【核兵器禁止条約】「核保有国が乗れないような条約になっており、有効性に疑問を感じざるを得ない」(岸信夫防衛大臣)・・・有効性ある条約にしていくのが唯一の被爆国、日本の義務なんじゃないのか!!
スタート直後から4コーナーを回るまで、ピッタリとルメール鞍上のアリストテレスにマークされ、想定外のきつい競馬になったけど、競り負けない競馬センスはさすが・・・アッパレな無冠の3冠馬、コントレイルに拍手!!
アッパレとくれば、核兵器禁止条約がついに成立。昨日のエントリーでも書いたけど、「核兵器を非人道兵器とする国際規範」ができたことの意味は本当に大きい。ああ、それなのに、ペテン師の弟・岸君が「核保有国が乗れないような条約になっており、有効性に疑問を感じざるを得ない」だとさ。
「核保有国が乗れないような条約」って言い草がなんともこの男の政治家としての品格のなさを物語ってますね。それはともかく、唯一の被爆国として、「乗れない」核保有国とあの手この手で交渉して、核兵器禁止条約を世界のルールとして確立していくのが、日本が国際政治の舞台で果たすべき役割なんじゃないのか。
・核兵器禁止条約が発効へ 批准数「50」に到達、不参加日本の姿勢問われる
核に関しては、唯一の被爆国としての立場で、日本は大きな発言力を持ってしかるべきなんだね。日米安保でアメリカの核の傘に保護されてるから言えた義理じゃない、なんて話もあるけど、法的には何の制約もないはずなんだね。個人的には核の傘なんか幻想だと思ってるけど、核の傘が仮にあったとしてもそれを利用しつつ、その裏では核廃絶を訴えるというしたたかさが必要なんじゃないのか。それこそが、戦争放棄した憲法を持つ国だからこその融通無碍な外交だと思うけどねえ。
核兵器禁止条約の発効決定について防衛相「核の保有国が加われないような条約で、有効性に疑問」ーーこれが唯一の戦争被爆国の言葉か?核保有国にも参加を呼びかけるのが日本の役割だ。
— 山添 拓 (@pioneertaku84) October 25, 2020
条約は、保有国にも参加の道を開いている。内容すらきちんと把握していないのではないか。https://t.co/0QMzfBmawO
核兵器禁止条約の国連会議で思い出すのは、空席の日本政府席に置かれた折り鶴。「もしあなたがここに居れば」と書かれていました。ICANのみなさんが作ったものとのことでしたが、これは世界の市民社会、多くの国々の共通の声ではないでしょうか。 https://t.co/HbD3AEQg1r
— 志位和夫 (@shiikazuo) October 25, 2020
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