉田君の関与を認めるわけにはいかない。結果、支離滅裂な答弁で、自らの政治家としての資質まで問われることになっちまったというわけなのだろう。妄想だけど。

人事めぐる事前調整「なかった」 山極前会長が首相答弁に反論<学術会議の任命拒否>

 TBS『NEWS23』で週刊文春の編集局長が「杉田官房副長官による公安的な思想チェックが6人任命拒否の理由」なんてことを口にして物議を醸しているようだけど、おそらくそれが事の真相なんじゃないのかねえ。

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「6人が政府の政策に反対していたからという理由ではないですよ。ある捜査機関が洗っていたから。共産党との関係、中国との関係。杉田官房副長官はオールドタイプの公安。何か問題が起きる前に抑えるという。面識はありますが、ストイックな人で自宅にも泊まらず官邸に詰めている。霞が関で彼に逆らえる人など一人もいません」(『NEWS23』より)

 素直に任命拒否を撤回して、ゲシュタポ杉田君の首を切っちまえばここまで大事にならずにすんだだろうに・・・つまりは、カス総理には問題の本質を理解する能力が欠如していて、危機管理能力ゼロってことなんだね。

 予算委員会の答弁は、この男が総理大臣という以前に、政治家として終わっていることを雄弁に語っているのは間違いない・・・と我が家のドラ猫に囁いてみる土曜の朝である。


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2020年11月 6日 (金)

日本学術会議任命拒否の内部文書が発覚・・・でも、国会提出は拒否!! 公文書管理法違反じゃないのか!?

 アメリカ大統領選一色のテレビ報道にゲンナリしてたら、立川談慶師匠のつぶやきに目から鱗の週末の朝である。

 でもって、日本学術会議任命拒否なんだが、どうやら任命拒否についてゲシュタポ杉田君が内部協議した際の公文書の存在が明らかになりましたとさ。そんなものがあるんだったらサッサと出せばいいじゃん、って思うのが人情というもの。と思ったら、国会提出は拒否しますだと。

首相、任命拒否と多様性「直結せず」 先週は「多様性を念頭に判断」 学術会議問題

 人事に関わることだからってのがその理由だそうだ。この理屈が通るなら、これからは人事に関わる公文書は一切秘密ってことになるんじゃないのか。それって、公文書管理法に抵触するんじゃないのか・・・なんて様々な疑問がかけめぐるんだが、そもそもは「なぜ任免拒否したのか」という説明があればすべては解決することなんだね。

 そこをうやむやにしたまま支離滅裂な言い訳に四苦八苦するから、問題がどんどん複雑化しちゃうわけで、特高顔のカス総理のこういう頑なな姿勢ってのは法的に糾弾することってできないものなのだろうか。こんなやり方が罷り通るなら、どんな問題も知らぬ存ぜぬって居直っていれば「はい、それまでよ」になっちまう。

 やっぱり、メディアが傍観者になっちゃっていることが、そうした権力者の居直りを常態化させちゃってる一番の理由なんだろうね。国会で演じられているカス総理主演のスラップスティック・コメディーにはほとんど見向きもせず、アメリカ大統領選にかまけているメディアの姿を見ていると、モリ・カケ・サクラ報道の反省なんか爪の先程もないってことがよくわかる、ってなもんです。

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